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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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相変わらず、自然映像が綺麗です

近年の大河にしては、非常に堅実に、かつ危なげなく展開していってる大河。
今回も淡々と丁寧に物語を描いていたのですが……

西島さんの身体が、あまりにもあまりにもけしからん体つきをしていたため、色んなことが頭から飛ぶ。

あのええ身体は反則。ちょwなに、西島さんってば、あんなナイスバディを隠し持ってたの?! 聞いてねぇYO!(激愛)

いやぁ、ここ最近の大河は視聴者のお嬢様がたのために、男優さんをたくさん脱がせてきましたが(天地人・兼たんとか、龍馬伝・福山龍馬、江・秀忠とか)別に何とも思いやしなかったんですよ。ふーん、ぐらいなもんだったんですよ。

が! 今回はやられた! ドキドキしたわ!


それに加え、脱いだ理由もよかった。

今までの奴はお手軽に入浴ですましていましたが、今回は「鉄砲士は、武芸ができない能なし」という侮辱をはねのけるための覚悟の脱衣! だったわけですよ。
ケンシロウがマジモードになると服破くみたいな、龍が如くの桐生ちゃんが最終決戦では脱ぐみたいな!!(←どんな例えだYO!)

男は全身全霊で戦うと決めたら脱ぐ! で、その裸は入浴時の比じゃない程にカッコエ―訳ですよ!

と、私の少年漫画嗜好も相まって、あのシーンは最高でした。ありがとうございます。私の業界ではご褒美d…略


が、勿論。他のシーンでも兄ちゃんはカッコ良かったです。
「江戸で学んだことを会津の人たちにも広めるんだ!」と、いつもの活き活きとした表情で塾の準備してるとことか、鉄砲士としてのプライドとか。

ことを急ぎ過ぎて、周囲から顰蹙買うのも……自分の我が儘を通したいわけではなく、ただただ会津のためを想い、よかれと思って奔走しているので……もう少し上手いやり方があるだろうにと思いながらも、決して嫌な感じはしませんでした。
青臭いけれど、何処までも真っ直ぐで、志も高い。いいですね。
(そういや、「何か新しいことを始めようとする時、必ず何もしようとしない奴が邪魔してくる」って言葉。これは、去年でいうところの貴族たちの「前例がござりませぬ!」ですよね。いつの時代でも、こういうのは変わらないってことでしょうね)

そんな兄ちゃんを慕い、訪ねてきた尚之助もいい味出してました。飄々としていて、一見クールに見えるのに、「帰る? 考えてなかったなぁ」とあっけらかんにのたまうとこがいい感じ。
兄ちゃんの訴え虚しく、塾の講師に取り立ててもらえなくても、不満も何も口にせず塾で使うための火薬を黙々と調合してるのもねぇ。とにかく、今自分にできることを見つけてやるって感じでよかったです。

あと、父ちゃんが今回も地味にいい味出してたと思います。
謹慎を命じられた兄ちゃんを見て、弟を代わりの後継ぎにできるよう考えとかなきゃなんねぇなぁと呟くとことか……一見冷たいですが、家を守る家長としては当然のことで……父ちゃんのそういうとこ好きです。

で、そんな兄ちゃんたちの傍らにいる八重。
どうしても↑の人たちがカッコよすぎて霞んでしまうんですが、今回もいい感じでした。
鉄砲の練習一生懸命やってたし、鉄砲ばっかりやって他のことも疎かにしないよう、縫物とか頑張ってましたしね。……そうだよ。別に、偉い人にでかい態度取ったり、物言いさせなくたって、主人公は魅力的に描けるんだよ。その人が今、自分に与えられた仕事、責任をきっちり一生懸命こなしていれば、絵的に地味でもずっと好感が持てる。

ということで、今週は話の内容とは別のとこに目がいってしまいましたが、今回も面白かったです。
来週は、とうとう兄ちゃんが嫁さんを貰うようですが、どうなりますかねぇ。兄ちゃん好きだけど、兄ちゃんの嫁は大変そう(苦笑)



>web拍手レス
1月17日23:47  こんばんは、雨月様。遅まきながら八重第二話のレビュー~ の方
いつも大河感想へのコメントありがとうございます。今週の八重もいい感じでしたね。おっしゃるとおり、近年の大河でしたら、鉄砲士になりたい という八重に反対する周囲を「男女差別」だの「これだから昔の人は…」だのと否定的に描きそうなものですが、このドラマでは八重に鉄砲を撃つという ことがどういうことか、しっかり見せて諭すとともに、「努力して立派な鉄砲士になったって、女の鉄砲士など今の時代では受け入れてもらえな い。そんな八重を思うと不憫で…」と心配する親心も描かれていたので、とても好感が持てました。また、父親としてではなく、先祖代々鉄砲士と 続けてきた家に婿養子になった責任、または鉄砲士としての誇りもきっちり描かれていてよかったです。去年の大河は武士としてのプライドより も、貴族に馬鹿にされて悔しいいつか見返してやる! という反骨精神ばかりが強調されていましたが、自分の立 場、仕事にプライドと責任を持って真摯に向き合う、この姿勢。いいですね! 八重が鉄砲士になりたい理由。確 かに、最初は鉄砲を撃つ父や兄の格好いい姿に憧れて、だったと思うのですが、私としては容保公への想いも強いのだと思います。女である自分に 「武士らしいではないか」と声をかけてくれた。それがすごく嬉しかったから、女としてではなく武士として君主の役に立ちたい! その想いが、 八重を突き動かしているのではないかと思いました(ここも、単純に「容保への恋心」としないのが好印象でした)覚馬の、情熱に突き動かされな がらも周囲のことをしっかり慮るところも、義理堅い会津の気質が出ていてよかったと思います。まぁ、この義理堅さで会津はあんなことになって しまうわけですが。。対する松蔭、これも思い立ったら即行動の長州の血気盛んな感じが出ていてよかったです(このパワーで長州は幕末を突き動 かしていくんですよねぇ)けれど、どちらも「死」は覚悟しているわけで……。おっしゃるとおり、新しいことや大それたことをするのなら、全て を捨てる覚悟、責任を登場人物全員が抱いているのがとてもいいですね(あと、その原動力も私情ではなく、国のため、藩のためというのもい い)Pがあの天地人の方なので油断できないんですが、この調子で頑張っていってくれるといいんですけどねぇ。

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