忍者ブログ

壱号ブログ

雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

寺尾家康はぼやきキャラなんだろうか

それまでのお人よしラブ&ピースの男から、突如「ご運が開けましたな!」と史実の腹黒官兵衛にシフトチェンジした前回でしたが、今回は……

……中途半端。。。

そういう印象を受けました。

全体的には、いまだかつてないほど史実の腹黒官兵衛路線で、「お!」と思うところは結構あったんです。

でも、相変わらず「官兵衛は心優しい」+「ラブ&ピースの男」アピールをちょいちょい入れてきて、それに水を差す。。。

その最もたるエピが、またも「織田方に寝返って! 僕は君を殺したく……云々」と言い出したことですね。

前々回、あんだけ寝返り嫌がって、切腹を承知した宗治に対して、何を言っているのか。
絶対頷かないと分かってるだろうに。

まぁこれも「宗治を騙して切腹させただなんて、体裁悪すぎるから」ってことなんでしょうが、ぶっちゃけ、逆効果としか思えない。
なんか姑息で小物な感じがするんですよ。覚悟を決めたと言いつつ、「腹を切れ」と面と向かって言えない&「僕は助けようとしたんだけどね」というアリバイ作ってる感じがして。

ここはもうすっぱり割り切って、「腹を切れ」とズバッと言って欲しかった。

そういや、宗治さん切腹シーン。その後の切腹のお手本になるくらい立派な切腹だったってのと、宇梶さんの演技でもって、なかなか見応えのあるシーンでした(舞も様になってた!)
が!!!
なんで最後に叫ぶ名前が官兵衛なんだよ!!! 「小早川様!」とかだろ、どう考えても!
と、あの無理矢理な官兵衛ageのせいで、何とも微妙な感じに……ホント、あれはいらなかったなぁ。。。
(それと、介錯人。介錯すんの遅すぎない?) 


あと、安国寺さんや隆景さんへの説得に一々、「天下のため」と言うのもなぁ。
あれも白けました。
官兵衛が毛利を騙したのは、ライバルたちを出し抜いて、秀吉に天下を取らせるため。
それなのに、「天下泰平のためにやってるんだ!」って……あんなこと言わずに、「秀吉という勝ち馬に乗れよ」とやってくれたほうが全然すっきりしたろうに。。

ということで、今回は乗れそうで乗れない回でした。
覚悟を決めて、「ご運が開けましたな!」と言わせたのなら、こういう「官兵衛さんは実はいい人」アリバイ工作は一切やめて、突き進んでってほしいです。全体的に黒くなってきた分、すごくちぐはぐに感じてしまうので。

で、来週ふんどし大行進中国大返し回ですが、割れんばかりの「さすがは官兵衛!」コールにちょっとげんなり。。。
いや、普通……そこは「さすが秀吉!」でしょ?



>web拍手レス
7月15日23:58  kou様 
いつもコメントありがとうございます。今週大河、本能寺回だったわけですが、非常に手堅い本能寺でしたね。手堅過ぎるような気もしないでもないですが、江の生霊が出るよりは全然ましですからね(←基準が色々おかしくなってる)官兵衛サイドについてですが、やはり違和感がありましたよね。おっしゃるとおり、演技的には岡田さんが有岡城以降演じ方を変えてきてはいたんですが、やってることは以前同様甘々でしたからねぇ。。。お前、一体どうしたんだよって感じです。史実の官兵衛描く気がないなら、そのまま突き進めばまだ整合性が取れるんですが、突然史実通りになられてもねぇ……もっと整合性を取ってほしいです。鳥取城のゆるキャラ、あれは私もビックリしました。いやぁ、それをゆるキャラにしちゃいかんだろうと思ったんですが……もしかして、大河でスルーされたゆえにこんなことを? とか、思ってしまったり(苦笑) 

