壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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「相合い傘で子育て中」本日発売!
イラストは金ひかる先生。
麗し美人と、凛々しい男前。可愛い赤ちゃんとにゃんこの素敵イラストが目印です!
(↑ クリックすると、Amazonさんへ飛べます)
「 僕は、雨に濡れるのは嫌いなんだ 」
【あらすじ】
人買いに売られた少年・清二は猫を助けて大怪我を負う。猫の飼い主で、元華族の売れっ子小説家・秋月是清は「このまま死なれたら寝覚めが悪い」と家に連れて帰ってくれた。訳アリの赤ちゃん・伊織の面倒をみながら、傲慢で偏屈だけど不器用な是清を「可愛い」と大らかに受け入れる清二。やがて家族よりも強い絆で結ばれる二人の三年愛のゆくえは――。
『 山野清二(14~17歳・使用人(右))×秋月是清(24~27歳・元華族の小説家(左)) 』
ルチル文庫様のHPで、少し中身を読むことができます。
一生懸命がっつきたい気持ちを押さえている清二君の努力を軽く粉砕する、どこまでもマイペースな是ちゃんの図。
金先生の麗しい挿絵も見られます!
『 ちょこ読み 』
そして、「中央書店コミコミスタジオ」様で特典小冊子を作っていただきました!
「相合い傘で子育て中」 発売記念フェア開催!
タイトルは「とある編集者の受難」
内容は、是ちゃんの担当編集、長谷川君から見た是ちゃんたちの日常です。ちなみに、是ちゃんの長谷川君に対する扱いですが……、
長谷川君「せ、先生。確かに、もっぱら僕が炊事担当ですが、どうしてこんな……カフェの女給が着るような、ふりふりのエプロンを着せるんですっ?」
是ちゃん「どうして? 似合わないからに決まっている(即答)」
~清二君がやって来て、家事担当が清二君になってから~
長谷川君「先生! 今現在清二君が炊事担当ですが、どうして清二君にはふりふりエプロンを着せないんですかっ?」
是ちゃん「どうして? 似合わないからに決まっている(即答)」
長谷川君「……」
こんな感じです(笑)本編でも振り回されまくっている彼が、どんな気持ちで是ちゃんたちのそばにいるのか。ちょっとした本編補完に、ぜひご購入いただけたらと思います。
朗らか年下攻め。偏屈年上受。可愛い坊や。苦労性な脇キャラさん。着物。半ズボン。降りやまない雨。「Be My Last」。
今回も私の好きなものをぎゅうぎゅうに詰め込んでおります。
ちょっとでも興味を持ってくださいましたら、お手に取っていただけると幸いです。
どうぞ、よろしくお願いします!
* この記事はしばらく上にあげておきます。
……(||l ゚ д ゚)…
大坂の陣編ではレギュラーだったはずの名刺の彼、又兵衛、木村さん(あと、ついでに九度山からついてきてた青年。あいつって一体何だったんだ。。。)が立て続けに死んでいったのに、何の感慨も起こらないままに過ぎ去ってしまったことが、軽くショックでうっかり見過ごしていたのですが……
幸村。景勝様や真田家が向こうの陣中にいると知っていながら、妻子を託すのは、このドラマ上ほとんど接点のない、ずんだ餅伊達家ってどういうことなの???
あんなに「お慕いしている」とか何とか言っといて……何だかなあ……と、余計寒々とした気持ちになりつつ視聴したわけですが。。。
初っ端、信之&正信のドキドキ相部屋な一夜。……いる? このシーン。
けどまあ、正信が可愛いからいいや(←!)と、流していたら、今度は、野武士のような小汚い赤揃えの家来たちが幸村を出迎えるわけですが……こんな奴らいたっけ???
