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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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「疫病神が守護します。」第3話 配信スタート!

拙作「疫病神が守護します。」第三話が、「花丸発のwebマガジン 花丸漫画 花丸小説」様にて配信スタートされております。

他の配信サイトさまでも配信中。
よろしくお願いします!


タイトル : 「 疫病神が守護します。 3 」
イラスト : 北宮みつゆき先生




     


『 タツ(三百歳・元座敷童のヤンキー疫病神)×嘉島歩(17歳・天涯孤独の高校生) 』



「 はは。たっちゃんはホント、呆れるくらい心配性 」



【あらすじ】座敷童のたっちゃんが消えてしまったあと、椛と牡丹という二人の疫病神に目をつけられ、歩の陰気を高めるために祖父母や母が命を落としたと知らされた歩。さらには、彼らに強い呪いをかけられてしまった。それを知ったタツは、歩の呪いを解こうと尽力してくれるけれど、タツと共にいたいという想いがある限り、呪いを解くことができないと言われ……。歩のとった行動は!?心配性なヤンキー疫病神×天涯孤独の高校生の運命の恋!


今回はこの話の悪役、椛さんと牡丹さん初登場です。
あらすじにあるとおり、歩くんが不幸なのはこの二人のせいです。

とはいえ、この二人は別に、人の不幸が大好き! 苦しめ~v という方々ではありません。

人間は苦しめば苦しむほど、美味しい気を発してくれる。だから苦しめてる。


椛&牡丹「そう。僕たちはただの美食家さ!」


より美味しいものが食べたい。だから、香辛料ふりかけるように人を不幸にする。
こういう、感覚が一般常識とずれている悪役も好きなので、この二人は書いてて楽しかったです。

ちなみに、二人の名前、椛&牡丹はお肉の名前から取りました。どこまでも食にこだわる!


そんな二人に目をつけられてしまった歩君をたっちゃんは守れるのか。

GWのおともにでも購入していただけますと幸いです!


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幽霊斉彬「歌います。『魅せられて』」

先週、ナベケン斉彬様をブザービートナレ死によって秒殺するという暴挙に出た「西郷どん」ですが……いや、待て! さすがにあれで終わりはないだろう。

今週冒頭で、久光を臨終の席に呼んで「後のことを頼む」と託す斉彬の場面がちょっとでもあるはず! ……なんて思った私はとんだ間抜けだった。

そんな場面は一切なく、いまだに小汚い着物着て、「ようやく殿を京都に迎える準備ができたぞ、イエーイ★」とはしゃぐ西郷の元に、斉彬死去の報せが来ただけで終わる。

西郷「嘘じゃ……こんなの嘘じゃ!!(号泣)」
そう絶叫して泣きたいのはこっちだよ!!!

が、そんな私を置き去りにして、今回もこのドラマは超スピードで話を展開していきます。

・斉彬の死を聞いても追い腹をかくこともなく、西郷まい進。「斉彬様が死んだから、薩摩はもう駄目。当てにならん。水戸に挙兵してもらう!」と、唐突過ぎるにも程があることを言い出す。

・「ってことで、勅命出して!」と、月照さんたちに「とりあえず生二つ!」ばりの軽いノリで要求。すると、次の瞬間には即座に出ている。この世界の勅命、簡単に出過ぎ。

・一生懸命、江戸へとひた走る西郷の図。先週も一生懸命薩摩へとひた走る西郷の図を流したが、とにかく何か一生懸命やってるとこ見せとけば大丈夫やろと思ったら大間違いや!

