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色んな意味で魅せてくれた大森半平太

先週の日曜、私はあまりに支離滅裂なとんでも脚本に噴火しそうな程頭に血が上りまくってそれに対しての怒りばかり感じておりましたが、今こうして落ち着いてくると……思い出すのは大森半平太のことばかりだったりします。

何だかとても不思議な感覚です。

主人公age要員として徹底的になされたsage描写、製作陣の的外れ極まりない武士道観、これっぽっちもない歴史上の人物への畏敬の念、オリジナルキャラとしてみても迷走しまくったキャラ設定……などもろもろの理由からストーリー的にみれば決して好きになれるキャラじゃないんですけどね。いや、むしろ出た瞬間にチャンネル変えたくなる程だっていってもいい。

それでも最後の最後まで目が離せなくて、嫌いになれなかったなんてねぇ。

そして今思い出されるのは収二郎や富さんとのシーンは言うに及ばず、駄目描写の合間合間のほんの一瞬に見せた、はっとさせるような表情(一人で遠くを見て目を細める仕草とか、ふと見せる笑顔とか)……時間が経てば経つほど際立っていきます。

それらを思いながら、牢で和助に礼を言い、切腹に臨む一連のシーンを思い出すと今更泣けてきました。
嗚呼、こんなにも一瞬一瞬、この方は全力で武市半平太を体現されていたんですね。

そんでもって今日、実は牢で和助に礼を言ったシーン(実際、武市さんが言った科白だそうですね)は大森さんが是非にと言って入れたモノだったと聞いて別の意味でじーん。

この方は本当に何処までも誠実に真摯にこの「武市半平太」に向き合われたのでしょうね。だからこそ、こんな破たんしたキャラ設定でありながら、こんなにも心に残る人物を作り上げることができた。これって物凄いことだと思いますし、このドラマを超えて実在の「武市半平太」への敬愛の念をしっかり感じることができました。

この念が十分の一でも脚本家さんにあったら……そう思うと残念で仕方ありませんが、それでも改めまして大森さん本当にお疲れさまでした。そして素晴らしい演技をありがとうと言いたいです。

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