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壱号ブログ

雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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ディープ・ブルー(ネタばれ注意)

「声の出演:K杉十郎太」という言葉にホイホイ乗せられて、久しぶりに視聴いたしました、「ディープ・ブルー」。

いやぁ、K杉さん。ホント、かっこいい!!!!(激愛)(←すいません、最近、K杉成分が不足してたもので)


この映画、何回も見てますが、そのたびに絶対こんな状況におかれたくないと力一杯思ってしまいます。

サメにあんなふうに食われるのも嫌ですが、何より私、運動音痴だし……泳げないんですよね。おまけに体力ないし。
だからサメに食われる前に溺れ死ぬか、衰弱死してるかも……ああ、そう考えると、サメがいなくても嫌だな。

ってか、こういう映画の人たちはなんであんなに運動神経抜群なんでしょうね。博士なんだろ? いつも試験管いじってるだけでしょ? なんであんなに運動神経いいのよ!!!(←それは聞いてはいけないお約束)


と、今までは人間側視点に立って鑑賞していたんですが……この話、サメ視点に立つと人間がかなりの悪役になりません?

人間の勝手な都合で遺伝子操作されて、知能と意思を植えつけられた三匹の彼ら。でも、意思が芽生えてしまったからこそ、狭い水槽の中に閉じ込められ、モルモットのように実験され続ける毎日はあまりに耐えがたい。

だからこんなところ抜け出して、自由になりたい! と思ったって仕方ないですよ…。

それで三匹で力を合わせて研究所脱出を図るも、一匹、また一匹と倒れていき、最後の一匹。
フェンスを越えた時、あのサメが「サメA、サメB! 見てるか? 俺たちはやったんだ! 自由を勝ち取ったんだ!」とか思いながら広い海に飛び出してたらと思うとかなり泣けるんですが…。

そしてやっと自由になれたと思った途端、爆死ってのもねぇ…(涙)

あれ? ……なんかサメ視点の方が、ドラマチックで面白そうじゃね?
三匹ともいいキャラになりそうな気がするし。

人間側のキャラはなぁ。いまいちな奴らが多すぎて…(←酷)

あ、でも好感持ててた主人公とコックが生き残るから、気持ちよく終われていいんですけどね。あの二人は好きなんですよね。いいキャラしてるし、かっこいいし。

最後、あの人が死んだのは何度見ても強引だなと思いますが……まぁいいか。そんなに好きじゃないし(←?!)


因みに、この映画を見てる最中、母が部屋に入ってきたのですが、その時ちょうどサメがキャラの一人の腕を食いちぎるシーンだったものだから、「あんたってどうしてそんなグロイのが好きなの?!」とドン引きされたのは秘密です・・・。


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なんてこったい!

先週大河でいきなりお元さんに「この仕事が終わったら俺と結婚してくれ!」という死亡フラグ以外の何物でもないプロポーズをして、光の速さでお亡くなりになり、私をポカーンとさせた池内蔵太さんですが……

なんとこの方。実は国に妻子がいた(史実)ことを今日知り、吃驚!

こ、こここれは酷い! 妻子ある身で「結婚してくれ!」とか何処の結婚詐欺だ! あのシーンだけでみれば純愛に見えたのに、ぶち壊しだYO!

妻子を捨ててお元と一緒になる気でいるとしてもねぇ……なんでも史実では、池さんは龍馬と違い低い身分の出だったそうで脱藩した時、家族はずいぶんと酷い責めを負い、それを大変気にしていたっぽいんですよね。

製作者の人たちはこのことを知らなかったんですかね? まぁウィキには載ってなかったけど(笑)

龍馬主役のドラマ作るのに、龍馬が後の海援隊を継がせてもいい! ってくらい可愛がってた池さんのプロフィール知らないってのもどうかと思いますが、知っててこんな話を書いたんだったら神経疑いますよ、ホント。

しかも重要なシーンとしてならまだしも、あんな唐突過ぎて感情移入もできないやっつけフラグなんかに……。

そういや、今。龍馬を切る(←「斬る」と書かないのがポイント★)人をプロデューサーさんが募集してるそうですね。「自薦他薦問わず、『オレに福山龍馬を切らせろ』という人がいっぱいいてありがたい限り」とか言って。
この科白聞いて、去年のプロデューサーと同じ香ばしい匂いがして仕方ない…。
……何よ、その「この小熊、抱いてみたい人ぉ~?」みたいな軽い感じ。長年取り組んできたドラマの主人公でしょう? 愛着ないのかよ…。

