壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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ホントに残念
先日、毎週楽しみに拝見させていただいていた大河感想ブログ様は閉鎖されてしまいました。
その方のユーモアと大河ドラマへの溢れる愛情に満ちた感想文を読むのが毎週の楽しみだっただけに寂しいし、とても残念です。
こんなところで言ったってしょうがないことですが、これまで楽しませていただいてありがとうございましたと言いたいです。
これが終わったら、肩の凝らない話をあげたいなぁ…。
>web拍手レス
23:13 kou様
いつもコメントありがとうございます。復讐者、千ちゃんに続いて心のオアシスだった親友・楡っち(正確には家族からですが)にまで責められて明亮さん、もうオーバーキル状態ですが、明亮さんに切れられてしまってはこの話を終わらせられる人間がいなくなってしまうので書き手としましても、彼にはまだ踏ん張って欲しいところです。
今週大河、私も武市&弥太郎シーンが一番見応えがありました。怯える弥太郎もそうですが、武市さんの狂気入り交じった気迫が凄い(もう少し以蔵を可愛がるシーンを増やしていたらもっと良かったんでしょうが)このドラマの中の武市さんは転落してからが真骨頂なんでしょうね。あと西郷さん、いいキャラだといいですね! そして肝心の主人公、ジゴロの上にマザコンなんてホントにどういたらええがじゃぁ! って感じです。「坊ちゃん」というのは私も同意見です。まだ史実でも何もしてないからこうなのであって、史実でも活躍するこれからがきっとこの方の真骨頂! と思いたいですが……ないんでしょうね、きっと(遠い目)
ママンパートも……尺稼ぎなんですかねぇ
雨月&父「 ……( ゚д゚)ポカーン 」
今週の大河。いやぁ「男はみんなマザコンだ!」って言葉を聞いたことはありますがもうなんというか最初からきつかったです、ホント…。
あんなに舞い上がるもんですか? 普通。大の男が……三十の男が!
「一度だけ、母上と呼ばせて下さい!」は見てるこっちがいたたまれなくなりましたよ。
(でもマザコン云々とは別の意味で、龍馬が母親のことをポンポン話すとこ見るとどうもモヤモヤした気分になります。
龍馬は一体全体母親があんな死に方したことをどう思ってるのかと。やっぱり龍馬は母親が死んだのは100%上士のせいだと思ってんですかね、あんなに割と平気で母親のことを話題に出すってことは。「自分が上士の人にぶつからなければ!」と少しでも自分のせいだと思っていれば、そんなこと絶対出来ないはずですから。そういうふうに考えると「憎しみが云々」だのなんだのの前に、何とも都合のいい思考回路の男だと思ってしまいます)
というか、龍馬は誰かれ構わず自分の素姓暴露し過ぎでしょう。せめて脱藩者だってことくらい黙ってろよ!
そして当然のごとくというか、もう亀弥太のことなんて忘却の彼方でしたよね…。
その後、元気を取り戻した龍馬は操練所に戻る訳ですが、京都が大変ってことを聞いてやっぱり野次馬根性に勝てず訓練放り出して京へGO! で、散々高みの見物決め込んだ後、上から目線で「どういてこうなったんじゃ!」「間違っちゅう!」……ってもう黄金パターンですね、これ。
このすぐ後にも操練所閉鎖→「どういてじゃぁあ!」「間違っちゅう!」ですし……お願いです。同じ回の中で何度も同じパターン見せんで下さい。
というか、何があろうと(長次郎にいたっては新妻置いてまでして)黙々と真摯に訓練に打ち込んだ訓練生ならまだしも、ことあるごとに訓練ほっぽり出してきた龍馬が操練所の必要性を喚いてもまるで説得力がありません。
しかも勝先生の無念さも考えず一人先生を責め立てた上に勝先生が土下座しても一人立ったまんま。ようやく座ったと思ったら頭下げないし……それでも一番見所のある弟子かよ。先生と敬ってるなら他の人たちのように頭下げろ! と思わずにはいられませんでした。
そして止めはお龍さんに対しての態度ですよ。あんなに散々根掘り葉掘り聞いて、「何かあったらわしを頼ってくれ!」(と言いつつ、いざとなるとやはり他人任せにする)、「おまんの笑顔は一番じゃ!」とその気にさせておいて、「おまんは強い女だから、わしがおらんでも大丈夫じゃな!」って、なんだそれ!!!