拍手

PR

光秀の奥方は出てこんのかい

大体、大河の本能寺の変って六月くらいにやる感じなのですが、今回は引っ張って引っ張って七月の中ごろ。
さて、どんな本能寺になったのかしらん? なわけですが……

実感 : 本能寺の変は奇をてらわず、普通にやるに限る。

もうね、普通にそう思いましたよ。
何だよ、弥助はいねぇのかYO! とか、兵の数少ないなとか、阿濃さん……単なる信長マンセーキャラじゃなくて、もっと「信長の妻」ならではの味を出していたら、あのシーンは結構ぐっときたろうに、とか……頼むから敦盛は踊るなよ? 踊るなよ? と念じていたりとか、色々思うところはありましたけど、

西洋甲冑に身を包んで火縄銃一発ぶっ放して、すぐ首撃たれて信長重傷。代わりに濃姫無双とか、
謙信の亡霊が出てきて、信長に説教&変な忍者娘に光秀、首を絞められるとか、
お江の生霊が出てきた&家康の伊賀越えに江同行、信長の亡霊とタンデムとか、

そういうの、一切なかったからね。もうそれでいいの。それでいいんや。。。
(ただ、一つ思うのが……江口信長の最期が渡信長のそれとかなりそっくりなのよね。あれは狙っていたのかしら?)

それから、家康。「本来なら、信長様の弔い合戦したいけど」とか、「恥かくぐらいなら、いっそ腹斬る!」とか……先週の、本能寺に一枚噛んでそうなほどの曲者っぷりはどこへ行ったのか。
なんか、キャラが定まらん。来週はどんな感じかな?


さて、無難に本能寺の変を終わらせた本ドラマ。こっから、官兵衛サイドをどう描くのかと思いきや(軽く、「高松城攻めで、民の秀吉様に対する評判が落ちるはずも……云々」と話してるのを聞き、「そうだよね、鳥取城に比べりゃね(遠い目)」とかなったあと)

ここで、まさかの赤鼻殿パート

いるかっ? このシーン。ぶっちゃけ全然いらんやろ!!

なんでこんなシーン入れたのか、本気で分からない。
赤鼻殿とは、「ううう、やっぱり僕には斬れない!><」回で決着着いただろうに……いや、待て。もしかしたら、このパートで今後に重要な伏線があるのかも……と思いきや、それもなく……ホント、なんで入れたんだよ?!

他にも描くこといっぱいあったはずだろうに!!

と、首を捻っているうちに、官兵衛が秀吉より先に、本能寺の変を知ります。

官兵衛、めっちゃ動揺。
そりゃそうだよね。おたく、信長の周辺が不穏だとか、そういう情報全然仕入れてなかったもんね。信長様、信長様って連呼してたもんね。そりゃ、驚くよね。

で、どうすんのかと思ったら、

官兵衛「天下人への道が開けましたな(ニヤリ」

言った! くっそ悪人面(注:岡田さん比)して言いやがった!
……まぁ、そうだよね。これ言わなきゃ官兵衛じゃないよね。でもね。。。

前回までとキャラが別人なんですけど?!

何度も敵陣に考えなしに一人でホイホイ行って「清水くん、僕は君を死なせたくないんだ。だから、織田に寝返って。それを君を助けられるから!」とかほざいてたお花畑野郎は、どこへ行ってしまったのか。

そして、あんなに「天下を取るのは信長様です!」と言っていたくせに、いきなり秀吉に「天下取れ!」って……全然繋がらん。

まぁ、有岡城の件以降、官兵衛は「天下を取るのは信長様!」と言わなくなったし、信長を見る目が少し険しくなっていましたが……はっきりと、官兵衛に信長に対しての思いを語らせていたほうがよかったと思います。

それか、半兵衛から「俺は信長より、秀吉様こそ天下人にするべきだと思う」ってな話を聞かされ……みたいなエピを入れておくとかね。
そうすればまだ、今回のシーンに繋がったと思うんですけどね。

すごいモヤモヤ。

多分、官兵衛がそれまで一切口にしたことがなかった「秀吉を天下人にする!」って考えに、どうして至ったのかって描写がまるでないからだろうな。

主を天下人にしたい! って野心の男なら、このチャンスをものにしようと、考えを切り替えたって、すんなり納得できるんですけど、このドラマの官兵衛は違います。野心とかそういうの無関心なラブ&ピースのいい人です。

だから、「よし! このチャンスに天下取ろうぜ!」ってなるのが、違和感ありまくり過ぎて……。。。

これはもう、今まで官兵衛をお人よしのいい人に描き続けてきたことのツケでしょうね。

さて、来週は中国大返し。
「本能寺のこと、誰にも言うなよ」とか言っといて、安国寺さんにはソッコーで自らゲロってましたが……どう描くかな?