もうホントに悲しくなってきます・・・。

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9月19日02:02  千崎、きっと打ちのめされてるんでしょうね~… の方
拍手&復讐者へのコメントありがとうございます。いやぁ、まさしくおっしゃるとおりです。千崎は「明亮を守れるのは自分しかいない!」と思っていて、明亮を守ることで自分の存在価値を見いだしていたのに、実は明亮は自分がいなくてもちゃんとやっていけて、なおかつ自分が守られていた訳ですから、プライドその他諸々が完全崩壊してしまいました。その上、久留間のあの科白。オーバーキルもいいとこです。でも明亮がいないとこの人生きていけないんですよね(苦笑)果たしてどうすることやら。でも、明亮がここまで頑張ったのは千崎のためですから、ラストはおっしゃる通りの形にできたらなと思っておりますので、どうか次回もお付き合い下さいませ!

 
9月19日02:13  千崎のフォローは大変そう~… の方
拍手&拍手お礼SS「脳内割合」への(違ってたらすいません)コメントありがとうございます。千崎自身のことよりも1%フォローを多くするあたりが、明亮のささやかな皮肉です(苦笑)ただおっしゃるとおり、明亮は自分のフォローできる範囲内、または千崎自身に危険が及ばないものならほぼ笑って許しちゃう上に、楽しんでもいるので、そこまで苦には思っていません。まぁカプの愛のスキンシップみたいなものです(←嫌なスキンシップだな、オイ)


9月20日00:00  kou様 
いつもコメントありがとうございます。そうですね、今週大河は間違いなくワースト1ですね。何もかもが支離滅裂、唐突なもんだから、失笑も通り越してぽかーんです。逆鉾のシーンで調子ぶっこいてたくせに、西郷さんにちくりと言われた途端「西郷さんたちに従って参戦する! 何? 前に言ってたことと違う? バカ野郎! 始まっちゃったんだからしょうがねぇだろ!」とか、小物過ぎて見てられなかった。しかも、本人は未だ「自分がやらなきゃ、日本が滅んじゃうから」とか考えてる上に、「戦なんかしたくないのにバカな奴らに付き合わなきゃならない僕が一番可哀想」とか思ってるから救いようがない… (戦を止めようと奔走してたならまだしも、ハネムーン行ってただけですからね)もうホント、滅茶苦茶。この脚本家さん、おそらく歴史が大嫌いなんでしょうね。だから史実通りやるより自分の創作の方がずっと面白いとでも思ったんでしょうがこれは……まさか、二年連続でこんなに残念なことになるとは私も思いませんでした。願わくば、今後は歴史を愛している脚本家さんに仕事依頼して欲しいものです(切実)

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僕は新世界の…

福山龍馬、ついに夜神月化!!!!!!!!!

いやぁ、前回の生まれたての小鹿裏書きシーンを超える迷シーンはしばらくないだろうと思っていたら、きましたねぇ。あれは大河史上に残る汚点シーンになるんじゃないですか?

まぁこれ以外にも突っ込みどころ満載だったわけですが、とりあえず最初から。


今回の主人公はホント、やたらと由美かおるばりに肌を露出しますねぇ。今回もやたら入浴シーン長かったですが一体誰へのサービスなんでしょう? 多分、「温泉にでも行って…」という西郷さんの言葉から、お龍さんの入浴シーンを期待した人の方が絶対多いだろうに……不思議です。

けれど、前回もそうでしたが今回も龍馬、お龍さんを置いてどっかに行くつもりだったんですね。しかも一緒に行きたいって言ったら、女人禁制だからと断るし。しかし、こういう時だけ古いしきたりを守るのねと思ったら、ついてきたお龍さん見て、「しょうがない奴だなぁ」と軽く許すし。なんかこれじゃぁ、お龍さんと連れて行きたくなくて、女人禁制を言い訳にしたように見えて何とも嫌な感じがしました。
これじゃぁホント、何のためにお龍さんを薩摩まで連れてきたのかさっぱり分からん。

