壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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聞くは一時の恥聞かぬは一生の…
あんちゃんの漢な救出劇に感動したのもつかの間。
私の消火器消火体験が始まりました。勿論、人生初です。
消防士さん「では、消火の人。前に出て」
その呼びかけに消火の人がぞくぞく前に出てきました。総勢12人。
多すぎだろう! 一人一本消火器使うんだろう? もったいない! 何なら、私は引っ込んだっていいんだぜ? なんて、私の心の叫びが届く訳もなく、ご丁寧に一人ずつに消火器を手渡ししてくれる、消防士。いや、そんな優しさが欲しいんじゃなくて…!
消防士さん「それでは今から消火を……おや? 火が小さいな。君、もうちょっと火を大きくして!」
あの、もう十分大きいような気が……! 12人全員がそんな顔をしたと思います。
が、そんなこと知ったこっちゃないとばかりに、ガソリンを注ぎまくる消防士さらに燃えさかる炎 しかもついでに何やら風まで吹いてきて……見上げるばかりの紅蓮に
消防士さん「さぁ、誰でもいいので行って下さい」
いや、そんなこと言われても……。
消防士さん「あ……忘れていましたが、消火器は最初にこの黄色いピンを抜いて、噴出口を火に向けてからレバーを押して下さい」
そういう大事なことは忘れないで下さい! ってか、簡単すぎるぞ、その説明!!!!
みんな強大な敵を前にすっかりビビってしまいました。誰も出ていこうとしません。そしたら…
消防士さん「じゃぁまずあんたから行って」
突然ご指名されたおっちゃんが行くことに。一瞬、「え、俺かよ」みたいな顔しましたが、意を決して、ピンを抜きました。と、ここで、
消防士さん「あ……消火する前に、「火事だぁあ」と叫んでから消して下さい」
忘れっぽい消防士だな!
指名されたおっちゃん「か…火事だぁああ」
完全に声が裏返ってしまいましたが、果敢に火に立ち向かうおっちゃん! で、火に近付いて消火器噴射! その途端。さらに勢いよく燃え上がる炎!! だ、誰だ、消火器の中に二酸化炭素じゃなくてガソリン入れた奴!
消防士さん「皆さん、見ましたか。あんまり近付きすぎるとあんなふうに燃え上がった炎が燃え移ることがあります。なので、あんまり近付きすぎないように」
残り11人の体験者「!!!!!!!!!!!!!!!」
消防士さん「さぁ、次の人」
残り11人の体験者「」
消防士さん「じゃぁあんた」
指名されたあんちゃん「え?! か…火事だぁああ」
消防士さん「そんな声じゃ、聞こえない」
誰だ、あんな鬼畜を呼んだのは
S消防士さん「では、今度は二人で攻めてみましょうか(←ホントに言いました)さぁ、誰でもどうぞ」
何?! 二人で?!
この時。何故か隣で呆然としていたおばちゃんと吸い寄せられるように目が合いました。
そして、言葉も交わさぬまま、互いに頷き合って……、
見知らぬおばちゃん&私「火事だぁあああ」
突撃しました。
が私はちゃんとピンが抜けず、「あれ? 出ねぇ!」ともたついてる間に、おばちゃんが一人で消火!(おばちゃん思い切り良すぎだよ!) ようやく消火剤を噴出出来た時には殆ど消火されてたっていう……凄まじい役立たずっぷりを発揮してしまいました。・゚・(ノД`)・゚・。
嗚呼! もっとちゃんと出来ると思ったのに!
でもね、あれですよ。恥を掻いてでも消火器を使えたことはよかったと思います。こういうモノなんだっていうのが分かりましたし。
これで次使う時は今回よりちゃんと出来ると思いますし、多分(まぁ出来れば使いたくないのですが…)
いや、兎にも角にも火達磨にならなかっただけでよかったと思うことにします。
その後。これも人生初。煙ハウスにて煙充満部屋体験を致しました。
煙はお菓子を作る時に使う煙を使用しているそうで(目に滲みないし、吸っても平気)、物凄く甘い匂いがしました。
でもですね、初めて煙に視界を奪われるという体験をしましたが、怖いですね。全く前が見えない。で、何処をどう歩いてるのか分からない。これがこんなに怖いことだとは思いませんでした。
今回は煙は無害で、何処に向かって歩けばいいか分かっていたから良かったようなものの、もし実際の火事でこんな状況に陥ったら……そう思うとぞっとしました。
ということで、毎年当たり前のようにやり過ごしてきた防災訓練よりも色々と感慨深かった防災訓練も
煙ハウスから出てきたMおっちゃん「どう? 甘く茹で上がった?」
この言葉と共に幕を閉じましたです。はい。
私の消火器消火体験が始まりました。勿論、人生初です。
消防士さん「では、消火の人。前に出て」
その呼びかけに消火の人がぞくぞく前に出てきました。総勢12人。
多すぎだろう! 一人一本消火器使うんだろう? もったいない! 何なら、私は引っ込んだっていいんだぜ? なんて、私の心の叫びが届く訳もなく、ご丁寧に一人ずつに消火器を手渡ししてくれる、消防士。いや、そんな優しさが欲しいんじゃなくて…!
消防士さん「それでは今から消火を……おや? 火が小さいな。君、もうちょっと火を大きくして!」
あの、もう十分大きいような気が……! 12人全員がそんな顔をしたと思います。
が、そんなこと知ったこっちゃないとばかりに、ガソリンを注ぎまくる消防士さらに燃えさかる炎 しかもついでに何やら風まで吹いてきて……見上げるばかりの紅蓮に
消防士さん「さぁ、誰でもいいので行って下さい」
いや、そんなこと言われても……。
消防士さん「あ……忘れていましたが、消火器は最初にこの黄色いピンを抜いて、噴出口を火に向けてからレバーを押して下さい」
そういう大事なことは忘れないで下さい! ってか、簡単すぎるぞ、その説明!!!!
