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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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江 総評

江が主役と初めて聞いた時は秀忠主役じゃないのかよと思ったものですが、江は今まで春日局主役のドラマばかりだったせいで悪者のイ メージで世に定着してしまっているから、これを機会にそのイメージが一新できたらいいなと期待した……そんな時期が私にもありました。


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11月28日22:48  kou様 
いつもコメントありがとうございます。清盛の予告編、良かったですよね! 泥臭さ、男臭さに加えての平安末期独特のあの陰鬱な妖しさ。あまり馴染みのない時代だけにどんな感じになるか今から楽しみです。坂の上の雲も謙さんのナレだけで胸熱です。三年間続いたこの大作がどんな結末を迎えるのか。少し寂しいですが楽しみです! で、先週最終回を迎えたアレですがおっしゃる通り、都合の悪いこと全部から目を逸らした強引なハッピーエンドですよね。言ってることも場面事にバラバラで積み重ねも何もあったものではないから、一年間見続けたドラマの最終 回なのに何の感慨もないし。内容も江&秀忠の名を使ってやる意味皆無のものでホントにお互い苦行でしたね(苦笑)でも、苦しみの後には喜びが待ってる! ということで、来週からの坂の上を楽しみましょうね! お疲れ様でした!

11月29日12:32  大河レビュー、ドラマ見るより~… の方
拍手&大河レビューへのコメント、ありがとうございます。あれは感情の赴くままに書き殴ったものなので、あとで自分で読み返してみても恥ずかしくなることがあるのですが、そのように言っていただけますと非常にもったいないやら、恥ずかしいやら。でも、歴史を専門的に勉強 したこともない私でも「これはいくら何でも可笑しいだろう!」と悲鳴を上げたくなる大河ドラマというのは、大河ドラマで日本史に興味を持った 身としては非常に哀しいものです。全部史実通りにしろという気はありませんが、日本の偉人たちを好きになれる素敵なドラマにまたお目に掛かりたいものですね。



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・・・やっぱり今年も激辛

父「え?今週でアレ終わるの? ヒャッホー!来週坂の上見るぞぉおお!」

む…胸熱過ぎる……

「平清盛」と「坂の上の雲」の番宣!!!!!!!!!!!


まず、「清盛」!
いいねぇ、あの泥臭い感じと雅な感じ!

平安の煌びやかさ、妖しさがいまだ色濃く残り、ちょうど武士が貴族にとって変わろうとしていた時代独特の……戦国時代とは一味違う世界観がいい!

で、その世界を力一杯走り回ってる感じの松山さんもいい感じ!

音楽もなんかかっこいいし、これはすごく期待したい!


その次、「坂の上の雲」
前回、拷問としか思えない切り方をされて一年生殺し状態でしたから、軍服姿の阿部ちゃん、もっくんを見ただけでwktkが止まらない。
ってか、日本の旗を空高く掲げる。あのシーン……絶対、泣きそうな気が、今からする!

嗚呼、早く来週にならないかしらん!!!!!!

……ということで、この二つの番宣はホントもうたまらなかっ……え? 「江」? ……あ、そうか。忘れてた……。最終回だったんだっけ? 今日……。

↑なんて、薄い反応しか取れないのは、多分……今日が一番、つまらない回だったからだと思います。

なんかもう今回はいつもより輪をかけて長く感じて……いえ、実際時間はいつもより長いんですが、なんというか……ダラダラダラダラダラダラダラダラ……グダグダグダグダ……な感じで、え? まだ、一時間もあるの? とか……何度も時計を見ながら思ってしまったというか。

内容的には、十数年を一気に今回にまとめてるんだから、めたくそ駆け足なんですけどね。チョイスする内容が相変わらず可笑し過ぎるし、それぞれのエピがぶつ切りすぎるし、内容も今まで散々やってきたこととほぼ同じで、あ~またかよみたいな感じで。。。

まず、正信を江と秀忠が看取るという珍場面から始まり、世継ぎ竹千代にする宣言に入るんですが……このシーンの一連が前回までの内容とあまりに違い過ぎて、頭クラクラです。

ってか、結局竹千代を世継ぎにした決め手ってなんだよ? まさか、「戦は嫌いです!」と「実は母上大好きでした!」だけじゃないだろうな? はっきりさせてよ、そこんとこ!

