壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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本当になんというタイミング!
>web拍手レス
2月21日23:41 弥太郎回は見応えがありますね!今回は~… の方
拍手&コメントありがとうございます。本当に弥太郎パートは安心かつ楽しめますよね。役者さんが達者なのは勿論、脚本もいい。田中東洋さんのシーン展開なんて最高でした(去年の大河だったら主人公が愚図泣きして、東洋さんが何でか感銘。願いを聞き入れるなんて安易な運びになってたでしょう)ただ、いいところはすこぶるいいのに手抜きな部分はとことん酷い。弥太郎パートとヒロインパートの龍馬が別人に見えるくらい。ここはホント、何とかして欲しいです。
復讐者SSへのコメントもありがとうございます。殆ど虫の息の美形さんというのもそれはそれでお綺麗なものです。残念ながら酸素マスクでお顔は見えないんですが(苦笑)モトジマンが目を覚ましただけで祝杯あげちゃう程モトジマンを愛しまくってる組員たち。良かったねぇvとは言いつつも本当はお見舞いに行きたくてうずうずしてます(笑)まぁ意識が戻ってもとても人に会える状態ではないんですが。それでも無理をして久留間を呼んだのはどうしてか。次回もお付き合い頂けたら幸いです。
さて「芋虫」のコミックスですが、未だに悩み中です。レスを読む限り良さそうなんですけどね。おっしゃる通り、その漫画にイメージを固定されるのが怖いんです(まぁ中尉はすでに大森さんでイメージされちゃってるとこはありますが(苦笑))視覚イメージは脳内イメージなど簡単に吹っ飛ばせるパワーがありますから。こうして考えると改めて人間は実に視覚に依存しているんだなと思うと同時に、目を潰されて死を決意した中尉の気持ちを考えてしまいます。
2月22日13:10 ブログで「芋虫」の記事を読んだ直後に~… の方
拍手&ブログへのコメントありがとうございます。後で書きますが私も今朝このニュースを見て吃驚しました。私はこの映画の存在自体も知らなかったので…… いやぁホントなんという偶然。しかしこの映画、「芋虫」が下地になっているとはいえ、私が読んだ立ち位置とは全く別角度からのアプローチをしたみたいですね。感想文にて「芋虫」はちょっと視点を変えるだけで様々な貌に変わると書きましたが改めてそう思いました。しかし……
先日、め○ましテレビで寺島○のぶさんがとある映画で賞を取ったというニュースをやってました。
その映画、何でも反戦を訴えるもので、内容は戦争に行って大怪我負って戻って来た旦那の面倒を見ながら戦争の残酷さを噛みしめる妻~みたいな感じで題名が「キャタピラー」。
……あれ? どっかで見たようなあらすじ。
それに「キャタピラー」って、日本語訳で「芋虫」じゃね???
と思って調べてみたら、案の定。江戸川乱歩の「芋虫」が原作のようです。
つい二日前読んだ私にしてみれば、なんというタイムリーネタ! 不思議な偶然です。
とはいえ、この映画における「芋虫」はあくまで下地、設定のみ利用という感じがします。
HPのあらすじを見る限り、旦那さんが奥さんに目を潰されるだとか、その後自殺するとか、奥さんが旦那をいいように弄んでいたこととか書いてなかったし……どうなんだろ? 終戦後にそういうことにするのかな?
でも、あらすじの書き方からして凄く反戦を意識した書き方です。雰囲気的に「ジョニーは戦争に行った」みたいな感じ…。
とはいえ、原作自体を見ても「芋虫」で反戦を訴えるというのは、決して間違ってはいないと思います。この悲劇はそもそも戦争が原因ですし、反戦とも取れる箇所だっていくつもある。だから単純に「戦争はこんな悲劇を生んだ」というメッセージを示しても矛盾はないんでしょう(現にこの話が世に出された時、左翼派はこの話は立派な反戦を謳い上げているとして絶賛したそうですし)
ただ、私はこの話を反戦モノとして世界に知らしめることに抵抗を覚えます。
私がこの話を凄いと思ったのは、反戦モノとして話を終わらせなかったことにあるからです。
これは私の勝手な思い込みなんですが、作者が戦争を持ち出したのは戦争を批判するためではなく、ただ単純に女と四肢を持たず耳も聞こえず喋れずの異形の男とを小さな檻に閉じ込めた世界を創るためだけの手段に用いただけのような気がするんですね。
作者があくまで描きたかったのは、無抵抗の愛しい相手を苛めたいだとか自分の好きなように征服したいだとかいう暗い人間の欲求や、全て歪んで狂ってなおいっそう映える情愛で、最後の悲劇も戦争だとか世間だとかそれらから逸脱した処で起こったことだったように思えるんです(だからラストのシーンは酷く現実離れした幻想的な書き方なのかなと)
そして、そんな状況でもなお……恐怖で立ちすくむような姿になり果てても理性を持って「ユルス」の文字を妻に残した中尉に一番心を震わされて、この話は凄い話だと感嘆したんです。
なので、「戦争」というカテゴリーにこの話を閉じ込めてしまうことに何とも言えない気持ちになってしまうんです。
「反戦」というテーマを軽んじてる訳ではありませんし、原作とは全くの別物として割り切れば楽しく(?)見れるんでしょうが……どうも原作に感銘を受けた直後なだけに複雑な気分です。
しかし、寺島さんが賞を取ったことは素直に祝福したいです。おめでとうございます! これからも龍馬伝の乙女姉ちゃん共々頑張って下さい!