全然記憶にないんですけど……私が忘れているだけかしら?? と、首を捻るぐらい、何の愛着もない連中と、「幸村様のためなら死ねます!」「馬鹿野郎! 俺は死ぬ気はない。皆も死のうとするな」「ははあ! あの方は大したもんだ!」という、ここ最近何べんも繰り返している会話を繰り返して、裏切り者の爺さんの元へ。
幸村「もっと早く気がつくべきだった(キリッ)」
……いやあ、そんなふうにかっこつけて言われても、「こんなアホのどこが名将やねん!」というツッコミしか浮かんで来ない。
で、「秀吉に手籠めにされた娘の敵を取るため……云々」……ああ、うん。大体そんなことだろうと思ってた(虚無)という感想しか出てこない理由をくっちゃべる爺さんを斬ろうとする幸村。
しかし、爺さんは斬られる前に、バーベキューの串で自らの腹を刺し、自害。
この時の父の呟き「人間、あの程度じゃ死なねえよ」(フラグ)
それから、明日の戦についての打ち合わせを秀頼たちとした後、茶々と最後の逢瀬をします。
自分が殺される光景を考えたことがあるかと怖がらせ、取り乱した茶々を抱き締めて、
幸村「私があなた様を悪夢から連れ出してみせます」
とか何とか言い出します。前回、妻子を追い出した後、速攻できりとぶちゅーしたばかりなのに……ハハハ、やり手ですなあ(乾いた嗤い)と、思っていましたら、
幸村「私が家康を殺したら、必ず和平交渉してください。万一、私が負けた場合は、千姫様を使者に立て、命乞いをしてください。決して最後まで諦めることがないように!!!」
ええ? 千姫? 「私、とにかく江戸に帰りたい!」と、幸村に言っちゃうような馬鹿な小娘に、最後の希望を託せ? それって、茶々に死ねと言ってるようなもんじゃ? と、すごく嫌な予感を覚えつつ(フラグ)場面は移り、「俺はこの戦いで何かを残せるだろうか」という幸村の独白に、内記が「勝とうが負けようが、幸村様の忠義心、生きざまは後の世まで語り継がれましょう!」という……忠義心? こいつのどこにそんなものが??? と言いたくなるような幸村讃美歌を聞いていざ出陣。
お! 最終回だけあってロケだぞ! 人もボチボチ多いぞ! これなら、戦シーンはちょっと期待できるかな? と、思っていたら、早速いつもの略図が出て来て、図式上でがんがん話が進んでいくからがっくり。
きり。「源次郎さまと私は腐れ縁v」いや! 九割以上、お前のストーカー行為で結ばれた関係だったろう! と突っ込み。
作兵衛。銃で蜂の巣にされたというのに、戦場から大阪城内にワープして死んだことにびっくり。
この期に及んで、幸村が裏切ったという噂を流そうという……いや、それ前回見たから! な、策が発動され、また今回もまんまと騙され、ギャーピク喚くババア大蔵卿の言葉に簡単に動揺し、出陣を取りやめた挙げ句、「噂の真偽を調べろ!」とか言い出す秀頼にがっくり。
爺さんが生きていた!(父のフラグ回収)……って! 爺さんにしっかり止めを刺していなかったのかよ。詰めが甘過ぎるだろ! な、幸村と佐助にがっくり。
爺さんの嘘に、再びまんまと騙されるババア大蔵卿と秀頼にがっくり。
(ついでに、あんな瀕死の爺さんに簡単に放火されちゃう、手薄過ぎる豊臣家セキュリティにもがっくり)
一度ならず二度までも隊列を乱し、一人で敵陣に突っ込んでいくアホの子、信政にがっくり。
自分で旗印を持って帰らせたくせに、後になって「なんで持って帰ってきた?!」と家来を責める修理にがっくり。
大混乱の秀頼坊や。こうなったら、出撃して死んでやる! と、言っていたら、茶々がやって来て、「私に策があるわ! だから出撃なんてしないで! 最後まで諦めないで」
……この策というのは、幸村が言ってた「千姫を使者に立てる」ことだよね? じゃあ、幸村がこの策を茶々に授けなければ、こうして止めたりしなかったし、秀頼は出陣できたと?
最後の最後まで失策まみれだな、この主人公!!!!!
その後、かつての伊賀越えの時ばかりに半べそで逃げる、やっぱ愛嬌あるよな。可愛いな。な、家康さんの元へ、豊臣家を滅亡に追い込んだ主人公様が一人現れ、対峙するわけですが……
(ここで、家康が「お前らは手を出すな」と言ったからって、素直に退く家来たちに噴く。ちょwそこは引くなよ!)
家康「今更俺を殺したところで何も変わらない。時代は変わったのだ。戦に生き、戦で何かを成そうとするお前のような武士の居場所など、もうどこにもない!」
家康さん、全くもって正論です。しかし、こいつって、まさに戦国武将! と言わんばかりの男でしたっけ?(ついでに、景勝様やずんだ餅も「あいつは武士の中の武士」「武士はあやつのごとく、かくありたいものだ」とほめちぎっておりましたが)私、とてもそうは思えないんですけど?
