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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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信繁と昌幸はあの距離感だから、いい親子関係なんだろうなあ

先週は、半泣き爆走家康さまに萌え萌えした回でしたが、今回は……「迷走」と題されるだけあって、ホント昌幸パパが迷走してらっしゃいました。

いや、この状況でパニクるなってのが無理な話なんですけどね。こんな強国に囲まれて、どうすりゃいいねん!? と……この、何もかもが手探りな状態&混乱ぶりは、前回同様、強国に囲まれた小国の武将の悲哀が出ていて、よかったです。

最後の最後、信繁の言葉にヒントを得て、「もう誰にも頼らない。己の力でやり合ってやる!」と吹っ切れる流れも胸アツでした。

とはいえ、今回私が一番目が行ったのは、信幸兄ちゃんでした。

前回から、兄ちゃんだけに弱さを曝け出し、自分の言いたいことだけくっちゃべって、兄ちゃんの言うことは全部華麗にスルーな昌幸パパ。

その様は全然父親っぽくなくて、まるで困った駄々っ子のよう。
信繁に接している時の、父親然とした姿勢と全然違う。

私的にはそれが、パパなりの、兄ちゃんへの信頼の証に思えました。
昌幸パパの性格的に、本心も弱みも絶対晒したくないタイプな気がするんですが、兄ちゃんなら大丈夫だろうと……そう考えると、すごい信頼だし、甘えまくってるなあとも思う。

でも、哀しいかな。兄ちゃんにはそれを理解できるだけの度量がまだない。
パパの話は聞くし、何があってもついていく気ではいるけれど、コロコロ考えを変えるパパに「こんなに行き当たりばったりで大丈夫なのかよ」と、一度決めたことは貫きたい心情ゆえにライラするし、意見は聞いて来るけど、話しても全然聞いてくれないことにも、自分がないがしろにされてるようで自尊心は傷ついてばかり。

けど、しかたないよ。兄ちゃんはまだ十代の若者なんだから、これを理解しろってほうが無理。で、昌幸パパにもそんな兄ちゃんの心中を慮るほどの繊細さはない。

なので最後、「大ばくちじゃああ!」と宣言するパパを見上げる、兄ちゃんの目がすごく印象的でした。
「すっげえ、親父! おらワクワクしてきたぞ!」という、孫悟空ばりのきらきらお目目とは正反対の、冷めきった目。

嗚呼、このままパパと兄ちゃんの関係はどんどんこじれていくのかなあ。二人とも好きだから、非常に悲しい。。。
二人の仲をフォローしてくれる人がいればいいんですけどね。誰もいないんだよな。

信繁も二人が大好きだけど、基本自分のことで手いっぱいだし、お気楽次男坊で二人の苦悩を理解してないし……てか、今回。信繁とうとうゲロしましたね。「俺は兄上より優れていると思っていた」って。
前々から、兄ちゃんに対して小ばかにした態度をやたら取るから、もしやと思ってましたが、やっぱり。。。

まあ、ただ馬鹿にしてるってんじゃなくて「この人駄目で頼りないから、できる僕がしっかり支えてあげなきゃ!」というしずかちゃん的な意味での、兄ちゃんラブではあるけど……これ、兄ちゃんが知ったら相当傷つくよね。
私の目から見れば、フリーダムなパパに振り回されて胃に穴が空きそうな状態でも、弟をちゃんと気遣ってあげられる兄ちゃんのほうが、よっぽど度量あると思うけどね(信繁は悩んでる兄ちゃんをほぼスルーだし)何度意見を聞き流されようが、聞かれれば必ず自分の考えをしっかり言えるとこも地味にすごいと思いますし。

……て、私は相当兄ちゃんが好きだなあ。同じ兄(姉)だからかな。どうも肩入れしてしまう。
どうか、兄ちゃんが報われる日がきますように。と、願わずにいられません。

と、兄ちゃんがあまりに不憫過ぎて、そんな兄ちゃんを自分より格下と思ってたとか、信繁コノヤロー! だったわけですが、昌幸に「誰がこの地を治めようと、この景色は変わらない~」と話した内容はとてもよかったですし、そこから「父上の子として生まれたこと、誇りに思います」とかね。そりゃあ「お前はよき息子じゃ」と三回も言いたくなるよね、パパと素直に思いました。でもね、三回もいうくらいなら、一回くらい兄ちゃんにも言ってやtt…ry

