古畑任三郎ファイナル第一弾！（ネタバレ注意）

西園寺君、今泉君の家に行ったことあるんだ！
てっきり仲悪いと思ってたら、実は家行く程仲が良かったのか！…と、軽い衝撃を受けつつ見た古畑第一弾ですが…う～ん、最後がなぁと言うのが正直な感想だったりします。

最初はとても面白かったんですけどね。
天馬先生が教え子の音弥君を使って、自分は一切手を汚すことなく、殺人を成功させたまでは…否、百歩譲って事故と見せかけて音弥君をこれまた自分が手を下すことなく殺したまでは。

けど、後が…古畑と先生の対決シーンがどうもなぁ。

最後の最後で先生がかなり俗っぽくなってしまったのが私的にはとても残念でした。
私としては古畑に「これ程見事な完全犯罪を私は知らない」という古畑が称賛しようと最後まで善人の皮をかぶって白を切り通すか、犯行は認めるけど、「完全犯罪を成し遂げ、山の自然を守ることが出来ても何故か虚しい」と哀愁を漂わせて欲しかった。
あんなに古畑の称賛に素直に喜んじゃこれまでの完全犯罪者っぷりが……！
で、もしあんな喜び方するんだったら動機は最後まで山を守るためにして欲しかったなぁ。
その方が異常性が出てて良かったような（←ええ？！）

それに最後…やっぱり逮捕されるんですね↓（←ええ？！）

まぁ、古畑なんだから当たり前なんですがどうも私は一度でいいから犯人が古畑に勝つ姿を見たいようで、今回も凄く残念でした！
ちっ！結局古畑の勝ちかよ！みたいな！
…いや、別に古畑が嫌いな訳ではないのですが（けれど、殺害後15年ってもう時効のような気もするんですけど、どうなんでしょう？そのへん…）