・直弼に「俺がこれ以上好きにはさせない!」とどや顔で啖呵切るヒー様。将軍になると宣言しておきながら、先週直弼がどんだけ好き勝手やっても一切出て来なかったくせに、今更何ほざいてんだ、こいつ。としか思えない。

・ヒー様とのシーン「恐れ入りたてまつりまする」一点張り。水戸のご隠居とのシーン「恐れ入りたてまつりまする」一点張り。面白いと思ってんのか。

・ヒー様「およし。俺と一緒に逃げないか?」お前将軍になるっつったくせに何ほざいてんだ。

・ヒー様「水戸は今、挙兵できるような状態じゃない! 大変なんだ!」じゃあなんでお前は相変わらず遊郭来て、あまつさえ、馴染みの遊女に「一緒に逃げよう」とかほざいてんだ。

・ヒー様「俺がやれるだけのことはやった。諦めよう!」お前が将軍になるために何を頑張ったのか全くに記憶にないぞ。

・ヒー様「およし。俺のこと、待っててくれないか?」およし「うん。いつまでも待ってる」
いや! 見受けしろ。待たせてる間、およしは他の男に抱かれまくるんだぞ? で、下手したら、病気移されたりしてあっさり死ぬかもしれんのやぞ! 遊郭はそういうとこや! 

・西郷。このタイミングで「殿のいない世に生きていてもしかたない」と自害しようとする。え? その理屈なら、斉彬の死を聞いた直後にするもんじゃね?

・月照さんが死のうとする西郷を説得。が、月照さんと西郷の関係が希薄過ぎて全然乗れない。
そういや、原作だとここでBL展開になるんだっけか? ……まあ、なくて正解でしょう。西郷が男でもいける描写も、月照さんとの絆もろくに描いていないこの状況でそんなもんぶち込まれても引くだけです。

・乱暴すぎるダイジェストで安政の大獄がさくっと始まる。

・月照さんがなぜ捕縛されることになったのか、理由が曖昧すぎる。

・西郷「そうだ! 薩摩なら大丈夫! 薩摩に行こう!」ほんの数十分前、斉彬が死んだから薩摩はもう駄目だ。頼れないとか言ってたのにいきなりどうした。

・西郷「命をかけて月照さまをお守りいたします!!!」圧倒的描写不足のため、なぜ西郷がそこまで月照さんに肩入れするのかさっぱり分からず。

・西郷たちと別れた直後、左内さっくり逮捕。
 逮捕理由、すこぶる曖昧。去り際渡してくれた「僕が調合した薬」も何に効くんだか分からない。これらが表すとおり、長いこと出てたはずなのに左内というキャラがよく分からん上に愛着もなし。だから、捕まっても「ふーん」としか思わず。
 ついでに、西郷が死ぬ時かの人からの手紙を懐に忍ばせていたほどの友情が芽生えていたとも思えず。

・月照さん、せめてその紫のお召し物はやめたほうがいいのでは?

・シュンサーイ「おいたちが命に変えてもお守りいたしもす!」
来週が実に楽しみです。

・西郷とシュンサーイは髭ぼうぼう、髪の毛ぼうぼうなのに、月照さんだけずっと頭つるっぴっかん。おひげも生えず。

・手配書の似顔絵が全然似ていない件。

・月照さんを連れて逃走中にも関わらずまた「死にたい」とか言い出して、殿に貰った脇差で死のうとする西郷。
なんでこのタイミング? そして、命を懸けて守るといった月照さんはどうする。責任感の欠片もねえ!

・西郷「どうしてあたしを置いていったの? あなたのいない世界なんて(泣)」
なんだろう。この女みたいな台詞。

・ものすごいマントを羽織った斉彬幽霊登場。誰だ、あんなマント着せた奴。マントにしか目がいかない(爆)

・斉彬幽霊「西郷。お前は一体何を学んできたのだあ」
両手でマントを広げ、ジュディオングごっこをしながら歩いて来る斉彬幽霊。笑いが止まらない。

・「殿ぅ(号泣)」と抱きつこうとする西郷をマントで包み込んで消える斉彬幽霊。だから、そのマントは一体何なんだ(爆)
 
・西郷「分かりました、殿。俺は生きます!」
あのマントに包まれただけでなぜその結論に至ったのか、常人の私には全く分からない。

・とにもかくにも、殿に生きることを誓った西郷。しかし来週のサブタイは「西郷入水」
殿への誓いとは一体。


ということで、今回も訳分からん回でした。特に、西郷の心の変化がねえ。

斉彬がいない世界には生きている意味がないと言うなら、斉彬の死を知った直後に死のうとしないとおかしいし、月照を命に代えても守ると言いながら、また死のうとするのもおかしい。
で、最後殿に生きることを誓ったくせに、来週は月照さんと死のうとする。

頼むから、せめて主人公の思考回路くらい破たんなく描いてくれ!