他にも、あの状況下で「他の人たちも連れてって!」と駄々捏ねた挙げ句に襲われたのだから、姉の自業自得やん。てか、信繁。姉のことは悲しんでたけど、他の女たちはどうした? あのまま置いてきたんかい?! とか、

先週はあっさり松さん拉致されて、無能なやっちゃだった茂誠さん。今回は結構頑張ってたし、松が死んでも一切信繁を責めなかったのはよかったな。とか、

佐助もあの崖、飛び降りたのかよ。すげえな。てか、どうして着物だけ見つかるの? どういう状況? とか、

松が死んだことを無言で責める母上は、なんかよかった。とか、

「あなたが帰ってきてくれてよかった。もしここで戦になるようなことがあったら、私を守ってね」とか……信繁がきりちゃんではなく、梅ちゃんに惹かれたのはこういうとこだろうなと思ったり(きっと、あの言葉は信繁が一番欲しかった言葉だったんだろうなあ)

出浦さん、相変わらず渋くて素敵! とか、

鬼武蔵さんのヒーハー! は、まだですか? とか、

室賀さん、今週の「黙れ、小童!」ノルマもクリア。とか、

一益さん、相変わらず不憫TTとか、

徳川家での忠勝の浮きっぷり(先週頬についたご飯粒を取り合いこしたあの蜜月はどこへ?!)が兄ちゃんの真田家でのそれと綺麗に被る。二人が出会った時のことを思うと楽しみだわvとか、

高島氏政、わっるい顔してるでえ。しかも、ただの安い悪役ってんじゃなく、得体の知れない薄気味悪さを感じさせるとこがまた面白くて……この方のこれからの活躍が楽しみだわ! とか、

今回もぼちぼち楽しめました。

来週は、岩櫃、沼田奪還回。楽しみです。




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2月10日22:05 kou様 
いつもコメントありがとうございます。今回更新分。おっしゃるとおり、裏社会ものでボロボロなとこにやわらかお布団ってなると、自然とエロくなりそうなとこなんですが、この二人だとねえ。。。お互い屈託なさ過ぎて困ります(苦笑)色気のない二人ですが、次回もお付き合いいただけますと幸いです。そして、今週大河。これまたおっしゃるとおり、家康と昌幸パパが非常にいい味出してましたね。大泣きして、盛大にずっこけながら逃げ惑う家康は、愛嬌たっぷりで可愛いし、「全く分からん! どうすりゃいいんだ!?」と兄ちゃんに逆切れする親父も人間臭くてよかった。そうだよね、この時代はこのくらい必死にならなきゃ生き残れないよねえと。こういう泥臭いとこがいいですよね、この大河。また、今年の寒さ。何だったのでしょうね。一月二月はkou様にとって多忙な月だったようですが、どうぞご自愛なさって、無事乗り切ってくださいませ。

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アナ雪の最期も見たかったなあ。。

前回、実に秀逸な信長との邂逅を描いたわけですが、今回は本能寺の変直後。

まず冒頭、信長が死ぬところはやらなかったのに、短めとはいえ、信忠の死はやってくれたところに、信忠へのこだわりと愛を感じました。
短い登場でしたが、とてもいい信忠だったと思います。

と、信忠の最期にしみじみしつつ始まった今回。
特に印象に残ったのは三人。

一人目は、とにもかくにも家康さんw
荒っぽいこと大嫌いなのに、偶々周りが脳筋野郎しかいないときに、伊賀越えする羽目になっちゃったもんだから、何度も何度も「押しとおりましょう!」と強行突破させられて(正信いたら、こんなことにはなってなかったろうなあ)ボロボロになってくのが、可哀想なんだけどおかしくってしかたない。そして何か可愛い(笑)

怯えまくって半泣きになってる顔といい、
ほくほく顔で食って、忠勝に口元についたご飯粒食べてもらってるとこといい、
盛大に転んじゃうとこといい、
ボロボロヨレヨレになって帰ってきて、阿茶局に抱きつくとこといい。

非常に人間臭くて愛嬌がある。やっぱ、こんな家康見たことないよwでも、すごくよかった。

そして、今回のでよっく分かった。伊賀越えに九歳の女の子連れてくなんて、やっぱ無理や!!!(絶叫)

