壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
[PR]
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
モブ塾生たちが、どんどんダチョウ倶楽部のようなノリに……
萌え~(●´Д`●´Д`●´Д`●)萌え~!
何なの? この殺し文句。マジでたまらないんですけど?
昔の大河はお硬くて、恋愛要素が薄い? とんでもない!
萌え台詞の宝庫でございますよ!!
政宗&愛夫婦には当初から、身悶えまくっていた私ですが、この夫婦の終着点の会話がこれとか、マジで感無量!
ラストのお東様との和解(?)もよかった。最終回になっても、ツンデレっぷりを遺憾なく発揮されていて、あらあら状態でしたが……エガッタエガッタ(泣)
と、大満足で視聴し終えたわけですが……
私「次の大河は何だろね? 順番的にいって、『武田信玄』かしらん?」
父「いやいや、今の大河が長州だから、それ繋がりで『毛利元就』かも」
私&父「どっちにしろ、楽しみ~♪」
なんて、暢気に会話してる我々に突き付けられた……
次回予告「あまちゃん」
N○K「求めれば周りが右往左往して世話を焼いてくれる。そんなふうにまだ考えてやがるんだ。
臆面もなく・・・! 甘えを捨てろ!!! この甘ちゃん野郎ども!!」
私&父「 (||゚Д゚)ヒィィィ!(゚Д゚||) 」
ということで……え、マジで「あまちゃん」なの? ……嘘でしょ? だって、朝ドラの再放送ここ以外でもやってるじゃん! それなのに……嘘だって言ってよ!!!
私は……これから一体何を縁に、今年の「大河枠で放送されている乙女ゲー的何か」を耐え抜いていけばいいのですか?(嗚咽)
と、軽く絶望しながらの今週大河。
前回結婚することになった二人の祝言から、今週はスタートしたわけですが……
高杉「文は不美人だから嫁にしとうないと言うとったくせに」
高杉さんって、こんなに空気の読めない人だったっけ? こう言った後で何か小粋なフォロー入れるかと思ったけど、それもないし……未成年をキャバクラに連れてくことと言い、何なんだよ、この高杉=3
なんて思っていたら、
文「不美人って何よ!!」
久坂「……おい。こんなとこでよせよ。松陰先生に恥を掻かせ…」
文「なんでここで兄さんが出て来るのよっ? ……そうよね! あなた、兄さんに言われて私と結婚したんだったわよね! もういい! 実家に帰らせていただきます!!!!!(激怒)」
面倒臭ぇ女だ(真顔)
どいつもこいつもTPOを弁えようとしない。
「八重の桜」の祝言見てみろよ。
緊張してる八重さんをさりげなく気遣う尚さん。マスオさん状態の尚さんに嫌味を言う親戚に対して、その場の空気を壊すことなく丸め込む、父ちゃんと尚さん。そして最後は八重さんにお持ち帰りされる尚さん。
皆、祝言をいいものにしよう。これからの縁を大事にしていこうという気遣いに溢れていたぞ。それなのに、なんで皆こんなに空気も読まず、好き勝手振る舞うのか。
せっかく、井上さんが白無垢姿をしているのだから、愛らしい感じにすればいいのに……。
その後、久坂は杉家に棲むことになるんですが、二人の部屋が尚さん&八重さん夫婦と同じような構造だったから噴く。
何なの? 女主人公の家に住むことになる旦那との部屋は、屋根裏でなければならないノルマとかあるの?
しかし、住む部屋の構造は似ていても、夫婦の萌え萌え度は雲泥の差。
尚さん伝説のシーン、長くてふつくしい指先で妻の唇に紅を差して、そっと抱き締める……なんて、悶絶パートの代わりに……
モブ塾生たち「久坂さん、何か手伝うことあります? あ、お邪魔でしたw?」
夜の新婚夫婦の部屋にノック(?)もなしに乱入してくるKYたち。
ニヤニヤ顔が最高にウザすぎて嫌になる。
果てしなく邪魔だよ。少し考えりゃ分かるだろ。何なんだよ、お前ら。スイーツの喰い過ぎで、脳内がふやけてんのか!