でも男装してついて来たお龍さんは良かったですね。できれば、もうちょっと茶目っ気たっぷりに「だって来たかったんだもん」と言ってくれたらもっと可愛かったろうに。

しかしこのあと、えらく長く山登りシーンが続くんですよね。確かに綺麗な映像だったし、苦労してロケしたのは分かりますが、あんまり長いから途中から「絶景100選」にチャンネルが切り替わったのかと心配になりましたよ。
で、この山を登るシーン。龍馬がお龍さんに手を貸すシーンがあるんですが、普通に大怪我した方の手でしたよね? 冒頭全裸であんなに痛がってたのに、普通に大丈夫なんじゃねぇか! そしてもうちょい女子供をいたわれ! 特にあの案内人の坊ちゃん。かなりしんどそうだったのに、「ほら、さっさとしろ」ってどんだけ鬼なんだ! 日頃から龍馬は「誰にでも心優しい!」としてるくせに……こういうとこ、ホントに荒いですよね。

そして訪れた問題のシーン。あれは……ホント、何なんでしょう? 引きぬいた逆鉾高く突き上げて「俺がニッポンを引っ張っていく! うぉおおおおお!!!!」とか…。

逆鉾ってそんなに簡単にひっこ抜けるもんなの? ってか、あんた手、怪我してなかったっけ? ……と思ったんですが、史実らしいですね。龍馬が逆鉾引きぬいたっていうの。でも絶対、こんなふうに引きぬいたとは思えませんよ。

「俺がニッポンを引っ張ってく!」宣言、ホントお前、一体何様だよ!!! ですよ。

まぁ冒頭、お龍さんに向かって「俺が薩長を結びつけた」みたいなこと言ってましたが、ここまで勘違いしちゃってたとは……。嗚呼、まさか大河で「僕は新世界の神になる!」とのたまった某キラさん並にいっちゃってる主人公を見る日が来るなんて(遠い目)
そんな中二病の旦那をうっとりと見詰め、二人の世界に入っちゃった夫婦を見て、あの坊ちゃん。どう思ったでしょうねぇ……。

と、今回はこれに一番驚きましたが、二番目に驚いたのが池さんですよ。なんですか、あの処理。長次郎より浮かばれねぇええええ!!!!
長次郎の時もえらく強引だなと思いましたが、今回はそれ以上。

まさか、今回で死ぬなんて知らなかったので、お元さんのところに訪れたシーン見た時、「これ、死亡フラグ過ぎないか? まさか、来週あたりお亡くなりに?」と思ったら、その十数分後にフラグ回収だもんなぁ。
しかもその、死亡フラグシーンのなんと唐突なこと! ああ? いつからお前らそんな仲だったんだよ? とポカーンとなり、池さんのプロポーズにあっさり答えるお元に絶句。あんた先週、龍馬に「うちを身請けして!」とか言ってたじゃないか! それなのに、なんだよ、それ!
せめて、これまでにこの二人のシーンの一つ二つ入れておけば……それが駄目なら、池さんに「お前が実は龍馬に惚れてることは知ってる。でも俺はお前が好きなんだ! だから今度の仕事で男をあげて、必ずお前を惚れさせてみせる!」的なことを言わせれば、まだ何とかなったろうに。

もうここは……とにかく酷いの一言です。そしてぶっちゃけてしまうと……お元さんの存在意義って一体なんn…略

そしてあらゆることでポカーンとした後、やっぱり予想通りやってきた龍馬の「戦はいかーん!」発言。
お前、この前から「薩長が幕府にとって変わるがじゃあああ!」って薩長を焚きつけてたじゃないか。その上、大量の武器を売って、普通に戦の話もしてたし。
それなのに今更「戦はいかん!」と言われても、西郷さんたちが言うように「お前、今更何言ってんだよ!」状態ですよ。ってか、どうしてここまで相互理解が出来てないのよ! この前の寺田屋でいきなり仲良くなったと思ったらまたいきなり仲悪くなりやがって……どういうことか、誰か説明してくれ!

で、昔の武市さんを思い出すような真夜中に真剣振り回す意味不明シーン挿入後、龍馬は社中面々に「長州とともに俺たちも戦う!」宣言をする訳ですが、「俺たちは戦をせずに日本を変えるんじゃなかったのか!」ってな社中メンバーの相変わらずのお花畑っぷりに脱力すると同時に、ホント亀山社中って何の会社なの? と首を捻ってしまいました。ある時はカステラ職人、ある時は武器商人、ある時は傭兵って……ってか、こいつらが戦に参戦してなんか役に立つんですかね? ちっともそんな気しないんですが。まぁ、こいつらには「主人公」という最強スタンドがついてますからね。きっと終わった時には「龍馬のおかげで戦は勝った!」ってなことになってるんでしょう……。
それにしても、「俺たちが何とかしなきゃ、日本は滅んでしまう!」って科白……ホントどうにかしてくれ。