なんて激しく突っ込んだのですが、いつの間にかめたくそ仲良くなってる江と福、そして「兄上、良かったですね!」とにっこり笑う国松があまりに不気味すぎてそれどころではなくなりました。

で、「はいはい世継ぎ問題はこれでまるっと解決! 次は千ね!」と言わんばかりな会話がなされ、未だ旋毛を曲げてる千をどうするかって話になりますが……ここへきて、龍子さんのあの最悪な科白の数々をリピートする意味が分かりません。
そんで(これは和にも言えることですが)、「嫁に行く気はない?」だの「この結婚でお前に幸せになって欲しくて言ってる」だの、そんなのこの時代の親が言うかっての!!!!!!!!! ……と、今まで何度繰り返したか分からないやり取りを繰り返して千も和も嫁いでいきましたが、老けメイクも何もしていないせいか、どう見ても兄妹、姉妹にしか見えないってのが痛い!

そして、確実にスルーすると思っていた幸松ちゃんに話は言及。

ってかさ。「浮気なんて酷い!」「ごめん! 許して!」だなんて痴話喧嘩、最終回にやるってどうよ?
可笑しいだろ? どう考えても!!!!!!!!!!!!!!!!!


で、その話が江に発覚する展開が酷過ぎる。初と福がそのことについて話してるのを江がうっかり聞いちゃってって……江戸城どんだけ狭いんだYO!

そして、

「あなた、あの時言ったわよね? もう二度と浮気はしないって!」
「あ…ああ……、あの子なぁ……可哀想な子だった。二歳にもならずに死んでしまって」
「今、そんな話はしてないでしょ!」

酷過ぎるだろ、この会話!
ってか、そんな話ってなんだよ! お前が駄々捏ねたせいで母親共々城を追い出された可哀想な子だろうが! しかも、死んだことも今までスルーしやがって! その後、あの母親をどうしたんだ、言ってみろ!

「許してくれ。すまぬ!」
「許しませぬ!」
「じゃぁどうすればよいのだ」
「知りませぬ!!!」

どんな若者カップルだよ、これ! 
そして君たちは生きてる時代を間違ってる! 早く平成に帰れ!!!!

と思ったら、初たちも現代人でした。もう、この時の会話も酷くって……嗚呼お前ら早く巣(トレディドラマ)に御帰り! ここはお前たちの住む世界ではないの!!!(絶叫)

そして……何故ここで今まで何の音沙汰もなかった一番目の夫・佐治さんが出てくんだか分からない! 出す意味があるのか? ないだろ! どう考えても!

まぁ江マンセーをさせたかっただけってのは、ビシバシ伝わってきたけどさ。。でも「ただ、あなたにどうしても逢いたくて!」と訪ねてきた前夫と逢ったなんて、どう考えてもアウトだろ? 
「あら、あなた。まだ私が忘れられないのね」とドヤ顔気取ってる場合じゃないぞ!
(しかも、そう思っていながら「今の夫ったら、浮気なんかして酷いの!」とか言うんだから……酷い女だ)

で、前夫に「やりたい放題やるのがあなただ!」とヨイショされたことに気を良くして、幸松ちゃんを呼びつける訳ですが……江の前で滅茶苦茶震えまくってる幸松ちゃんが可哀想で見てられんかったわい!
まぁその後、スタンド「主人公」を発動させてすぐ、懐柔させましたけどね。

そして、竹千代たちと仲良く遊ぶ幸松ちゃんを見て、

江「あの子が可哀想でしょうがないわ。……私が間違ってた。ねぇ、正室も側室も、その子どもたちも仲良く安心して暮らせるような空間って作れないかしら? それがあれば側室のあの子もこんな目に遭うことなんてなかったんだわ」

市ナレ「この言葉が、後の『大奥』の礎となったのでございます」

もう……どっから突っ込んだらいいのか分からないよ、ママン!(゚A゚;)


で、また話がぶつ切れて、今度は秀忠が突如何の前触れもなく正純を流罪にしただの、その死さえスルーした兄・秀康の子……ってか、娘の旦那を隠居に追い込んだことに江が御立腹してまた夫婦喧嘩勃発。

そしたら、家光が慰めてくれて夫婦が仲直りして……って、この家光のキャラが、まんま国松なんですよね。そんで、こんな秀忠夫婦に殊勝な家光は家光じゃねぇだろ! 確か「俺はオヤジと違って生まれながらの将軍だぜ!」とか言っちゃう奴でしょ、確か(あと、趣味は辻斬り★)

