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壱号ブログ

雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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赤ずきんと眠りの森(山猫さん編)後編

色悪キャラの仮面の下には、中二病がいたぁあああ! ってことで、山猫さんプレイ。
魔法の力で世界を支配するって、一気にファンタジーな世界になっちゃった訳ですが……



>web拍手レス
3月26日20:47 kou様 
いつもコメントありがとうございます。今週大河、とうとうタマちゃんが逝ってしまわれましたね(涙)おっしゃる通り、本来なら大嫌 いになりそうなキャラのはずなのに、鳥羽ちゃんたちとともにあれよあれよという間にその魅力に搦め取られて……本当に魅力的なキャラだっただ けに、退場はひどく寂しいです。それから義朝、ホントに格好いいですよね! こんなに傲慢で即物的な科白、普通ならどん引きなんですが、なん であんなに魅力的に見えてしまうのか! がしっと由良さんを抱き締めて笑う顔なんかもう、本当に男らしく頼もしくて……これも役者さんマジッ クですね。それに引き替え、清盛は。。。雅仁親王を諭すところを見た時は「お! 結構成長したか?!」と思ったのですが、それ以降は退行の一 途。おっしゃる通り、ずっとガキっぽく小汚いままなので「10年ぶり!」とか言われても、「はぁ?」ですよね。まさか、忠盛パパが死ぬまでこ の調子なんじゃ……と最近思っていたりもするのですが、次回少しはましになってくれるのを祈るのみです。




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・・・色悪→中二病→???

「粛清! 粛清!」言ってる頼長オウムに噴いた(爆)

たまこぉおおおおおおお―――――――ッッッッ!!!!!!!!!!!!!

ということで、先週、清盛邸の一輪の清楚な花・明子さんがお亡くなりになられて寂しいわと思っていたら、今週は平安イノセント(?)タマちゃんまで。。。。

物語冒頭から存在感抜群で、鳥羽ちゃんとのアブノーマルなプレイの数々には毎週ぞっとしながらも楽しませていただいた訳ですが、この二人の愛の終焉はとてもノーマル温かなものでしたね。

ってか、タマちゃんが病に倒れたと聞いて、地べたに這い蹲りながら必死で水仙の花を探す鳥羽ちゃんを見て、うっかり泣きそうになりました。
だってね、ドラマ第一話の「タマちゃんへのお見舞いの水仙を自ら摘む」という鳥羽ちゃんの姿から、それまでの濃厚プレイ二人の出来事が一気に思い出されちゃって。。。

まぁ、このドラマではこれに限ったことではないのですが……こういう時、つくづくこの脚本家さんは伏線の張り方や物語の積み重ねが上手いなと思います。

(しかし、このシーン見た後で、「水仙の花探して来いとか、馬鹿じゃねぇの?」と吐き捨てる清盛たちを見ると苦笑が。。。そうだよね。赤の他人にしてみりゃ、「いい加減私事はいいから政治してください」って話ですよね)

で、危篤状態のタマちゃん(出家)に水仙の花を持たせ、頬ずりする鳥羽ちゃん(出家)

あれ? 出家ってなんだったけ? と、この絵を見ると思わなくもないですが(苦笑)、それでもええシーンでした。ああ、鳥羽ちゃん! ようやく素直になったのね! と。

しかし、(多分先週の清盛同様、病気が移るといけないからと)問答無用でタマちゃんから引き離される鳥羽ちゃん。
で、大人しく扉越しに会話……って、なんでやねん!

もう、これまで公務を無視していっぱい好き勝手やってきたんだから、ここでも部下を蹴り飛ばすなり斬り殺すなり(←?!)して、タマちゃんのそばに行けばいいのに!

