壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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STAY -ステイ-
そのリアルを疑え。
現実が消えていく世界で、僕らはどんな愛を知るのか?
「STAY」:留まる; (…の間)滞在する; 泊る; 立止まる; 待つ; …のままである; 持ちこたえる, 持続する ((with)); 支える; (くい)止める; (食欲などを)満足させる; (判決などを)延期する; 長居する ((out)).>
こういうサイコ系と言いますか、心理学ちっくなジャンルが好きなので借りてみました、「STAY」!
話のあらすじとしましては、精神科医サムの患者、美大生のヘンリーが「三日後の誕生日に自殺する」という言葉を残して、失踪。
サムは彼を救おうとヘンリーを捜し始めるが、奇妙なことが起こり始める。
同じ場所、同じ時間、同じ子どもが何度も風船をなくすデジャブ。
死んだはずのヘンリーの母親との会話。
「ヘンリー」と自分を呼ぶ、自殺未遂の過去を持つ恋人。
サムの短すぎるズボンの裾(←?!?!)
そして、最後には全ての現実が歪み始め……ってな、感じのお話なのですが、私は最初、これは「ファイトクラブ」系統の話かな?と思って見てました。
なにせ、サムとヘンリーが話してる時はいつも二人きりですし、ヘンリー関係者は皆、サムをヘンリーだと勘違いしてましたから。
しかし、その割に二人ともきっちりとした自分の生活があり、サムがヘンリーのことを別の人に話しても不思議がられないってとこからして、「ファイトクラブ」オチではないらしく……。
と、考えてる間に話がどんどん混乱していきます。
何度も繰り返されるデジャブに双子や三つ子ばかりの生徒の教室、
いないはずの赤ん坊の泣き声、
「ママ、この人死んじゃうの?」と何度も指差してくる風船を持った子供、
意味深な言葉の繰り返し、
不意に現れるとある車内の光景。
これが断片的にぐるぐる回り続けて、最終的なオチに来る訳ですが……正直言いまして、一回見て、終わった時は「ぽか~ん状態」で何が何だか理解するまでに随分時間がかかりました。
で、それでもよく分からなくてさっき二回目を見まして、ようやく分かったって感じです。
いやぁ、この話は本当に頭……いや、頭じゃなくて、感性というか感覚が求められます。
おそらく、頭でこの映画を理解しようとしたら、途中で「なんかスゲー考えるのが馬鹿馬鹿しい!」とか思って、酷く底の浅い映画だと思えるんじゃないかなぁ。
だから、出来るだけ理屈で考えずに見た方がいいと思います。
そうしたら、あの不可解で一見意味がなさそうなモノも全部「彼」の悲哀と助けを求める悲鳴に見えて来るんじゃないかなと…。
決して大衆向けな映画ではないと思いますが、私的は好きな話でしたv
現実が消えていく世界で、僕らはどんな愛を知るのか?
「STAY」:留まる; (…の間)滞在する; 泊る; 立止まる; 待つ; …のままである; 持ちこたえる, 持続する ((with)); 支える; (くい)止める; (食欲などを)満足させる; (判決などを)延期する; 長居する ((out)).>
(goo辞書より)
こういうサイコ系と言いますか、心理学ちっくなジャンルが好きなので借りてみました、「STAY」!
話のあらすじとしましては、精神科医サムの患者、美大生のヘンリーが「三日後の誕生日に自殺する」という言葉を残して、失踪。
サムは彼を救おうとヘンリーを捜し始めるが、奇妙なことが起こり始める。
同じ場所、同じ時間、同じ子どもが何度も風船をなくすデジャブ。
死んだはずのヘンリーの母親との会話。
「ヘンリー」と自分を呼ぶ、自殺未遂の過去を持つ恋人。
サムの短すぎるズボンの裾(←?!?!)
そして、最後には全ての現実が歪み始め……ってな、感じのお話なのですが、私は最初、これは「ファイトクラブ」系統の話かな?と思って見てました。
なにせ、サムとヘンリーが話してる時はいつも二人きりですし、ヘンリー関係者は皆、サムをヘンリーだと勘違いしてましたから。
しかし、その割に二人ともきっちりとした自分の生活があり、サムがヘンリーのことを別の人に話しても不思議がられないってとこからして、「ファイトクラブ」オチではないらしく……。
と、考えてる間に話がどんどん混乱していきます。
何度も繰り返されるデジャブに双子や三つ子ばかりの生徒の教室、
いないはずの赤ん坊の泣き声、
「ママ、この人死んじゃうの?」と何度も指差してくる風船を持った子供、
意味深な言葉の繰り返し、
不意に現れるとある車内の光景。
これが断片的にぐるぐる回り続けて、最終的なオチに来る訳ですが……正直言いまして、一回見て、終わった時は「ぽか~ん状態」で何が何だか理解するまでに随分時間がかかりました。
で、それでもよく分からなくてさっき二回目を見まして、ようやく分かったって感じです。
いやぁ、この話は本当に頭……いや、頭じゃなくて、感性というか感覚が求められます。
おそらく、頭でこの映画を理解しようとしたら、途中で「なんかスゲー考えるのが馬鹿馬鹿しい!」とか思って、酷く底の浅い映画だと思えるんじゃないかなぁ。
だから、出来るだけ理屈で考えずに見た方がいいと思います。
そうしたら、あの不可解で一見意味がなさそうなモノも全部「彼」の悲哀と助けを求める悲鳴に見えて来るんじゃないかなと…。
決して大衆向けな映画ではないと思いますが、私的は好きな話でしたv
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