壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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- 2013.11.17 小説も、マンガみたいに「小説なんてくだらないもの読んで!」と言われた時代があったのか(しみじみ)
- 2013.11.10 女の情念は恐ろしい
- 2013.11.03 相変わらず、お麗しい容保様
- 2013.10.27 親子ほどの歳の差とか言われても、反町並のルックスだったら無問題だよねぇ(←面食い的発想)
- 2013.10.20 やっぱ、尚さんいい。。。(←タイトルでも言ってみる)
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小説も、マンガみたいに「小説なんてくだらないもの読んで!」と言われた時代があったのか(しみじみ)
理由その一。今まで久栄にほとんどスポットライトが当たってなかったから。
確かに今までちょいちょい出てきてはいましたけれど、そのほとんどが時栄さんとのツーショットばかりで、お母さん大好きっ子! というのは分かるんですけど、それ以外のメンツとの絡みシーンはほとんどなく、どう接していたのかが分からない。特に、みね(異母姉)と。
この二人、色々思うところがお互いあったと思うんですけどね。
仲が良かったのか、悪かったのか……でも全然そういうのやってくれないから、ネットに落ちてる史実を拾って保管するんですが、どうも時栄さん不倫騒動の時、みねは八重さんと一緒になって時栄さんに出て行くよう強く迫ったらしいという記事を見つけたので、じゃあ仲悪かったんかなぁと思ってたら、みねが臨終の時「久栄のこと、くれぐれもよろしく」と八重さんに頼んでるから、あれ? と。
仲のいい姉妹だったというのなら、そういうエピをいくつか入れて欲しかったです。
だから、みねが死んだ時、久栄の気持ちがよく分からず(そんなに悲しんでるようでもなかったし)ぴんとこなかった。
あと、八重さんとの関係もねぇ。
こちらは、描写不足というよりも、今までの描き方が悪かった気がします。
八重さんとの絡みもあんまりないんですが、久栄はあまり八重さんにいい印象を持っていませんでした。
青木君を山本家に置くことになった時に、はっきり言ってるんですよね。「青木さんのことを引き受けたのは叔母様なのに、母様に押し付けたきり、面倒一つ見やしない」と。
このへんから、八重さんはジョーとの大学作りに手一杯で、家族のこと、久栄さんのことはあまり構ってなかったってのが窺えます。
だから、時栄さんを追い出した後に、「私が母親代わりになって、しっかり久栄を育てなきゃ!」と構いだしても、あまり深みが感じられない。
久栄が反発したくなるのも分かるってもんです。
とはいえ、これらの下積みのなさも久栄が魅力的なキャラなら十分無問題さ! と、なったと思います。しかし、いかんせん……久栄のキャラがねぇ……なんというか、好感が持てない。
まず、「不倫女の娘」と陰口を叩かれて、辛い思いをしているはずなのに、平気で男子校を訪れ、公衆の面前で堂々と「貸してくれた本ありがとうv あれ? それ何読んでるの?」と男に話しかける神経。。。(しかも、時代は明治でしょ?)
で、案の定噂になって、問い詰められたら澄まし顔で、彼からもらったラブレターを恥ずかしげもなく朗読し、「私たちすぐ結婚するの。そして、東京に行って一緒に暮らすの。お金? それは彼がこれから小説家になるから、それで食べさせてもらうわ!」って。。。
(しかも、この時相手はそこまで考えてなくて、「……いや、今すぐ結婚っていうのは…」と言われる始末)
これで聡明な子だと言われても説得力がありません。
おまけに、「母親代わり? 叔母様、「レ・ミゼラブル」を読んだことがあって? それを読んで母親とはどういうものか、勉強なさったら?」ってね……言い方が一々可愛くない。
東京へ彼と一緒に行くというのも、彼が好きだからというより、「不倫女の娘」と陰口叩かれるのが嫌で、ここから逃げ出したいだけって感じでした。
駆け落ちしようとして、八重さんに止められた時、彼が「小説で食ってけるか、自信なんて全然ない!」って吐露した時も、「そんな!(驚愕)」で……結局彼のこと、全然考えてないよなぁと……だから、結局、彼が逃げるように一人で久栄を置いて東京へ行ってしまったと聞かされてもさもありなん、と思えて、あまり同情出来なかった。
と、何とも微妙な恋愛譚だったわけですが、もっと微妙な気持ちになったのが、「八重の桜」紀行。
久栄と別れた彼は、小説家として大成するという内容でしたが……そうだった。徳富蘆花……あの「不如帰」の作者じゃねぇか!!!
