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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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今の官兵衛に猛烈に聞きたい質問:「その戦の大義は何ですか?」

今週の独眼竜、とうとう勝秀吉がお亡くなりになられましたが……いやもう、どのシーンも鬼気迫るもので目が離せませんでした。

その中でも一番印象的だったのが、臨終の秀吉が家康に遺言を言う所。
ここで、家康泣いてるんですよね。

現行大河含め、最近の大河の家康は、秀吉が死んだら「ひゃっほー!」と喜ぶばかりですから、軽く衝撃でした。

ここで泣いておかなきゃ、皆に怪しまれる。そういう打算もあったと思います。
でも、それ以外にも色々と思うところがあったんじゃないかなぁ。確かに、家康にとって秀吉は邪魔だったでしょうが、それでも生きてるうちは絶対に勝てないと思わせた男ですしね。尊敬(?)のような念だってあったはず……と、津川さんの家康を見ていると思えました。

こういう、一言では言い表せない心の機微が感じられるのって、いいですね。


と、天下人の最期を引きずりながらの現行大河。
視聴しながら、とにもかくにも思ったこと。


こいつ(主人公)誰だよ?(;´Д`)


今回はもうこの一点に尽きます。


キャラが違い過ぎる。今までと全くの別人……しかも、言ってることが180度違うから、ただただ呆然。

「私利私欲な戦はするな」「戦を起こして悲しむ領民たちのことを考えろ」

今まで、官兵衛はそう言って、秀吉を批判し続けてきました。
(そして最後は、「秀頼? あんなガキ、天下人の器じゃねぇよ」と、縋ってくる秀吉の手をポイ!)

何度も何度も「突撃☆敵地訪問」をして降伏を促すエピ繰り返して、「敵のことも助けたいと思う心優しい男、官兵衛様!」アピールもしてましたし、

「騙し討ちなどの卑怯な手を使ったのは全部、○○! 官兵衛様は悪くない! 善人なんです!」アピールもしつこく繰り返して……

とにかく、今までずっと官兵衛さまはラブ&ピースの男キャラであると、話の整合性が取れなくなるのも構わず全面に押し出してきていました。


それだってのに、今回の官兵衛は何ですか?
自分の野望のために天下を狙い、家康と三成を争わせるよう仕向け、二人が中央で争ってる間に兵を挙げ、天下取りに乗り出そうとしている。

……確かに、私は腹黒で野心家の官兵衛を長い間待ち望んできました。

しかし、このドラマはあまりにも長く、官兵衛を口先だけのラブ&ピース男として描き過ぎた上に、腹黒にシフト変更する過程さえ省きました。

そのため、単なる別人にしか見えません。

また、一万歩譲って、ドラマ内で言われてるように、「秀吉が死んだことで、官兵衛は吹っ切れて元の官兵衛に戻った」ということにしたとしても……

どや顔で「ほらほら、争え、争え~♪」と、三成たちを駒のように扱い、今まで散々批判してきた「私利私欲の大乱」を進める官兵衛には嫌悪感しか湧きません。
そのほかにも……

官兵衛「近頃は辛い戦ばかりであった。でも今は、自分のための戦だからね♪」
 それまでは楽しい戦だったとでも? 絶対誰か人が死ぬんだぞ! ってか、口では「無益な戦はおやめください!」「天下のために!」とほざいておきながら、腹の中ではこんなこと考えてたのかと思うと、マジで気持ち悪いです。
……え? これがお前の望んでいた、素知らぬ顔で嘘を吐く腹芸だって? 
 
腹芸というのは、本心や感情を悟られぬようぐっと堪え、知的に言動を弄することです。
説得パターンが恫喝一択、説得内容も「天下のために」一択なんて論外です。

 官兵衛「長政たちが離婚したこととか……朝鮮出兵のせいで全部がおかしくなってしまったのだ」
「秀吉を止めて欲しい」という利休との約束破って、ホイホイ朝鮮出兵許して、言われるままに参戦した自分を棚上げしまくった……俺は悪くねぇ! 全部秀吉が悪い思考が透けて見えて嫌な感じです。

官兵衛「自分、隠居してますから」「自分、隠居してますから」「自分、隠居してますかr…略
自分は隠居してるから責任なんて持てません! ですね? 分かります。でもね、半かな覚悟しかねぇなら出てくんな! と声を大にして言いたい。
少なくとも、長政は全部自分で決めて、自分で責任取ってるぞ!