ここなあ、久坂が文に思い切りディープキスかまして、「おう、邪魔だ。消えろ」とか言ったら面白かったのに(←やけくそ)
その後も、いつまでも「不美人」を気にして、ツンツンしてる文。新婚生活に慣れず、ぎこちない態度を取ってしまう久坂。そして、学園ドラマ的ノリでちょっかいかけて来る、ひたすらにうっとうしいモブ塾生たちのドタバタ&やっぱり豪勢なおにぎりを持った文の「ごはんですよお!」が延々と続く。
……面倒臭い。杉家の食費はどうなってんだよという疑問を考えることすらも面倒臭い。
こんなんやるくらいなら、高橋さん演じる井伊の動向をやってくれ。
井伊がどれだけ貫録いっぱいに啖呵切っても、そのへんの描写が一切ないから、彼が何を言ってるのか訳ワカメなんですよ!!
それか、松下村塾の活動風景でもいい! 今のとこ、あいつらが一番真剣に議論したのは、「ふぐを食うか食わないか」ですからね。
あとは、おにぎり食ってるか、スイーツ食ってるか、色町で遊んでるか、暴れてるかしかないですからね。何なんだよ、この塾。これじゃ、「この塾を優遇すべきではない」と言った椋梨さんは正しかったんやとか思っちゃう。どうしようもないね!
と、思っていたら、久坂の江戸行きの話が持ち上がり、突然「別れてくれ」とか言い出す久坂。
命を捨てる覚悟で江戸に向かうから、残していく文が不憫だから……て、何しに行くのか知らないが、そういうことは婚前に言え! お前、志のためならいつでも命捨てる覚悟でいたんだろうが。
文も、「どこへなりと勝手に行けばいいじゃない!!!」って……なんだ、その高校生カップルの痴話げんかみたいな返し。
「お互いが思い合う気持ちがあれば大丈夫!」とか言って結婚したばかりだろ? お前ら!
てか、なんで久坂が大事にしてるお守り袋の中身を勝手に見る?! 「夫婦だから当然!」って……当然じゃねえよ! 彼氏の携帯を勝手に見る毒彼女か、お前は!
そして、思いでのおみくじを見てようやく「久坂に一生添い遂げる覚悟を決めた」って……だから、そういうことは婚前にしろ! どんな心境で結婚したんだ、お前ら。
ついでに、
そして最後は、「お前は俺の大吉じゃ」という久坂必殺の殺し文句で〆。
…………こんなんでどう萌えろってんだ、畜生!!!凸(`△´#)凸
なんて、頭を抱えたわけですが……妻を慮っているだけ、久坂は全然マシ。
……と、最終的には思ってしまうほど酷かったのが、伊之助。
マジであの男は何なんだ。
先週、椋梨の奥様と仲良くなろう&文の嫁ぎ先を世話してもらおうと、寿が色々動いているのを知っていながら、寿には一切何も告げず、椋梨を裏切って追い落としたり、文の嫁ぎ先を取り決めた所業に、嫌悪感↑↑↑だったわけですが、今回はさらにその上を行きました。
寿が可哀想過ぎてしょうがない。
……いや、別に彼女のこと好きではない……てか、うざいなと思ってはいますけど、このドラマでは一番筋の通った物の考え方してるし、ちゃんと「自分はこうこう思うから、こういうふうに動こうと思います」と伊之助に告げてから行動しています。
それなのに、そんな彼女に自分の考えを一切伝えず、彼女の都合をまるで考えない行動ばかり取る伊之助が理不尽に見えてしかたないのです。
「他人との付き合いがそんなに大事か?」「お前は自分のことしか考えとらん!」
その言葉、そっくりそのままあなたに返します。
制作者としては、伊之助が寿のために菓子を買って帰ったことで、伊之助も少なからず寿を大事にしていると示したいのでしょうが、椋梨を失墜させることで寿がどれだけ傷つくか、一切考慮せず、嬉々として「周布さんとこに戻れてよかった~♪」「文と久坂の仲をちゃんと取り持ってやらないと~♪」と、寿に話してる時点で完全にアウトです。
で、こういう盛大な夫婦喧嘩を見せておいて、何のフォローもしない。
……何なの? これ。
なんでこんな救いようのない夫婦喧嘩を見せられなければならないんだ。胸糞悪いだけなんですけど……あれですか? 伊之助の運命の相手は文だと強調したいからですか?
寿にはこんな惨い仕打ちをしておいて、「文には隠し事は通用しない」「文は強い女だ」「文を大事にしろ」「文にそのこと言ったのか?」「文文文……」と文マンセーしてるのもそのため?