因みに今回良かったと思ったのは弥太郎。ようやく三菱創始者としての活躍をさせてもらえるのでしょうか? 今後が楽しみです。後藤様もね、岩崎×4はちょっとうざかったですが、今回はなかなかかっこよかった。というか、この後藤様。いつも人相悪く、悪役演技してたから気付かなかったけれど、普通にしているととても凛々しい男前さんですね。もっとこういうシーンをあげてれば良かったのに。

ということで、3部が終了した訳ですが……2部の方がましだったと思えるような展開になるとは思いませんでした。まさか、ここまで迷走するとは……。次回から最終章になる訳ですが、何でもテーマは「ミステリー」だそうですね。この時点で嫌な予感しかしませんが、次回はなんか高杉さんが活躍するみたいなんで、楽しみにしたいと思います(←あ~あ~)

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今週大河追記(激辛風味)

>web拍手レス
9月12日23:07  kou様 
いつもコメントありがとうございます。そうですね、今回明亮さんの心中はかなり複雑でした。モトジマンから助けられたけど、その格好はとんでもなくて……それなのに千ちゃんときたら、さっきまで自分が襲われてたことも今自分がどんな格好してるかも綺麗さっぱり忘れて、「いやぁお前が無事でよかったよ!」とか……ホントに困った方です(苦笑)
今週大河、どうしてお龍さんなんでしょうね。ホントに謎です。しかもお龍さんパートに時間さく割には祝言とかしないんですよね。これじゃ余計に龍馬が結婚を軽く考えてるようにしか見えなくて、お龍さんが不憫です。でもおっしゃるとおり、お龍さんの女優さんは仏頂面より明るく笑ってる方がずっと綺麗に見えますね。これからもっと明るくなっていってくれると嬉しいのですが…。
この暑さ、台風のおかげかこちらは朝夜がだいぶ涼しくなりました。からっとひんやりした風がこんなに嬉しく感じるとは! 昼間は相変わらずですが、どうかこのままクールダウンしていってほしいものです(切実)

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≫千崎に一票。暴走するけど一途で可愛い・・・明亮もきっとそう思っているはず(笑)【かい様】
投票&千崎へのコメントありがとうございます。おっしゃるとおり、暴走の絶えない彼ですがそれらは全部自分のためじゃなくて、明亮を想うが故の行為なので、困りながらも怒れないんですよね、明亮は。むしろ、些細なことなら「可愛いv」とか想ってしまったり(苦笑)本編はいよいよ佳境に入っていきますが、暴走ハニーの彼をこれからもよろしくお願いします!




前回感想で書き忘れていたのですが、今週大河冒頭にて、龍馬が捕り方を殺してることになってましたね。
あれには私、開始早々目が点になりました。

可笑しいな。龍馬が銃で捕り方を撃ち殺すシーンなんて先週なかったはずだけど……威嚇射撃で発砲した弾が跳ね返って運悪く捕り方に命中したの? それか、発砲して天井から落としたモノが頭に当たって打ち所が悪くて死んじゃったの??

それとも、「実は龍馬が捕り方を射殺するシーンってカットしてたんですよ」ってこと???

でもそれにしちゃ、龍馬はけろっとしてるんですよね。あんなに……寺田屋騒動のただ中でさえも「人殺しはいかん!」と言っていた平和主義者なら、「やっちまったぁ…」と少しは悩むシーン入れるのが普通だろうに……。

逃げるのに無我夢中で自分が人殺ししたことに気づいてないの? それとも、実は正当防衛だからノーカンだ! とでも思ってんの?