>ブログweb拍手レス
7月6日 通りすがり様
拍手&コメントまでいただきまして……感情の赴くまま書き殴ってる感想なので、お恥ずかしい限りなのですが、ありがとうございます! そして、「信長が家康に妻子を殺せと言ったのは、家康サイドの嘘」説。え?! そんなのがあるの?! とネットでちょいちょい調べてみると……最近はそちらの説のほうが有力のようですね。初めて知りました! ビックリです。「妻子を殺せ」とか、信長なら言いそうだよなぁと思っていたし、優秀な長男を忘れられない親父に苦悩する三男というエピにロマンを感じていたので(苦笑)こう考えると、家康さん、まだまだ色々ねつ造してるかもですね。いやぁ最終的勝者は強い。勉強になりました。ありがとうございます!

>web拍手レス
7
723:24     掌のリバ更新楽しみにしてます
拍手&掌SSへのコメント、ありがとうございます。ガチムチどMとのSM話で引っ張ってきたこの話も、ついに本題。リバは私にとって初の試み なのでドキドキしますが、次回もお付き合いいただけますと幸いです!



7
822:11 kou様 
いつもコメントありがとうございます。確かに、御神刀は変わり種が多いですよね。形や大きさもそうですが、使う鉄の種類までも拘っ たりしてて面白いです。さて、今週大河。信長と家康のシーンは凄かったですね。あんなことになるなら、ツーショットなんてしなきゃよかったの に。寺尾さん起用は、おっしゃるとおり秀吉との絡み重視、または天下人・家康をイメージした結果なんでしょうね。実を言うと、家康と官兵衛は そんなに歳が違ってなかったりして、そこを言うとかなりミスキャストですが……岡田さんはどこまで老けメイクを許容するかな? 月代を拒否し てる時点で、あまり期待できませんが。。。ただ、そういうことに目を瞑れば、寺尾家康はくせ者臭が漂いまくってて、これはこれで面白そうです よね。今後どんな活躍を見せてくれるか楽しみです。謀反の動機はかなりシンプルなものでしたね。四国説とかやってくれるかな? とか期待した 時がありましたが……まぁ、延々パワハラ見せられ続けるよりはいいかもしれません。敦盛は……やっぱりやるんでしょうかね。もういいんですけ ど。。。官兵衛サイドはねぇ。。。こんなにもお花畑思考な上に、中国大返しの布石&「信長じゃなくて、秀吉が天下人の器だ!」と官兵衛が思っ てる描写一切なし状態で、来週いきなり、「ご運が開けましたな。あとはこの官兵衛にお任せください(ニヤリ」とやられてもおいおいにしかなら ないと思うんですが……どうするんだか。。台風8号、通過してる地域どころか、全然遠い長野県あたりにまで大雨降らせて……来る時期といい、 ホント何なんでしょうね。進路もころころ変わりますし……お互い、用心しましょうね。

拍手

官兵衛はホント、突撃訪問が好きだよね(説得できた試しがないけど。。。)

今回は、本能寺前夜祭だったわけですが……今回はとにもかくにも、高松城攻めのロケが凄かった。
先週の作業風景の時から、気合い入ってるなぁと思ってましたが、ここまではやるとは。
N○Kの本気を見た! と言う感じですね。

スタッフすげえ! ブラボー! だったわけですが、肝心の内容はと言いますと……う~ん。。。。

まず驚いたのは、今回ですでに毛利家との和議が、宗治切腹のとこまで成立してしまったってことですね。
本当は、「本能寺の変」の情報掴んだに急遽結ぶはずなんですけど……。。。