……そういや、文の結婚式に寿っていたっけ? 何かいなかった気がするんですけど……気のせいだと思いたいけど、もしいなかったというのなら、文は寿を結婚式に呼ばなかったことになる。
当然、「私の嫁ぎ先について、色々してくれたのにごめんね」という謝罪もしてないだろうし……
もうね、ここまで来ると……寿のシーンは全部カットにして欲しいです。見てられません、彼女が不憫過ぎて。。。
「あ、あんなブス、タイプじゃねえし////」は想定内でしたが。。。
一週遅れましての大河感想。
「 突然の恋 松下村塾に舞い降りた運命の神のいたずら 」
こんな文字の羅列を見て以来、視聴意欲は虫の息だったんですが、何とかリモコンのスイッチを押しました。
で、開始早々。文が豪勢なおにぎりばらまいてる映像をバックに、文之進おいたんから正式に松下村塾を貰い受け云々の話を、さらりとシャアナレで済まされることに噴く。
ちょw確かに史実ではそうだけど、このドラマ内では「塾を開いてみませんか?」という、スーパーヒロイン文様の一声でできた産物じゃなかったのかよ!
それなのに、そんなことはまるでなかったかのように……おいたんが塾をしているとこなんか一秒だって流してないけど、おいたんから塾譲り受けましたって、何なんだよ。
おまけに、「塾をお前に任せる」云々のシーンも皆無で、New松下村塾開幕式(?)にさえ、おいたんを呼ばないで挙行とか……おいたんの扱いが酷過ぎる。
数年後、おいたんは塾生たちのせいで××することになるっていうのに、いいのかよ。
(ついでに、先週出てきた前原さんの扱いも雑でしたね。「私は人より歩くのが遅い」って……いや、しみじみそう言われましても、あなたがどんな人か私何も知らないんですが状態でポカーンでした)
と、開幕早々不安に駆られる私に突き付けられる、「女大学」からのガールズトーク。
「あ~素敵なイケメンと恋がした~い♡」
「胸がぎゅっとなるような思いがしたいわ♪」
おまけに、稔麿が送ってくれたスイーツ本(稔麿、お前は何のために江戸へ行ったんや!)で、ガールズトークはさらにヒートアップ! ……って、くそがっ!
少女漫画女子高生は巣に帰れ!!!! なんでこんなもんに尺取って、文之進おいたんはカットなんだ、ふざけんな!
しかも何だよ、あのふざけたSEとともにイメージ画像が浮かぶ演出。どっかのバラエティか! 大河の格式高い演出はどこへ行った?!(絶叫)
てか、この時の「伊藤さんとかマジでないよねえw」というくだりも非常に不快でした。
ついさっき、「見た目じゃなくて中身」という授業を受けたばかりじゃねえのか……え? それは女性限定のことであって、男は例外?(「伊藤とかマジないわw」はOKで「文は綺麗じゃないから」という久坂の言葉はソッコーで窘められましたからね)
男はイケメン以外は価値なしってか? なんだ、その江思考。やめてくれ。私が見たいのは、愛姫みたいな奥ゆかしい姫なの! 「スタンド信長」を使うスタンド使いじゃない!
あーあと、「文さんは恋をしたことがないの?」という質問に、「えー文わかんなぁい♡」と答える文にげんなり。
今まで、あれだけ家族の食事を犠牲にしてでもイケメンたちに媚を売りまくっておいて、落とす気なんてなかった、イケメンパラダイスを作る気などなかった、無意識&無自覚だったと?
乙女ゲー主人公の典型的回答です。
しかし、いくら全員いっぺんに落とそうと、同時攻略を行っていても必ず、ルート選択の時はやってきます。
そして今回、文は久坂ルートを攻略したかったので、久坂を脳裏に思い浮かべます。
すると、最近高杉ルート、稔麿ルートを進めるのが忙しくて、ほとんどほったらかし状態だった久坂のことを急に意識するようになります。
久坂ルートに入りましたからね。当然ですね。
さらに、文にお菓子作りを断られてブチ切れた寿姉ちゃん(しかもこの時「作ってくれるよね?」とか言ってたし)が講義中に乱入してきて、
「文をこのまま塾の女中にするわけにはいかない。私が文の嫁ぎ先を決める! あと、変な虫がついたら行けないから、あなた(久坂)文の護衛をお願い!」という、訳の分からない言い分によって、無理矢理久坂と二人きりになることに。
久坂ルートに入りましたからね。当然ですね(二回目)
さらにさらに、久坂ルート仕様になるため、文はキャラ設定もチェンジ。
前回まで、それまで気さくで素直なマネージャーキャラだったのに、今回はやたらと久坂に突っかかるツンデレキャラになっていました。
久坂ルートに入りましたからね。当然ですね(自己暗示)
とはいえ、姉ちゃんに頼まれたからと文を護衛しようとする久坂に「いいって言ってるじゃない! いくらついて来たって、この羊羹はあげないから!」だの、
僕のために一緒に頭を下げてくれてありがとうという久坂に対して、「あなたにも、少しは礼儀なんてものがあったのね」だの、
ツンデレというより、理不尽な言いがかりつけてくる、ただの嫌な女になってるから目も当てられません。
それなのに、この言いがかりパート何度も繰り返すっていう……。マジでこれ誰得だ。勘弁してくれ!