訳が分からない。

……やっぱり、これも武市さんの三文字切腹と同じノリなんですかね? 「はいはい、龍馬が寺田屋で人殺ししたことくらい知ってますよ」って感じの。だから武市さんの三文字切腹した想いも、龍馬が捕り方を撃ち殺した覚悟もどうでもいいっていう……。

こういうのはホント、止めて欲しいです。

歴史好きの人はただ、「三文字切腹」や「龍馬が寺田屋で人を殺した」って記号が欲しいんじゃないんです。それをするまでにいたった経過、覚悟が見たいんですよ。

こういうとこにつくづく、「ああ、この製作者の人たちは歴史が好きじゃないんだ」と思い知らされ、白けた気分になるんですよね。

あと、これは去年から思ってることですが、武士に「人殺しはいかん!」と現代の感覚で平和主義説教させるのは、止めた方がいいです。
そういう、今の感覚が正しくて、昔の感覚が間違っている、劣っているという発想は可笑しい。

今と昔じゃ、生きてる世界も違えば感覚も違うんですから。

それでも、どうしても主人公に「人殺しはいかん!」「どうして人を殺さなきゃならない!」と叫ばせたいなら、ちゃんと話の中でその主張の決着をつけて欲しい。

でも今のとこ、そういうの全部放棄してるんですよね。

あんなに「敵だって俺と同じ人間なのに」と織田軍を斬れなかった兼続はいつの間にか、ばっさばっさと上杉の兵を斬り殺してるし、龍馬も「人殺しは嫌じゃ」と言いつつ、捕り方を撃ち殺してもけろっとしてる。

人を殺してしまったことの苦悩、人を殺さなければ生きていけない苦悩を描く気がない。



だったら最初から、人殺しに抵抗がある人間に描かなきゃいいのに。
これじゃ、綺麗事言うだけの偽善者にしか見えないですよ。

来週は長州征伐に話が移っていくようですが・・・どうなることやら。

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高杉さんまで餌食になるなんて!!(泣)

薩長同盟成立直後なのに、なんでこんなに湿っぽいの……?

それが一番の疑問でしたが、まぁ最初から順番に。

前回、手を斬られただけで危篤状態となったスペランカー龍馬さん。今回もそれは健在で、延々とお龍さんとの療養生活が描かれる訳ですが……やっぱりあの容態には納得いかない。前回遺言くっちゃべってた時に、薩長同盟会見時にも名前を出した武市さんや以蔵、そして何より乙女姉ちゃんの名前を言わなかった並に!!! だって、手ぇ斬られただけでしょ? それなのに、裏書きシーンなんてまるで生まれたての小鹿のような動きd…略

でもまぁ仮に百歩譲って、本当にあれくらい弱っていたのだとしても、あんなに弱った姿をお龍さんには見せないで欲しかった。本当は痛くて辛いけど、みんなの前では気丈に振る舞って、いたずらに心配かけないようにする。それが私のイメージする龍馬なんですけどねぇ…。

そして、やっぱり唐突に訪れる、プロポーズシーン。私には龍馬がお龍さんを女として惚れてるんだエピの記憶が一切ないため、「お龍」と呼び捨てにした時はぽかんとしてしまいました。
いやぁこんなの、「俺はお前のこと、妹みたいに思ってた!」から何のエピもなく突然「俺の女房になってくれ!」と加尾さんに突然言い出した時以来の驚きです。。。

ってか、加尾さんでは駄目で、お龍さんじゃなきゃ駄目な理由がどうしても見えない。お龍さんは今までの女性と一体何が違うんですか???
龍馬はしきりに「お前がいなきゃ、俺は今頃死んでたから」と言ってましたが、それだけじゃないでしょう? もっとなんかあるはずでしょ? 本来なら、寺田屋騒動が起こるずっと前に祝言あげてるはずなんだから!!

でも「どうしてこの女性を?」と聞かれても、龍馬は頑なに寺田屋で助けられたことしか理由にあげないから……なんかこれじゃぁ、命を助けてもらった礼に結婚してやったみたい見えちゃうんですよねぇ・・・

それにしても、このプロポーズシーン。「ここで別れたら、俺たちこれきりになる。それでもいいのか」って、「もう逢わない」詐欺を繰り返していたくせによく言うなとか思ってしまいました。でも、あの問いかけは絶対確信犯ですよね。絶対お龍さんは「あなたとこのまま別れるなんて嫌ぁ」と言わせたかったに違いない。このへんはホント、さすがはジゴロだなt…略

しかし自分で旅行に誘っておいて、その後は亀山社中の連中にお龍さんをぽいしてとかどうなんでしょう…。
まぁこの方が「俺が面倒みてやる!」だなんだ言って、結局は他人に丸投げするなんてのは今まで延々と見せられてきたから今更驚きなんてしないですけどね
(例1:「以蔵! 武市さんのとこを抜け出せ!」→「じゃぁ、勝先生あとよろしく!」
 例2:「お龍殿! おまんら家族のことはわしが面倒みちゃる!」→「じゃぁ、お登勢さんあとよろしく!」等)

そして予想通り、「長次郎? 誰それ?」状態でしたね、亀山社中。
お前ら、お花畑メンバーのみでどうやって会社切り盛りしてたんだよ。相変わらず花街に通いつめてるようだし……まさかカステラで生計立ててたとか言わないよな……? 