2月21日23:41 弥太郎回は見応えがありますね!今回は~… の方
拍手&コメントありがとうございます。本当に弥太郎パートは安心かつ楽しめますよね。役者さんが達者なのは勿論、脚本もいい。田中東洋さんのシーン展開なんて最高でした(去年の大河だったら主人公が愚図泣きして、東洋さんが何でか感銘。願いを聞き入れるなんて安易な運びになってたでしょう)ただ、いいところはすこぶるいいのに手抜きな部分はとことん酷い。弥太郎パートとヒロインパートの龍馬が別人に見えるくらい。ここはホント、何とかして欲しいです。
復讐者SSへのコメントもありがとうございます。殆ど虫の息の美形さんというのもそれはそれでお綺麗なものです。残念ながら酸素マスクでお顔は見えないんですが(苦笑)モトジマンが目を覚ましただけで祝杯あげちゃう程モトジマンを愛しまくってる組員たち。良かったねぇvとは言いつつも本当はお見舞いに行きたくてうずうずしてます(笑)まぁ意識が戻ってもとても人に会える状態ではないんですが。それでも無理をして久留間を呼んだのはどうしてか。次回もお付き合い頂けたら幸いです。
さて「芋虫」のコミックスですが、未だに悩み中です。レスを読む限り良さそうなんですけどね。おっしゃる通り、その漫画にイメージを固定されるのが怖いんです(まぁ中尉はすでに大森さんでイメージされちゃってるとこはありますが(苦笑))視覚イメージは脳内イメージなど簡単に吹っ飛ばせるパワーがありますから。こうして考えると改めて人間は実に視覚に依存しているんだなと思うと同時に、目を潰されて死を決意した中尉の気持ちを考えてしまいます。
2月22日13:10 ブログで「芋虫」の記事を読んだ直後に~… の方
拍手&ブログへのコメントありがとうございます。後で書きますが私も今朝このニュースを見て吃驚しました。私はこの映画の存在自体も知らなかったので…… いやぁホントなんという偶然。しかしこの映画、「芋虫」が下地になっているとはいえ、私が読んだ立ち位置とは全く別角度からのアプローチをしたみたいですね。感想文にて「芋虫」はちょっと視点を変えるだけで様々な貌に変わると書きましたが改めてそう思いました。しかし……
先日、め○ましテレビで寺島○のぶさんがとある映画で賞を取ったというニュースをやってました。
その映画、何でも反戦を訴えるもので、内容は戦争に行って大怪我負って戻って来た旦那の面倒を見ながら戦争の残酷さを噛みしめる妻~みたいな感じで題名が「キャタピラー」。
……あれ? どっかで見たようなあらすじ。
それに「キャタピラー」って、日本語訳で「芋虫」じゃね???
と思って調べてみたら、案の定。江戸川乱歩の「芋虫」が原作のようです。
つい二日前読んだ私にしてみれば、なんというタイムリーネタ! 不思議な偶然です。
とはいえ、この映画における「芋虫」はあくまで下地、設定のみ利用という感じがします。
HPのあらすじを見る限り、旦那さんが奥さんに目を潰されるだとか、その後自殺するとか、奥さんが旦那をいいように弄んでいたこととか書いてなかったし……どうなんだろ? 終戦後にそういうことにするのかな?
でも、あらすじの書き方からして凄く反戦を意識した書き方です。雰囲気的に「ジョニーは戦争に行った」みたいな感じ…。
とはいえ、原作自体を見ても「芋虫」で反戦を訴えるというのは、決して間違ってはいないと思います。この悲劇はそもそも戦争が原因ですし、反戦とも取れる箇所だっていくつもある。だから単純に「戦争はこんな悲劇を生んだ」というメッセージを示しても矛盾はないんでしょう(現にこの話が世に出された時、左翼派はこの話は立派な反戦を謳い上げているとして絶賛したそうですし)
ただ、私はこの話を反戦モノとして世界に知らしめることに抵抗を覚えます。
私がこの話を凄いと思ったのは、反戦モノとして話を終わらせなかったことにあるからです。
これは私の勝手な思い込みなんですが、作者が戦争を持ち出したのは戦争を批判するためではなく、ただ単純に女と四肢を持たず耳も聞こえず喋れずの異形の男とを小さな檻に閉じ込めた世界を創るためだけの手段に用いただけのような気がするんですね。
作者があくまで描きたかったのは、無抵抗の愛しい相手を苛めたいだとか自分の好きなように征服したいだとかいう暗い人間の欲求や、全て歪んで狂ってなおいっそう映える情愛で、最後の悲劇も戦争だとか世間だとかそれらから逸脱した処で起こったことだったように思えるんです(だからラストのシーンは酷く現実離れした幻想的な書き方なのかなと)
そして、そんな状況でもなお……恐怖で立ちすくむような姿になり果てても理性を持って「ユルス」の文字を妻に残した中尉に一番心を震わされて、この話は凄い話だと感嘆したんです。
なので、「戦争」というカテゴリーにこの話を閉じ込めてしまうことに何とも言えない気持ちになってしまうんです。
「反戦」というテーマを軽んじてる訳ではありませんし、原作とは全くの別物として割り切れば楽しく(?)見れるんでしょうが……どうも原作に感銘を受けた直後なだけに複雑な気分です。
しかし、寺島さんが賞を取ったことは素直に祝福したいです。おめでとうございます! これからも龍馬伝の乙女姉ちゃん共々頑張って下さい!
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