ってか、そもそも聞きたい。お前は何のために天下取りたいんだよ? で、天下獲ってその後どうする気なんだよ??
そのへんが全く説明されないままだから、なんか秀吉に言われたからノリで天下獲る! みたいな軽い感じで嫌な感じ。
結局お前こそ、領民とか太平の世とかどうでもいいんじゃねぇかと思えてしまう。

 
と、豹変した主人公に全然ついていけないわけですが、もっと気持ち悪いのは、官兵衛の秀吉化(?)を、黒田家家中が「ついに大殿がお立ちになられた!」と絶賛していることです。

お前らだって、官兵衛と一緒になって散々秀吉のこと暴君だ何だと馬鹿にしてたじゃねぇか。
秀吉は駄目だけど、自分たちはいいってか? どんだけだよ、クソ!


光にいたっては宇都宮討伐の際、「罪もない人を騙し討ちにするとか、黒田家の男としてあるまじき行為!」と、御家のために汚れ役に徹した長政を罵倒していたくせに、夫がニヤニヤ笑いながら、大量殺人の算段してるの見て、「楽しそうで何よりですv」「天下をお取りになります?」などとほざく始末。

また、糸のことに関してもね。
宇都宮の姫を処分するという話になった時は、糸とグルになって長政を侍女たち使って吊し上げて阻止させたくせに、十四年も黒田家にいた糸と離縁して、徳川の養女を娶ることには異議を申し立てない。

それどころか、糸がいなくなった後は、即、糸なんて女はこの世にはいなかったとばかりに振る舞う。……確かに、新しく嫁にきた栄姫に罪はないから、フレンドリーに接するのはいいことだと思いますが、幾らなんでも割り切るのが早過ぎや!

まぁ……そうは言っても、糸も最後まで嫌な女でしたが。

長年良くしてくれた長政への愛情や感謝が一切感じられない別れ口上にドン引きしたのは勿論のこと、長政の前でこれみよがしに幼い娘を抱き締めて「母を許しておくれ」などとほざいた時には、うへあ! となりました。

先週、「あの子の泣き声なんか聞きたくない」「男の子じゃねぇなら、いらない。可愛くない」とほざいていたくせに……今更いい母親面されたって胸糞なだけです。

こんなシーンを今週入れる気だったんなら、糸がネグレクトしてたエピなんかやらなきゃよかったのに。マジでこのへん理解不能です。

(あと、あの侍女。秀吉の元を訪問した際、なかなか来ない秀吉に焦れて、「糸姫様を待たせるとはいかなることか!」と喚き散らした時も頭がおかしいと思いましたが、今回も何なのか。「その優しさが糸姫さまを苦しめた」だ? 
じゃあ訊くが、糸は黒田家のために何をしたよ? 夫を支えるどころか、奥の仕事はしない、義母と結託して夫を吊し上げる、ネグレクトする、ヒス起こして寝込む……でも、長政はそんな糸を一度だって責めたことなかったし、ずっと大事にしてた。それなのに、長政が全面的に悪いって? 訳が分からないYO! くそが!)

と、光も糸もマジで胸糞だったので、新しく嫁いできた栄姫がやたらまともに見えました。

天下を二分する戦が起こる寸前に、長政の後添えに入れと言われても文句ひとつ言わず「徳川家と黒田家の立派な架け橋になれるよう頑張ります」と微笑み、
祝言を挙げて、十日後には戦に旅立つ夫を「ご武運をお祈りしております」と送り出す。

なんてまともなんだ!(感動) 初対面にして「本当に黒田の息子なの? 弱そうで全然そう見えない」などと無礼極まりない暴言ほざく誰かとえらい違…略 

この子まだ十六でしょ? 徳川家の教育がいいのか。それとも蜂須賀家の教育がよっぽど悪いのか。

とにもかくにも、長政よかったな! 今度の嫁は当たりっぽいぞ!(←なんだ、その言い方)