やっぱり加尾さん……というか佐那さんとまるで一緒です。「笑顔が似合うよ」なんてくだりとか特に! ああいうの、この脚本家さん好きなんですかね? だからお龍さんを笑わないキャラにしたのかな?
(でも前々から思ってましたが、これは無理な設定じゃないかなぁ。お堅い武家の娘ならまだしも客相手の町人がニコリとも笑わないって。私の中ではお龍さんは勝気に粋にいつも笑ってるイメージなんだけどなぁ)
まぁとりあえず、龍馬自身にはその気はないのに、相手が勝手に…っていう。もうこのパターンも飽きました! いい加減別パターンが見たいです!
というか、龍馬全然お龍さんにその気がないように見えますが、これってまだ加尾さんが好きってことになってるんですかね? 収二郎の件での手紙でまだ関係が切れてないことが示された訳ですし……もう訳わからんです。
下関戦争時、あんなに批判していた長州になんでか肩入れしてるのも意味不明ですし……お願いですから、心変わりするならそういうエピを入れて下さい! 突然変わられてもこっちはついてけません。
と、主役は暴走迷走の限りを尽くした訳ですが、脇役は……。
武市さんパート。やっぱり本編中一番見応えあります。あるんですけど、やっぱりしつこい! もう頼むから来週で切腹しt…略 なんて思うのはやはり、東洋様を私怨でぶっ殺しちゃったことと、以蔵との愛のメモリー(?!)をちゃんと描かなかったことが大きい気がします。
東洋様暗殺の件は今まで散々書いたので省くとして、以蔵がねぇ。武市さんがなんで今になってあんなに以蔵を大事にしてんのかがよく分からない。
だって人斬りとして使っていた頃は「仲間とも思っちゃいない」描写を延々と繰り返してきましたからね。どっから以蔵をあんなに大事に思い始めたのかが分からなくて、見ていて何とももやもやしてくるんですよね…。
それと蛤御門。去年に引き続きご出演の角田さん、初登場早々五分もしないくせにお亡くなりってのが何とも哀れ。そして久坂さんも大した見せ場も与えられないまま、ただの愚かな過激派的扱いでご退場と同じく哀れ。
桂さんも先々週、「京の都を焼き払うぜ、イーハァアアア!(←!?)」だったのに今週になって「京の町を焼くなんてとんでもない!」って、キャラぶれし過ぎでしょう…。
これだと、高杉さんはどんな感じなるんでしょうね。なんか今から恐ろしいです。
というか、帝が出てるのを見てふと気付きました。……そういや、公武合体って出たっけ? 和宮とかどうしたの??
で、眉なし慶喜さん。なかなかの怪演で容堂様とは別の意味で楽しませてもらってますが、こんなに悪者ちっくに、さらには勝先生を目の敵にしてる描写して大丈夫なんですかねぇ。特に無血開城のくだりとか……あんなに邪険にしてたけどごめん、僕が悪かった。君しか頼れる人がいないんだ! って泣きつかせる気なんですかね。それは出来れば止めてほしいなぁ…。
さて、来週は満を持して吉之助さん登場ですが、どうなることやら…。
不安な気持ちもありますが、高橋さんがどんな西郷さん見せてくれるのか前から気になっていたので、楽しみにしたいと思います。
不器用なのは学生時代も相変わらず
不可解な男過去編、久々の更新ですが区切りがいいので短いけれど今回はここまで。
柊が不器用なりにも一生懸命父親に好かれようとしてるさまがちょっとでも伝われば幸いです。
来週もアップ出来たらいいなあ…(←願望かよ)
>web拍手レス
6月13日00:04 更新お疲れさまです。やっと久留間と千ちゃん~… の方
拍手&復讐者へのコメントありがとうございます。そうですね、明亮馬鹿同士ようやく話す機会が出来ました。ただ愛し方があまりに違い過ぎて全然分かり合えないどころか会話になってないありさまですが(苦笑)それと暴れる千ちゃんを抑える久留間にときめいて下さってありがとうございます。実を言えば千ちゃんと違って肉体派ではない久留間の体は千ちゃんに容赦なく殴られ蹴られでかなりボロボロの状態なんですが、そう言っていただけると必死に止めた甲斐があったというものです(笑)
6月13日23:56 kou様
いつもコメントありがとうございます。まぁ…一応(!)二人とも大人ですからね。殴り合いしようとまではさすがに思いませんが……おっしゃる通り、あんまり建設的会話が出来ておりません(苦笑)もうとにかく、この二人は自分こそが明亮さんを一番に想って行動していると思い込んでる上に、相手が明亮さんを不幸にしてると認識してますからね。聞く耳なんかお互い持ちやしないっていう、困った方々です。
