壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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皆、一気に老けたなあ
今回は、我が父一番のお気に入り・昌幸パパサヨナラ回だったわけですが……色んなことが結構さらさら~な回だったなという印象。
確かに、兵も土地も何もかも奪われて片田舎に押し込められたパパの悲哀、無念さは伝わってきましたが、もっと悲惨な感じを想像していたからなあ。
信繁の悲壮感もあまり感じられず、結構飄々としてましたし……そのあたりの描写をもっと濃く見たかったな。
ついでに、兄ちゃんの苦労っぷりとか。
(というか、兄ちゃんが改名したことを知って、パパも信繁も兄ちゃん自らが改名したと思ったのは、何とも寂しかったなあ。命令されてもやもえずという、兄ちゃんの苦しい気持ちを分かってほしかった。……まあ、この二人(特に親父)は、兄ちゃんの苦労を分かってるようで分かってないってのがデフォだけど(兄ちゃんが捨てた「幸」の字を、お前が使ってくれという下りは胸アツでしたけどね))
春のヤンデレ劇場だとか、佐助がいつの間にかきりにほの字だとか、薫ママのよく分からん仮病とか、正直いらんかった。
あと、清正の扱いがね……あれは何なのと。
治部に耳打ちされた言葉。ここまで引っ張って来た割に、意外性の欠片もないものだったし、それをネタバレしてすぐあっさり死んじゃう(しかもマンガみたいな死に方)もんだから、何だかなあと。
ここまで清正にスポット当てた大河も珍しいのに、治部たちと同じく、最後の取り扱いが杜撰なんて、ホントもったいない。。。
(とはいえ、治部との約束を果たすために張り切り過ぎた結果、暗殺されるとは、何と言う皮肉! で、「立派になった秀頼を家康に見せれば、豊臣の扱いも少しはマシになるはず!」……と、豊臣を滅ぼす引き金を引いちゃうんだから、もう……悲惨過ぎて目も当てられないとは思いましたけど)
ただ、今回初登場の秀頼はなかなかいいキャラしてました。
大坂城から出て戦っちゃいそうなほど度胸のある秀頼なんてね。会見シーンも良かったです。
(ついでに、下座にいながら威風堂々「豊臣秀頼である!」と名乗られて、うっかり「ははあ!」と平伏しちゃった家康が可愛かtt…略)
あの江でも、家康&秀頼会見だけは妙によかったし……このシーンには定評があるのかしら? N○K。
あとは、江雪斎、忠勝、昌幸パパの変わらぬ忠義心。これに尽きたなと。
氏政が亡くなったあとは、豊臣、徳川と転々としながらも、最後は亡き氏直の元へ帰っていく江雪斎。
己の引き際を悟り、潔く身を引くも、戦が起これば必ず馳せ参じる! と、豪語した忠勝。
(この忠勝の死も、もっと詳しく触れてほしかったな。肩身の狭い兄ちゃんをずっと守ってきたんだろうから、そのあたりのことで改める礼を述べる兄ちゃんとか見たかった。まあ、稲姫の息子だけでなく、こうさんの息子もわけ隔てなく可愛がっている様にはじーんと来ましたが)
織田、徳川、豊臣……と、次々に主を替え、一見無節操極まりなくても実はずっと、信玄に忠義を尽くし続けた昌幸パパ。
それぞれ、己なりの忠義心を貫いた人生。非常に感慨深かったです。
というか、今日でとうとう昌幸パパとはサヨウナラ。。。
初回から、異彩を放ちまくり、誰よりも輝いて、笑わせてくれたパパ。
もう見られなくなるのは非常に残念ですが、草刈さん素敵な昌幸をありがとうございました!
忠勝もね、本当にはまり役でした。演じてる役が愛おしくてたまらないという感じがすごくよく出てて気持ち良かったです。
藤岡さん、生真面目で怖くて、可愛い忠勝をありがとうございました!
>web拍手レス
9月21日22:08 kou様
いつもコメントありがとうございます。今週大河、兄ちゃんホントに頑張っていましたね。家康に対しての決死の命乞いからの「この役立たず!(byパパ)」コンボは泣けました。家康のシーンはねえ。殺す気満々じゃなけりゃ、兄ちゃんの命乞いシーンが無くなっちゃうからってのは分かるんですが、だったら、信繁たちに言う言葉はもうちょい何とか……と思わなくともなかったり。母上は何とも悲惨でしたね。連れてってあげたい気もしましたが、お嬢様のように大切に扱われていた母上じゃ、片田舎の生活は無理ですよね。次回は昌幸パパサヨナラ回。じっくり描いてほしいところですが、さてはて。。そして、シン・ゴジラ。ご覧になったんですね! 私はまだ見ていませんが、楽しんでいらっしゃったようで何よりです。庵野監督は特撮大好きですから、そのへんのこだわりは凄そうですね。ゴジラ萬斎、動きが特徴的とか聞いたことありますが、どうなんでしょうね?
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