やっぱ、あれか?! ここでもどMの血が騒いで、このシチュのほうが燃えると思ってしまったのか?! どんだけ、変態なんだよ、鳥羽ty…略

けれど、この最後の語らいでお互い救われたんじゃないでしょうか? 素直に、タマちゃん良かったねと思えましたし。
(ってか、番組の終了後の解説で出家したタマちゃんの元を、義清が訪ねたって言葉には噴きました。ちょw お前まだ諦めてなかったのかww と)

ということで、タマちゃんが退場されてしまった訳ですが……大好きだったなぁ、タマちゃん。

やってきたことは、はっきり言って最低ですし、人の心をまるで理解していない超KY発言にはぞっとするやら、唖然とするやらで……普通ならこんなキャラ、「なんだ、このカマトト女!」と大嫌いな部類に入るんですが、あのあまりにも純真無垢な心と愛くるしく清らかなお姿がねぇ、ホントに魅力的で。

これはキャラとキャスティングの勝利ですね。
タマちゃんに壇れいさんを配役した人は、マジ天才! そう思うくらいハマり役でした。

壇れいさん、お疲れさまでした。素敵な平安美人を堪能させていただいて、ありがとうございました!

で、タマちゃんと次にキャラとキャスティングの妙だよなと思ったのが義朝ですよ!
もう……彼は一体何なんですか? 特に、由良さんがお偉いさんに仕えていると知ってからの由良さんとの会話。

由良「あ、あれからどうなさっていたのですか?」

義朝「おう、子どもを二人ほど作った。……どうだ? お前も俺の子を産んでみるか?」

由良「な、何をおっしゃるんですか!」

義朝「お前、お偉いさんに仕えてんだろ? だったら俺の役に立つ」

由良「さ、最低!」

義朝「惚れた男の役に立てるなんて、女として最高のことじゃないか。……お前、俺に惚れてるんだろ? だったら、俺の嫡男を産んでくれよ」

字面だけで見ると、非常に最低なことを言ってる訳ですが、なんでかなぁ。。。すこぶるカッコよく見えてしまう! しかもなんか、大事にしてくれそうとか思えてしまう! 

これはもうホント不思議。説明出来ん。でも、義朝のカッコよさは異常!

と、説明不能な義朝の魅力にきゅんきゅんしまくった訳ですが、対して清盛が……はぁぁぁ。。。。

今日もまた中二病だったな。。。

妻が死んだ悲しみは分かるけど、俺ってこの世で一番不幸! みんな俺の悲しみを分かってくんない! と周りに当たり散らして、家のために愛する女を捨てた弟に諭されて、やっと自分の愚かさに気づくとかね……バカじゃないのかと。

ラストの時子さんへのプロポーズもね。「もうお前でいい!」とか……何だよ、それ。
しかも、最後は押し倒されて、尻餅なんかついちゃって。。。

義朝は最低な科白オンパレードであるにも関わらず、めたくそカッコ良かったのに、この主人公ときたら……全然カッコ良くないし、やけくそで結婚すんのかよ! としか思えん>< 

ってことで、今回も主人公だけに不満たらたらな回でした。ホントにさ。早く大人になってくれよ。
で、次回は清盛主体な話になりそうですが、どうなることやら。。。。

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赤ずきんと眠りの森(山猫さん編)前編

素敵イケメンに愛されて、きゃっきゃウフフしたくて買ったゲームのはずなのに、いつの間にかダメンズ更正奮闘記になっちゃってる「赤ずきんと 迷いの森」。

ニート、ヤンデレときましたが、さて今度はどんなクライアント(!)なのでしょうか?


今回の攻略対象は、迷いの森でレストランを経営している山猫さんです。

今までのキャラと違い、大人の落ち着き、余裕があり、物腰も大変柔らかいスマートな方です。

女性の扱い方もよく心得ていて……いや、手慣れてるって感じ。だから、どんなに熱烈な科白を吐こうが、真剣さがまるで伝わってこないんですよね。
なんというか、ただ単に恋愛ゲームして楽しんでるって感じ……ってまぁ、実際そうなんですけどね

そう言う色悪キャラ、ぶっちゃけるなら嫌いじゃないです。飽きられてポイ! エンドだけだとつまらないけれど、その先の描き方によっては場外ホームランだって夢じゃない!

ただなぁ、キャラデザの時点でツボがずれてる。。。

私、こういう色悪キャラは見た目ダンディな……あるいは、ワイルドな方が好みなんですが、山猫さんは小柄で一見すると女の子みたいに可愛い顔してて……と私の好みのまるで正反対。
(因みに、私のこの好みに崎原氏も激しく同意してくれたのですが、「そういう奴を押し倒すのがたまんないんだよね!(じゅるり★)」と続けられ吃驚。ちょ! 私は別にそこまで………ありだな(←!))