と、私は阿鼻叫喚だったわけですが、久坂はそんな文にぞっこん。
誰かと見合いしちゃいそうな文を前に、素直になれなくてヤケ酒。
「見つめ合うと~♪ 素直に~♪ お喋りできなぁい~♪」と、切ない胸の内を伊之助にシャウト……て、何という女々しさ。ゴールデ○ボンバーもビックリです。
しかもその後、特に行動を起こすこともなくグジグジしていると、伊之助の口添えによって、松陰先生から「決して信念を曲げぬ男と、決して折れぬ女。YOUたちお似合いだから夫婦になっちゃいなYO☆」とGOサイン。
(先生! どっちも意見曲げないんじゃ、悲惨な末路しか見えないんですけど!)
不自然なほどツンツンして、久坂に理不尽な言いがかりをつけていた文もいきなり「お互いを思い合う気持ちがあれば大丈夫よ! 結婚しましょう」とか言い出す。
それを受けて、「お、俺でいいのか……?」と震え声で念を押す棚ぼた久坂……て、おみくじの時も思ったが、誰だ、こいつ。私が知ってる久坂玄瑞はこんなんちゃう!(超今更)
てか、マジでこの後どうするの?
史実じゃ、この後。久坂は京都に現地妻作った挙げ句、隠し子までこさえるんですよ? それなのにこんな文ぞっこんキャラにして……一体どうフォローすんだか。
文「あ、なんでしょう。心の臓のあたりがきゅっと……ドキドキしてきた♡」
奇遇ですね。私も心臓がモヤモヤ、ムカムカ……くそ! 何なんだよ畜生!
なんでこんな取ってつけたような色恋話に大河枠一時間使うんだ、おかしいだろ!
伊之助一人に大河っぽいこと言わせときゃいいやとか思ったら、大間違いだぞ! それと、そうせい侯に直談判すりゃ全部解決! って安直な手も何回使うんだ。投げやりすぎるだろ!
色恋パートが全然面白くないから余計そう思ってしまいます。
もうね、とにもかくにも文というキャラをどうにかしてほしい。。。
何でもかんでもしゃしゃり出てくる感じも嫌だし、毎回タイプの違うイケメンと絡まないといけないからか、キャラが一定しないし、
あんなにとっかえひっかえイケメンとおにぎりデートしておいて、「私は清純で奥手な乙女です」という顔をされても、カマトトぶるな! という反感しか湧きません。
今回だって、今まで一途に久坂だけを思っていたなら、もっと好意的に見れたと思うんですが、金持ちだからと高杉さんに媚を売ったり、「あなたの話が今まで聞いた中で一番面白い♡」と稔麿をよいしょしたり……で、その回は久坂のことを欠片も考えないから……とにかく久坂への愛情が感じられないんですよ。
そして、これは文&久坂に限ったことではありません。
冒頭言及した文之進おいたんの扱いもそうですし、「文に嫁ぎ先を世話してやらないと!」と、あれこれ動く寿を他人事のように見てるホラー母さんもね。いや、娘の嫁ぎ先に頭悩ませるのは本来あんたの役目だろうと。
寿の扱いもそう。
今回だって、彼女は伊之助のため、文のために、寿は椋梨の奥様たちと仲良くしようと必死だったのに、伊之助はそんな彼女には何も言わずに椋梨と決裂し、久坂と文を結婚させるよう手紙まで出した。
おかげで、寿の面目は丸つぶれです。
確かに、寿は伊之助や文の意に沿わぬことをしていました。
でも、だったらそのことを伝えればいいのに、伊之助も文もそうしません。ただ、あいまいな生返事をして、うっとうしそうに見るだけです。
そして、その後。寿には何も言わずに自分のやりたいことをし、寿の信用をガタ落ちさせる。寿の都合や気持ちなど、一切顧みない。
愛がないにも程がある。妻だろ? 姉ちゃんだろ? もっと大事にしたらどうなんだ!
