壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
昌幸「太平の世なんか糞喰らえや!」信幸「お前もかよ」
家康「氏政殿を説得してくれ! 頼んだぞ! 源次郎」
先週、とうとう↑のようなとんでも台詞が飛び出した真田丸。
多少の主人公ageはしょうがないと思いつつも、先週は結構引きました。あちゃーやっちまったか! と。
沼田評定はギリOKでも、これはアウトだったらしい。自分の判断基準って何なんだろな? と思いつつ今週大河。予想通り、氏政さんサヨナラ回でありました。
源次郎との対面時と、降伏後の全てを悟った時の風情がまるで別人なのは、さすがは大河の常連。お見事でした。
どちらのシーンも見応えがありました。
源次郎とのシーンは、追い詰められた氏政の憔悴っぷりもそうですが、氏政が源次郎に話す「この城は難攻不落! この城にさえ籠っていれば勝てる!」という言葉が、まんま大坂の陣の豊臣方の台詞だよなあと、先のことを色々考えてしまいましたし、
昌幸たちとのシーンは、プライドを捨ててでもとにかく家を守り、機会をうかがうことを決めた者たちと、捨てられなかったプライドに殉ずる者の、それぞれの想いがひしひし伝わってきてねえ。
まあ普通に考えりゃ、すっごいファンタジーですけど、それでもあの場にいた全員の心情がひしひしと伝わってきて、それぞれいいシーンだったと思います。
それから何気に、昌幸たちを待つそれぞれのお付きたちの会話。その後、帰ってきた主とのやり取りが妙にツボでした。
特に、景勝&直江コンビはね。最高でした。
殿を待つ直江さん「とにかくもかくにも、殿がまた、しちめんどい約束してこないかスゲー心配」
↓
直江さん「じぃーーーーーーーー」
景勝「…………や、約束なんかしてないよ! ホントだったら!」
仲いいな、お前ら。いいぞ、もっとやれ!
そういや、前回再登場した小山田さん。やっぱりほのぼのしてていいなあ。
城を大軍に囲まれてるのにね……分かってるんだろうか? この人ってくらい。
てか、源次郎。「姉上は生きてるよ。ぜひ上田に行ってみてね!」と軽く言ってましたが、え? 小山田さんが真田に戻って大丈夫なの? 昌幸パパ許してくれたっけ? というか、姉ちゃんが記憶喪失なこと教えておけよ! 再会時に「このヒゲ誰?」と真顔で言われたら、小山田さんが泣いちゃうだろ!
で、小山田さんと再会した蔵で、利休が北条に売りつけた鉛を発見する源次郎。
(源次郎が小田原城に行ったのは、①氏政に逢うため②小山田さんと再会するため③利休が北条とも商売をしていたことを勘付かせるため……と、少なくとも三つの目的があったらしい。ただの主人公ageで終わらせないのはさすがですなあ)
戦が終わった後、大谷さんに報告し現場に駆けつけるも、その時には逃げられた後……て、つくづくこの大河の利休は俗物だなあ。茶人というよりも商人って感じで。
この利休と秀吉の確執、切腹騒動はどんな感じになるのか。今から楽しみです。
さて、前回から伊達さんが登場されたわけですが……実は小田原攻めということで、「独眼竜」を見直したんですが、勝秀吉との対面シーン。あれはやはり何度見てもいい! 大河屈指の名シーンですわ。
で、思う。このシーンに真っ向勝負して勝つとか無理やと(あんなプレッシャー、勝秀吉じゃなきゃ無理!)それに、今回伊達さんは脇役ですからね。こんくらいの扱いでいいのかなあと思ってみたり。
けど、滑稽なほど陽気にずんだ餅を作る様は、源次郎に無念さを語った時より、無念さが伝わってきたなあ。氏政、家康、景勝たちと同じく、悔しかったろうなあ。
さて、次回は鶴松ちゃんが……みたいですね。いや、その前に利休かな? 今までとは一味違う利休の最期、楽しみです。
>web拍手レス
6月13日23:18 kou様
いつもコメントありがとうございます。今週大河、高嶋さんの演技が光る回でしたね。しかし、おっしゃるとおりトップに立つというのはこれほどまでに辛いことなのかと思う回でもありました。正直、皆百姓上がりの秀吉なんかに従いたくないし、まだまだ天下への夢が見たいって思ってるんですよね。けれど、当主はそのプライドも野心も御家を守るためなら捨てなきゃならない。家康たちは捨てたわけですが、氏政は……。小田原城の廊下で黙って控えているたくさんの兵を見ると、氏政がしでかしてしまった罪の重さが際立ちますね。辛いです。さて滅亡回はどうなりますか。横溝映画、いいですよね。あのレトロ感と陰鬱加減がたまりません。ちなみに、私の職場の同僚さんも金田一が大好きで、スケキヨのクリアファイル(!)を愛用しています。素晴らしい愛情です(笑)今の役者さんだと昭和のドロッと感を出すのは難しい。確かに、おっしゃるとおりだと思います。何がどうと言われると難しいんですけどね。
COMMENT