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11月18日22:26 kou様 
いつもコメントありがとうございます。時々何でか不運が続く時がありますよね。お大事にです。高倉健さん、おっしゃるとおり、昭和の大スターにして、誰からも好かれる方でしたね。私の中では、鉄道員が印象深いです。あの、凛としつつも物悲しげな後ろ姿がたまりませんでした。今週大河、離縁に向けての、強引糸キャラ変は非常に何だかなぁって感じでしたね。独眼竜の愛姫のごとく、長年子供が生まれないことに思い悩んでる描写があったのならまだしも、今まであんなに好き勝手能天気に生きてきてでは説得力も同情も糞もありません。前田利家にいたってはもっと酷くて……おまけに、利家に向かって「お前はもうすぐ死ぬから、天下なんか獲れねぇよpgr」な官兵衛が最高に嫌な感じでしたし。もうホントに嫌になります。最終回まであとちょっとですが……どんな終わりを迎えるのやら。。。。   

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清正たちのノリが、完全にヤンキー

先週、ついに竹中秀吉がサヨナラしてしまったわけですが、今回は何回目かの長政不憫回。

はるばる異国の地から戻ってきたってのに、嫁は笑顔一つ浮かべないばかりか、話しかけてもこない。
「子どもが泣いているよ」と言えば、「あの子の声なんか聞きたくない!」と堂々とネグレクトしてます宣言をし、「どうせ皆、結婚して十四年も経つのに女しか産めない役立たずって思ってんでしょ!」と被害妄想爆発!

マジ何なの? この女。全く同情できない。

今までただの一度だって、男の子が生めなくて気に病んだこと&責められたこともなく、時々侍女たち使って旦那を吊し上げたりするくらい好き勝手やってきたくせに、今度は被害妄想発症した挙げ句、ネグレクトだ?

「結婚は人生の墓場」という言葉が、実にしっくり来る嫁ですよ、全く。。。

そして主が主なら、侍女も侍女ってなもんで、侍女も常に不機嫌顔で、長政が子どもを見ようとする素振りを見せても立ち上がらんし、糸が出てったら「お前余計なこと言ってんじゃねぇよ」とメンチ切って、問答無用で子どもを取り上げる始末。

ついでに、官兵衛イエスマンの三人衆は依然として、当主ほっぽり出して官兵衛にべったりだし、官兵衛の命令で嫌々くっついてきた又兵衛は「大殿はこう言ってんだから、やめろよ」と、酒がまずくなるようなことほざいて、長政がうっとうしがったら、やっぱりメンチ切って、許しもなしに席を立つ。忠義心も糞もありません。

そして、親父もてめぇのやることは何もかも気に入らねぇとばかりにメンチ切って、罵声を浴びせ、具体的説明ゼロの「とにかくやめろ! 駄目だ!」の一点張り。

こんな奴らが待ってる家なんか、絶対帰りたくない‼‼ 胃に穴が開くわ!

と、思っていたので、長政が三成をぶち殺そうとするのが、三成への憎しみプラス ↑ の奴らへの憎しみゆえと思ってしまったり。
そうだよなぁ、何かに当たんなきゃやってらんねぇよな。と、長政に同情すること頻りだったわけですが、それ以上に憐れだったのが、何と言っても今回突如現れた前田利家!!

やっつけにも程があると思った秀次以上に、ぞんざいな扱いでした。

・初登場時シーンにして、すでに死相が出てる。

・突然、これまた突如湧いて出てきたえらくふくよかな忠興連れて、押しかけてきた官兵衛から
前田さまでは天下人になれません。余命幾ばくもないですからね!(キリッ」という、どこからどう突っ込んでいいのか分からない死亡宣告される。

↓ からの……

・利家死亡。

……そうか。官兵衛、デスノート持ってたんだ(錯乱)な感想しか出てこねぇよ!


ってか、お前は天下人になれない(的外れ)、お前はもうすぐ死ぬ!(暴言)と言いたい放題言ってからの、「天下のために、無益な戦はおやめください!」だなんて訳ワカメな説得で、斬られるどころか、ことが丸く収まるなんて、本当に主人公にとってイージーモードな世界です。

そして、長政や利家には散々、天下のために争い事はやめろ! だ何だと偉そうに言ってきたくせに、ここに来て「わしは徳川にも三成にもつかん! 己の道をいく!」と、自分は世を乱しますよ発言。

ホント何がしたいんだ、こいつ。というか、いつ天下が欲しくなったんだよ? 秀吉から「なんで天下を目指さないの?」って言われたから???