これって……やっぱり、官兵衛に汚いことをさせないためのオリジナルなんですかねぇ。
史実どおりだと、毛利を騙して和議を結び、宗治を切腹させますから。。

……という私の問いに、「うん! そのとおりだYO!」と満面の笑みで応えるかのごとく、

「宗治たん、君を助けたい! だから、織田に寝返って! そうすれば、君は死なずに済むから!」と、官兵衛が宗治を救おうとするシーン→「気持ちは嬉しいよ! でも、僕は切腹するよ。自分の意志で!(意訳:心優しい官兵衛様のせいなんかじゃ、全然ないんだからね)」が挿入されててね……マジでげんなり。。。

私は……今年が官兵衛と聞いた時、このあたりの官兵衛の動向をいかに描くのか、とても楽しみにしていました。

実は、独自の情報網から、本能寺の変をすでに見越していて、表面上は平静を装いながら、中国大返しに向けて、着々と布石を打っていく……なんて展開になったら、武者震いするのぉおお!! と、悦に入っていたのです。

それなのに、ふたを開けてみれば、布石どころか、信長の周囲が不穏であるという情報を入手することもない。
おまけに、宗治の切腹さえも官兵衛のせいじゃない。官兵衛は助けようとしたけど、宗治が自分で勝手に切腹を決意した! なんてことにしてしまいました。

ただただひとえに、主人公は敵でさえも殺したくないと思う、心優しいラブ&ピースな男! という設定を死守するために。。。

……もうね、ホントね……鳥取城の時も言ったけどさ。それ、黒田官兵衛じゃないから!!! そういう主人公描きたいなら、黒田官兵衛って名前使わないでくr……略

まぁ、でも……残念ですが、その博愛主義設定も水攻めだの何だの、策を嬉々として考えてたり、「こんな策を考えるなんて、さすが官兵衛!」と褒められ、得意げになってる時点で破たんしてるんですよね。
それなのに、「生きられYO!」「あなたを助けたいのです!」とか綺麗事言うから、また座りが悪くて、もう。。。

来週どうするのかなぁ。次回予告見る限り、なんか悪い顔してましたけど……いきなりブラック化すんのでしょうか? それもどうなんだろ。。。


と、官兵衛パートは相変わらずげんなりだったのですが、信長パートは……

いやぁ、ビックリしましたよ。まさか、本能寺への恒例行事「足蹴」一切なしで、本能寺なんだもの。
まぁ、毎回信長のパワハラと暴力にノイローゼ起こした光秀が……じゃ、芸がないので、それはそれでいいんですけど、なんだかものすごくあっさりと謀反を決意したなって印象。
歴代の光秀は、ホント耐えに耐えてたからねぇ(苦笑)

しかし、信長。「俺は世界に飛び出すZE★」って話を何回すれば気が済むのか。そして何回、「日本国はお前に任せる」と言って回るのか。今日だけでも、家康と信忠に言ってたし……八方美人過ぎるぞ!
(あと、この言葉……「世界を征服する!」って意味だと分かってはいるんですけど、江口信長言うとなんか、「俺は世界を見てみたいぜよ!」という坂本龍馬的なノリにしか聞こえないっていうね。江口さんの爽やかさのせいでしょうか?)

そして、今回初登場、寺尾家康。
登場早々、「信長が最も信頼している同盟相手」とナレが説明した時は噴きましたが(信頼してたら、「妻子殺せ!」なんて言わないYO!)信長とのツーショットに再び噴く。

……いや、分かってはいましたけど、貫録が違い過ぎる。
このドラマの家康のキャラ設定が、寡黙でクールな感じだから、余計に……もうね。

おまけに、寺尾さんの言動が一々含みが利いてて、ああ、こいつは喰えねえ感が半端ない。
「おい、なんだよ、この飯! まずいんだけどっ?」と、光秀に当たり散らす信長見て、そっとほくそ笑むとこなんかね……絶対、この家康は今まで、江口信長を好き勝手自分の掌の上で弄んでいたに違いない! とか思ってしまって……ホント、この二人のシーンが今回限りでよかったとつくづく思いました。

さて、最後の最後に罰ゲームみたいなツーショットシーンをねじ込まれた江口信長も、来週でとうとうさようなら。
また、あの敦盛を舞ってしまうのか?! そこに注目しながら(←え)次回を楽しみにしたいと思います。



