壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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saw3<ねたばれ>
「お前は、赦すことが出来るのか? 変わることが出来るのか……?」
【あらすじ】:殺人現場に呼び出された女刑事ケリーは、鎖に繋がれ、爆弾で飛び散った死体を目撃する。死体が行方不明の同僚ではなかったことに彼女は胸をなでおろすが、ジグソウはもう動けないはずだったことから、誰の仕業なのか疑問を抱く。その夜、ケリーは何者かに拉致され、気がつくと地下室に監禁されていた。
……ということで、ついに見てしまいましたよ。saw3!
って、世間にしてみればかなり今更ですね。レンタルではもう旧作になってたし。
しかしね。見るまでにはそれなりの心の準備が必要だったんですよ!
だって、ネタバレなしのレビュー読んでみたら、「グロさは1,2の比ではない」とか「この映画を観る2,3時間前は何も食べない方が良い」だなんて書いてあるんですもの!!
洒落になりません。私は元々スプラッタは苦手なんです。グロさが見たいんじゃない!!あの1で味わった鳥肌の立つのような驚愕が欲しいだけなのぉおおお!!!
で、今回ようやく覚悟が出来て見た訳ですが……え~、すいません。前半三十分はほとんど両目を覆ってました、音のボリュームも下げました(←チキン!!!)
だってだって!!えぐすぎるんだもの(号泣)
まぁ最初に思ったのは、「おや? マシューズ刑事の吹き替え、今回は山路さんじゃないのか?」でしたが(←哀しい声フェチの性)
もう、ホント前作とは比べモノにならないくらい直接的なグロでエグです。肉が裂けるわ爛れるわぶっ飛ぶわ、骨が砕けるわ折れるわ……しかも物凄い痛い思いしてゲームに勝っても生き残れないって……洒落にならねぇよ(ガタブル)
まぁ、それは今回のゲームはもう末期ガンで虫の息のジグソウの弟子、アマンダちゃんが仕掛けたモノだったからってことなんですがね。
お師匠・ジグソウが仕掛けるゲームの場合。何処までも狂っていて、はた迷惑なことこの上ないなりにも、殺害が真の目的ではありませんでした。
生きていることの尊さを感謝しない連中に、血を流して生還することで生の素晴らしさを教える。これこそが真の目的で、ちゃんと助かるチャンスを与えていました。
しかし、アマンダちゃんにはそれが一切ない。血を流し、用意された試練をクリア出来たとしても、助かる道はなく、単なる殺人ゲームになってしまっていました。絶対自ら手を下さないというジグソウのポリシーを完全に破って……。
この行為。色んな見方が出来ると思いますが、私は何となく、アマンダは殺人ゲームの悦びに目覚めたのだと言うよりも、誰もゲームに勝たせたくなかったという気持ちの方が強かったんじゃないかと思います。
もし、誰かがゲームに勝てば、お師匠さんはその人間にも自分と同じように目をかける。そして、いつか自分ではなく、その人間に肩入れするようになるのではないかと、怖れていたのではないか。
女医さんの手を握ったりするだけで、嫉妬で激情してしまう程、彼への執着心・依存度は凄まじいモノがありましたから。
そして、嫉妬と自己嫌悪に凝り固まって最終的にあんな結末になってしまったんじゃないかと。
で、もう一人のゲームの主人公、ジェフ。彼もそんな感じだったような気がします。
自分の息子を殺した、または死を軽く見た憎い人間たちが目の前で死んでいくのを見て、復讐や殺人という行為がどれだけ惨たらしくて、意味をなさないものなのか、何度も垣間見たはずなのに、結局ジグソウを赦すことは出来なかった。
そして、
人は結局、何も変われない。
そんな皮肉をバーンと叩き付けて、映画は終わる訳ですが……う~ん。
巷で言うほど駄作……ではないです。1には圧倒的に劣りますし、グロ過ぎるし、突っ込みどころも多いんですが、内容はしっかりしてました。
ジグソウがこのゲームを続ける意味。それを深く考えてしまいました。
最初はどんな理由を並べても結局は健康な人間が憎くて、ほとんど逆恨みな気分でゲームを仕掛けているだけなのかと思ってましたが、どうもそれは違うようで本当は彼は救われたくてやっているんじゃないかと。
何をどう救われたいのか、上手く説明は出来ませんが今回はそれを強く感じました。
嗚呼、けどこれ、この後どうなるんだろう? 続くんだろうなぁ。色んな伏線残して終わってるし。ってか、ゴードン先生は本当にどうなったの???
多分次も見るんだろうなぁ、自分。しかしどうか、これ以上……グロさがパワーアップしませんように!!