 
二人目は、昌幸パパ。
普段の余裕たっぷりな態度から一変した、信長の死を知った時の取り乱しっぷりは圧巻でした。
「何死んでやがんだ、信長めええええ!!!!(絶叫)」
「これからどうするか? ……全く分からん! 逆に聞きたい。どうしたらいい? 教えてくれええええ!!!(絶叫)」
兄ちゃんもただただ唖然とするしかないよ(笑)
しかし、これは偽らざる本音でしょうね。昌幸の言うとおり、周囲に強国が多過ぎて、どうすりゃいいんだかまるで分からん。
けれど、散々喚きまくった後……「面白うなってきた(ニヤ)」と、吹っ切れてからは、明智の使者が他に届けるはずだった書状を握り潰し、「光秀は俺にだけ書状を出した。俺をここのリーダーだと認めている証拠」とすげ替え、話を進めていくところはさすがでした。
次回も、彼の冴えわたる策略が楽しみです。

三人目は、一益さん。
皆、本能寺の変のこと知ってんのに、お前は知らんのかーい! と、最初は笑って突っ込んでたんですが、「強大な力を持てば戦はなくなる。上様はそう言うておられた」「最初は途方もないことをと思っていたが、もうすぐそれが実現する。そうなれば、わしの役目も終わる」と、非常に感慨深い表情で語る一益さんを見てると、非常に切なくなってしまいました。
そして、最近じゃもううんざりや! と思っていた「戦のない世」と言う言葉が、すとんと落ちてきました。
現代人感覚のラブ&ピースではなく、生涯を賭してついていった主が掲げた、壮大な夢。
そんな一益さんを無言で見つめるしかない昌幸パパと兄ちゃんも良くて……すごくいいシーンだったと思います。

あとは、ぼそぼそ喋りの景勝と、やたら声がいい、鼻持ちならない感じの兼続がいい感じだったとか、たぬきが可愛かったとかありましたが、一個だけ引っかかったのが松姉ちゃん。

前から、彼女の現代人喋りが気になってましたが、今回はやたら気になりました。しかも、明智勢に襲われている最中だというのに、「来てくれたのねえ~(キャッキャ)」「他の人たちも連れてってよ~」の、言い方がね。軽過ぎて軽過ぎて、一人浮いて見える。。。
もうちょっとどうにかなんないかなあ、、、

次回は、秀吉と氏政が登場する様子。
どんな感じか楽しみです。



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ババ様、やっぱり兄ちゃんの声聞こえてんじゃねえか!

今日は、信長との謁見回。
さて、どう見せてくるのかなと思ったら、ちょっとだけ独眼竜の秀吉との初謁見回を思い出しました。

最初は、下っ端の者たちが値踏みをし、それから真打ち登場って流れがね。これがとても良かったと思います。
最近の大河だと、結構あっさり大物に会えるわ、主人公が場もわきまえずにしゃしゃり出て、大物から不自然な主人公ageをされるわで、ありがたみもへったくれもなかった。

でも、今大河では、先週信長からの呼び出しが来るよう策を巡らせるところからはじめ、今週になっても、なかなか目通りは叶わないし、信忠や家康の面接をパスしなければ会えませんでした。

いざ会ってもらっても、かけてもらった言葉は一言だけ。
所領等説明については後に、一益の口から伝えられる。

この間、主役の信繁ができたことは何一つありません。ただ父の後ろで事の成り行きを見ているよりほかありませんでした(信長も、信繁には一瞥さえくれなかった)

そして、あの昌幸パパでさえも信長に対して何一つ口にできず、城没収がどんなに気に入らなくても、飲まざるを得なかった。

こういう流れがあるから、信長というのは主人公にとって、遥か高みにいる存在なんだなというのが、よく分かるし、説得力があった。

そして、そんな信長でさえ、笑ってしまうほど呆気なく殺されてしまう。
戦国の世はホント、生き抜くことが大変だと痛烈に表してましたね。

と、信長の描き方もよかったですが、今回一番盛り上がったのは、やはり昌幸VS家康シーンですね。

あの腹の探り合いは、非常に見応えがありました。

おそらく、あの場に直江はいなかったと思うんですよね。
それでも、家康は「直江をここに呼んで確かめさせる」とはったりを言い、昌幸もそのはったりを見越して「どうぞ、ここへ呼んでください。嘘などついていない」とはったりで返した。

そして、ここが引き際だと思ったら、お互いにサッと引く。

マジで最近こういう駆け引きとはご無沙汰だったので、感慨ひとしおでした。
いやあ、やっぱええわあ。戦国はやはりこうでないと。

あと、信長より出演時間長い&結構有能に描かれた信忠ってのが新鮮でしたね。
これまでだと、出演シーンはほとんどなく(下手すると存在自体ない)、出て来ても、信長より劣るボンボンとして描かれることが多かったんですけど、信長の下できっちりと働く姿は、とても優秀に見えました。
この信忠なら、本能寺で信長と一緒に死ななければ……と、悔やまれてもさもありなんと思えるのではないでしょうか?