「不如帰」とは、彼の大ベストセラー作品なのですが、これがねぇ。。。
この話、若くして結核で亡くなった大山巌のお嬢さんをモチーフに書いたものなんですが、その中に出てくる継母が、病床の娘に惨い仕打ちをする大変意地悪な悪役として描かれています。
この継母、現実でいえば、捨松さんにあたります。
なので、これを読んで感銘を受けた読者は現実の捨松さんも意地悪な女に違いないと思いこみ、誹謗中傷が絶えなかったというね……なんというとばっちり!
しかも実際、捨松さんはこのお嬢さんを大変可愛がり、結核が感染するかもしれないリスクも恐れず献身的に看病していたってんだから、余計やり切れない。
ちなみに、このことについて、蘆花が正式に捨松さんに謝罪したのは、「不如帰」が出版されてから19年後。捨松さんが亡くなる直前っていうんだから、何だかねぇ。。。
「小説には、ありのままの人間が描かれている。そんな小説を俺は書きたい」
この言葉通り、蘆花は読者にそう思わせるほどの傑作を書いた。でも……何かなぁ。。。
ということで、今回は何から何まで微妙でした。
ドラマの中の蘆花は結構好きでしたけどね(ってか、蘆花役の人。「江」で秀頼演じた方でしたね。秀頼の時は威厳にみち溢れていたのに、今回はそういうのが全くなく……いやぁホント上手い役者さんだと思います)
次回はまた、ジョーが具合悪くなるようで……今度こそ逝ってしまうのか、ジョー。。。。
>ブログでのweb拍手レス
かたつむり様
拍手&コメントをありがとうございます。板垣&如月じいじカップルを気に入っていただいているようで! それだけでも嬉しいですが、今回は兵ちゃんも気に入っていただけたようで、大変嬉しいです! ぶっ飛んでいたというのは、今回の松本組での場面のことでしょうか? あそこは兵ちゃんのやくざとしての野蛮さが少しでも出せれば、と思いながら書いたところなので、そう言っていただけると感慨ひとしおです! そして、波多野の墓穴っぷりにも注目してくださって! そうですね。なんか波多野には「坊のためになるならぁああ!」と派手に散って欲しくなりますよね(笑)果たして、ホントにそうなるのかどうか。。。次回で羊かぶりは終わりですが、最後までお付き合いいただけますと幸いです!
女の情念は恐ろしい
兄ちゃんとの初対面時から谷村さんが演じているので実感湧かなかったけど、実はあの時彼女は十三歳なんですよね。
ちなみに、この時の兄ちゃんは三十九歳。その年齢差、二十六歳!!
んで、久栄ちゃんが生まれたのが、時栄さんが十八歳の時で……これを踏まえると、こう思わざるを得ない。兄ちゃん、ロリコンこれ犯罪や!
まぁ……でも、そうはいっても、時栄さんがずっとずっと献身的に兄ちゃんを支え続けたことは変わりありません。
とっても大変だったと思うんですよね。盲目の上に、一人では立つこともできない兄ちゃんのお世話だけでもアレなのに、働いてる兄ちゃんの付き添いやら家事やら。。。
……で、そこへ来ての、今回の浮気騒動。
史実は、時栄さんが妊娠していることが発覚し、そこで初めて浮気がバレる! →八重さん、大激怒! 兄ちゃんは許すと言ってるのに、問答無用で時栄さんを追い出す!! ジョー、ドン引き!!!! という、ドロドロ&主人公sagesageエピなので、一体どうするのかと思ったら、かなりキレイキレイな感じにまとめてて、何か物足りなかった。。。。
もっとがっつりドロドロな奴を期待してたんだけどなぁ。まぁ……分かるんですけどね。それだと、時栄さん、兄ちゃん、八重さんの誰かを悪者にしなきゃならなくなるから、こういう感じにしたってのは。
しかし、そのせいで青木君が小物になってしまい、時栄さん。なんでこんな奴に転んじまったんや??? 状態だったし、妊娠したことにも触れないから、時栄さんが家を出る理由も曖昧で、何ともぼやけた感じになってしまいました。
もっと、それぞれの心情を掘り下げて欲しかったなぁ。
ただ、時栄さんがよその男によろめいてしまった理由が、うらさんってのはかなり空恐ろしいものを感じました。
特に、「旦那様の中のうら様は、年もとらず、永遠に美しいまま」ってのが、うらさんが兄ちゃんとの離婚を決意した時に言った言葉のまんまだったもんだから……ここは、うらさんの怨念のようなものを感じ、ぞくりとして。。。
ということで、今回一番怖かったのは、登場さえしていない、うらさんという……何ともな回でした。
ああ、「臭いモノに蓋をしてはいけない。出ていけぇええええ!!!!」と怒鳴り散らし、ジョーの寿命を何十年か縮める八重さん見たかったな。
相変わらず、お麗しい容保様
いやぁ、このお二人は本当に絵になります。しっとりとした情感もいい。
重い病に伏しているというのに、容保様が見舞いに来られるからと、正装して出迎える照姫様が意地らしい。
「あなたの真心が私の支えでした。どうか、残り少ない時を私とともに過ごしてください」と照姫様を抱きしめる容保様に、おほぉ~(?)となり
でもねぇ、この間に容保様の本命(孝明天皇)映像を挟んじゃいけませんよ。ちょっと気が殺がれたじゃないですか!(←お前だけだ!)