みんな強大な敵を前にすっかりビビってしまいました。誰も出ていこうとしません。そしたら…
消防士さん「じゃぁまずあんたから行って」
突然ご指名されたおっちゃんが行くことに。一瞬、「え、俺かよ」みたいな顔しましたが、意を決して、ピンを抜きました。と、ここで、
消防士さん「あ……消火する前に、「火事だぁあ」と叫んでから消して下さい」
忘れっぽい消防士だな!
指名されたおっちゃん「か…火事だぁああ」
完全に声が裏返ってしまいましたが、果敢に火に立ち向かうおっちゃん! で、火に近付いて消火器噴射! その途端。さらに勢いよく燃え上がる炎!! だ、誰だ、消火器の中に二酸化炭素じゃなくてガソリン入れた奴!
消防士さん「皆さん、見ましたか。あんまり近付きすぎるとあんなふうに燃え上がった炎が燃え移ることがあります。なので、あんまり近付きすぎないように」
残り11人の体験者「!!!!!!!!!!!!!!!」
消防士さん「さぁ、次の人」
残り11人の体験者「」
消防士さん「じゃぁあんた」
指名されたあんちゃん「え?! か…火事だぁああ」
消防士さん「そんな声じゃ、聞こえない」
誰だ、あんな鬼畜を呼んだのは
S消防士さん「では、今度は二人で攻めてみましょうか(←ホントに言いました)さぁ、誰でもどうぞ」
何?! 二人で?!
この時。何故か隣で呆然としていたおばちゃんと吸い寄せられるように目が合いました。
そして、言葉も交わさぬまま、互いに頷き合って……、
見知らぬおばちゃん&私「火事だぁあああ」
突撃しました。
が私はちゃんとピンが抜けず、「あれ? 出ねぇ!」ともたついてる間に、おばちゃんが一人で消火!(おばちゃん思い切り良すぎだよ!) ようやく消火剤を噴出出来た時には殆ど消火されてたっていう……凄まじい役立たずっぷりを発揮してしまいました。・゚・(ノД`)・゚・。
嗚呼! もっとちゃんと出来ると思ったのに!
でもね、あれですよ。恥を掻いてでも消火器を使えたことはよかったと思います。こういうモノなんだっていうのが分かりましたし。
これで次使う時は今回よりちゃんと出来ると思いますし、多分(まぁ出来れば使いたくないのですが…)
いや、兎にも角にも火達磨にならなかっただけでよかったと思うことにします。
その後。これも人生初。煙ハウスにて煙充満部屋体験を致しました。
煙はお菓子を作る時に使う煙を使用しているそうで(目に滲みないし、吸っても平気)、物凄く甘い匂いがしました。
でもですね、初めて煙に視界を奪われるという体験をしましたが、怖いですね。全く前が見えない。で、何処をどう歩いてるのか分からない。これがこんなに怖いことだとは思いませんでした。
今回は煙は無害で、何処に向かって歩けばいいか分かっていたから良かったようなものの、もし実際の火事でこんな状況に陥ったら……そう思うとぞっとしました。
ということで、毎年当たり前のようにやり過ごしてきた防災訓練よりも色々と感慨深かった防災訓練も
煙ハウスから出てきたMおっちゃん「どう? 甘く茹で上がった?」
この言葉と共に幕を閉じましたです。はい。
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COMMENT
Mおっちゃん・・・・茹でずに蒸し焼き@
3夜にわたる代役無しの大長編レポート、爆笑させて戴きました。ああもう~面白すぎます!
とっても楽しかったです!
どうも有り難うございました!
いや~。それにしてもこんなに防災訓練が面白いものだとは知りませんでした。今度から何か機会を見つけて熱烈参加させて戴きますね。
そういえば、
お知り合いの方が消防署の催しで電話で火事を通報する役を宛がわれ、公衆の面前でアガりまくって言葉を失念。
助け舟を求めておっさんが濡れた目で縋りつくように若い指導教官を見上げたら、仕方なさそうに「火事ですか?病人ですか?」と聞いてくれて、うるうる目のおっさんは途端に元気良く「あっ!はい!火事で出前(本人は出動といったと力説)オネガイシマス!」と叫んだらしいです。(奥さん談)
なぜか防災訓練には事件が起こりやすいのでしょうか?
また何か面白い催しがあったらぜひレポートお願い致しますね♪
で、連載のほうですが、
気になって気になる木、ただいま増殖成長中でございます!うずうず~@
時節柄どうぞお身体大切に☆
三夜お付き合い下さり、ありがとうです!
三夜連続で(正確には四夜?)お付き合い下さりありがとうございました!そして、愉しんで頂けたようでよかったです。
いやぁ、私も防災訓練がこんなにハラハラドキドキするモノだったとは今年になって初めて知りました(笑)
やはり、見るのとやるのとはえらい違いですね。TOMOさんも機会がありましたら、是非ご参加下さいませ!
しかし、そのお知り合いの方の気持ちよく分かります(笑)上手くやろう上手くやろうと焦ると見事に絡まっちゃうんですよね。
それも大勢の目の前でとなると緊張は一入な訳で。
しかし、「出前」素晴らしいですね!
連載の方、今日も張り切ってアップして参りますので、そちらも読んでやってくださいね!