光秀は……まあ、主役は信繁ですからね。私のイメージする光秀とは違うんですが、信繁の目から見れば、あんなもんなんだろうなあと思いましたし、出番もこれくらいが妥当だろうなと納得もできました。
(けど、欄干に打ち付けられ、本能寺を起こすためだけに出てきた光秀って(笑))


ちなみに、真田家ギャグパート。
信長パートと空気感比べたら、すさまじい落差ですが、今回もぼちぼち楽しめました。
ていうのも、兄ちゃんがよかったからなんですよね。

きりや松が茂誠を庇っていることを知っていながら、茶番に乗ってあげるところといい、
信繁が松を人質に出そうと言い出したところで全てを察し、信繁と松に加勢してあげるとこといい、兄ちゃんええ奴や。
兄ちゃんの真意をさりげなく察してるっぽい信繁もよかったな。姉ちゃんは……分かってんのかな?
あと、今回の母上には笑いました。母上は真剣に娘の心配してるのにね。なんとお気の毒な(笑)

と、今回も満足でございました。で、次回は伊賀越え。忠勝無双と、「お前ら何かと一緒にいられるか! 私は部屋に戻らせてもらう!」なアナ雪さんが楽しみです。




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1月26日21:35 kou様 
いつもコメントありがとうございます。琴奨菊、よかったですよね! 確か、日本人選手の優勝は十年ぶり。この調子で日本人選手がどんどん活躍していってほしいです。今週大河。今回もよかったですね! やはり、戦国時代は謀略を描いてなんぼ! いい感じです。お兄ちゃん。一番感情移入しやすいキャラなだけに、非常に可哀想に思ってしまいました。でも、何というか……これ、大泉さんだから見てられるのかなと思ったり。これがもし……例えば、綾野剛で容保様ばりに苦悩されたら、お労し過ぎて見てられないんじゃないかと思って(苦笑)けどホント、兄ちゃんには頑張ってってほしいですね。家康も……てか、徳川サイドがいいですね。皆個性的でいい味出してて……こっちも今後が楽しみです。でもホント、こんな感想書けるなんて久しぶりですねえ(しみじみ)雪ですが、今年はやたら降ってえらい目にあってます。おまけに、寒くて(この前なんか、-9.6度いきました)早く春が来てほしいものです(涙)


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新たなぬっくん枠:室賀さん

哀切&魅力たっぷりの勝頼様(&いい小物っぷりを発揮してくれたぬっくん)がご退場されて、今週はグレードダウンしちゃうかなあと思っていましたが、何の何の。今週も面白かったです!
 
大河ご恒例、主人公初恋パートが入った回ではありましたが、信長に取り入るための謀略パート&信幸兄ちゃんの苦悩を絡めることで、ダレることなく楽しめました。

てか、信繁がちゃんと若輩の次男坊という立場で話が展開していくからいいですね。
評定の場に参加できないのは勿論のこと、本人がちゃんとそれを弁えた上で言動してるし、兄ちゃんを自分の主と認め支えていきたいと思ってる(冒頭の信伊おじさんとの会話シーンは、実にいいシーンでした)

そして、その思いが決して口先だけじゃないのはこの後、何か問題を抱えた時はまず昌幸にではなく、信幸兄ちゃんに知らせるという行動からもにじみ出てるわけで……最近、悪い意味で言ってることとやってることがちぐはぐな奴らばかり見てきただけに、実に気持ちいい。

女性との絡みシーンも、今回は楽しかったです。

 長澤さん演じるきりが思ったより好感持てるキャラだったのがよかったんだと思います。

気の強い……しかも、信繁に横恋慕している女性だなんて、下手したらかなりのうざキャラになると思うんですが……確かに気が強かったり、現代人喋りだったりちょいちょい気になるところはあるけれど、さっぱりとした感じや報われなさ過ぎて不憫なとことか(お土産の櫛の落差とかね。ありゃひどい)色々な要素が上手い具合にブレンドされて、明るく面白い感じになっていました。
この調子で軽やかにいってほしいところですが、どうだろなあ。