まるで意味が分かりませんが、とにかく……この時点まで家康の思惑を看過できない&「天下のため!」しか説得の手札を持たない頭の悪さ、深刻な天下を狙う準備不足、その他諸々の理由から、お前に天下人は無理や! と盛大に突っ込んで今週の大河終了。

いやもう、ホント……どうしような、これ。。。




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11月12日21:54  kou様 
いつもコメントありがとうございます。今週大河、次男遭難事故、おっしゃるとおりサラサラと流れていきましたね。仮にも主人公の次男なのに何なんでしょう、この軽さは。糸のことも強引過ぎますし……ホント、何から何までなんだかなぁなエピでした。そして、秀吉との別れのシーンは……どうしてああなってしまったのか。。。(遠い目)独眼竜は、駒姫エピが悲し過ぎました。憔悴しきった姿で、必死に愛姫に頭を下げる義光さまの、なんと労しいことか。これまたおっしゃるとおり、秀頼に罪はないんですけどねぇ……秀頼は生まれてくるタイミングが悪過ぎたとしか思えません。せめて、もう十年かそこら早く生まれていれば、こういう最悪なことにならなかったのではと……因果というのは恐ろしいものです。また、このように一週間に一度のやり取りを始めさせていただいて、どれくらい経ったか……私の頭では、龍馬伝あたりからだと記憶していますが、そう考えると長いものですね! こちらこそ、毎週お付き合いいただいてありがとうございます。kou様との週に一度の語らいは、私の密かな楽しみですので、こちらこそこれからも構っていただけますと幸いです。

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主人公至上主義、ここに極まれり!

今週の独眼竜、義光さまが痛々し過ぎてヤバかった。。。
今までの、ニヒルで傲慢な姿が見る影もなく……きっと愛姫の元に来るまでに、たくさん頭を下げてきたんだと容易に想像できてねぇ。

豊臣の世が長く続くことはない。そう思わせるには十分過ぎる姿だったと思います。
原田さん、ホント名優や。。。

あとは、秀次の最期のシーン。人生最後に打って勝った将棋の盤を「絶対に崩すな。そのままにしておけ」という台詞が切な過ぎました。
秀吉の甥だからと関白になって、秀吉の都合で死に追いやられ……たった一つ、自分の力で成したのは、最後の将棋の勝負に勝ったことだけ、なんてね。


と、哀切を残しながらの今週大河。

冒頭から早速突っ込みたくなった。糸が熊之介が出て行くのを見つけながら、行かせてしまったってエピソード、いるかっ?!

正直、いらんとしか思えない。
あの状況で行かせるなんて、糸がアホにしか見えんし、その後、そのことを気に病んで、せっかく生まれた我が子を慈しめないわとネグレクトすんのも、正室として、母としてどうなの? って話だし……。
離縁秒読み段階だからか? それにしたってねぇ。つまんねぇ理由でのネグレクトネタは江でお腹いっぱいだYO!

なので、熊之介死亡エピが余計、微妙なものに。
それでなくても、熊之介ってほとんどエピがないから愛着皆無だから、もう……。。。
(ってか光さん、息子の死が受け入れられないのは分かりますが、太兵衛の家へのケアとか、そういうのはやっておくべきではなかろうか?)

で、秀吉の死に向けての、それぞれの態度。

・茶々&三成 → 個人的な悲しみの感情ゼロ。
茶々はまぁしゃーない。でも三成、お前はあかんやろ! 秀吉の死に対して、リアクションゼロだなんて……お前、何のために豊臣家に仕えてんだと……どうも、このドラマの三成は、何が目的なのか分からずモヤモヤ。

・茶々に負けず劣らず「私、企んでます!」顔の家康。
ついに邪気眼発動! ……って、何なの? この謎の中二病演出。。。
来週は、その目からビームでも出すのでしょうか?

・おねさん。
最期、看取るシーンはいいとして、「俺が死んだ後、家康がどう出るか、すごく心配。俺だって、信長様亡き後、天下獲ったし…」という秀吉の言葉に対し、「その時は、立派な軍師がいましたからね☆」という返しにげんなり。何なの? この唐突な官兵衛age。

そして、今回のメイン。官兵衛と秀吉の最後の対峙。
ここが一番胸糞ってどうなの?