そして、ナベケンさんに何の恨みがある! あんなジュディオングごっこする、訳分からん幽霊として再登場させるくらいなら、

BJ「どうしてわざわざ二回も殺すんだっ なぜあのまま死なせてやれなかった! ?」

こんな気持ちでいっぱいです。

それにしても……「西郷入水」? はて? どっかで聞いたことがある響き。と思って、「翔ぶが如く」DVDの裏面を確認してみる。

「第12回 吉之助入水」

完全にパチってるじゃねえか!!!



 
>web拍手レス
4月23日00:36  kou様 
いつもコメントありがとうございます。今週大河、まさかねえ。世界のナベケンさんをあんなふうに死なせるなんて、とんでもない暴挙です。他にも、慶喜を将軍にできなかったからって全部を投げ出したり、ものに当たったり……これのどこが名君だというのか。政治描写もいい加減、直弼の描写もただ「ほら、こいつは悪い奴ですからね!」以外何もないようなキャラだし……ホント、このドラマはどこまで突き抜けていくんでしょうね(遠い目)そして、再来年大河。こんな上手い話があってたまるか! という想いもありますが、やはり期待せずにはいられません。ハセヒロさんなら演技に問題ないですし、何より脚本家さん! 太平記の方なら、これまであまり描いてこなかった、義昭たちとの京都での動きとか面白くやってくれるんじゃないかなとワクワクが止まりません。やっぱりね、おっしゃるとおり、いい加減、「料理全然やったことないけど頑張って作ってみまぁすw」と、素人が作った奇天烈な創作料理より、料理を愛し、熟知した職人の確かな料理が食べたいです、切実に。。。

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ある意味伝説回だよ。。。

2020年大河が光秀主役になるということで、これまでの光秀役で誰が一番はまり役かって話があちこち話題に上がってましたが、その中で結構多いのが、「国盗り物語」で光秀を演じた近藤正臣さん。

で、お恥ずかしながら、私は「国盗り物語」を一度も見たことがなかったので、ちょっと見てみたのですが……確かに、たくさんの人が推すだけあって近藤光秀格好いい! というか、平道三も高橋信長も火野秀吉も……皆格好いい! 
というか、ぶっちゃけ、初っ端OPからしてヤバい。なんだ、あの神曲。ぞくぞく来る格好良さ! しびれる!
タイトルがバーン! と出るあの演出も最高過ぎる。

と、打ち震えまくりながらの今週大河。別の意味で打ち震えました。

ちなみに、今回唯一よかったのは、家定と篤姫の何気ない語らいシーン。あのほのぼの感は嫌いじゃない。

そして、後のシーンは全滅……というか、後半になればなるほど惨たらしくなっていくってどういうことだ?!


・冒頭、先週のおさらい。「あなたを殺しに来た刺客の命を無駄にしないためにも、将軍になって!」という、「それは暴論でごわす!」以外の何物でもない超理論によって、「次期将軍に俺はなる!」と、井伊直弼にどや顔で宣言したヒー様……なのですが、今週一切出て来ないことに驚愕。
お前、将軍になるんだろ? だったら、直弼の陰謀全力で止めろよ。なんで、次期将軍が慶福に決まっても、ワンカットも出てこない。まだ品川宿で遊んでんの? ふざけんな!