梅は大方予想通りのキャラでしたが、室賀領の農民相手に蹴るわ、噛むわ。挙げ句の果てに薪の束を持ち上げてぶん投げる姿には笑ってしまいました。この人もまた、これから楽しませてくれそうです。


とはいえ、やはり映えるのは謀略パート。

今回も昌幸パパは冴えまくっていたわけですが、それにプラスして、今回初登場の出浦さんが実にいい味出してました。
初登場シーンで「殿のそばにいながら、小山田&アナ雪の謀反を見抜けなかった奴の勘を信じろって言われてもなあ」と鼻で嗤ってみせたといい、室賀さんに同調してみせるくだり、昌幸パパと密談するくだり。
いやあ、真っ黒黒やなあと思わせておいて、さらりと傷心の信幸兄ちゃんを気遣ってみせたりもする。
この方の活躍も楽しみです。勿論、ニューぬっくん枠、室賀さんの活躍も(笑)

で、お気の毒な信幸兄ちゃん。
今回はいつも以上に可哀想な目にあっていました。
昌幸パパは「敵を騙すにはまず味方から」と言ってはいましたが、いい人過ぎる兄ちゃんに戦国の世の生き方を教えるためっていう親心もあったと思うんですよね。で、私もそれは兄ちゃんに必要なことだとは思うんです。

でも……それでもやっぱり可哀想。パパは僕を信じてこんな重大な仕事を任せてくれたんだ! 全力で応えなきゃ! って気持ちがひしひしと伝わっていただけに、「お前は演技ができないから」という理由で騙されてたと知った時のあの顔が、もう。。。
とはいえ、いくら凹んでいようと、裏切り者の小山田一族である義兄を見れば、親族としてではなく、真田家の嫡男として厳格に接するし、こっそり見逃してやる融通さも持っているわけで、兄ちゃん、落ち込むことなんかない! 兄ちゃんには兄ちゃんの良さがあるさ! 言ってやりたくなりました。
ううう、兄ちゃん。これからも頑張ってくれ。

そんで、今回目覚ましい活躍を見せてくれた茂誠さん。
やってることはダメダメなんですけどね。主が武田家を裏切ることも気づかず、ホイホイついていって、図らずも造反に加担するわ。主が殺された後は、奥さん恋しさに真田家への迷惑も考えずホイホイ帰ってきちゃうわ。
けど、やっぱりなんか憎めないんですよね。
兄ちゃんが遠回しに「お逃げ」と言ってることに一人気づかず、「うわーん。もう終わりやああ(涙)」と嘆いて、「いやいや、あれは逃げろって言ってくれてんですよ」と言われて、「へ?」って(私はどうも、茂誠さんの「へ?」に弱いようです)
何とか兄ちゃんには見逃してもらえたわけですが、このあとどこへ行くんだか。来週が楽しみです。

そして、徳川パート。こちらも相変わらず面白かった。
今回は忠勝が初登場してたわけですが、家康&正信との微妙な空気感&それを全く気にしていない忠勝が妙にツボでした。
関ヶ原の後、信幸兄ちゃんとともに、真田親子の助命嘆願を強く訴える忠勝と、それにたじたじになる家康が今から楽しみでしょうがない。

ということで、今回も楽しかったです。やっぱり、戦国時代は武将たちそれぞれが利で動き、策略を巡らせてなんぼですよ。次回も、冴えわたる駆け引きそして、のぶりんのパワハラを期待しています。



>web拍手レス
1月20日21:03 kou様 
いつもコメントありがとうございます。今週大河、総合的に言うと面白いんですけどね。どうも、ババ様の無視が気になってしまうんですよね。まあ、私はそれだけ兄ちゃんが好きだってことなんでしょう……と思うくらい、今回も兄ちゃんよかったです。「お前のためではない。一族のためだ!」のところは痺れました。勝頼様は今回も切なかったですね。世が世ならいい殿さまとして、皆に好かれていたでしょうに。。。それから高木さん。年齢はまあ流すとして(笑)今回は一言も喋りませんでしたが、演技だけでもいい味出してましたね。で、ネットでもかなり話題になってるようです。やっぱりね、話題を作るにしろ、高木さんのように確かな演技力のある人起用でしてほしいものです(去年のAKBやお笑い芸人起用など論外です!)史実では最後まで出るみたいですし、これからどう活躍してくれるか楽しみです。初夢。確かに、熟睡すると見たとしても綺麗さっぱり忘れちゃいますよね。いい夢が見られることを祈っております!