こんなふうに思うから、伊之助や文が心優しい人格者と言われても、モヤモヤするばかりなんですよ。
今日も、松陰先生はいい感じだったのに……お願いです。もっと伊勢谷松陰にスポットを当ててください。ホント最近いい感じだから! お願いします(懇願)
>web拍手レス
3月18日23:26 kou様
いつもコメントありがとうございます。現行大河、今日やっと視聴できましたが……もう、うん。あれでしたね、ホント(遠い目)独眼竜は、結構な遊び回でしたね。政宗の一日を再現してみせたり、政宗の夢パートを長々やったり。それでも破綻なくしっかり見せてますからねえ。これまでの積み重ねとしっかりとした歴史公証のなせる業ですね。久しぶりのお東様はさすがの貫録でございました。老いていながらも溢れる気品と女傑っぷり。岩下さんの演技が光っていました。こういう口だけじゃない女傑をまた見たいです、ホント。それから睡眠について。休みすぎると体が休みモードに入るってすごいですね。でも、寝つきがいいのはいいことだと思います。寝るとスッキリしますからね。かく言う私も不眠症とは無縁の性質で、一日七時間がっつり寝るほうです。でも、昼寝はしないですね。なんかもったいなくて。そしてお彼岸。ええ、お察しの通り、もう始まっております。二日前から始めまして、もう軽く百超えてます。今回は何個行くのやら。。。
見る前から、視聴意欲をそぎ落としていくスタイル
録画もしてないし……土曜日、忘れないようにしないと。
……まあ、そうは言っても、
「 突然の恋 松下村塾に舞い降りた運命の神のいたずら 」
この文字の羅列を見てから、嫌な予感しかしないんですけどね(遠い目)
>web拍手レス
3月11日22:28 kou様
いつもコメントありがとうございます。まずは独眼竜。鈴木さん、逝ってしまわれましたね。比較的早くに己は退き、後任である息子を 陰で支えて、世代交代に努めた小十郎とは対照的に、死ぬ直前まで政宗に仕え続けた鈴木さん。政宗に無理難題に愚痴りながらも何とかしてしまう 姿は実に頼もしかった。彼もまた、いい味出してましたよね。支倉さんはもう、気の毒としか言いようがないですよね。時代が変わった。仕方ない と分かっているとはいえ、「そちは夢でも見ておったのではないか」と言い捨てた政宗が鬼に見えました。さて現行大河。塾編が始まってからの松 陰先生の雰囲気は、私とても好きなんですが、内容がねぇ。。。「志」はとても大事だと思いますが、「志」だけではことを動かせません。彼らが どれだけ非凡の才を持っていたのかもしっかり描いてくれれば面白いと思うんですが、それをこのドラマに求めるのは無理なのか(遠い目)そし て、3.11。もう四年も経つんですよね。何だか実感湧きません。当事者ではない私の中でも、いまだ色あせていませんから、被害に遭われた 方々はなおのことだと思います。物理的にも精神的にも、傷が癒えるのはまだまだ時間がかかりそうですが、少しずつでも癒えていくことを、私も 願っています。
「三千世界の~♪」は、やっぱ高杉萬斎のほうg……略
「せわぁない」の使いどころがどんどんおかしくなってってる。。。
さて、前回は
稼ぎ手(父&兄貴)に粥を食わせてでも、イケメンに高級具材入りおにぎり&高級菓子を振る舞いたいのか、お前! とか、
十四歳の娘に炊事どころか家の財布まで握らせるとかどういうことなの? ホラー母さん! とか、
写本の仕事は色町でやるものなのですか? てか、写本用の本買いたかったって、お前ん家、腐るほど本持ってるじゃねぇかよ! 等々
ツッコミが多過ぎて大参事だったわけですが、今回は……。
嬉しい誤算が一つありました。それは、伊藤さんの扱い。
先週の不遇過ぎる扱いを見て、皆に馬鹿にされまくる駄目ッ子のび太キャラの未来しか見えず、悲嘆に暮れたものですが、そこまで酷くなくてよかった。
確かに、「お前誰だよ」と、皆から下に見られてはいましたが、フグを食う食わないという問答の真意を一人看破したり、湯呑を下げたり、さりげなく稔麿の居場所を文に教えたりという気遣いもできたり……と、非凡なところを見せていましたからね。
中の人の演技も愛嬌があっていいですし、結構好感が持てました。
(でも、この伊藤さんと行動をともにすることになる井上さんは……どんな感じになるのかな?)