・次の場面で、京に場面転換。いまだ、いい匂いがする坊さんということ以外何も分からない月照さんたちと一緒に、次期将軍はヒー様にという勅命が下りたと喜びあっている。
皆、「ようやくだね!」「ここまでくるのにスゲー大変だった!」としきりに言い合っているが、勅命を得るための工作シーンなんか一秒だってなかったから、何がようやくなのかさっぱり分からない。

・家定突然の昏倒。このドラマは突然倒れるやつが多過ぎる。
 そしてそこから、井伊直弼が大老になるまでの流れが、瀕死の家定を脅す直弼のシーンのみという……三分クッキング並の手軽さで表現される。しかも、鬼の面を持ち、背後に井伊家グッズを置いての大老就任。誰だよ、こんな演出したの。。。
 
・次期将軍が慶福に決まったと知った西郷、薩摩へトンボ返り……て! ……え? 西郷この時期薩摩に帰ったっけか? そして、帰って何をどうする気なの???

・薩摩に帰った西郷は、慶福が次期将軍になったことを報告……え? そのためだけにわざわざ帰ったの???

・斉彬はとっくに慶福の件を知っていた。西郷、圧倒的無駄骨! とか思ってたら、斉彬が超凹んでて、これでもう何もかも終わりだ。お前の職も解くから><とか言い出し……ケン・ワタナベが演じているこいつはどこのどいつだと本気で思う。

・西郷「江戸や京都を駆けずりまわってた……殿のお役に立ててると思ってた><」
 ……マジで?!(驚愕)

・西郷「万策尽きた!><」
 ……お前がしたことって、腹踊りとコピー本制作だけやん。

・大久保「何言ってる! お前はいつだって、すごいことをやってのけてきたじゃないか!」
 ……全く記憶にない。

・大久保「女の気持ちが分かりたいからと女の格好して、相撲で殿を投げ飛ばして……」
 それ全部創作じゃん! で、それのどこがすごいのかさっぱり分からん><

・ダラダラ流される、今週の西郷裸ショット。全くもって無意味なシーン。

・西郷、突如斉彬の元に突撃訪問し、京へ兵を向けてくれと進言。なんと、上洛の発案者は西郷! てか、上洛する理由がおかし過ぎるし、パッパラパー西郷がどうしてこんなこと言い出したのか全くもって意味不明。
 
・西郷のおかげで目が覚めたとか言い出す、島津斉彬と名乗る誰か。

・「西郷。先に京へ行け。俺も後から行く」分かりやす過ぎる死亡フラグ。

・斉彬と名乗る誰か「西郷。今からお前は俺になれ
何を言っているのか本気で分からない。てか、それは普通、久光に言うべきだろ!

・女装した三条公が出て来る。

・今回のサブタイは「殿の死」。だが、四十数分経過してもなお、ぴんぴんしてる斉彬と名乗る誰か。おいおい、タイトル詐欺かよ!

・と、思った残り時間三十秒。西田ナレ、ここでまさかの「この日、島津斉彬は亡くなりました」コール。瞬間、何の前触れもなく倒れるケン・ワタナベ。しかも、

「京で……西郷が、待って…いるんだ……西郷…西郷……っ」

などと、酷過ぎる台詞を吐きながら絶命!!
西田選手、見事なブザービートを決め、タイトル詐欺ならず!……って! ふざけんな!!!

西郷主役ドラマで、斉彬の死がブザービートナレ死とか洒落になんねえよ!!
しかも、あのケン・ワタナベを使って……どうかしているとしか思えない。

ということで、今回はもう……惨たらしい回でした。

歴史を知らない人には全くもってちんぷんかんぷんであろう、説明不足過ぎ&端折り過ぎの歴史パート。
前回「将軍に、俺はなる!」宣言をした慶喜が一切出て来ない。
慶福が次の将軍に決まったからって全部諦めて投げ出す斉彬。
西郷の言葉で目が覚め、西郷に「今からお前は俺になれ」などとほざく斉彬。
斉彬のブザービートナレ死。

アカギを軽く超える狂気の沙汰でした。
特に、斉彬の死にざまはやばかった。

ケン・ワタナベを斉彬に起用と聞いた時は、「秀吉」においての渡信長ばりの待遇と、劇的な死にざまを見せてくれると思っていたのに、朝起きたらなんか死んでたの風間父ちゃんばり雑な死に方。しかも、「西郷……西郷…」と呟きながら。。。


……早く、2020年にならないかな(現実逃避)