(でも、ここの家康の表情はよかったですね。どこかもの悲しそうな、切なそうな表情で……同じく戦国の世を生き抜いた者として、たくさん思う所があったのでしょうね。こういうところがあるから、内野家康はいいキャラなんだと思います)
なんて、思っていたら……
幸村「そんなことは分かっている!!! だが、俺はお前を殺さなきゃならないんだ。父のためにも、死んでいった仲間……愛する人のためにも!」
この台詞なあ。幸村が、昌幸のように平和な世では生きられない男であったことをしっかり描いてきていたのなら、きっとぐさりと胸に来た。
でもね……そんな描写、ほとんどなかったじゃない! というか、平和な世でも普通に生きてたじゃない! って思うとな、何かね……もう。。。
とはいえ、家康を殺そうと幸村を止めたのが、秀忠というのは何とも感慨深かった。
(秀忠は戦のない新しい世を築く男ですからね。その意味を色々考えちゃう)
しかし、ここで佐助を呼ぶ幸村と、即座に出てくる佐助にがっくり。
佐助……お前、いつからそこにスタンバッてたの? いたんだったら、佐助と協力して是が非でも家康の首を狙えよ。悠長に会話なんかしてる暇あったらさあ!
で、これまた佐助の忍法により、逃げおおせる幸村。
そして、とある御堂の前で、佐助に「ようここまで仕えてくれた」って……ええー。。。
最後に付き添う相手、佐助かよ(←まだ、兄ちゃんへの暴言を根に持っている)
てか、五十五だったの? 佐助。最初と全然変わらねえな。
そして、幸村は「最後まで諦めてはならない。死んではならない」と言い聞かせ、破滅に追いやった茶々や秀頼などの豊臣の面々、千姫送り届けてどこかに消えたきり、幸村が家康のいる本陣に突っ込んでいったというのに、暢気に趣味に耽る真田家陣中、妻子、ほとんど忘れかけていた娘・すえを思い出しつつ、脇差を構えてそのままフェードアウト。
それから、場面は行方不明になっていた寧を経ての兄ちゃんで〆。
……これねえ。この場面だけ見れば、「大坂からの報せ」という言葉を聞き、お互い無言で見つめ合った正信と兄ちゃんの表情が実によかったんです。
それから、全てを悟り、六文銭を胸に抱いて歩き始める、兄ちゃんの毅然とした顔も非常に男前で……このドラマの信之は、損な役割ばっかりでしたけど、内野家康と同じく、こういうふとした表情に、言葉以上の重みがあって、男前で、そこがとてもよかった(できることなら、史実通りの格好いい信之の大泉さんを見てみたかったなあ)
でもね……いくら、最後のシーンがよくてもね、豊臣家面々の最期、息子大助の最期、きりがどうなったかさえも、幸村にはもうあずかり知らぬことですとばかりに描かないまま、幸村が死ぬ間際一切思い出さなかった兄ちゃんで〆られても……何をどう思えと???
ということで……終わっちゃったよ、真田丸。
そして……どうしよう。このモヤモヤした気持ち。。。
多分、また例年どおり総評を後日あげることになると思いますが、書いている間にじっくり考えてみよう。。。
>web拍手レス
12月12日21:27 kou様
いつもコメントありがとうございます。そしてあらら、風邪気味ですか。急に寒くなりましたからね。どうか養生してくださいませ。真田丸、普通終盤のレギュラー退場は悲しくなるものですが、こんなにもあっさり風味だと逆に動揺してしまいますよね。正信さんは相変わらず素敵でしたが。きりのシーンは、いきなりのチューでこれまた吃驚しましたが、おっしゃりとおり、甘いムードでされるよりもああいう感じのほうが、彼女らしくてよかったですね。まあ、今まで色々利用されてきたわけだし、多少のご褒美はね。。新刊について。坊ちゃんと猫ちゃん、可愛いでしょう? 私も見た時ニマニマしてしまいました。それからおっしゃるとおり、プロの絵描きさんに自分のキャラを起こしてもらい、場面を描いてもらえるのは、どうしようもない喜びであり、やる気増強剤です。編集様が引き合わせてくださったこれまでの方々は、それぞれ素晴らしい方ばかりでしたし……本当にありがたいことです。
「相合い傘で子育て中」(表紙紹介)
【あらすじ】
