壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ありがとうございました!
三年近く連載して参りました「復讐者」シリーズ、今回を持ちまして一応「完」ということになりました。
長い間、お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
この話は最初、「不実者」の脇役・千崎を見染めた崎原氏から「ダーリンを作ってくれ!」と言われたのが、発端でした。
そう言われるまで、千崎をどうこうしようだなんて思ってもいなかったんですけどね。崎原氏の熱意に押され、試しに短編(「不実者」第二弾冒頭シーン)で組長を作って絡ませてみたんです。そこで明亮さんが誕生した訳で……つまりは、千ちゃんを愛するために生まれてきたってことです(苦笑)
で、これまたこの短編を崎原氏が気に入ってしまって、この二人の馴れ染めが是非見たい! 出来れば明亮さんは学ランで! とよく分からないせがみ方をしてきて、問答を繰り返すうちに「復讐者」シリーズへと話が広がっていったんです。
こうして考えてみれば、崎原氏がいなければこの話は生まれていませんでした。崎原氏、二週間で三十ページノルマとか正気か?! と思うようなこともありましたが、なんだかんだでありがとう!
と、出発点は崎原氏で、話の流れも崎原氏と押し問答しつつ考えた訳ですが、私の中でもこういう話にしたい! ってテーマが一つだけありました。
それが「相手のために受け入れる男を書きたい」ってテーマでした。
今まで、相手のために「捨てる」男なら、何度も書いてきました。時任なんかそのもっともたるキャラです。愛する相手のために、組織を捨てる。命だって捨てる。それも一つの究極の愛し方だと思うんですが、ではその逆ならどうなるんだろう? 相手のために全部を受け入れて、包み込む男っていうのも、いいんじゃないかしらん?
こう考えた段階で、明亮さんの性格はほぼ決まりました。で、書き始めてみると、なんと難儀な性格にしてしまったのだろうと、可哀想になってしまったっていう(苦笑)
なんか、話を考えていけばいくほど、千ちゃんはじめ登場人物全員が明亮さんに甘えていくんですよね。
クルマンもモトジマンも如月先生も板垣も巳波の兄貴も死んだ母親さえもみんな(唯一、例外は楡っちかな?)、明亮さんを憎んだり傷つけたり、優しくしながらも救いを求めて、期待してるんですよね。こいつなら何とかしてくれるって。もう一種のヒーローみたいな感じです。で、ヒーローは逃げることが許されない。
そんな男に惚れちゃった千ちゃんも不運です。明亮さんの境遇を不憫に思って、何とかそのヒーローポジションから連れ出そうとしたんですが、結局は受け入れることに。こうして考えれば、千ちゃんも明亮さんと同じ、受け入れる男だったってことでしょうか? 全然タイプ違いますけど(苦笑)
そして、この話の影の主役と言ってもいい、モトジマン。この人はホントに吃驚するぐらい化けてくれました。
最初は単なるしょぼい悪役だったんですけどね。私が元々父子の確執ネタが大好物だったってことに加え、「千ちゃんのいなかった明亮さん」ってなコンセプトをつけた途端、あれよあれよと言う間にこんなにも愛すべきキャラに。
皆さまからも登場当初は「最低のクズ野郎!」とコメントされていたのに、最後の方では同情的なコメントや「幸せになって欲しい」という言葉まで頂けて……とても嬉しかったです。
で、最終回でこんなこと言うのも何なんですけど、実はまだ書き足りないんですよね。
明千カプもそうなんですが、モトジマンのその後とか、板垣&先生の育て親としての苦悩だとか、巳波の兄貴の葛藤だとか……って、もはやBLじゃないんですが(苦笑)折があったら着手したいです。
ということで、多分またちらほら短編なんか書いていくと思いますが、本編は終了ということでお疲れ様でございました。
さて、これからなんですが、二月いっぱいはお休みして、三月からまた更新を再開しようかと思ってます。
で、再開してからも今のペースを落として、ニ、三週置ぐらいの更新にしようかなと。。。ちょっと、忙しくなってしまって(滝汗)でもこのサイトは出来るだけ続けていきたいと思っておりますので、それでもよろしかったら、どうかこれからもイチゴウニゴウ。をよろしくお願いいたします。
長い間、お付き合いいただきまして、ありがとうございました。
この話は最初、「不実者」の脇役・千崎を見染めた崎原氏から「ダーリンを作ってくれ!」と言われたのが、発端でした。
そう言われるまで、千崎をどうこうしようだなんて思ってもいなかったんですけどね。崎原氏の熱意に押され、試しに短編(「不実者」第二弾冒頭シーン)で組長を作って絡ませてみたんです。そこで明亮さんが誕生した訳で……つまりは、千ちゃんを愛するために生まれてきたってことです(苦笑)
で、これまたこの短編を崎原氏が気に入ってしまって、この二人の馴れ染めが是非見たい! 出来れば明亮さんは学ランで! とよく分からないせがみ方をしてきて、問答を繰り返すうちに「復讐者」シリーズへと話が広がっていったんです。
こうして考えてみれば、崎原氏がいなければこの話は生まれていませんでした。崎原氏、二週間で三十ページノルマとか正気か?! と思うようなこともありましたが、なんだかんだでありがとう!