まぁ、綺麗系攻も好物だし、大丈夫かなぁと思いつつ始めたわけですが……



>web拍手レス
3月19日23:10 kou様 
いつもコメント、そして連載、私の中では異色作でしたが最終までお付き合いくださいましてありがとうございました! この二人、他カプと違い、とても素直な子たちなので、これからは臆面なく「大好き! 大好き!」言い合う、上条が吐血するようなバカップルになってくと思われます(笑)で、サイト更新分。冬の定番……そうなんです。この短編考える上で出されたお題が「甘々」&「冬の風物詩」だったもので(本の発売が12月でしたから)ミカンもいいですね。今度考えてみようかしら? こちらもまったりした話ですが、お付き合いいただけたら幸いです。今週大河、おっしゃるとおり明子さん退場は寂しいですね。控え目ながらも献身的に夫を立てる姿は、最近のアレらを見続けた後だったせいか、とても好ましかったですのに残念です。で、残念といえばタマちゃんも来週でサヨナラのようで。。。私たちを色んな意味で楽しませてくれたSMプレイもそうですが、壇れいさんの汚れを知らない純真無垢な透明感、美しさをもう見れなくなるのかと思うと非常に残念です。こういうタイプも最近見ませんからね。

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・・・色悪の仮面の下には……

ムードも何もなく「ほら、抱いてやるからさっさと来い」な義朝、なんかカッケー

あぎごぉおおおおお――――――ッッ!!!!!!!

ということで、先週次回予告で受けた嫌な予感が的中し、明子さんが今週であえなくご退場されてしまいました。。。。

結婚して以降、鳥羽ちゃん&タマちゃんによる壮絶SMプレイだの何だので、あまり出番のなかった明子さんですが、小汚くてむっさい清盛邸において、一輪の可憐な華としていい味を出しておられました。

彼女が画面に入ると、周りがすこぶる小汚いせいか、ぱぁっと華やぐんですよね。あの清楚で柔らかな感じが好きでした。

で、今回は退場回ということもあって、明子さんに焦点を置いた話になっていましたが、キャラ的にもええわぁと改めて思いました。

ちゃんと妻として、母として家の仕事をしっかりこなしながら、決して出しゃばったりせず……けれど言うべきことはちゃんと言って、夫を立ててく感じがねぇ……ああ、こういう感じ、ホントに久しぶりでホッとする。。。
(最近の奴は、旦那を立てることなんかこれっぽっちも考えず、自分が自分が! で、「あいつはあなたがいなきゃ何もできませんね」って言われると「そうでしょう!」と胸張って答えちゃうような奴ばっかりだったからなぁ)

清盛との夫婦のシーンも、とても穏やかで良かった。

でもね……そういうシーン全部が恐ろしいほどにフラグ立てまくっていくもんだから、果たしてどういうふうにフラグが回収されるのかと思ったら、善意で疫病者を介抱してあげたらそれが移って、かぁ……。

しかもその疫病、速攻性あり過ぎ! 移って僅か数分で危篤とか。。。

ここは、あまりに早い展開に吃驚でした。もう少し時間かけても、と最初は思いましたが、改めて考えてみると、このくらいでいいのかな? と思ってみたり。
ダラダラやられても白けるだけですし、明子さんの死によって描きたいことはしっかり伝わってきましたから。

清盛の坊主に祈祷をさせ、それがダメなら陰陽師を呼ぼうとまでする様と、その姿を食い入るように見つめる忠盛の複雑な表情。

きっと、忠盛には清盛と白河院(特に第一話目の)がだぶって見えたんでしょうね。

白河院も、愛するタマちゃんが具合が悪いのは、白拍子の腹にいる子のせいだって陰陽師が言うから! って、妻子ともども殺そうとしましたからね。
(あと、このドラマには出てませんが、白河院は奥さんを亡くした時、奥さんの遺体を抱いて号泣したそうですから、ますますそっくり)

他にも、「清盛さまの嫁にしていただきながら、かようなことになってしまって申し訳ありません」「明子のそばにいかないでください。清盛さまは大事な平家のお世継ぎ。移りでもしたら、明子がますます悲しみまする」と絶叫する明子パパンとか、