「それがしは、殿下の下で天下を納めとうございました」

この台詞、今までの積み重ねがあれば、涙腺決壊してたと思うんですよ。

秀吉の心変わりに心を痛めながらも必死に仕え続けたとか、「もう秀吉は駄目や!」と秀吉に見切りをつけて、着々と天下取りの準備してたけど、秀吉との最後の逢瀬に感極まって言ってしまったとか……どういう形にしろ、官兵衛が懸命にあがき続けてきた末の言葉だったなら、心に響いたはず。
(ついでに言うなら、「官兵衛はお人好しじゃのう」という秀吉の言葉もね。他のみんなは「官兵衛、マジ腹黒!」「えげつないわぁ!」と言ってる中、秀吉だけがそう言っていたとかなら、マジ燃えたんだけどなぁ)

しかし、この官兵衛は何もしませんでした。言いたいこと言って、「三成が悪い」「秀吉が悪い」と愚痴るだけで、結局全部秀吉のせいにして、秀吉の言いなり。それ以外は何もしなかった。
秀吉への情愛、信じ抜いてくれなかった憎しみが、まるで見えない。それどころか、自分の都合が悪いことは全部秀吉のせいにしてるから姑息なことこの上ない。

だから、上記の台詞が全然響かないんですよ。

大体、秀吉に天下人になれって言って、その気にさせたの、お前だろ? 
それなのに、なんでそんな「自分は何も関係ありません」って顔して、「秀頼をよろしく頼む」と懇願してくる秀吉の手を振りほどいて、駄目出ししてんの?

このドラマの世界じゃ、秀吉を天下人にしたのは官兵衛なんだよね? なら、秀吉の暴走を止められなかった官兵衛にも責任があるはずでしょ?

それなのに、全部秀吉が悪い? 秀頼の面倒も知るかってか?
 

秀吉、早くこいつを手討ちにしろ! いや、そこで聞いてる側近! 三成にチクッてそいつを粛清しろ! と、私と父が騒いでおりましたら、なんと! 「お前の望む天下人になれなくてすまなかった」と天下人が官兵衛に土下座!! 

私&父「…………( ゚д゚)ポカーン

どういうことなの? 意味が分からないよ!!!(大混乱)

そんなもんで、その後官兵衛に泣かれましても、てめぇなんで泣いてんだ? 意味わかんねぇよ! ってか、泣きたいのはこっちだ! としか思えず……ホント、どうしてこうなった。。。

……違う。私が見たかったのは、こんなんじゃない。こ、こんなんじゃ……ゴフッ(吐血)

で、ラスト。秀吉の死を知り「善助、これから忙しくなるぞ」とドヤ顔で言う官兵衛に……いや、忙しくなるも何も、お前秀吉が死んだ後の根回りとか全然やってなかったやん、と力なく突っ込んで今週大河終了。

ということで今回、竹中秀吉が……なんかもう、すごく悲惨な形でサヨナラしてしまいました。最後の力を振り絞って官兵衛に土下座して謝る秀吉なんか見たくなかった!(号泣)

……とはいえ、竹中さん。お疲れ様でした。官兵衛age要員にされたり、無理矢理耄碌暴君されたりしてはいましたが、竹中さんの生命力と夢に溢れた秀吉は、やはり魅力的でした。
耄碌していく演技も見応えあって……今回でサヨナラなのは寂しいですが、ありがとうございました!




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11月4日、6日 kou様 
いつもコメントありがとうございます。お姫だっこのシーンいいですよね。政宗の愛情がよく伝わってきます。現行大河、「天下のために!」あの言葉しか使えない縛りでもあるんでしょうか? ってかあれ、要は「天下のために、無抵抗で殺されに行ってください」ですからね。ひでぇ説得内容です。黒田節は……ノルマなので! と、無理矢理ねじ込んだ感半端なかったですよね。ってか、親父の悪口言った農民を手討ちにしようとした長政は、黒田家全員で吊し上げて怒ったくせに、太兵衛は「よくやった!」って……どういうことなんでしょう? 熊之介は……彼の末路を知っているので、可哀想だとは思うのですが、一応主人公の次男坊なんですから、もっと愛着持たせてほしかったです。ドリフ、実はまだ読めてないんですよね。早く読みたいものです。ってか、おっしゃるとおり、戦シーンに金かけられないんだったら、謀略面で魅せてほしいですよね。軍師が主役! と謳ってるなら余計に。。。
それと、狗神さまの舞台、中国地方っていうのは、本当にざっくばらんにです。あまり限定してしまうと、時代考証が色々あれなので(汗)(でも、里人たちの方言はちょっと地元のそれを意識していたり)陽日ちゃんはおっしゃるとおり、豆柴なイメージです(豆柴好きなんですよね)こんな子が人型になったら……月影の悶絶ぶりが目に浮かびます(笑)

