壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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この当時の百姓が、饅頭なんておやつに持ってこれたのか。。。
先週、鶴と猫和尚以外の井伊家男性陣が根こそぎサヨナラしてしまいました。しかも大半がナレ死。初回からずっと出てた人たちだったのにね、なんだ、この使い捨て感!
もっと、彼らの死を詳しくやってくれよ! と、思うのは、別に彼らに愛着があったから……というわけでは一切なく、彼らの死にまつわる、お田鶴の方エピが非常に面白いから。
どうしてこの方のエピをスルーするんだろ。今年のテーマが「女城主」というのなら、彼女のエピもとりあげてしかるべきだろう!!!!
なんて思うのは、今回の話が楽しめなかったからです。
ちょこちょこ面白いとこはあるんですよ?
戦国大名はどんな内政をしていたのかという具体的な話や、鶴の暗躍。今回初登場の方久もぼちぼち面白そうなキャラでしたし、
何より徳政令を出さずして農民たちの借金を棒引きにするにはどうするかという落としどころは、へえ! なるほどと感心しました。
でも、じゃあ何が駄目だったかって、とにもかくにも、前回晴れてご当主となられた直虎様ですよ。
当主になったばかり。その上、今まで世俗を離れた生活をしていたのだから、当主としての仕事ができなくて当たり前。それは分かります。
でもね、いくらなんでもできなさ過ぎでしょう!!!!
鶴への態度なんか特にそう。たとえ、腸が煮えくり返っているとしても、当主になった以上は私情を捨て、表面上は慇懃に振る舞わなければならないことくらい、直盛パパを見てりゃ分かるだろうがよ!
それにあんた、尼さんとして十数年修業積んで来たんでしょう? 御仏の心も糞もねえな!
……え? 直虎様はこの十数年、尼としての修業ではなく、竜宮小僧として井伊家や領民たちを助けることに力を注いできたので、御仏の心云々は培っていない?
……はい。では、百歩譲ってそうだったとしましょう。それならなぜ、井伊家の内情も領民たちの暮らしぶりも何一つ知らないんですか???
特に、領民たちのこと。いつも百姓仕事の手伝いをしていたのに、戦が領民たちの生活にどう影響を及ぼすか知らないのは、可笑し過ぎる。
井伊家の内情をほとんど知らない。領民たちのこともほとんど知らない。
ついでに、悟りなんか欠片も開いておらず、心は世俗に塗れまくり。
一体今まで何を頑張ってきたんだ、お前は!!
で、家臣が反発しているからと言って、忠告を聞かないわ、
「こういうことは皆に計るべき? 皆と言ってもお前らしかいないじゃん。だったら計ったって無駄」とか面と向かって本人に言っちゃうわ、
根回しもしない、相手の心も慮れないわ、
私の大大大大大好きな亀様を殺した鶴なんか、絶対許さない‼‼‼ とばかりに、公衆の面前でメンチ切るわ、無視するわ、
鶴が気を利かせて持ってきた証文を「持ってこいなどと命令していない! 返してこい! で、もう一度持ってこい‼‼‼」とか幼稚なこと極まりない嫌がらせするわ、
挙げ句の果てに「たとえ井伊が滅びることになっても、お前(鶴)の好きにはさせない(キリッ)」
お前何のために城主になったんだよ!? 井伊を守るためじゃなかったんかい!!!
こんなだから、鶴の言うとおり、この女は感情で突っ走ってるだけで、覚悟なんか何にもできていないと思ってしまうんですよね。
今回出したアイデアだって、方久がたくさんヒントを出してくれたからこそなわけで、方久が悪い奴だったらこいつ簡単に騙されてるよなあと思えてしまうのも何かなあ。
これじゃ、鶴が直虎を当主の座から引きずり降ろそうとしても仕方ないよなと思えて……でも、こんな女のために……鶴よ、どうして。。。で、やっぱり何かなあと思い、
ついでに……直虎がこんななのに、推しておいて一切フォローしない猫和尚に何だかなあとなる。
前々から思っていたけど、この和尚は不可解過ぎる。
頼れる切れ者ポジにいるかと思えば、突然、和尚なんてキャラはこのドラマにはいなかった。いいね? と言わんばかりに話が進んでいったりする。
役に立っているようで、全然立ってない。それってどうなのよ??
と、全方位に、何だかなあな回でした。
信頼できる家臣との麗しい主従愛でもあれば、少しは楽しめるんだろうけど、主人が女だと色々意味が変わっちゃうからなあ。。。。
>web拍手レス
3月28日19:39 kou様
いつもコメントありがとうございます。今週大河、おっしゃるとおり死んだ面々に全然愛着がなかったので、死なれても「まあ、しょうがないよねえ」としか思えないんですよね。次郎も相変わらず自分中心でしか物事を考えていないので同情も糞もありませんし。kou様がぐっと来たというシーンですが、私は亀の亡霊を追い払った母上よりも、次郎を連れて行こうとした亀に笑ってしまいました。普通なら「お前は生きてね」とか言いそうですが、さすがは亀だと(笑)職場環境、もうすぐしたら暖かくなりますし、また寒くなる前に何とか改善されるといいですね。稀勢の里。あの逆転優勝はとてもドラマチックでしたね。本当に心からおめでとうと言いたいです。相手の照ノ富士は……確かに、気の毒でしたね。日本人のほうに勝ってほしいという心情はしかたないにしてもねえ。相撲が好きで、一生懸命やっていることにお国は関係ないですもんね。今回の新作。狐は狐でも、呪いをかけられた人間なので、モフはなしです(笑)そして、本当に素敵な表紙でしょう!(力説)花小蒔先生にはいつも素敵なイラストを描いていただけてありがたい限りです。それから、今回の話も趣味を詰め込みまくってはいるのですが……実を言うと、BL的目線で兄弟を見たことはほとんどないんですよね(仲のいい兄弟は大好物ですが、純粋な兄弟愛として見ていたので)だから、BLとして兄弟を書くのは結構苦労しました。武田兄弟、豊臣兄弟……いいですね! 私も好きです。他ので言えば、毛利、島津……それから真田ですね。あのあたりはホントに熱いです!
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