>web拍手レス
6
3003:13   kou様 
いつもコメントありがとうございます。それと配信のほう、早速ご購入いただけたようでありがとうございます! 日本刀、いいですよ ね! それと、博覧会の係の人の話。全くもってその通りで、刀は本来、日用消耗品(おまけに、戦場での主流は弓と槍で、刀は補助的扱い)武士 の魂だ何だと言われ始めたのは、江戸時代以降で……ですから、時代劇や漫画みたいに、一本の刀を延々使い続けられるわけじゃないんですよね。でも、今回 の話は現代で、神様が関わるものなので、そのへんは大目に見ていただけたらと思います(苦笑)今回更新分、おっしゃるとおり、板垣は自分が何 をどうしたいんだかまるで分かっていません。チョモランマ並に高い男の矜持&トラウマから、男に抱かれるとか絶対嫌なはずなのに、あれ? あ れ? みたいな。そんな板垣を相手にジイジ、どう攻めるか。次回もお付き合いいただけますと幸いです! 今週大河は……さすがに水攻めはス ルーしませんでしたが、それでも、えぐい鳥取城総スルーの上で、水攻めを「血を流さずして、勝ちを収められる、人道的な戦法」みたいな描かれ 方されてるのが何とも。 おまけに、宗治に「命を粗末にしてはならん」「生きられよ」と綺麗事並べちゃったりして……このあと、宗治騙して切腹させるのに、どうする気なんだか。黒 田親子は全然親子に見えないのが辛いですね(しかも、なんかいきなり官兵衛、長政に冷たいし。「お前は何も分かってねぇ!」と怒る前に、今回 の戦がどういうもんだとか何とか教えてやるのが先でしょうに。このへんも非常にもやもや)あと、次回の家康と信長のツーショットはきつそうで すね。家康は信長より五つも年下なはずなんですけど……まぁこの二人のツーショットは一回限りっぽいので、割り切って見ればいいんでしょう が……どうなるかな。。。

拍手

オリーブさんが長政の補佐に命じられた時の、みんなの顔(笑)

あの山本學さんの出番が、たったあれだけとかどういうことやねんっ?!

今回一番驚いたのがこれ。
いやぁ……山本さん好きなんですよ。あの趣深い風情や味のある声だとか。

だから、今回思いがけず出てきて、「あ! 山本さんだv」と喜んだのもつかの間……五分もしないうちに退場とか!

大河ドラマ常連の名優だぞ! こんな扱いってあるか!
(まぁ、人物自体は国師で、政宗の師匠、虎哉が弟子だっていう凄い人ですが)

と、光秀と一緒に号泣なわけですが……光秀、悔しいのは分かるけど、部下の前であんなに取り乱しちゃいけないよ。。。

前回も、ライバルの部下である官兵衛に、「俺、村重の気持ちがよく分かるんだよね」だの何だのあり得ないこと言い出したりして……不用意過ぎる。
「信長に告げ口されるのでは?」とか、そういうこと考えないんだろうか。

これに比べりゃ、村重のほうがよっぽど信長への不信感を隠せてたYO!
光秀は身内以外にはこういう素振りは見せなかったと思うけどなぁ。

そういうことが、非常にもやもや。

で、対する官兵衛パートですが……

長政、月代だ!!!!!!!!!!!!!!!!

このことに凄まじく感動。
だって……岡田さんも江口さんも黒田家臣’sも黒田パパも……皆頑ななまでに月代にしないから、松坂さんもやらないんだろうなって思ってたんですよ。そしたら……やってくれました!