と、伊藤さんはなかなかに好感触で良かったんですが、他が……。。。
今回のメインテーマとなりました、「稔麿くんを江戸に行かせてあげよう」
これ、終始、稔麿が「松陰の弟子だから駄目」ってのを強調されまくるばかりだったんですが、できれば稔麿がどれだけ優秀な若者で、実力で言えば彼を江戸にやるのは当然! とした上で、「松陰の弟子だから」と蹴られたほうがよかったように思います。
そのほうが、「松陰の弟子だからって理由で……理不尽だ!」という感じが、良く出たと思うので。
今回の描写だけじゃ、「稔麿が江戸に行きたいって言ってるのに!」と駄々言ってるようにしか見えなくもなかったから。
松陰先生もなぁ。前回に引き続き、今回もかなりよかったんですけど、今までを思うとなあ。
「僕は志を持って、脱藩し、黒船にも乗った! 微塵も後悔していない!」
そう言い切った時の先生はかっこよかったですよ?
「なんで黒船に乗ったのよ?」という文の問いに、「わしと金子は異国の光を見たのだ!」というポエムしか返せなかった挙げ句、最後は妹に論破されて大号泣した……なんて過去を、綺麗さっぱり頭から消し去れば。
本当になぁ、松陰先生がどんな志の元、あんな無茶をしたのかしっかり描いていれば、松下村塾を開いてからの松陰先生の言葉一つ一つに重みが出て、滅茶苦茶輝いていたと思うのに。残念でしかたない。
ちなみに、伊之助は逆。
「偉そうに言っているが、俺はお前たちが何かを成したところを見たことがない(キリッ)」
彼の場合、彼が何かを成したという記憶を脳内でねつ造しないと、あのどや顔を見てられません。
それから、敏くん。
前回、十三歳にして酒、煙草、女を覚え、キャバクラで遊んでる現場を姉ちゃんに押えられたら、「姉ちゃんなんか嫌いだ! 俺はもう子どもじゃない!!」だなんて逆切れするような、残念な子になってしまったわけですが、
今回も高杉さんに「一杯やりに行きません?」と誘ってる(あのジェスチャーってそうですよね?)のを見て、ああこいつはもう手遅れだ。いい子の敏くんは先週で死んだんや! と、乾いた心で思い……。。。
そして、文。
先週あれだけ食費事情で思い悩んでいたというのに、今回は豪勢なおにぎり&山盛り月見団子だけでは飽き足らず、フグ鍋まで振る舞っておりました。
財政問題は一体どうなったのでしょう?
敏くんの写本の稼ぎで一発解決したとか? それとも陰で、ボンボン高杉さんにだけ、高額な月謝を払わせてるとか? それか、「先週の財政問題は忘れてください。察してよ」という製作者側の無言のメッセージなのか。マジで謎。
(そういや、高杉さんが親父の目を気にして夜こっそり塾に通ってたってエピはカットですか? 可愛いから入れて欲しかったのにな)
それから、今回稔麿にお節介を焼いておりましたが……。
前々回が久坂。前回が高杉。今回が稔麿。と、三週連続違う男(しかも、問題抱えて落ち込んでるところ)に近づいて、甘い言葉を囁く様が、ときメモGS主人公に見えてしかたない。
先週は久坂くんと下校デート。今週は高杉くんと放課後デート。来週は稔麿くんと遊園地デート♡てな勢いですからね。
んで、周囲から「あれ? あの子また先週と違う男と歩いてるぞ」と噂されてるんだ。そうに違いない。
ていうか、
「実際黒船を見ようとした気骨のある人、あなた以外見たことない♡」
「私、難しいことはよく分からないけど、あなたの歌、なんか好きって感じるの♡」
「兄さんたちの話って難しいのよね。でも、こんなに面白い話してくれたの、あなたが初めて♡」(兄貴にはあれほど、「兄上のお話は、難しいけど面白くて好き♡」と言ってたくせに)
これ全員違う男に言ってますからね。んで、すでに二人が毒牙にかかってフォーリンラブ。少女漫画の住民に。恐ろしい女やで! ホント!