>web拍手レス
4月18日06:54  kou様 
いつもコメントありがとうございます。はい……とうとう父が陥落です。渡辺謙好きの父をもってしても、謙さん退場まで耐えられないとは。恐るべきドラマです。ホント、西郷隆盛はたくさん資料が残ってるはずなのに、どうしてこんなことになる?? 蒸しパンのたとえ、上手いですね。普通に堅実に作ればいいのに、従来どおりじゃ面白くないとか、ドラマなんだから史実どおりにしなくてもいいでしょう! という免罪符の名の元に、歴史をおざなりにし過ぎた結果がこの惨状。もう滅茶苦茶です。一体、N○Kはいつまでこの路線を続けるつもりなのか……と、うんざりすることしきりでしたが、ここへ来てまさかの「太平記」脚本家の採用!! 非常に嬉しいニュースです。主演もハセヒロさんとなかなかいいチョイスだと思いますし……期待したい(切実)


 

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そしてまた、性懲りもなく夢を見る

2020年NHK大河ドラマ 明智光秀主人公「麒麟がくる」主演は長谷川博己、脚本は池端俊策氏




次々回の主役は「立花宗茂」? という噂もありましたが……いやあ、前から名前は上がっていましたけど、ついにきましたね、惟任日向守!

きっと、決め手は「側室を一切置かず、奥さん一筋」だったからに違いない! ……と、思わなくもないですが(奥さんとのエピはいいのが多いですし)、明智かあ。
 
個人的には、「秀吉」の村上光秀が至高なんですよね。

生真面目さ。品の良さ。知的さ。イケメン度。悲壮感。愛妻家っぷり。病みっぷり。マザコンっぷり。
どれをとっても非の打ち所がない。

秀吉との友情関係。信長とどうしようもねえ関係もツボでねえ。実にいい光秀でした。


そこから考えれば、主演が長谷川さんというのは、非常にいい感じ!
長谷川さんならば、穏やかで品のいい光秀を演じてくれるはず!

で、問題の脚本ですが……大河第29作「太平記」を手掛けた池端氏。

これが期待せずにいられようか!
少なくとも……いや、確実に! 近年の大河枠でやってる何かよりは上!

「弟をごろじたァアアアアア‼‼‼‼」ばりの骨太大河を期待しております!

ということで、久々に心躍るニュースです。
 ……そうだ。記念に、今度買うDVDは「太平記」にしょう♪

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ヒー様「お前の話には命が籠ってない!」容保「自己紹介ですか?」

有馬父「おいはもう我慢ならん! 脱藩じゃ……脱藩じゃアアアア!!!」

私「待ってたもんせ。早まってはいかん! 有馬さぁあああ!


ということで、ついに父が脱落しました。

先週の「東京へ行ってあなた変わったわ><」とかほざいて絶叫する正助に激萎えからの、今回のあらすじ「井伊直弼が放った刺客が慶喜に迫っていた」コンボで心が折れた模様。

……
うん。気持ちすごい分かる。けどね、何と言うのかな。私の中のくだらないプライドが囁くの。

あの強敵『花燃ゆ』さえ完走できたお前が、『西郷どん』に負けるのかよ!」と。

というわけで、謎のプライドに急きたてられ、今週視聴に臨んだわけですが……父は正しかったという事実を叩きつけられました。
(ちなみに、今回は前半五分視聴できなかったのですが、OPあけ。西郷がもう単身江戸に来てたことに面食らう。え? 先週散々、正助が熊本に行く行かないと揉めてたくせに、アバンでそのエピ済ませたの? マジかよ、ふざけんな!)


・江戸に戻った西郷。あんまり殿様に見えない春嶽様より、ヒー様を将軍にするための画策を命じられる。なんで篤姫劇場の見切れギャラリーでしかなかった、キャバクラ常連客のこいつに、そんな重大ミッションが下されるのかイミフ。

・早速品川宿に場所を移して、左内とミーティング。なぜわざわざ場所を品川宿に変えるのか全くもってイミフ。藩邸のほうが全然いいだろ!

