壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
- 2025.01.23 [PR]
- 2016.12.12 「相合い傘で子育て中」(表紙紹介)
- 2016.11.21 告知
- 2016.09.12 「お稲荷さま、居候中」配信スタート!
- 2016.08.15 「お稲荷さま、居候中」本日発売!
- 2016.08.01 「鵺の恋は月下に咲く 4」配信スタート!
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「相合い傘で子育て中」(表紙紹介)
【あらすじ】
人買いに売られた少年・清二は猫を助けて大怪我を負う。猫の飼い主で、元華族の売れっ子小説家・秋月是清は「このまま死なれたら寝覚めが悪い」と家に連れて帰ってくれた。訳アリの赤ちゃん・伊織の面倒をみながら、傲慢で偏屈だけど不器用な是清を「可愛い」と大らかに受け入れる清二。やがて家族よりも強い絆で結ばれる二人の三年愛のゆくえは――。
『 山野清二(14~17歳・使用人(右))×秋月是清(24~27歳・元華族の小説家(左)) 』
今回はタイトルに「相合い傘」が入っているように、「雨」が重要なテーマになっているので、できれば表紙に雨か傘を入れてほしいとお願いしましたところ、このような穏やかでしっとりとした、素敵イラストを描いていただけましたv(そして、坊やとにゃんこがかわゆい)
雨は背景が暗くなったりして難しい要素なんですけどね。このイラストを含めて四つも案を考えていただいたりして……大変ありがたいことです。
しかし……ぶっちゃけると、このようなお願いは、ほんの序の口。
今回は注文がやたらと多くなってしまいました。
原因は、今回の話の構成。
実は今回の話は二部構成でして、二人の馴れ初め(前編)と、その三年後(後編)に話が別れています。
なので、主人公・清二くんの十四歳(幼気な坊や)バージョン、十七歳(格好いい好青年)バージョン。主役カプが面倒を見る伊織くんの一歳(赤ちゃん)バージョン、四歳(坊や)バージョンと、それぞれ二種類ずつキャラデザを考えていただくことに。。。
さらには、設定した挿絵位置の関係上、主役カプ以外の脇役さんたちを描いていただいたり、ごちゃごちゃして面倒な背景をお願いしたり……。
挙げ句の果てに、届いたラフを見て、「できたら、ここの是ちゃんの顔は、ふてぶてしいどや顔がいいなあ」とか、「ここの清二くんは耳まで赤らめてほしいなあ」なんて、私の我が儘までしっかり応えてくださって……本当に、大変だったと思います。
それでも決して手を抜かず、一枚一枚びっくりするほど綺麗に、そして活き活きと描き込んでくださいました。金先生、本当にありがとうございました!
私の我が儘で描き直していただいた、是ちゃんのどや顔は本当絶品です!
さて、お話のほうですが、タイトル通り子育てものです。
しかし、↑のカプ設定を見ていただけると分かると思いますが、前編での清二くんの歳は十四歳。
(表紙の男前清二君は十七歳バージョン。可愛い子どもバージョンは口絵と挿絵でたっぷり描いていただきましたv)
口減らしのため、人買いに売られた清二くん。でも、チビの痩せっぽちのせいで、誰にも買ってもらえず、「売れ残り。役立たず」と人買いから詰られています。
ある雨の日。売れっ子小説家の是ちゃんの猫を助けて怪我をしたことが縁で、是ちゃんに拾われます。
でも、是ちゃんはボロボロの清二君を見ても「あのまま死なれたら、寝覚めが悪いから助けただけ。治ったらとっとと出てけ」だなんて吐き捨てちゃうような人。
それでも、助けてくれた是ちゃんに少しでも恩を返そうと、訳アリの赤ちゃん・伊織くんの世話を始めてみたが……というお話。
こう書くと、辛く切ない感じの話みたいですが、赤ちゃんパワーと、大らかで朗らかな清二君視点なので、話は基本のほほんテイストです。
てか、子育てもののくせに、なんで主役を十四歳にしたし! という話ですが、大正時代が舞台だから現代では到底無理な展開にしてみたかったってのと、ショタ攻が好きだと言う私の嗜好によるものです!!(←ダメダメ)
いやあ、ホント好きなんです。憧れの綺麗なお兄さんのために頑張る、幼気な坊やが。
とはいえ、いくらやる気があるからって、道端で拾ってきた坊やに赤ちゃんのお世話任せるなんて、普通の大人はやりません。それでも任せちゃうのが是ちゃんクオリティ。
そして、子守どころか……ということで、
是ちゃんへの恩義と思慕だけを胸に頑張る大らか坊やと、「来いよ、ア○ネス! ○ポ法なんか捨ててかかってこい!」な売れっ子先生が、赤ちゃんと一緒に成長していく子育て譚。
もし、興味を持っていただけましたら、このしっとり素敵イラストを目印に書店にて探していただけたら幸いです!
と、そんなこんなで発売までもうちょっと。
ありがたいことに、本を出すのはこれで八回目ですが、やっぱり今回もドキドキしっぱなしです。
告知
今日よりちょうど一ヶ月後に発売予定です!
タイトル : 「相合い傘で子育て中」
イラスト : 金ひかる先生
発売予定日 : 12月15日(木)
あらすじ : 我儘な売れっ子小説家・是清が偶然拾った清二。眩しいくらいに純粋な彼と甥っ子の子育てをするうち家族以上の感情が芽生え――。
久々の人間同士です!(強調) 妖怪とか、神様とか、喋る動物とか出てきません。
その代わり、小説家・是ちゃんの性格がファンタジーです。編集様や友人から、「こいつは現代に生きていたら、確実に逮捕されている!」(←?!)と言わしめた方で……え? 現代に生きていたら?
