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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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確かに泣かなくなったけどさ…

母「あんた、そんなに文句ばっか言うんだったら、見るの止めたら?」

いやね、ママン。僕はもう少し期待したいんだよ…。
もしかしたら、先週「私はもう泣きません!」って吹っ切れたから、しゃんとするかもしれないって・・・・!

そんな淡い期待を込めて、今週も大河を見た訳ですが……兼続と初音のシーンで早速ガゼルパンチを喰らった気分になりました(遠い目)

ということで、恒例激辛感想…。


あのスポットライトと、顔のぼかしドアップ……いい加減止めて欲しいんですけどね。なんか嫌です。
あと、初音の科白で戦を片付けるのもいい加減に止めて欲しい。そんなに予算がないのか?!
と、効果にもどん引きでしたが、二人の会話もどん引き……いや、ついていけなかったです。

兼続「俺は謹慎中で、今ならそのまま坊主にだってなれる!」
……うん、敵を殺すこと自体嫌なあなたは、そのまま武士をやめた方がいいと思う。

初音「あなたの体の中には、熱い侍の血が流れてるのね!」
いえ、そろばん大好き勘定奉行の血が流れているだけです。

そして、問題のこの会話。

初音「上杉軍が見事勝利し、織田軍は千人の死者が出た」
兼続「さすが、御屋形様!!!」

∑(!? ̄Д ̄)゚Д゚)・д・) エェーッ!!

お前、前回。「敵にも自分と同じように親がいて、生きていて…」とか抜かしていたじゃないか! それなのに、何?! その変わり身の早さ! そんなに吹っ切れたの??? と、吃驚していると…

初音「でも、上杉軍はそのまま兵を引いてしまったの。どうして? 折角天下に号令を掛ける好機だったのに」
兼続「御屋形様は、己の利のために闘ったりしない。だから、引いたんだ」

∑(゚Д゚)アァ!?

お前、前々回。「御屋形様。正義の味方である俺たちが悪者の信長ぶっ飛ばして天下を取りましょうぜ★」って言ってたのに、何? 雑巾がけしてるうちに考え変ったのか???

……というか、謙信はこの時。どう言って兵を引いたのかが非常に気になりました。家臣団は「このまま上洛し、天下に号令を!」ってノリで出兵していました。
なので、今更「実は俺、天下なんか興味ないんだ。織田軍蹴散らせたなら、それでいいよ」とか言われても、はいそうですかって引く訳がないと思うのですが…。
と、思っていたら、退いた後。「再び信長を攻めて、天下を!」と言っている景虎との会話で謙信は自分の意向を明らかにしないまま、兵を引いたっぽいようですが……ホント、どう言って兵を引いたんだ、謙信。

っていうか、謙信。天下の奴らに我らの義を知らしめてやりたい! って、そんな押しつけがましいようじゃ、信長と大して変わらないんじゃないか???

その後。大した理由もなく、兼続は謹慎を解かれる訳ですが、その初日に弟の士官も頼むって……全然反省してないだろう、お前。
(弟も、兄貴に頼って口きいてもらうんじゃなくて、兄貴が謹慎喰らった時に、「不甲斐ない兄貴の代わりに私をお使い下さい!!」と直談判するぐらいの根性見せてほしいよ)

で、やっぱり、兼続を甘ったるく迎え入れる面々。誰も怒らないし、厭味も言わない。景勝も親しかった友達が帰ってきてくれて嬉しいvと笑うばかり…。それに気を良くして兼続「もう大丈夫! 殿のおそばを離れません!」と自信満々に宣言しておいて…

兼続「私は、母が言うようなもみじのような武将になろうと思うのですが・・・・・・まだ、人を斬れるとは思えないのです。わからないんです」

謙信の前ではいきなりそんなこと言い出します。

ナンデヤネン!!(;==)ノ☆);><)

お前、全然大丈夫じゃないじゃないか!! 
……いやね、まぁ分かってたけどさ。雑巾がけするぐらいで悟りなんて開けないよね。でも、主である景勝たちには大丈夫! って言っといて、謙信には本音をぽろりって……そのへんの心理がさっぱり分からない。

で、謙信はそんな兼続に「お前こそが真に我が意を継ぐもの!」とおっしゃってましたが……う~ん。
やっぱり、首を傾げるばかり。確かに謙信を信じきって迷いなくつき従う家臣団は謙信が死ねば混乱するから、そうではない兼続が頼みっていう理屈は分かりますが、果たしてこんな箱入り息子にそんな大役が務まるのか???

というか、今更気が付いたのですが、この兼続。他の歴代大河主人公たちに比べて、障害のない実に平穏な幼年期を過ごしているんですよね。

人質としてタライ回しにされた家康は元より、親父との確執に悩んだ晴信や信長、農民の分際で! と馬鹿にされ続けた秀吉…などなど、他の主人公たちは生まれた時から波乱万丈。次から次へと困難が容赦なく降りかかりつづけます。
それ故、彼らは悩んでも立ち止まることなんて出来ません(迷っている間に殺されてしまいますからね)悩みながらも、前へ前へ進み続けるしかない。その中で、辛い思いをしながら名将へと成長していく訳ですが、兼続には全くと言っていいほど、その困難がない。

周りはみんないい人で敵はいないし、滅茶苦茶大事にされていて、お船さんと遊んだり、悩んだら立ち止まってもいい余裕だってある。

こんな人がこれから、謙信が死んだ後のお世継騒動で景勝を守り生き残れるのかしらん?? 今のとこ、雑巾がけしか達者になってないようだし(←ォイ!)

とりあえず、次のお世継騒動が兼続が覚醒する最後のチャンスだと思います。ここで、今の調子のまま、ご都合主義よろしく、あっけなく終ってしまうようなら、残念ながらこの大河とはさよならですね…。
 

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