人買いに売られた少年・清二は猫を助けて大怪我を負う。猫の飼い主で、元華族の売れっ子小説家・秋月是清は「このまま死なれたら寝覚めが悪い」と家に連れて帰ってくれた。訳アリの赤ちゃん・伊織の面倒をみながら、傲慢で偏屈だけど不器用な是清を「可愛い」と大らかに受け入れる清二。やがて家族よりも強い絆で結ばれる二人の三年愛のゆくえは――。
『 山野清二(14~17歳・使用人(右))×秋月是清(24~27歳・元華族の小説家(左)) 』
今回はタイトルに「相合い傘」が入っているように、「雨」が重要なテーマになっているので、できれば表紙に雨か傘を入れてほしいとお願いしましたところ、このような穏やかでしっとりとした、素敵イラストを描いていただけましたv(そして、坊やとにゃんこがかわゆい)
雨は背景が暗くなったりして難しい要素なんですけどね。このイラストを含めて四つも案を考えていただいたりして……大変ありがたいことです。
しかし……ぶっちゃけると、このようなお願いは、ほんの序の口。
今回は注文がやたらと多くなってしまいました。
原因は、今回の話の構成。
実は今回の話は二部構成でして、二人の馴れ初め(前編)と、その三年後(後編)に話が別れています。
なので、主人公・清二くんの十四歳(幼気な坊や)バージョン、十七歳(格好いい好青年)バージョン。主役カプが面倒を見る伊織くんの一歳(赤ちゃん)バージョン、四歳(坊や)バージョンと、それぞれ二種類ずつキャラデザを考えていただくことに。。。
さらには、設定した挿絵位置の関係上、主役カプ以外の脇役さんたちを描いていただいたり、ごちゃごちゃして面倒な背景をお願いしたり……。
挙げ句の果てに、届いたラフを見て、「できたら、ここの是ちゃんの顔は、ふてぶてしいどや顔がいいなあ」とか、「ここの清二くんは耳まで赤らめてほしいなあ」なんて、私の我が儘までしっかり応えてくださって……本当に、大変だったと思います。
それでも決して手を抜かず、一枚一枚びっくりするほど綺麗に、そして活き活きと描き込んでくださいました。金先生、本当にありがとうございました!
私の我が儘で描き直していただいた、是ちゃんのどや顔は本当絶品です!
さて、お話のほうですが、タイトル通り子育てものです。
しかし、↑のカプ設定を見ていただけると分かると思いますが、前編での清二くんの歳は十四歳。
(表紙の男前清二君は十七歳バージョン。可愛い子どもバージョンは口絵と挿絵でたっぷり描いていただきましたv)
口減らしのため、人買いに売られた清二くん。でも、チビの痩せっぽちのせいで、誰にも買ってもらえず、「売れ残り。役立たず」と人買いから詰られています。
ある雨の日。売れっ子小説家の是ちゃんの猫を助けて怪我をしたことが縁で、是ちゃんに拾われます。
でも、是ちゃんはボロボロの清二君を見ても「あのまま死なれたら、寝覚めが悪いから助けただけ。治ったらとっとと出てけ」だなんて吐き捨てちゃうような人。
それでも、助けてくれた是ちゃんに少しでも恩を返そうと、訳アリの赤ちゃん・伊織くんの世話を始めてみたが……というお話。
こう書くと、辛く切ない感じの話みたいですが、赤ちゃんパワーと、大らかで朗らかな清二君視点なので、話は基本のほほんテイストです。
てか、子育てもののくせに、なんで主役を十四歳にしたし! という話ですが、大正時代が舞台だから現代では到底無理な展開にしてみたかったってのと、ショタ攻が好きだと言う私の嗜好によるものです!!(←ダメダメ)
いやあ、ホント好きなんです。憧れの綺麗なお兄さんのために頑張る、幼気な坊やが。
とはいえ、いくらやる気があるからって、道端で拾ってきた坊やに赤ちゃんのお世話任せるなんて、普通の大人はやりません。それでも任せちゃうのが是ちゃんクオリティ。
そして、子守どころか……ということで、
是ちゃんへの恩義と思慕だけを胸に頑張る大らか坊やと、「来いよ、ア○ネス! ○ポ法なんか捨ててかかってこい!」な売れっ子先生が、赤ちゃんと一緒に成長していく子育て譚。
もし、興味を持っていただけましたら、このしっとり素敵イラストを目印に書店にて探していただけたら幸いです!
と、そんなこんなで発売までもうちょっと。
ありがたいことに、本を出すのはこれで八回目ですが、やっぱり今回もドキドキしっぱなしです。
家康さん、毎回キャラが違うくね?