今週大河……というより最近、なんでこんなにも話を進めないんだろうと私も首を捻ってます。後半で濃密な展開にしようとしてるのか……でもそれにしては複線(薩長の描写、龍馬が商いに目を向ける複線等)があまりに足りないし、このまま「仲間出奔→必死に声張り上げ捜索→結局助けられず『どういてじゃぁあ(号泣)』」パターンを繰り返していてはどんどん龍馬が矮小化してくだけでいいことなんて一つもないのに。このまま武市さん切腹まで捨て回を続けるんですかねぇ。私たちが求める龍馬は私は半ば諦めかけているのですが(←あ~あ~)、せめて話を進めるくらいは切に願いたいところです……。
富さんは相変わらずいいんだけど…
雨月「この後、一体どうする気なんだろ。龍馬、壬生に行って『幕府の人間嫌々暗殺させられてた以蔵を捕まえた上に、京都の街を焼きはらおうとしていた亀弥太をよくも殺しやがって!』とか言って泰造局長に詰め寄るとか?」
父「いやぁ、そうなったらさすがに斬られるだろ。……よし! 予言しよう。龍馬が壬生に行く途中で『馬鹿な真似はよせ!』って止められて襲撃止めンだよ。相手は……そうだな、桂あたりじゃね?」
そんなまさか。池田屋事件直後の京の町中を桂さんが呑気にぶらぶらしてる訳ないじゃない。んなの自殺行為だよと思ってたら、普通にその通りだったっていう! あ、ありえねぇえええええ!!!!
と、冒頭ですでに驚愕ものだった今週龍馬伝だった訳ですが……
今回カットされてた討ち入りシーンが追加されてましたね。でもえらくさっくりし過ぎてて……ってか、長州藩士のへたれっぷりに吃驚。斬りかかるどころか尻尾まいて早々に逃げ出すか、おろおろしているとこを無抵抗に斬られるかないなんて。どんだけ弱いんだよ! もっと抵抗しろよ。
そしてつくづく亀弥太の最期の科白はねぇなと思いました。
「お前の言うとおりにしなかったから」って……何この亀弥太は龍馬の言うこと聞かなかったから死んだみたいな演出。こういうの、ホント止めて欲しい。「望月亀弥太」への侮辱以外の何物でもないでしょう、これって。
で、この後龍馬が父の予言通り新選組に斬りかかろうとしたとこを呑気過ぎる桂さんに止められる訳ですが、龍馬がなんでこんなにぶち切れてんのか理解できない。
あんなに時間割いて交流描いた以蔵ちゃんが捕まった時は黙って引いたのに、なんでこんな一、ニ話前から突然クローズアップされたモブキャラのことで、今まであんなにご大層に掲げていた平和至上主義をかなぐり捨てて新選組に後先考えず斬りかかろうとする程怒ってんの?? と思ったら、「亀弥太は俺の幼馴染で大事な大事な友達だった」的なことを言われて吃驚。え? 初耳だよ、そんなの。そうだったっけ? そんな認識全くないんですけど?
と、おいてけぼりをくらう私を置き去りに龍馬と桂さんは話をどんどん進めていきます。
ってか、亀弥太君の無念は絶対晴らす! って……亀弥太が史実では池田屋逃げ出して、長州藩邸に助けを求めたけど入れて貰えなくて自害して果ててるというのを知ってるだけになんかなぁって科白でした。
でも「こんな酷いことがまかり通ってしまうなんて、日本はどうなってしまうんだぁあ!」って龍馬憤ってますが、あの長州藩士たちが何しようとしてたか知ってて言ってんですかね。
京の町を焼こうとしてたんですよ? つまりは目的のために何の罪もない町人たちを大量殺戮しようとしてたんですよ? それを止めた新選組が悪ですか? へぇ、それじゃぁあなたが今まで散々言ってきた綺麗事はどうなるんでしょうねぇ……ってまぁ、そんなことも知らないで勝手に憤ってるんですけどね、この方。
ホントに……何処が広い目で物事を見てるってんだか。
(ってか、先週から気になってたんですが、桂さんはホントにこの京都焼き討ちに賛成してたんですか? 詳しくは知りませんけど、桂=穏健派、高杉=過激派なイメージがあるので、どうも信じられなくて…)
その後、龍馬は日が暮れるまでお龍さん家にお世話になる訳ですが、歌うシーンが無駄にまた長い。ホントどんだけ書くネタに困ってんだt…略(ってか、どんどん弾くモノがギターに近くなってってますね。もしこれで最終回エレキギター持って「化身」とか歌い出したら、私は今までのことはすべて水に流して神(笑)大河認定しますよ!)