しかも結構似合っててね。よかったです。
これを機に、岡田さんたちも……もうここまで来たらやんねぇか。。

で、演技のほうですが、血気盛んな若武者感が出ていて、これも好感触でした。
まぁ、岡田官兵衛の息子には到底見えないんですが(兄弟にしか見えん)頑張っていってほしいです。

対する官兵衛のほうですが……これがなぁ。

官兵衛「なんでオリーブオイルを長政につけたかって? あいつは俺が命じた以上、何が何でも長政を守り抜こうとする。その姿を見て、自分は皆に守られているのだと長政に分からせたいのだ(キリッ」

いや……オリーブオイルさん、あんまり守れてなかったっすよ?
すぐ長政にまかれるし、もうちょっとのところで戦死しそうだったし。

↑の台詞が映えるのは、オリーブオイルさんが長政護衛を完璧にこなせてこそだろうになぁ。

あと、官兵衛はなんで今週からいきなり長政に厳しく接し始めたの? 先週までかなりデロ甘に接していたじゃない。
それなのに、今回から突如ぶすっとした顔で睨んで、口を開けば怒るばかり。手柄を褒めることさえ一切しないって……どうしたんだよ、いきなり。

元服したから一人前として扱わなきゃ! な気持ちの表れだって言ってもなぁ。ここまで豹変したら、長政だって戸惑うっての!
(官兵衛はパパからずっと「さすが官兵衛!」「官兵衛はよくやってるよ!」とヨイショされまくって育ってるのも考えると余計に)

官兵衛と長政を不仲にさせたいからってんなら、最初からこんな感じに接しさせておけばよかったのに。


そして、高松城攻め。
さすがにこれは飛ばせないらしく、結構じっくりやっていましたが、宗治がこの時点で「死ぬ覚悟!」と官兵衛たちに連呼するのが激しく違和感。
別に毛利に見捨てられたわけでもなし……なぜもう死ぬ気満々なんだ、宗治。

まぁ……分かるんですけどね。官兵衛の大好きキーワード「命を粗末にされるな。生きられYO!」を使いたいからって。

でも、なんでここまで……二回も直接訪問しちゃうほど、宗治に肩入れするのか謎。

これなぁ……やっぱり、鳥取城をやっとくべきだったんだよ。
鳥取城の惨状を見た後なら、官兵衛がどうしてここまで戦を避けようと必死になっているのかも、敢えて金が莫大かかる水攻めを策に選んだかも説得力が出ただろうに。。

水攻めを、単純に「こうすれば城を落としやすいから」で片付けるのではなく、二重三重の思惑を潜ませてほしかったなぁ。
もう少しで大返しなのに、ここまで何の布石も打ってないから……せめて、信長の身辺が不穏ってぐらいの情報は今回で掴んどいてほしかったな。

さて、来週はとうとう寺尾家康が登場するようで……どんな家康か楽しみです。



>web拍手レス
6
2609:29 かたつむり様 
拍手&コメントありがとうございます! 今回更新分、貴重な板垣へたれ回です。この人、意地でも弱みを見せない人なので。そこ につけ込んだ(人聞きの悪い!)じいじ。もし「やめろ」と言われたら……「やめろ」だなんて言われないよう、頑張っていただきたいところで す(笑)また、ノンケ同士の友情恋愛という図式についてですが、私も同感です。片方がゲイならいざ知らず、ノンケ同士となると、相当特殊な ことが起こらない限り、恋愛には発展しないと思います。この板垣×如月カプなんかまさにそれで、板垣が親父さんを目の前で殺されて、精神を病 まなければ、じいじに体の繋がりを求めるなんて発想さえ起こらず、普通の友人関係を続けたでしょう。そういうのが頭にあるから……確かに、普 通の一般人同士のBLを考えるほうが、裏社会のそれより悩みますね。一般生活送ってて、そういう異常事態ってなかなか起こしにくいから(その 代わり裏社会ものだと、頭の悪い人が書けない(そうじゃないとその世界で生き残れない)から、そっちでかなり悩みます(苦笑))と、いつも四 苦八苦しているので、そう言っていただけると大変嬉しいです。ありがとうございます。それから不可解な男、楽しんでいただけたようでよかった です。今回文庫化にあたり、一冊のうちにくっつかないといけなかったので、かなり書き直しました。で、そのあおりで木口がやたら頑張ることに なりました(笑)おっしゃるとおり、本性はあれなのにねぇ(爆)雨の日が続いたり、猛暑日になったり、ホント安定しない日が続きますが、そち らもどうぞご自愛ください。

拍手

『面狐、拾いました 1』本日、配信スタート!