終盤になって迷走著しい真田丸。
今週はどんなことに……と、半ば戦々恐々としつつ視聴したわけですが。。。
前回のような破綻はなかったし、いいシーンもいくつかあったのですが、これまでの積み重ねがよかったら、さらに感動できたろうになあと残念に思ったり。
合戦シーンが悲しいほどにこじんまりしていたことは……まあ、真田丸での戦いに予算を費やし過ぎた(または、最終回に予算を温存している?)と思って、目を瞑るとして、
又兵衛はじめ多くのレギュラーが死んでいったのに、非常に淡々と見れてしまったのが何とも。
彼らに愛着を持っていれば、「仲間がこんなにも次々死んでしまうなんて!(涙)」とできたのでしょうけど、ただのモブという認識しかなかったからなあ。
おまけに、幸村自身も特に悲しむシーンがなかったので、すぅーっと過ぎて行ってしまいました。
代わりに、「正信、相変わらずえげつない!(激愛)」となってしまう私は、相当にズレている。
あと、ラストのきりのシーンもね。多分、ここが今回一番のハイライトなんでしょう。
でもね、私には……去ろうとする兄ちゃんを呼び止める幸村の「兄上……っ」の破壊力のほうが数千倍凄まじかった。
何だ、あの甘え腐った……必死に縋りつくような呼び方。やっぱりお前、兄ちゃん大好きっこか!(激愛)
もうあのシーンは最高だった。弟の死亡フラグを立てないためだと分かっていても、兄ちゃん振り返って、弟の全部を受け入れてやってくれ! と、本気で思っちゃったYO!
と、あのシーン悶絶したわけですが……それはあくまで、あのシーンだけを見たらのこと。
ここ最近のあれこれを思い出したら、途端に白けてしまうんですよ。
結局こうして会せるんだったら、そば粉送るくだりも、出浦ねばねば作戦も、ホステス・八木さんも全力でいらなかったよ! ってのは元より、
兄ちゃん「俺はどんな手を使ってでも、お前を生かしてみせる!」
・弟たちを助けるためという建前で八木さんに接近して口説いてたよね?
・稲姫に怒られてからは、弟たちを許してもらうための活動停止したよね?
・大坂の陣が始まっても、八木さんと浮気してたよね?
幸村「……生かされて、また十四年も閉じ込められるのですか」
・あんなに蟄居生活エンジョイしてたくせに、今更なんだその言い方。
幸村「兄上と……今、酒を呑みとうございます(必死)」
・豊臣方につくと決めた時、兄ちゃんへの迷惑を一切考えなかったし、大坂城入りした後も、兄ちゃんのこと一ミクロンも思い出さなかったくせに、いきなりどうした???
……ってね。
こんなシーンを持ってくる気でいたのなら、
兄ちゃんは幸村を口実に浮気なんかせず、誰に何を言われようと幸村を助けるために奔走してたことにして、
幸村にとって蟄居生活は二度と戻りたくない地獄で、豊臣方につくことを決める時も、大坂城入りした後も、兄ちゃんのことをしばしば思い出させておけよ!
そしたらあのシーン、私にとって神シーンになったろうに。。。
どうしても、弟に生きていてほしいという願いを捨てきれない兄ちゃんの苦悩と、
大好きな兄ちゃんを傷つけると分かっていても、自身の決断を曲げられない。それでもやっぱ兄ちゃんに甘えちゃう弟の苦悩を、中の人それぞれがしっかり演じていらっしゃっただけに、残念無念。
さて、次回はとうとう最終回。この幸村はどんな最期を迎えるのか、さてはて。。。
「時任さん、僕の依頼を受けてくれて嬉しいです(ニッコリ)」(by某本島組若頭)
が、今回もモトジマン不在です。
諏動&本島SS「罪人(つみびと)は犬を躾ける / 9」(←ここから飛べます)
今回は、時任「俺とモトジマン、どっちが大事なの?!」回(違)
前回「諏動が死んじゃうなんて嫌だぁああ」と、あんなに駄々を捏ねたくせに、自分が死のうとするのは相変わらずやめようとしない。
それどころか、諏動くんがついて来ないよう、本島組を襲う仕事まで受けちゃう。ひっどい男です。
それでも時任を見捨てない諏動くん。でも、モトジマンへの罪悪感は相当のもので……。
さて、モトジマンはこれにどう出るか。
というか、今回時任が受けた依頼。溝口組を襲うと聞いて、ピンと来てくれる人が嬉しいのですが……そろそろ、あの話に話が繋がっていきます。
次回もいつになるか分かりませんが、気長に待っていただけますと幸いです。
>web拍手レス
12月6日22:20 kou様
いつもコメントありがとうございます。12月に入ったからか、突然寒くなりましたね。こちらは霜で真っ白です。そちらも風邪にお気をつけください。今週大河はねえ、幸村の思考回路が謎過ぎてもう。。。どうしてここまできて、こんなことになっているのか。残念なことです(涙)