そんでまた始まる、心優しい龍馬アピールシーン。これもまたどうでもいい。こんなシーン、前に何回も見ましたよ。龍馬が子ども好きで誰にでも親切ってのはもうよく分かりましたから……。
でも、ここのおにぎりをみんなで分けるとこといい、お龍さんに渡した金は返さなくていいと言うとこいい、なんでこう世間知らずの金持ちぼんぼん臭がプンプンするのか。
金や食べ物に対してのありがたみが薄いからなんですかね。
だから、おにぎりを分けるのは「俺はいつでも食ってるから、滅多に食べられない君たちが食べるといい」で、
渡した金をそのままあげるってのも「いや、また仕送りしてもらえるからいいよ」って感じに見えてしまうのか…。
お龍さんに更なる援助をかってでるシーンなんて、その最もたるですよ。「死んだ病弱の母ちゃんを思い出すから」って思考回路がねぇ…。いっそ「おまんに惚れとんじゃ。だから黙って貢がせてくれや」と冗談めかしく言ってくれた方がよっぽど好感持てるっての!
そんでついにお龍さんにまで、「亀弥太は志のために死んだんだから」と説教されるっていう。どんだけへたれなんだYO!
まぁこの言葉も「お前の言うとおりにしなかったから」って言葉で台無しなんですけどね。しかし龍馬にとってはこの言葉のおかげで、亀弥太は自分と同じ志を持って死んでったってことにできるので「亀弥太、お前の死は無駄にはしない!」とやる気を取り戻す訳ですが、その直後に母親似の女を見つけて有頂天って……お前の志どんだけ低いんだよ!
と、今回も突っ込んでったらきりない主人公でした……てか、今回もまた特にいらない回ですよね。
武市さんパートも螢エピソードいいはいいんですけど……やっぱり早く切腹した方がいい。ただの惰性な時間稼ぎにしか思えん。まぁそれよりも本編の方が全然面白くないってのが何とも皮肉ですが。
(でも坂本家シーンは相変わらず受け付けないです。特に無責任に「武市さん、絶対帰ってくるから」って富さんを励ますとこなんか……ホントに富さんが心配なら、武市さんの話題は出さなきゃいいのに。そう言えば今回いきなりもう一人お姉ちゃんが増えてましたが、あれはどういうこと?)
新選組もそろそろ出さない方がいいような気がするし。
因みに今回容堂様がお逢いになってた方はどういう方なんですか? 私、全く知らないんですけど、説明一切ないし…。
こういうところが、歴史に詳しくない人にも見やすい大河を言ってる割に親切じゃないなと思うとこですね。去年もそうでしたけど…。
死ねばいいのに(ネタバレ注意)
<あらすじ>
死んだ女のことを教えてくれないか―。無礼な男が突然現われ、私に尋ねる。私は一体、彼女の何を知っていたというのだろう。問いかけられた言葉に、暴かれる嘘、晒け出される業、浮かび上がる剥き出しの真実…。人は何のために生きるのか。この世に不思議なことなど何もない。ただ一つあるとすれば、それは―。
なんかインパクト強烈な題名に惹かれたのと、「そういやまだ京極先生の現代物って読んだことなかったな」という理由で購入しました。
京極先生の現代物は初めてだったのでどんなもんかと思ったんですが、やっぱり何処か古めかしい。登場人物たちは結構砕けた言葉遣いだし、現代の世相がよく描写されてはいるんですが、小難しい漢字を多用(京極堂、時代物程ではないけど)していたり、言い回しが妙に堅苦しく理屈っぽくて、もったいぶってる。そんなとこが何とも京極先生らしいな、と。
とはいえ、先生お得意のお耽美、幻想描写がなかったので、結構雰囲気は違いましたけどね。
で、感想としましては……