・「『ヒー様は素敵な人!』同人誌配布して、皆にヒー様を好きになってもらおう」作戦をどや顔でプレゼンするアホの子・左内と、その策に惜しみない賛美を贈るお花畑・西郷。こんなアホのトリプル役満コンビに一目置いてる斉彬&春嶽って一体(遠い目)

・キャッキャウフフしてる二人の元に、ヒー様乱入。あっさり本人に企み露呈。ここまででも最高に間抜けなのに、ここからさらに、西郷悪びれず、「この同人誌、マジ神本!」とヒー様に勧めるヒー様に本を破かれ、絶叫! というコンボを重ねる。

・ちなみに、本の内容は「慶喜は寝ている時でも武士の命である右腕を守れるよう、寝相を矯正したんだって! すごい!」という、微妙過ぎる内容。

・「どうしてキャバクラ狂いのアホボンボンの俺を将軍に推すんだ?」という、至極ごもっともな質問への答えが、「異国の脅威をよく分かってるから」のみ。えー。そのくらい、幕臣だってよく分かっとるがな。

・「左内どんが命がけで書いた渾身の同人誌が!(泣)」と、嘆き悲しむ西郷に、「コピーならいくらでもある!」とどや顔でコピー本を出して見せる左内。「左内どん、まじぱねえっす! 頭いい!」と絶賛する西郷。これ……左内は切れ者! とでも言いたいの? まさかね。。。

・それから左内と二人、品川宿でせっせとコピー本制作に明け暮れる西郷。何から突っ込んでいいのかもはや分からない。

・その最中、直弼からお茶のお誘いを受ける西郷。悪夢・江が脳裏を過る。

・直弼「なんでキャバクラ狂いのアホボンをそんなに推すのか理解できん」西郷「一筋縄ではいかん人だからええんや!」答えになってない。

・直弼「日本は今こそ、幕府を中心に一つにまとまらねばならぬ時。争っている暇はない」西郷「でも幕府腐ってるじゃん!」どこがどう腐ってるのか説明してみろ、同人誌職人。

・こんなアホの子をヘッドハンティングしようとする直弼。おまけに、断ったら家族がどうなってもいいのかとか言い出す。
西郷「これが、あの井伊直弼の言うことかよ! 腐ってやがる!」
この台詞、そっくりそのまま脚本家に叩き返してやりたい。

・ナレ「斉彬が建白書を出したことを知った西郷は」いや、何で知らないんだよ。そのへん、斉彬と話詰めとけよ。そして、この西郷は幾島と連絡取り合わないな。コピー本作ってる暇あったら、外の情報流してやれよ。

・本寿院「篤姫を御台所にしたのは、慶喜を次期将軍に据えるための陰謀か!」気づくの遅っ! というか、どうして本寿院が慶喜を……というか、斉昭が嫌なのかって説明あった?

・篤姫「皆が息災でいるためには、慶喜さまを将軍に!」家定「うん! 分かった!」ちょろいな。てか、家定に何か起こらなきゃ、慶喜は将軍にならないと思うのですが、それは。

・品川宿で寝てたら例のお面刺客に襲われるヒー様。品川宿のセキュリティはどうなっているのか。

・ヒー様が「助けてぇえ」と叫んだら当然のように飛んでくるアホの子コンビ。なに? お前ら品川宿に住んでんの? 