と、思っていたら、来週は完全少女漫画回になりそうな悪寒。
まあ、久坂さんは、史実の久坂さんと完全切り離してみれば、あのラブコメっぷりは愛嬌あって面白いっちゃ面白いんですけどね……でもね……やっぱり……マジで勘弁してくれ! 俺は大河ドラマが見たいんだ! そういうのは民放枠でやってくれ!(号泣)
>web拍手レス
3月2日23:34 kou様
いつもコメントありがとうございます。番外編。はい、お約束どおりのイケメンでした。確かに、普通に考えればイケメンだったら隠す必要ないじゃん! って話ですが(まあこの話の蘇芳は、強制的に被らされていましたが)やっぱり、心情的に覆面キャラはイケメンじゃないと(苦笑)独眼竜。おっしゃるとおり、人の生涯を描くのが大河の醍醐味なんですから、若者からヨボヨボ爺さんまで演じきってほしいものですが、最近だと、老けメイクは元より、息子役の俳優さんと並んでも親子じゃなくて兄弟にしか見えないからこいつは一体いくつなんだ?? 状態に。どうにかなりませんかね、ホント。そして今週大河。まさか松陰先生の名前由来がスルーとは思いませんでした。塾も何食わぬ顔で「松下村塾」になってましたし(玉之進おじさんを出した意味は何だったのかと小一時間問い詰めたい)そして、高杉さん。あの貧弱ボディは元より、お行儀悪いわ、馬鹿みたいに「つまらん」連呼するわ、十三の少年をキャバクラ連れてって、タバコ、酒、女を教えて偉そうに説教。あの場面だけでは、文を応援してしまいましたよ。とはいえ、文のほうがカオスですが。家族のご飯御粥にしてまで、イケメンたちにおにぎりや饅頭を振る舞いたいのか。そして、金持ちイケメンと分かるとVIP待遇って……もう何が何だか。。。ホント、カッコイイ長州志士を見れる日なんて来るんでしょうかねぇ(遠い目)
このドラマでの、劇団ひとり伊藤さんの未来を思うと、今から憂鬱
老けメイク効果もありますが、本当に老人に見えますからね。
独眼竜初登場時の若々しい家康を思い返すと、まるで違っていて……たった一年で人の一生を演じきるというのは、すごいことだなぁと改めて思いました。
んで、死ぬ間際の政宗とのシーンがいいんですよね。忠輝のことを許さないときっぱり言っておいて、ぽつりと「本当は会いたかった」ってね。
天下人として、私情を捨てて規律を守らなければならない辛さは元より、「会ってやって!」と気を遣う家臣たちがねぇ。天下人の悲哀と、家康を思う家臣たちの温かさが詰まったいいシーンだったと思います。
忠輝もなぁ。普通の男なら「俺を忘れて幸せになってくれ」と言うのでしょうが、「俺のことを生涯忘れないでくれ。そして来世で夫婦に…」って……無茶をやったのは、親父に自分を見て欲しかったと言うように、この人は寂しがりなんだよなあとしみじみ。
大丈夫! 五郎八ともう一度夫婦になりたいという君の願いは四年後、三百年前(太平記)に叶うから!
さて、そんなこんなで今週大河。
1.高杉さんは今日何回「つまらん」と言ったのか。
2.あのホラー母ちゃんと梅兄嫁は、いつも何をしているのか。
それが気になってしかたなかった。
まず、1.多分これは、あの有名な辞世の句を意識しての口癖だと思うんですが……いくら何でも言い過ぎや!
何度も言わせることで、高杉さんの今を鬱屈してる感情やキャラを示したいという意図は分かるのですが、ここまで何十回も言わせると、ただしつこいだけです。
一々言わんでも、表情見れば分かるから! なんて、表情や佇まいだけで心情を表現していた独眼竜を見ていた直後だけに思ってしまう。。。
で、その他の高杉さんについてですが……。
高杉さんも久坂さん同様、脱ぐノルマがあったようで、今回上半身ヌードを披露してくれたわけですが……西島覚馬、お前は罪深いことをした。お前が脱いだせいで、それ以降誰が脱いでも悲しくなるだけになってしまったではないか!!