昨日、告知しましたとおり、本日よりwebマガジン「小説花丸」にて連載配信スタートです。
毎月更新です。




公式サイトURL : 花丸発のwebマガジン 花丸漫画 花丸小説
配信サイト : 
  毎月第4火曜日   Renta!624日)  
  毎月第4木曜日   パピレス(626日)
  毎月第4金曜日   白泉社e-net!627日)
   上記以外のサイト  翌月第2金曜日以降解禁


そして、配信していただける話ですが……


タイトル : 「 面狐、拾いました 1 」
イラスト : 小禄先生
 
 
 
 

            表紙
 
 
  
<あらすじ>
蘇芳【神社を追われた御先稲荷(おさきとうが)】×天倉宗司【天才刀鍛冶師】
若き刀鍛冶師の宗司は、たゆまぬ努力と並はずれた才能から、二十三歳にして、人間国宝である祖父をも超える天才ともてはやされている。しかし その一方で、刀にのめり込むあまり、周囲から「薄気味悪い」と陰口を叩かれ、敬遠され孤独を抱えていた。そんな宗司の心を唯一癒してくれるの は、瀕死の状態で助け大事に育ててきた、顔にお面のついた真っ白い狐の存在だ。ところがある日、その狐が突然人間の姿をとり、俺は「神の眷属 だ!」といいはじめ──!? 俺様キツネ×ツンデレ鍛冶師の不思議和風ファンタジー! 




胸を張って言える。今回の話ほど、私の趣味に走りまくった話はないと。

……
おかしいな。最初は「ケモミミなんてどうでしょう?」という編集さんの言葉でスタートしたはずだったのにね。
まぁ、流れとしては……

ケモミミ……どうせなら、もふもふしたのがいいから狐かな?  狐って言ったら、お稲荷さん?  神社……なら、お相手は神主とか? い や、でも……他に神社に縁のある職業ってないかな?  神社には刀を奉納されたりする  !!!!

もうね、あれです。刀が出てきた瞬間駄目でした。だって……

諸君、私は日本刀が好きだ。諸君、私は日本刀が大好きだ!
武士の魂という響きが好きだ、真剣勝負が好きだ、妖刀が好きだ、戻し斬りが好きだ
妖刀に魅せられて、狂ってしまう話など心が躍r……


なので、あれよあれよという間に、今のような話になっちゃいました。でも、後悔はしていない。楽しかったから!(いつもそればっか!)

勿論、本来の目的、モフモフを書くのも楽しかったです。
あとは……今回の攻さん。ケモミミに狐面被った珍妙な方ですが、今まで書いたことがない、受をちゃんとリードできる包容力攻だったので、これも書いててとても新鮮でした(今まで書いた年上攻は皆、受に手を焼かせまくる問題児でしたからねぇ)


ちなみに、この話の舞台は現代になります。
刀に生きる侍がいない時代に生まれてきてしまった天才刀鍛冶師のツンデレくんと、飄々包容力攻さん(+α我が儘坊やくん)によります、波瀾万丈冒険譚。

少しでも興味を持っていただけたら、お手に取っていただけたらと思います。
どうぞ、よろしくお願いします!



ちなみに、「羊かぶりの恋」に引き続き、今回も扉絵は小禄先生にお世話になりました。
小禄先生の描かれる攻はいつもかっこよくて惚れ惚れするのですが、今回は設定上お顔が見れず……非常に残念無念なのですが……実を言いますと、小禄先生は主役カプに以外にもう一人、キャラを描いてくださっていました。
それが、この話の第三の主役、雪丸なのですが、この人のイラストがまたすこぶる良くて、ぜひとも扉絵に! と思ったのですが……

編集さん「3Pものじゃないのに、三人はのっけられません」

分かってる! それは痛いほど分かってるけど……っ!
と、色々口惜しい思いをしましたが、今回も非常に見栄えのする素敵扉絵を描いていただきました。
ありがとうございます!


拍手

  

カレンダー

12 2025/01 02
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

フリーエリア

最新トラックバック

プロフィール

HN:
雨月
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

カウンター

アクセス解析

Copyright ©  -- 壱号ブログ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / material by DragonArtz Desighns / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]