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どうせなら、オリーブオイル一気飲みのほうが面白いとおm…略

愛姫が身ごもったことを知り、感極まってお姫様だっこしてはしゃぎ回る政宗かわえぇ!
ホント、あの夫婦の仲睦まじいシーンはいつもキュンキュンするわぁ。

と、伊達夫婦に萌え萌えしながらの今週大河。


今回は、竹中秀吉が非常に輝いておりました。

足元はおぼつかない、声はか細い掠れ声、そして独り縁側に座り込んだ後ろ姿はどこまでも悲しげで……これは竹中さんの演技の賜物ですね。

が、その分、他が見るに堪えなかった。

 例えば、三成。
耄碌した秀吉の姿を、官兵衛に向けるのと同じくらい冷ややかな眼差しで見ていました。
それを見て、ようやく気づく。
私は、この三成から秀吉への思慕がまるで感じられないから嫌いなのだと。

子供の頃から可愛がってくれた大恩人だろ? もう少し悲しそうな、やり切れないような素振りを見せたっていいじゃないか!

ついでに言うなら、官兵衛の秀吉を見る目も同じくらい冷たいし、黒田家中は言うに及ばず……確かに、今は変わってしまったけどさ。お前ら秀吉への恩義を忘れ過ぎや!
 
そんで極め付けが、そんな秀吉を労わるおねさんのシーンが一切なかったこと。
衰えていく己に嘆き、不安でいっぱいになっている夫を、おねさんは茶々に任せきりにしたの?
 
勝秀吉は色んな女つまみ食いして、やりたい放題だけど、本当に辛くなった時、弱みを曝け出すのはおねさんだけで、おねさんもそんな秀吉を母親のように包み込んでいたので、ああやはりこの二人は夫婦なのだと、強く感じたものですが……。。。

お漏らししてしまったことを、こともあろうに茶々に告白するシーンを見て、嗚呼、真に秀吉に寄り添い、心配する者は、この世界には誰もいないと思え、よりいっそう憐れに思ってしまいました。
 
と、秀吉に対しての態度があんまりだったわけですが、それ以外も相変わらずで。。。
 
まず、秀次が武装固めちゃってから、のこのこやって来る官兵衛にげんなり。
来るのが遅すぎる。こうなる前に止めとけよ! と、突っ込んでいたら、

官兵衛「太閤と関白が争ったら、世は再び乱世に逆戻り。天下のためにお鎮まりください!」

また「天下のため」かよ! お前の説得のネタはそれしかないのか!

で、二人が争ったら戦国に逆戻りとか絶対ないから! ってか、関白になったというのに、そうやって歯向かう力さえ持たせてもらえなかったことを、秀次は嘆いていたわけで、秀次の苦悩を何も分かってない。

そして、今回もがっつり関わったというのに、「殿下をお止め出来なかった」の一言で、秀次の件終了。
そのすぐ後、官兵衛、秀吉の申し出を受けて、軍師返り咲き。その後、秀次への言及一切なし。

公私ともに、秀次の存在軽過ぎワロタ。。。

で、もっと笑えるのが、なんでもう一度秀吉の軍師になったのだと聞く次男坊に対し(官兵衛、次男坊には優しいな。長政が聞いたら、絶対ガン飛ばしの舌打ちなのに)

「殿下を止められるのは、もはや天だけ」
「変わりゆく殿下をお止めできなかったから、せめておそばで最後まで見届けたい」

全てを天に丸投げし、秀吉がとち狂って死んでくのを見届ける?
見てるだけじゃ意味ねぇだろ! 働け、軍師!!!

前々から思ってましたが、この官兵衛は「三成が悪い」だ何だと、悪いところを列挙する割には、それをどうにかしようと動くことが一切ありませんよね。
悪いところが分かってるなら、改善するよう手を尽くせよ! 「こうなったのはあいつが悪い」と誰かのせいにして、愚痴ばっか言ってたって、何も解決しないぞ!