……て、それを差し引いたとしても、中の人。なんというほっそり体型。羨ましいくらいですが、着物を着るには……そして、剣術大好き設定の人の体じゃない。
素振りも何と言いますか……医者坊主の久坂さんのほうが全然様になってたぞ。
なので、敏くんが……他のことはともかく、久坂さん差し置いて高杉さんに剣術の指南を頼むのは、何とも変に見えました。敏くん、君は久坂が嫌いなのか?(笑)
だから、個人的には、今回高杉さんを脱がせたのは失敗だったと思うのですよね。
あの体型でのセクシーショットを狙うなら、絶対病気になってからだよ! 病人男子の不健康な肌のチラリズムも最高に色っぽくていいz…略
てか、あの色街エピ。敏くんの自立と高杉さんageのためのものだったとは思いますが、どんなに綺麗事並べようが、まだ十二、三歳の子供である敏くんを色街に連れてったり、べろべろになるまで酒飲ませたり、家の金取って来させたりさせてる時点でアウトでしょ。。。
あと、現状に不貞腐れて憂さ晴らししてるシーンばかりじゃなくて、いい子ちゃんしてるシーンや非凡であるシーンをもっと見せて欲しかったなぁと。あれじゃ、遊んでるだけにしか見えなくて、とても「いい子ちゃんでいようと努力してきた!」ようには見えないし……ついでに言うと、高杉さんの親父も魅力的な人に描いてほしかった。
高杉さんが尊敬してる人で、頭が上がらない人って設定ですからね。ある程度立派な人な人として描かないと、高杉さんの魅力半減です。
と、今回からの本格参戦・高杉さん描写に色々文句があったわけですが、それも……文シーンを前にすれば、些末なこと。
「食費どうしよう!」とか、「ごはんですよぉ!」とか、限りなくどうでもいい!
食費が大変? そうは言いながら、具まで入った豪勢なおにぎりや饅頭などのおやつまで出してる時点で、全く説得力がないんだよ!
そして、ここで出てくるのが冒頭の疑問2.
たかだか十四の女の子が、あの男たちの賄いを全て作り、家計に頭を痛めてる間、あのホラー母ちゃんと梅兄嫁は、一体どこで何をしているのでしょう?
なんであいつら一切手伝わないの? なんで子供の文が親父どころか兄貴の給料まで握って家計のやりくり任されてんの?
ついでに言うと、耳の聞こえない年端の行かぬ息子が、夕飯時になっても帰ってこないのに、文以外誰も心配しないのも、夕飯に遅れた挙げ句酒飲んで帰ってきた息子を叱り飛ばさないのも、何もかもおかしい。
「私は小さい頃からこの子を育ててきた。守ってきた!」という文シーンも(嫁入り前の娘が色町に殴り込んでる時点でoh~な内容ですが)、確かに弟への愛情は感じたけど、まるで親はなく、弟と二人だけの家族で生きてきたかのような……母ちゃんは弟の世話は一切焼いていなかったような言い回しだったし……マジであの母ちゃん何なの?
梅兄嫁も……梅兄の切腹をさりげない言葉で止めた時は、地味だけどええキャラやと思ったのに、あれがあなたのピークだったのですか?(涙)
そして、なんで身分の低い文が、高杉さん家で上座に座っているのか(ついでに、仏壇にお尻向けてるのか)とか、
寅次郎がなんで「松陰」と呼ばれるようになったのかの説明はなし? どういうことなの? とか、
松陰先生、生徒たちと学んでるとこはいいんですが、親父や兄貴の金で生徒たちを食わせ、当人には粥を食べさせることに何の罪悪感も抱かないのですか? で、兄貴たちはそれを了承しているのですか? とか、
久坂さん、あなた確か文を嫁をもらえと言われた時に「ブスだから嫌です」とクールに断ったはずなのに、なんでもう文にべた惚れなの? ついでにどうして頭脳明晰キャラのはずなのに、毎回暴れる脳筋キャラになっちゃってるの? とか、
劇団ひとりの伊藤さんに対してのナレの扱いが酷過ぎる(「重ねて言うが、こいつが後の初代内閣総理大臣」)とか……
……まぁ、分かるんですけどね。これらは全部文を活躍させるための弊害だってことは。
両親がいるはずなのに「まるでカカシですな」状態なのも、長州志士の皆さんの描写が疎かな上にヘタレるのも、全部全部文を主役に据えていて、主役ヨイショしなきゃならんから。
文主役、文視点においての限界をひしひしと感じた回でした(遠い目)