・刺客と堂々と渡り合う西郷。剣術できない設定はどこへいった。そして、こんなに大騒ぎしてるのに、なぜ誰も出てこない。

・「ひ、人殺し~~!」と叫んで、無様に逃げ惑うヒー様。全国の徳川慶喜ファンは怒っていい。

・ヒー様を助けるため、西郷、とっさに刺客を刺殺。初めての殺人に動揺し、「人を殺しちまったぁああ」と取り乱す。現代人ならさもありなんだが、薩摩隼人でこれはない。

・「おい! なんで俺を殺そうとした野郎なんか拝んでんだ!」こんな糞みたいな台詞を言わされる。全国の徳川慶喜ファンは怒っていい。

・「とりあえず、死体を川に流して隠ぺいしよう!」いや、なぜ隠す。井伊の手の者って分かってるなら、このことを公にして、直弼を失墜させればええやん。

・西郷「この刺客にも、俺たちと同じように、親兄弟がいて……」あ~「天地人」兼たんと同じ台詞。。。

・西郷「この刺客の命を無駄にしないためにも将軍になって!!!!
???「そいは暴論ごわす!!!!」
 
・なぜか、この超理論で目が覚めたヒー様。西郷と左内を引き連れ、直弼の元に押しかけて、「俺が将軍になる!」宣言をかます。なんだ、この絵面。ぶっ飛び過ぎだろ。てか、こんなに堂々と「将軍になる」宣言かましておいて結局なれないとか、恥ずかし過ぎるだろう。。。



ってことで、今回も突っ込んでいったらキリない回でした。
慶喜を次期将軍に据えるための工作が、キャバクラでせっせと同人誌制作オンリーとか、井伊直弼が西郷をお茶に誘うとか、エピもおかしいんですが、一番困るのは主人公サイドの言動に全然納得できないことです。

特に違和感なのが、熱烈な慶喜押し。
なぜ、あんなにも慶喜を推すのかさっぱり分かりません。

命が惜しいから将軍になりたくないだの何だのほざく割には、護衛も連れずに一人でキャバクラに入り浸り、刺客に襲われたら「きゃあ! 人殺しぃいい!」と叫んで逃げ惑う。
こんなに命が惜しいと連呼し、逃げてばかりなのは、例の件からの逆算で作ったキャラ設定なのかもしれませんが、それにしたって、こんな男のどこが日本を背負って立てるというのか。「外国の脅威をよく分かっているから」程度じゃ全然納得できない。
主人公たちがぜひにと推す人物なら、それ相当のキャラにしてくれと。

というか、ヒー様にしろ、西郷にしろ、命のやり取りに対してあまりにも現代人感覚過ぎる。
あの時代の武士は戦国のそれと違って云々って言われそうですが、彼らはただの武士ではない。一ツ橋家当主であり、二才頭を務めた薩摩隼人です。
それなのに、「きゃあ。人殺し~~!」だの「人を殺しちまったあああ」だの。。。

ああ……「八重の桜」の二心殿が恋しい。。。



>web拍手レス
4月11日22:08 kou様 
いつもコメントありがとうございます。kou様は特番をご覧になったんですね! というか、独眼竜のあのシーンを流しちゃったんですかっ?! そんなもん流したら、このドラマなんかあっという間に吹き飛んじゃうじゃないですか! 特番以降、このドラマの視聴率が下がって行ってると聞きましたが、まさかそれが原因?! で、今週大河は……阿部さんのあの存在の軽さは何なのでしょう。結局、老中であること以外ほとんど何も分からないままの退場。西郷主役大河でこれはひどい。てか、おっしゃるとおり、正助との喧嘩→仲直りエピは何もかもひどかったですね。茶番もいいとこです。確かに、薩摩で燻っていた正助は、江戸で活躍してきた西郷に焦りや憤りを感じていたと思いますが、だからってあんな中学生みたいな喧嘩させなくたって。無能な上に小物ばかりでホント渋い気持ちになります。こいつらは一体いつになったら成長するんでしょうねえ(遠い目)


>ブログweb拍手レス
4月17日00:30:01 匿名様
拍手&コメントくださいましてありがとうございます。おっしゃるとおり、このドラマはホント、緊張感がないですよね。人生の重大な決断をしようが、人が死のうが、何だか軽い。おまけに、政治的策略描写も皆無(篤姫が御台所になれるよう根回ししろ→キャバクラで裸踊り。慶喜が次期将軍になれるよう根回ししろ→キャバクラでコピー本作成)それに比べて、八重の桜の幕末編は非常に見応えがありました。それぞれの思惑が絡み合い、腹を探り合い……あの息詰まる感じをもう一度味わいたいものですが、この大河では……無理なんでしょうねえ。。。

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