ということで、今回の話は現代が舞台ではありません。
大正時代(初期ごろ)が舞台となります。
子育てものも初なら、大正時代も初だったので、
あの時代、粉ミルクなんてあったの?? という初歩的な疑問やら、
編集様「雨月さんの中での大正時代のイメージは何ですか?」
雨月「うーん、やっぱり乱歩先生ですね! 『芋虫』とか『蟲』とか『人間椅子』とか!(鼻息)」
編集様「やめてください! 私も好きですけど、子育てものでそのネタはアウトです!」
なんてやり取りがあったりと、色々前途多難な幕開けでしたが、全然降りやまない雨と宇多田ヒカルの「be my last(吉井版)」をBGMに、どうにかこうにか形にすることができました。
話の詳細については、書影が上がった時にでも。
今回のイラストは、「恋する付喪神」でもお世話になりました金先生にご担当いただいたのですが、今回も……いや、「恋する付喪神」の時とはまた違う素敵イラストで、早くお披露目したいです!
とりあえず、今回は簡単なお知らせ程度ということで。
* ちなみに、現在ネット上で「相合い傘で子育て中」表記と「相合傘で子育て中」表記でばらついていますが、「相合い傘で子育て中」が正規です。
実は最初「相合傘」表記で出していたのですが、「相合い傘」のほうが字面的にいいのではないか? と言うことになり、急遽変えていただけたのです。字面にまで拘り尽力してくださった編集様、ありがとうございます!
「お稲荷さま、居候中」配信スタート!
お稲荷さま、居候中【電子特別版】
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【あらすじ】住み慣れた田舎を離れ、上京した霊感体質の彗太。だが、入居予定のマンションは妖でいっぱいだった! 襲われそうになったとき助けてくれたのは、幼馴染で密かに想いを寄せていたお稲荷さまの那智。御神木から東京に行き人間界を学んで来いと言われたらしく、なんと彗太は那智と、その弟分の稲荷・葵と同居をすることに! 楽しい日々を過ごす彗太だったが、ある日、那智が隠していた秘密を知って…。 クールで優しいお稲荷さまとラブラブ同居ライフ!
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↑ にもありますとおり、電子版では本編の後日談SSと、三池先生のキャララフがついてきます。
ちょっとでも気になったり、電子派の方はぜひ、お手に取って(?)いただけたらと思います。
よろしくお願いいたします!
「お稲荷さま、居候中」本日発売!
もう発売されているところもありますが、ルビー文庫様より拙作「お稲荷さま、居候中」が本日発売です!
イラストは三池ろむこ先生。
かっこいいお狐さま、可愛いちびっこ、狸たちが乱舞してる愛らしさ全開のイラストが目印です!
「 俺が婿なんだから、お前はかみさんだろ? 」
『那智(百数歳・田舎の稲荷神社に仕える御先稲荷)×藤村彗太(17歳・霊媒体質の高校生)』
【あらすじ】住み慣れた田舎を離れ、上京した霊感体質の彗太。だが、入居予定のマンションは妖でいっぱいだった!襲われそうになったとき助けてくれたのは、幼馴染で密かに想いを寄せていたお稲荷さまの那智。御神木から東京に行き人間界を学んで来いと言われたらしく、なんと彗太は那智と、その弟分の稲荷・葵と同居をすることに!楽しい日々を過ごす彗太だったが、ある日、那智が隠していた秘密を知って…。クールで優しいお稲荷さまとラブラブ同居ライフ!
また、こちら にて、本編冒頭の試し読みも公開されております。
また、アニメイト様でご購入されますと、書き下ろしSSペーパーがついてきますので、よろしかったらどうぞ。
内容は、本編中のとある一エピソード(那智さん視点)余裕そうに見えて、実は……な、小話です。
都会で独り頑張って生きていた健気っこと、クールだけど田舎っぺなお狐様。自称利発な子狐ちゃん+狸ぬいぐるみ×5匹の賑やかな面子でお送りする、もふもふ&ぽよんぽよんな同居ライフ。
ちょっとでも興味を持ってくださいましたら、お手に取っていただけると幸いです。
どうぞ、よろしくお願いします!
* この記事はしばらく上にあげておきます。
「鵺の恋は月下に咲く 4」配信スタート!
少々遅れましたが、拙作「鵺の恋は月下に咲く 4」が、「花丸発のwebマガジン 花丸小説」様にて配信スタートされました。
他のサイト様でも配信されております。
澄先生の麗しい扉絵が目印です。
今回で最終回。鳥かごの中の盲目貴公子様、巣立ちなるか。
よろしくお願いします!
「 電子貸本Renta! 」様
「 電子書店パピレス 」様
タイトル : 「 鵺の恋は月下に咲く 4 」
イラスト : 澄(とおる)先生
『 祇条崇久(二十三歳・盲目の貴公子) × 蓮(??歳・半人半妖の鵺) 』
「 どうかこれからも、俺の目になって、お前が見る世界をともに見せてくれ 」
【あらすじ】
ある夜、妖怪退治の武士団に襲われ毒矢で射られてしまった半人半妖の蓮は、命からがら逃げおおせるが、この傷では助からないと悟る。そんな時心をかすめたのは、ある人物の姿だった。以前も武士団に追われていた蓮は、あまりにきれいな琵琶の音色に誘われてとある庵にたどりつき、そこにいた美しい貴公子に魅入られ毎晩通うようになっていたのだ。最期に一目彼に会いたいと庵に向かうが、怪我のために庭先で気を失ってしまう。そしてふと目覚めると、目の前に焦がれ続けた貴公子がいた。自分の醜い姿をさらしたくなくて慌てる蓮だったが相手はまったく気にした様子はなくて!?