「そのお言葉だけで、十分です」と身を離す照姫様の奥ゆかしさに涙。。。
容保様もそれ以上説得するようなことはせず、すっと引いて……。
あんなにたくさん辛い目に遭って、我慢してきたんだもの。最期くらい我が儘通したっていいと思うのに、しない。
その強さが、何とも悲しい。
ホント……このシーンは実にいいシーンでした。綺麗で、物悲しくて。。
と、このシーンがあまりに良過ぎて、主人公サイドがおぼろげ(←ジョー死にかけたのに酷ぇ!)
とりあえず、ドラマ冒頭からジョーの死相ハンパネェ! どう見ても重病患者や! 八重さん、無理矢理でも寝かせるべきだろう! とか、
危篤状態なのに、「このちっぽけな命をどうか、日本の未来のために役立たせてください」と神に祈り、しっかり妻への愛も遺書に書きしるすジョー、マジ天使!とか、
あの妻への愛だだ漏れの遺書読み聞かせられて、パパと兄ちゃんどんな気持だったんや、とか思ったりしました(←ざっくばらん過ぎ!)
ってか、それより気になったのは、今回登場した青木さんですよ!
最初、同志社大の学生を見る目がいやに熱っぽかったから、「え? そっちの人?」とか思ったりもしましたが、好青年風情ながら、どこか不穏といいますか、エロい空気漂わせてる熱っぽい視線が、とっても印象的。
まぁ、風情はともかく、性格はとても真面目でいい人です。
でも、田舎では成績トップで期待されて上京したけど、都会では自分より偉い人ばっか。俺なんか、大したことないんじゃ……と不安になってて。
そんな時に、自分の身の回りの世話をしてくれた上に、「愚痴なら私がいくらでも聞いてあげるから頑張って」と優しく励ましてくれる時栄さんに惹かれるのはしょうがないよなぁと思います。
その上、よくよく見れば、山本家での時栄さんの扱いは、妻というより使用人のようで。。。
そのへんを突かれたら、時栄さんもコロッといきそうだよなぁ。まだ若いし。
って……なんか、このへんだけみるとW辺J一先生の小説を思い出してしまう(周りからみれば、幸せなことこの上ないのに、不倫してしまう人妻な感じが)
来週はそのへんをじっくりやるようですね。昼ドラ真っ青のドロドロ展開になるやろなぁ。
……ああ、せっかく命拾いしたのに、ジョー。また寿命が縮まっちゃう!
親子ほどの歳の差とか言われても、反町並のルックスだったら無問題だよねぇ(←面食い的発想)
(そういや、兄ちゃんって尚さんのこと、「尚之助」って呼んでたっけ? 「尚さん」だったような気がするんですが……違ったかな? でも、死んだの知ってから「尚之助」と呼ぶようになったとか言われたら、色々妄想の翼が羽ばたいt…略)
さて、今回は大山巌&捨松結婚話だったわけですが……なんかなぁ。。。。
この話は八重さんが主人公なので、八重さん中心で話が進めなきゃならんってのは分かるのですが、ぶっちゃけじっくり大山さんと捨松さんのラブロマンスを見たかったわん。
だってねぇ、この夫婦興味があったんですよ。「坂の上の雲」視聴時に、大山さんのことちょっと調べてみたら、奥さんのことがウィキに載ってて、それがまぁホント少女漫画のようでね。
親子ほど歳が離れてるのに、大山さんが捨松さんに一目ぼれして、連日家に押し掛けて猛烈アタック。
んで、デート重ねての恋愛結婚。その後も超ラブラブな結婚生活を送ったと。
それだけでも何とも微笑ましいなと思ったのですが、もっと感心したのが、捨松の性格。
あんまりにもラブラブだから、新聞記者から「閣下はやはり奥様の事を一番お好きでいらっしゃるのでしょうね」と冷やかされたことがあるそうなのですが、そこで彼女は「違いますよ。一番お好きなのは児玉さん(=児玉源太郎)、二番目が私で、三番目がビーフステーキ。ステーキには勝てますけど、児玉さんには勝てませんの」と答えたんだとか。
すごくユーモアのある可愛い回答をするなぁと好感を持って……だから、今回この二人の話(年甲斐もなくすごく年下の女の子に恋して、突っ走る反町)をじっくり見たかったのですが、大山さんが捨松さんに一目ぼれするシーンがなかったばかりか、二人で話したシーンもたったの一回(しかもすごくあっさり)
その後、なんでか八重さんが出張ってきて「私と腕相撲して勝ったら、結婚許したげる!」って……なぜそんなことに?! あんさん完全な部外者ですやん!!