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次回「佐助、死す!!」(←え)

日曜日は用事がありまして、一日遅れの視聴となります。

第一話目は、期待以上の面白さで良かった良かった! と、ホクホクしたわけですが、第一話目が一番面白くて後はずっと急降下↓↓↓というのを何度も経験してきているだけに、二話目は果たして……と、またもビクビクしながら視聴したわけですが……。。。

男性陣 : 燃え萌え…(*'д`*)ハァハァ…
女性陣 : (#´Д`)……イラ★

こんな塩梅に。。。
もうね、すごく綺麗に別れました。

現代人過ぎる口調&ノリで色々軽過ぎる松。ボケ担当とはいえ足を引っ張りまくる母上。一人ならそうでもないんでしょうけど、二人いると、場の空気が軽くなり過ぎて……シリアスなシーンばかりだと息切れしちゃうからってのは分かるんですけど、ちょっとなあ。

阿茶の局も、愛嬌の欠片もなくて何だかなあって感じでしたし……まあ、クスリと笑えたり、いいとこもあったんですけどね。
(「真田昌幸の妻であるこの私がどうしてこんな目に!」→「それは母上が真田昌幸の妻だからです」の掛け合いとか、姉ちゃんが旦那を気にしてるとことか)

が! 一人群を抜いて嫌なのが、ババ様。

信幸兄ちゃんが話しかけると、「ああ?」と、わざと聞こえない振りするのが、嫌でしょうがない!!!!!!!!

あれ、すごく感じが悪いんですよね。

兄ちゃんがババ様にとって、耳に痛いことや癇に障ること言ってるんなら、まだ納得できるんですが、兄ちゃんがババ様にかける言葉はどれも思いやりや気遣いに溢れてるものなので、なんであんなに兄ちゃんを邪険に扱うんだか分からない。
真面目過ぎる兄ちゃんの話がつまらん! てことかもしれんけど、別にくどくど長話してるわけでもないしなあ。理不尽ないじめにしか見えん。
真田家の嫡男を一族の前で軽んじるのも、立場的にどうなのって思えますし。

あれがあるから、要所要所で粋な言動を取っても、白けた気分にしかならん。真面目なのが気に入らんからって、何の非もない孫に冷たい態度取るあんたに言われてもねって感じで。

あれって、なんか深い意味があるのかなあ。何度も何度も繰り返して……もし、特に意味がないのなら、やめてほしいな。。。。

ということで、女性陣は「なんだかなあ。。」って感じだったんですが、男性陣は相変わらずよかったです!


信幸兄ちゃん。女性陣から酷い扱い受けるは、親父や弟はフリーダムだはと、今回も非常に苦労してましたが、それでも今回もよかった!
弟に慎重すぎると笑われようが、母上が駄々捏ねようが、ババ様に邪険にされようが、家族全員を岩櫃に送り届ける責務を果たそうと一生懸命だったり、迎えに来てくれたパパに「迎えに来てくれたのは嬉しいけど、城を空けては…」と言ったり、勝頼様のことを聞いて涙するところもいい。
特に、とっさに人を斬ることができなった信繁を助けて、「迷うな! 己のためではない。一族のためだ!」叱り飛ばしたところはかっこよかった! 声も凛々しかったですしね。


昌幸パパ。今回も飛ばしてました。勝頼様の死を聞き、一人悼むシーンもよかったですが、やはり最後。息子たちに「北条と上杉、どちらにつくか」の話し合いシーンがもう!

パパ「俺が至らなかったばっかりに、武田が…」
兄ちゃん「そんな……父上のせいではありません!」
パパ「実は俺もそう思ってるんだ」
兄ちゃん「……え?」
弟「僕もそう思うなあ!」
兄ちゃん「……え?」

この時点でかなりエンジン吹かしてましたが、くじを自作までしたのに、「くじでこんな大事なことを決めるとかないわあ!」って……ちょw親父。お前が言い出したんだろ! と、思ったら、「決めた!! 織田につく!!」……って! 選択肢になかったやん! それ!!
と、今回も笑わせてもらいました。
いやあ、この調子で来週も飛ばしてってほしいものです。


勝頼様。今回も素晴らしかった! 全てを悟り切って一切取り乱さなかった……のに、最後の最後、父親の幻覚を見て、懸命に語りかけるところは、切な過ぎた。。。
ナレでもあったとおり、父・信玄に囚われた一生でしたねえ。もう見られないと思うと、非常に残念ですが……平さん、お疲れさまでした!

