壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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忠勝の親馬鹿っぷり、すげえな
なかなか好感触で続いている大坂編。今回も面白かったです!
皆、それぞれ腹に一物を抱えていて、サブタイどおり表と裏があり、主人公だって平気で手玉にする。
調略とは名ばかりの「テンカタイへ―ノタメニ!」押しの恫喝ばかりだった、ここ最近の大河の心理戦&スタンド能力「主人公」にうんざりしていた身の上としては、ゾクゾクしましたね。
源次郎に情報を流すことで、秀吉たちは何を推し量っているのか。そのへんを考えると楽しいです。
三成もちゃんと切れ者に見えますし、利休のことを煙たがっている理由も堺の商いの覇権を握るためには堺の商人たちのドンである利休が邪魔というのがねえ。
大体、三成が利休を嫌がる理由は「茶人の分際で偉そうな!」ってのが多いですからね。利休を茶人としてではなく、商人として見てるってのは、結構新しい視点だなと思いました。
南蛮から取り寄せた絢爛豪華な品を秀吉に見せる利休ってのも何だか新鮮でしたしね。これをどう展開していくのか楽しみです。
茶々との絡みもね。単なるラブコメパートにしていないところが上手い。
自分が色目を使ったというだけで、すでに三人の男を死なせてしまっている。それでもまた、無邪気に新しい男に笑顔を向ける。
竹内茶々の笑顔は本当に天真爛漫で愛らしいだけに、空恐ろしいものがあります。
けれど、「あのお方は、悲しむことをやめてしまったのです」という言葉を聞き、彼女の半生を振り返ってみるとねえ。。。
今後、彼女の内面が覗けるような回があるといいなあ。
と、大坂パートいいとこはいっぱいありましたが、一番印象に残ったのは、秀長さんですね。
あの、にじみ出る苦労人臭。さりげなく兄が生み出した歪みをフォローして回る細やかさ。武家である源次郎にさらりと臆面もなく「俺は中村の百姓だからなあ」と言った時の笑顔……いいなあ。この秀長さん好きだわあ。
「偉くなるのが、あっという間過ぎた。心が、ついていけてない」という台詞も、秀長さんが言っていると思うと、何だか非常に味わい深い。
けど、なんか……夕暮れの中浮かぶ姿はどこか儚げに見えて……ホント、いいシーンだったと思います。
そして、真田パート。
よ~し、今度は上杉にも加勢してもらわないとね♪と暢気に話してるとこへ、上杉は援軍を出せない返信。
何でだよ! 真田と上杉は固い絆で結ばれてたんじゃないのか!!!(迫真)な昌幸パパが笑えます。上杉に今までやってきた仕打ちを全て忘れているのでしょうか?
んで、あれだけ兄ちゃんの「上洛したほうがいい」という進言を散々無視してからの、「どうしよう!!!」って……知らんがな!!!(by兄ちゃん)
けど、ここで大ボケかましてるパパとは対照的に、「家康が戦をしかけてこないのは、秀吉の許可を待っているからでは?」と看破した兄ちゃんは地味にすごいと思いました。
昌幸パパも、そして大坂にいる源次郎でさえ、「これからの戦は秀吉の許可なしにはできなくなる」という概念がピンッときていないというのにね。
信濃にいる段階でこれなんですから、兄ちゃん外出たらどうなるかな。結構大化けするんじゃないかなと期待が高まる。
そんで今回、そんな兄ちゃんの未来の嫁、初登場。
まだよく分からんが、また胃痛を増長させそうな人だなあ。嗚呼、これでまた、兄ちゃんの寿命が削れていk…略
>ブログweb拍手レス
4月20日19:49 kou様
いつもコメントありがとうございます。おや、またweb拍手の調子が悪いようで。困ったことですね。今週大河、昌幸夫婦水入らずのシーンいいですね。おっしゃるとおり、二人きりになった途端、すごくイイ雰囲気になるのがいい! 今回のシーンでは、お兄ちゃんが辛い思いをしていることをそれとなく伝えていて……前に、源次郎に対して、「お前は策を弄し過ぎる!」と叱ったりしていましたし、最近はなかなかのいい母親っぷり。初期のあれは何だったんでしょうね(笑)
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