壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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ぎゃん男(直之)デレるの早いなあ。。。
少々遅れましたが、大河感想……と言っても、視聴したのは日曜日。しかも夕飯作りながらの視聴だったので、簡単に。
……ぬるい。。。。
とにもかくにも思ったのがそれ。
直虎が駿府に赴くのは命がけだと分かっていますし、敵を欺くために嘘を吐いたり変装したりと色々策を考えたりしてはいるんですが。。。
・「いい? 危なくなったらすぐ帰ってくるのよ?」(子どものおつかいかよ)
・蛇に悲鳴上げて助けてもらうとか(蛇ぐらい、なんやねん)
・縁側に仁王立ちして、庭にいる主を「そなた」呼びして怒鳴り散らすぎゃん男(相変わらず礼節も糞もない。「お前なんか絶対キャプテンとは認めねえ!」ともめる弱小クラブみたい)
という、生ぬるい描写がちまちま積み重ねられ、極めつけは寿桂尼との対決。
私が寿桂尼なら、まずこう聞く。自分を狙う何者かから身を守るため、鶴を隠れ蓑にしてここへ来たと言ったが、なぜ味方の鶴に「後見を鶴に譲る」と嘘を吐く必要があったのか。作戦だか何だか知らないが、嘘の申告されても迷惑なんだけど? こっちの言うこと全然聞かないことと言い、舐めてんの? と。
ここで直虎が「但馬! これはどういうことだ。お前に後見を譲るなど、言った覚えはないぞ!」と、亀風に言い出したら、爆笑の嵐だったんですけど、そんなことはなく。
ていうか、今回の呼び出しは今川家への不忠を咎められてのことなんですよね? それなのに、どうしてその点については論じられることは一切なく、高々二つの村の嘆願書と「まず民を潤して、井伊家を潤す政治をしたいと思います!」という具体性の欠片もないお花畑演説だけで不問にふされるとか意味わからん。
今川にしてみれば、井伊はこれからもこちらに与する気があるのか否かが一番大事でしょうに。
(あと、「徳政令出せよ」→「お前が作った法律にのっとると、徳政令出せないから出さない」→「その法律は後で編纂されたんだよ。だから出せ」→「おう? 今、私に徳政令を出せと命令したな? じゃあ私を後見と認めるんだな?」で、話が終わっていますが、「よし。認めてやる。ほら、とっとと出せよ」とどうして続けない!)
本当、ぬるいなあと思います。
(ネットの海を漂って知ったのですが、今川から出された徳政令を直虎が突っぱねたっていうのは、史実なんですね。ただし、史実では二、三年突っぱね続けたけど、結局出さざるえなかったようで……おいおい、結果は変えちゃいかんだろ!)
で、農民たちから女神さまのように愛されまくる直虎の図が、何とも薄ら寒い。
農民たちよ、考えてみろ。
その女は少し前まで徳政令の存在も知らなかった政治ど素人のくせに、「徳政令? おう、分かった。出してやる! 私に任せろ!」と安請け合いし、徳政令を出すのが無理だと分かるとソッコーで約束を反故にするような女だぞ? 田植えを代わりにやってもらって字を教えてもらったくらいで、どうしてそこまで信じられる?
まあ、これは井伊家メンバーにも言えることですけどね。
勝手に徳政令を出すと決め、駄目だと教えてやると、また勝手に今回召し抱えた商人に、お前の領地やることにしたから! とか言い出す(ついでに、老いた母の領地も本人への断りなしに、家臣へやろうと画策)
で、今回も危ないから行くなと言っているのに、勝手に出てって、危険な目に遭って助けてもらう。
おまけに、今回ももはや何度目になるかも分からない「少しは相手の立場を考えろ」説教を食らう。
こんな女によくついて行こうと思えるな!
というか、直虎が賊に襲われた時、戦ってくれてる仲間置いて「逃げるんだよぉおおお!」と、ジョセフばりのダッシュで一目散に逃げ出したシーンには笑いました。
どう見ても、自分だけ助かろうとしてるようにしか見えない……あの鶴をして、「あれ? この女って、俺がここまでして守る価値がある女か?」と、我に返りそうになるくらいの、見事な逃走フォームでした。
で、そんな逃走劇かました挙げ句とっ掴まって、「きゃあ! 助けて」と怯えることしかできないのが何とも。。。おい、さっきまでの威勢はどこ行った……は! まさか、「きっと、この賊をけしかけたのは、私のこと愛しまくってる鶴。だったら、か弱いアチシをアピールしたら絶対やめてくれるはず!」と思っての演技?!
……て、勿論そんなことはないと思うんですが、今回やたらと、「悪役ぶってるけど、鶴は直虎を守るのに必死」ってのが、非常に分かりやすく示されていたので、これで気づけないとかわざとか? なんて思ってしまって。
ここぞとばかりに、「後見は鶴に譲る。アチシ、こんな怖いのもういや!><」と、いやに可愛い子ぶって「女」を出したりしてましたしね。
というか、こうなるとつくづく、この二人の幼馴染設定なんて、いらんかったと思います。
直虎と亀が幼馴染。家来筋の鶴はそれを遠くで見ているばかり。これなら、鶴の隠れた献身に直虎が気づかなくてもしかたないかと思うんですが、(頭の中は亀でいっぱいとはいえ)あんなにも頼りまくってきた幼馴染を平気で疑い、相手の心中を思いやることもせず裏切り者だと断じて延々恨みまくるなんてどうよ。
鶴の心中を察しつつも、自分は自分の信じた道をいく! じゃ、駄目だったのかなあ。。。
>web拍手レス
4月11日00:36 kou様
いつもコメントありがとうございます。今週大河、おっしゃるとおり、切り抜ける策は面白いんですから、それを考えだすまでの過程を描いてほしいですよね。いつも結果しかないんですもん。後半は、まあ……ねぇ。。。それから、寝つきがいいという話。私も不眠症で悩んだことはありませんが、すごい寝つきの良さですね! しかも、運転中、仕事中には襲ってこないとはなかなかに親切! とはいえ、本人の意思関係なく意識が飛ぶのは確かに厄介ですね。この季節は特に、陽気も麗らかですし。
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