「母上の琵琶の音と全然違うぅうう」と泣かれながらも琵琶を弾き、子どもたちを慰める時子さんとか、
(ってか、清盛の時子さんアウト・オブ・眼中っぷりがひでぇ! 時子さんカワイソス)

暴走する清盛を必死で宥め続ける盛国とか(あ、今。「嫁を取りなさい」と言われた時のこととか思い出してるんだろうなと、容易に想像させてくれる上川さんは相変わらず、さすが)

見応えがありました。

ただ……清盛がなぁ。。。
なんか、今回は中二病が再発していたような気が。。。。

ぎゃんぎゃん喚きまくって(まぁ、後半は仕方ないかもだけど)、バカみたいに「面白い、面白い」とどや顔で連呼して。アレ、いい加減しつこいです。もっと別の……具体的な言い方をしてほしい。お前の言う、面白いって結局のところ何なんだよ。

と、清盛サイドは清盛が残念でしたが、朝廷サイドはあいも変わらずドロンドロン。

義清だけが友だちだったのに! と嘆く崇徳院……ああ、崇徳院にはタマちゃんに手を出してとかは伝わってないのですね。良かった。もしそんなの知ったら、泣くどころじゃすまんしね。

でも、ナリちゃんの罠にまんまとハマっちゃった時の、取り乱しっぷりと言ったら……鳥羽ちゃんを彷彿とさせますなぁ……いや、鳥羽ちゃんのアレはヘヴン状態だから、崇徳院のこれとは違うか(笑)

弟ではダメだぁああ! そうだよね。天皇の兄じゃ院政できないもんね。

こうしてみると、崇徳院にはホントに何もないんですね。心のよりどころがいないことは元より、ナリちゃんの策略を見抜ける頭もないし、それをフォローしてくれる家来もいないし、子ども生まれるのが遅かったし、目の上のたんこぶ・鳥羽ちゃんはピンピンしてるし。。。

それでも、このまま終わってたまるか! と抵抗を見せ始めた崇徳院。次はどんな悶えっぷりを見せてくれるのか楽しみです。

それと、タマちゃん。ナリちゃんにひっどい嫌がらせをされておりましたが「あの人は私を救おうとして下さっているの」ってね。本当にタマちゃんは純粋で、心の綺麗な人ですよね。今まではただ、人の心の痛みが分からなかっただけで。。。
愛の伝道師(!)・義清のおかげで人の心の痛みを知り、今までの自分を顧み、涙する彼女は今回も綺麗でした。でも、来週は……なんか、もしかして……今度はタマちゃんが?! マジで?! 勘弁してくれ! 今回、可憐な華を一人亡くしたばかりなのに、タマちゃんまでいなくなっちゃったら、清純派美人がいなくなっちゃうじゃない!!!
嫌だぁ、勘弁してくれぇ。

でも、次回でついに鳥羽ちゃんとタマちゃんのSMプレイ恋物語に決着がつくようなので、心してみたいと思います。

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それにしても、酷いタイトル。。。

先日宣言しましたとおり、今回から商業誌で出させていただいた「恋愛小説は書けない」カプのSSをお送りしていきたいと思います。

ちょっと前まで更新してた板垣×如月カプとは、全然毛色の違うのほほんカプになりますが、よろしかったらお付き合いくださいませ。

因みにこの話、文庫化する際に出した短編案の没ネタだったりします。

これは、最終選考まで残った奴だったんですが、あえなく没に。理由は簡単、採用された「おこた活用法」が甲斐君視点、こっちが神野さん視点だったからです。
本編とのバランスを考えた時、甲斐君視点の話で終わらせた方が締まりが良いような気がして。。。

でも、せっかく考えたんだし、ということでのっけてみました。

話の内容が途中まで「おこた活用法」と被ってるんですけどね(だから、題名も「おこた活用法」と似ているのです)別の視点からだし、途中から展開変わるし、本が出て一年以上経ってるし……まぁいいだろうと。

「おまけの短編は、笑いよりも甘々で!」という担当編集様の言葉を受けての話なので、(このカプにしては)笑い要素は少ないです。代わりにとっても甘く! ……なっていればいいんですけどねぇ。。。

相変わらずののんびり更新でお送りしていくことになると思いますが、よろしくお願いいたします。

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