なんて、言っても……悪いことが起きても、この主人公はすぐに忘れてしまうんだから、無理ないのかもしれない。

と、高松城攻め、中国大返し、あの頃は楽しかった! などと……宗治さんのことをすっかり忘れてのたまう官兵衛様を見て思う。

そして、今週で退場の隆景さんに涙。
最近、すっかり「官兵衛の言う通りじゃ!」と官兵衛マンセー要員にされていましたが、知的で品のある風情や、鹿之助の首に手を合わせるお人柄が地味に好きでした。

今回も、「臨終の際は官兵衛を褒め称える」というノルマを押し付けられての最期でしたが、今までを懐かしむように遠くを見つめる目が印象的で……お疲れ様でした。

で、ラスト。あんな、雑兵に変装さえしていないもろ分かりな格好で、御曹司が船に乗れるとか、黒田家のセキュリティ体制はどうなってんだと盛大に突っ込んで終了。

さて、来週はとうとう秀吉も逝ってしまうようですが……どうなるかなぁ。。。



 


>ブログweb拍手レス
10月27日 22:37 ペスカ様
コメント、ありがとうございます。そして、お手間を取らせてしまって、大変申し訳ありませんでした。でも、楽しんでいただけたようでよかったです! 兄上が人型になって嫁とイチャつく。そんなとこ見たら、今回の比ではないほどに狗神さまは身悶えるでしょうね(笑)二人のイチャこらはまた書きたいなと思ってはいるので、もしかしたらいつか、そのネタで書くことがあるかもしれません。その時にまた、お付き合いいただけますと幸いです!

 


>web拍手レス
10月28日22:39 kou様 
いつもコメント……そして、新刊ご購入くださいまして、ありがとうございます! おっしゃるとおり、今回は両方素直で真っ直ぐな者同士のカプだったので、私が書いたカプの中では一番甘々になりました(いつもは片っぽが偏屈かツンデレで、甘々まではいかないんですよね)あと、幸之助を気に入っていただけたようで! 初めての花嫁ものだし、どうせなら理想的な嫁をと思って作ったキャラだったので、そう言っていただけると嬉しいです。旦那も最初は理想的なカッコイイ夫を目指したはずだったんですけどねぇ……どうしてこうなった(笑)ちなみに、この話の舞台になっている場所ですが、漠然とではありますが、中国山地のどこかというイメージです(長州藩は鉄砲鍛冶が盛んだったように思うので)また、確かに「イヌガミ」と聞くと、四国を思い出されると思うんですが、あの「犬神」は犬を殺して、それを人間が使役して云々……というものなので、神様系とは違うんですよね。だから、今回は差別化を図るために、難しいほうの「狗」を使っていたりします。さて、今週大河。岡田さんの坊主はなかなか様になっていましたが、そのお姿に相応しくない、あのお粗末極まりない謝罪(?)の数々……。秀次についても今更関わらせる意味が分からず……ホント、何なんでしょうね(遠い目)それと、ドリフターズ4巻! 実はまだ買えてないんですよね。でも、信長サイコ―と聞いてはぼやぼやしてられません。早速買いに行かなくては! 信長様の悪ーいドヤ顔、楽しみだなぁ。

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「狗神さまは愛妻家」SSについて

10月24日に見られなくなっているというご指摘を受けて、サイトのほうは早速対応させていただいたのですが、ブログのほうのリンクを直すのを完全に失念しておりました。

ブログのほうから閲覧しようとしていた方、申し訳ありません。

ブログのほうからも見られるよう修正いたしました。
この記事からも飛べるよう、リンクを張っておきましたので、まだ興味を持ってくださってる方は閲覧していただけますと幸いです!




「狗神さまは愛妻家」SS 『 嫁取り支度 』 (← ここからも飛べます)



>ブログweb拍手レス 
10月26日 ペスカ様
コメント、そして「狗神さまは愛妻家」をご購入いただきまして、ありがとうございます! 楽しんでいただけたようで何よりです。また、同人誌まで探していただけたそうでとても嬉しいです。それなのに、SSが見られない状態になっていたようで、大変申し訳ありませんでした。サイトのみで、ブログのほうの修正を完全に失念しておりました。↑のリンクからSSに飛べるはずです。二度手間させてしまって申し訳ありません。でも、こちらのSSも楽しんでいただけることを祈っております。

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