さて、今日の朝見て吃驚したんですが、「不実者」シリーズのリンクが「不可解な男」シリーズになってましたね。迷惑をお掛けしました(低頭)
web拍手レス
7月15日0:40 おたくのサイト…の方
多分、初めてのご来店の方だと思いますが、ご指摘下さいましてありがとうございます。
そうですか、小説ページが分かりづらい。確かに……ごちゃごちゃしているかもしれませんね(汗)
もっと分かりやすいように折りを見て、修正するようにします。
【あらすじ】:殺人現場に呼び出された女刑事ケリーは、鎖に繋がれ、爆弾で飛び散った死体を目撃する。死体が行方不明の同僚ではなかったことに彼女は胸をなでおろすが、ジグソウはもう動けないはずだったことから、誰の仕業なのか疑問を抱く。その夜、ケリーは何者かに拉致され、気がつくと地下室に監禁されていた。
……ということで、ついに見てしまいましたよ。saw3!
って、世間にしてみればかなり今更ですね。レンタルではもう旧作になってたし。
しかしね。見るまでにはそれなりの心の準備が必要だったんですよ!
だって、ネタバレなしのレビュー読んでみたら、「グロさは1,2の比ではない」とか「この映画を観る2,3時間前は何も食べない方が良い」だなんて書いてあるんですもの!!
洒落になりません。私は元々スプラッタは苦手なんです。グロさが見たいんじゃない!!あの1で味わった鳥肌の立つのような驚愕が欲しいだけなのぉおおお!!!
で、今回ようやく覚悟が出来て見た訳ですが……え~、すいません。前半三十分はほとんど両目を覆ってました、音のボリュームも下げました(←チキン!!!)
だってだって!!えぐすぎるんだもの(号泣)
まぁ最初に思ったのは、「おや? マシューズ刑事の吹き替え、今回は山路さんじゃないのか?」でしたが(←哀しい声フェチの性)
もう、ホント前作とは比べモノにならないくらい直接的なグロでエグです。肉が裂けるわ爛れるわぶっ飛ぶわ、骨が砕けるわ折れるわ……しかも物凄い痛い思いしてゲームに勝っても生き残れないって……洒落にならねぇよ(ガタブル)
まぁ、それは今回のゲームはもう末期ガンで虫の息のジグソウの弟子、アマンダちゃんが仕掛けたモノだったからってことなんですがね。
お師匠・ジグソウが仕掛けるゲームの場合。何処までも狂っていて、はた迷惑なことこの上ないなりにも、殺害が真の目的ではありませんでした。
生きていることの尊さを感謝しない連中に、血を流して生還することで生の素晴らしさを教える。これこそが真の目的で、ちゃんと助かるチャンスを与えていました。
しかし、アマンダちゃんにはそれが一切ない。血を流し、用意された試練をクリア出来たとしても、助かる道はなく、単なる殺人ゲームになってしまっていました。絶対自ら手を下さないというジグソウのポリシーを完全に破って……。
この行為。色んな見方が出来ると思いますが、私は何となく、アマンダは殺人ゲームの悦びに目覚めたのだと言うよりも、誰もゲームに勝たせたくなかったという気持ちの方が強かったんじゃないかと思います。
もし、誰かがゲームに勝てば、お師匠さんはその人間にも自分と同じように目をかける。そして、いつか自分ではなく、その人間に肩入れするようになるのではないかと、怖れていたのではないか。
女医さんの手を握ったりするだけで、嫉妬で激情してしまう程、彼への執着心・依存度は凄まじいモノがありましたから。
そして、嫉妬と自己嫌悪に凝り固まって最終的にあんな結末になってしまったんじゃないかと。
で、もう一人のゲームの主人公、ジェフ。彼もそんな感じだったような気がします。
自分の息子を殺した、または死を軽く見た憎い人間たちが目の前で死んでいくのを見て、復讐や殺人という行為がどれだけ惨たらしくて、意味をなさないものなのか、何度も垣間見たはずなのに、結局ジグソウを赦すことは出来なかった。
そして、
人は結局、何も変われない。
そんな皮肉をバーンと叩き付けて、映画は終わる訳ですが……う~ん。
巷で言うほど駄作……ではないです。1には圧倒的に劣りますし、グロ過ぎるし、突っ込みどころも多いんですが、内容はしっかりしてました。
ジグソウがこのゲームを続ける意味。それを深く考えてしまいました。
最初はどんな理由を並べても結局は健康な人間が憎くて、ほとんど逆恨みな気分でゲームを仕掛けているだけなのかと思ってましたが、どうもそれは違うようで本当は彼は救われたくてやっているんじゃないかと。
何をどう救われたいのか、上手く説明は出来ませんが今回はそれを強く感じました。
嗚呼、けどこれ、この後どうなるんだろう? 続くんだろうなぁ。色んな伏線残して終わってるし。ってか、ゴードン先生は本当にどうなったの???
多分次も見るんだろうなぁ、自分。しかしどうか、これ以上……グロさがパワーアップしませんように!!
さて、今日の朝見て吃驚したんですが、「不実者」シリーズのリンクが「不可解な男」シリーズになってましたね。迷惑をお掛けしました(低頭)
web拍手レス
7月15日0:40 おたくのサイト…の方
多分、初めてのご来店の方だと思いますが、ご指摘下さいましてありがとうございます。
そうですか、小説ページが分かりづらい。確かに……ごちゃごちゃしているかもしれませんね(汗)
もっと分かりやすいように折りを見て、修正するようにします。
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