同じく今回でサヨナラのぬっくん小山田。あんな手酷い裏切り方しといて、直接手を下す度胸はないという小物っぷりを今回も発揮してくれた挙げ句、あの「首を刎ねよ」宣告。
ぶっちゃけ、あのシーンは首がそのまま置いてあるほうがよかったな。そのほうが説得力が全然違った(全体を見せろとは言わない。それっぽい角度で演出してほしかった)
とはいえ、「アナ雪だって、裏切ったじゃん!!!」という足掻きや、勝頼様の首桶を見た瞬間のリアクション。最後の絶叫は素晴らしかった。
今回のMVPを選ぶとするなら、ぬっくんだなあ。

で、そんなぬっくんを見せつけられた茂誠さん。
それでなくても、勝頼様を追い返して超絶凹んでたのに、可哀想過ぎる。彼はこれからどうなっちゃうのか。引き続き見守りたい……んですが、前回視聴後に知った驚愕の事実。
茂誠さん、15歳という衝撃的事実。ちょw15って……それは何でも無理が(爆)

そして、今回から初参戦。家康&正信ペア。
内野家康「武田が滅びたというのに、ちっとも嬉しくない」
それは前世が勘助だから……と、多くの人が突っ込んだことでしょう。が、意味合い的に、これまで武田の抑え役として信長に重宝されてきたのに、武田がいなくなったこれからを心配しての言葉だったみたいですね。
その上、「正信……どうしたらいい?」「とにかく、生き残れればいいよ」って、こんなに気弱な家康さん初めて。腹黒狸感も皆無ですし(腹芸は完璧でしたけどね(笑))
それに引き換え、正信のどっしり大物感がパない。こりゃ家康も甘えたくなるよ。

家康「あっちい! ああ! 手袋も穴開いた(´;ω;`)」
正信「火傷ですか? では、ふきの葉っぱを取りに行かせましょう。すぐ治りますよ」
家康「正信は何でも知ってるなあ(´;ω;`)」

なんかええな。この子どもと保護者みたいな感じ(爆)ほのぼのしちゃう。
鷹の世話をする正信もかっこよかったし……いやあ、時代劇の近藤さんは実にいい!(しみじみ)

まあ、一番笑ったのは、

家康「うちからは裏切り者なんて出したくないもんだ。なあ? 数正」
数正「徳川家の心は一心同体です!(キリッ)心・配・ご・無・用!(キリッ)」

ここですけどね(笑)

ということで、男性陣については今回も楽しく……え? 信繁が入っていない? 信繁はなあ。悪くはないけど、今回そんな見せ場なかったしなあ。

 次回はどうだろな。個人的には、ギャグパート控えめ、謀略パートたっぷりで言ってほしいところですが、女性キャラがまた増えるみたいだし、どうなることやら。。。





>web拍手レス
1月14日00:15  kou様 
いつもコメントありがとうございます。更新分。確かに、スッくんだと「いいぞ! もっとやれ!」って感じになりませんよね。千ちゃんならガンガン言えるんですが(←え)モトジマンは温かく迎えてくれるのか。次回もお付き合いいただけたら幸いです。初夢は実に至福のひとときでした。こんな夢なら毎日見たい(←?!)kou様は初夢なしでしたか。まあでもその年の最初に見るのが初夢ですし……いい夢を見られることを祈っております。そして、大河。掴みは非常によかったですね! 主人公を不自然なまでに持ち上げないとこといい、キャラそれぞれが生き生きしてるとこといい。勝頼様は特に素晴らしかったですね。私も、こんなにいい人なのに、どうしてこんなに裏切られるんだと、あとでちょこちょこ調べて見たのですが、勝頼様は家督を継いだ(てか、実際は継がせてもらっていない、あくまで中継ぎという扱い)時点で、結構積みな状態で、調べれば調べるほど不運な人だなあと。なので今回、このように日の目を見ることができてよかったのではないかと。そして姉婿。そうなんです! あの高木さんなんです。よくよく声を聞くと、まんま高木さんです。ぜひ確かめてみてください。そして、おっしゃるとおり、どうかどうかこのまま失速せずにいってほしいものですが、さてはて。。。

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