で、さらにはあんだけ「薩摩藩の家来になるようだから嫌だ!」と援助も薩摩行きも拒否して、長次郎に「俺たちはニッポンのために純粋に働いてるのに報酬貰うとかどういうことだよ!」と責め立てておいて、今回はどうしてあっさり薩摩から船もらえたこと喜んでんですか?
……あれですか? 主人公、龍馬さんがそう言ったからですか? ……としか考えられない(あの時、龍馬は「薩摩いや!」「報酬求めるイクナイ!」と声高に言ってましたからね)

龍馬の言うことなら、過去のポリシーなどきれいさっぱり忘れることが出来る。まぁなんてすばらしい統率力ですこと(棒読み)

その後、久々に登場の高杉さんだった訳ですが……ホントにこの時期に高杉さんは留学しようとしていたんですか?? そのへんはよく分からんが、到底信じられない。
だって、幕府が長州に攻めてこない可能性がゼロになった訳でもないのに、「坂本さんが薩長同盟を結んでくれた! じゃぁもう幕府が攻めてくることなんてないから、僕はずっと行きたかった留学へ行くよ★」なんて……そんな、どっかの社中みたいなお花畑なこと高杉さんが言う訳ない!!! いや、言って欲しくない!!!

「同盟を結ぼうが、奴らは必ず攻めてくる」そうクレバーに言い放って、戦の準備を着々と進めるとこが見たかったYO!!!
(そして前から思っていましたが、高杉さんに「面白い」を言わせ過ぎです。確かに高杉さんと言えばあの句が有名ですが、だからといってあんなに出てくるたびに言わせてたら、いい加減しつこい…)
 
ここはもうホント、がっかりでしたが、血を吐いて憤るお姿はとても絵になって素敵でした(←あ~あ~)

で、今回一番げんなりしたのがやっぱりあの花街シーンですよ。
ああ、お前ら社中の経営を案じていた長次郎の気持ちを何一つ汲んでやっていねぇじゃねぇかと、この段階からしてげんなりだった訳ですが、その後の三角関係修羅場シーンなんてもう……二人の間に座って高笑いしてる龍馬が最高にお馬鹿さんに見えました。……いや、それとも自分のことで嫉妬しいがみ合う女二人を見て楽しんでいたとか? ……まぁどっちにしろ、嫌な感じ。

けどお元さん……お龍さん同様、いつの間に龍馬に惚れたんですか? しかもこの状況で「私を身請けして」と誘惑するなんて……そういうキャラでしたっけ、あなた。
ってか、ここで「おまんのためを思っていってる」とかぬかす龍馬も龍馬ですが……。

そしてラストの、お龍さんとのシーン。
やっぱり、なんで龍馬はお龍さんじゃなきゃ駄目なのか、そんでお龍さんのどこに惚れたのかがさっぱり分からないため、どうしても話に入り込めなかった。

ってか、どんなことがあろうと望みを捨てないとかかっこよく言ってますが、前回、「おててがいたぁい! もう僕歩けなぁい!」と早々に諦めて、「ごめんちぁ、ごめんちぁ」と連呼してた姿を見てるだけに、全く説得力がありませんでした。
というか、そもそも死にかけて初めて分かった。俺にはもう時間がないって……あんた、今まで死ぬ覚悟も出来てなかったのか? あんなに命は惜しくないだのなんだの偉そうなこと言っといて、腹の中じゃ自分は殺されないだろうだなんて、甘いこと考えてたのか?

だから、薩長同盟が成立したことで、これからもっと色んなことを成すために邁進していこうとやる気が漲ってるだろうこの時期に、こんなに湿っぽく沈んでるってかい。
 
どんだけ小さいんだよ、全く!!!!!!!11111

ということで今回はもう……そこが一番胸糞でした。

来週はもう第三部終了ということですが……戦もやもなしとかっこいいこと言ってましたが、果たしてどうなることやら…。

因みに今回、良かったのは高杉さん吐血シーンと久しぶりの容堂様ですね。やはりちょっとしか出ないのに、あの存在感と含みのある演技はいいですね。

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