と、出発点は崎原氏で、話の流れも崎原氏と押し問答しつつ考えた訳ですが、私の中でもこういう話にしたい! ってテーマが一つだけありました。
それが「相手のために受け入れる男を書きたい」ってテーマでした。
今まで、相手のために「捨てる」男なら、何度も書いてきました。時任なんかそのもっともたるキャラです。愛する相手のために、組織を捨てる。命だって捨てる。それも一つの究極の愛し方だと思うんですが、ではその逆ならどうなるんだろう? 相手のために全部を受け入れて、包み込む男っていうのも、いいんじゃないかしらん?
こう考えた段階で、明亮さんの性格はほぼ決まりました。で、書き始めてみると、なんと難儀な性格にしてしまったのだろうと、可哀想になってしまったっていう(苦笑)
なんか、話を考えていけばいくほど、千ちゃんはじめ登場人物全員が明亮さんに甘えていくんですよね。
クルマンもモトジマンも如月先生も板垣も巳波の兄貴も死んだ母親さえもみんな(唯一、例外は楡っちかな?)、明亮さんを憎んだり傷つけたり、優しくしながらも救いを求めて、期待してるんですよね。こいつなら何とかしてくれるって。もう一種のヒーローみたいな感じです。で、ヒーローは逃げることが許されない。
そんな男に惚れちゃった千ちゃんも不運です。明亮さんの境遇を不憫に思って、何とかそのヒーローポジションから連れ出そうとしたんですが、結局は受け入れることに。こうして考えれば、千ちゃんも明亮さんと同じ、受け入れる男だったってことでしょうか? 全然タイプ違いますけど(苦笑)
そして、この話の影の主役と言ってもいい、モトジマン。この人はホントに吃驚するぐらい化けてくれました。
最初は単なるしょぼい悪役だったんですけどね。私が元々父子の確執ネタが大好物だったってことに加え、「千ちゃんのいなかった明亮さん」ってなコンセプトをつけた途端、あれよあれよと言う間にこんなにも愛すべきキャラに。
皆さまからも登場当初は「最低のクズ野郎!」とコメントされていたのに、最後の方では同情的なコメントや「幸せになって欲しい」という言葉まで頂けて……とても嬉しかったです。
で、最終回でこんなこと言うのも何なんですけど、実はまだ書き足りないんですよね。
明千カプもそうなんですが、モトジマンのその後とか、板垣&先生の育て親としての苦悩だとか、巳波の兄貴の葛藤だとか……って、もはやBLじゃないんですが(苦笑)折があったら着手したいです。
ということで、多分またちらほら短編なんか書いていくと思いますが、本編は終了ということでお疲れ様でございました。
さて、これからなんですが、二月いっぱいはお休みして、三月からまた更新を再開しようかと思ってます。
で、再開してからも今のペースを落として、ニ、三週置ぐらいの更新にしようかなと。。。ちょっと、忙しくなってしまって(滝汗)でもこのサイトは出来るだけ続けていきたいと思っておりますので、それでもよろしかったら、どうかこれからもイチゴウニゴウ。をよろしくお願いいたします。
PR
TRACKBACK
TrackbackURL
COMMENT