そして、ほっそい腕の綾瀬さんに必死こいてる反町さんの図が、えらくシュールで噴く。
で、結局勝敗は、捨松さんが「大山様!」と呼んだから(これもなぁ、捨松さんが大山さんを好きになるエピをあと二、三個やってくれてたら、グッときたと思うんだけどなぁ)八重さんがわざと負けてあげて、大山さん勝利……って、情けない。。。。
もっと他の方法はなかったのか。んで、これだけで山川兄ちゃんがあっさり結婚許しちゃうのもなんかなぁ。。。
ということで、今回は不満でした。恥じらったり、右往左往する可愛い反町が見たかったのに!!!
やっぱ、尚さんいい。。。(←タイトルでも言ってみる)
土曜日、見逃した大河見なきゃいけなかったのに、土曜日に大河見る習慣ないから、またコロッと見忘れる。。。
とりあえず、いつもお邪魔してる大河感想ブログ様で保管しましたが……全く、なんでこう忘れるかなぁ。
ってことで、一回飛ばしての今週大河。
冒頭、有名な「板垣死すとも、自由は死せず」が流れたわけですが……板垣が刺されてんのに全然元気で噴く。まぁ、加藤さんの板垣って、なんか刺しても死にそうにないからね(笑)
ただその後、板垣が「自由」について語ってるシーンはねぇ。
会津戦争において、必死に戦っていたのは武家だけで、農民や町人は無視を決め込んだ。もし、彼らが戦に参戦していれば、会津はあんなことには……云々。
権力で虐げてくるけれど、戦いの一手を引き受けてくれていた武士をなくし、平等を勝ち取った今。戦う義務も平等になってしまったというのは、なんとも皮肉な話です。
で、本編はどうだったかというと、十四年ぶりに会津へ帰郷回だったので、回想が多かったですね。
まぁ大河の後半では、こういうの恒例ですが、それでも……小栗松陰と尚さん出てくると胸熱にならざるをえない。
特に尚さん。
嗚呼、やっぱり素敵!!! あの、物腰柔らかで穏やかだけど、凛として力強い風情……おおお、尚さんなんで死んでしまったんや!!!!(泣)
ちなみに、若い頃の兄ちゃんにも「どふふv」ときました。
清々しい好青年でねぇ、こっちもステキ。……こうしてみると、西島さん。青年と壮年をきっちり演じ分けてるんですよね。さすがだわ!
……なんて、回想シーンでムフムフしたわけですが、それ以外でいくと、まだまだ戦争の痛手が色濃く、貧しいままでいる会津の地と、主人公たちが着てる立派すぎるおべべのアンバランスさったらなかった。
なんかこう……場違いっていうか、KYっていうか。
ってか、普通。あんなスラム街(?)であんな金持ち然とした格好で護衛も連れず歩いてたら、間違いなく物取りに襲われるだろう、普通! と、色々思ってしまったり。
そして、お久しぶりのうらさん。
え……彼女とのエピってたったあれだけ?! ってくらい、短い再登場だったので吃驚しました。
いやいや、もうちょっと時間割いてあげようよ。今、どうやって暮らしてのかとか色々明らかにしとかなきゃならんことあるはずやろ!!!
と、回想シーンでムハムハしてたくせに思う私。
だって、うらさんが相変わらず美人さんやったからさ。兄ちゃんとの甘々新婚生活回想にきゅんきゅんしたからさ、もっといっぱい見たかったんや!!!
(うらさんとの思い出を一人思い返したり、うらさんが元気にやってること聞いて安堵する兄ちゃんは地味によかった……まぁその代わり、時栄さんがだんだん……ねぇ)
そして、最後に颯爽と登場した、アメリカ帰りの捨松さん。
日本語だり、家の中では靴を脱ぐという習慣だり色々忘れちゃってるとこが面白かったですが、来週はどうやら彼女の話のよう。
多分あの人との結婚話が主軸になるかもですが、どういう波乱が起こるか楽しみです。