まぁ、これも江マンセーのため、綺麗に終わるためって分かるけどさ……はぁぁ、安易すぎるだろう、どう考えても。
(で、最初からずっと出てる江の乳母、あれ、結局何だったんだろう?(遠い目))

そして最後は、皆で総動員して江万歳音頭を取らせた後、供も連れずに江と秀忠が二人きりで馬で遠出。
で、今までのことを二人で振り返るんですが、哀しいほどに感慨深さが湧いてきません。その上、

江「私、叔父様に『好き勝手生きろ』って言われたけど、今まで全然そんなふうに生きてこれなかったわ。だから、今この瞬間から好き勝手生きてやるわ!」

……え? ちょ……あんだけ色々、好き勝手やっといて……何、言って……

江「じゃあ、私行くわ!」

は? え? 何処へ……

秀忠「江! そなたは私の希望だ! ちゃんと私の元に帰って来いよ!」

江「あなた以外に帰る場所なんてないわ!」

で、馬を何処へともなく走らせて、今までの走馬灯が流れて、ついでにお市の亡霊まで現れて……

お市「私は、江を誇りに思います」

と、茶々が死んだ時は淡々ナレしてたくせに江にだけそんな言葉を送りつつ走り去る江を見送って 


「江」完!!!!!!!! 


…………………は? ポポポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン
 
な、なんかよく分からんのだけど、ま、まぁとにかく……お……終わった……ついに……今年の、トンデモ大河がおわ……な、長かった!
そして、よく完走できたな、自分!!!!

長年の大河ファンである父さえも脱落した時は、私も完走は無理だろうと半分諦めかけていたけれど……ついに、完走!

そしてその先に待っている「坂の上」! なんという栄光のゴール! 感無量!

……なんて、そんな感想しか今思い浮かばない! 約一年間見続けたドラマが最終回を迎えたってのに!!!(号泣)

ま、まぁ……これじゃあんまりにもあれだから例年どおり、最後に総評して江感想は終わろうかなと思います。……はい。

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蝶の毒 華の鎖 真島攻略

蝶毒プレイ、順調に(?)四人攻略してきた訳ですが、ラストを飾りますのは爽やか庭師・真島であります。

小さい頃から遊んでくれた、主人公ちゃんの初恋の相手。しかし、その実態は世間に面が割れまくってるうっかり王阿片王!
そして、おそらくこのゲームにおいて人気No,1を誇るキャラです。

いやぁ、この方の人気って凄いんです。何個か蝶毒レビューを回らせていただいたんですが、
「真島>>>>>>(超えられない壁)>>>>>>>他キャラ」という方がかなり多い。

かくいう私も最初にキャラデザを見た時から、この人にはかなり好感触でした。それに実際プレイし始めても、穏やかだけど、どこか影のある風情とか、中の人が結構低音で男らしく演じられていたこともあって、ますます好きになりました。

まぁでも、彼において特筆すべきは断然キャラ設定でしょう。



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11月22日23:19  kou様
いつもコメントありがとうございます。私も「お前以外の男は駄目だ」ってキャラは好きです。なので、言及はしていないまでも当サイトカプの奴 らも同じような感じです。ただ、板垣の場合は少々事情がありまして……このあたりのことはまた折りを見て触れられたらと思っています。今週大河は、おっしゃる通り、前半のんびりしていたツケが回ってきたための突貫工事回でしたね。特に竹千代と福の豹変ぶりが酷すぎて……これで次回、江たちが「やっぱり世継ぎは竹千代ちゃんに♪」なんて言いだしたら、これまでマメに点数稼ぎしてた国松の努力って何だったんでしょう(苦 笑) 斯波さんルート、清々しいまでのハッピーエンドを迎えられただけに感無量、そして終わった感が半端ないです(苦笑)しかし、せっかくここまで来たんだし、 最後までレビューしていこうと思います。

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・・・君とは、もっと早くに……(激ネタバレ)

蝶の毒 華の鎖 斯波さん攻略 後編

孔明(制作者さんたち)の罠に嵌り、清々しいまで のバッドエン ドを迎えてしまった斯波さんルート。
今度こそ、斯波さんと幸せになろうと思って、リロードした訳ですが……



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11月21日00:39  ガゼルシリーズまさかの~…… の方
拍手&ガゼルシリーズへのコメントありがとうございます。一鷹なのに、宮田君出張らせるのはどうかなぁと思いながら書いたものなので、そう 言っていただけると嬉しいです。そして、私も宮田君の初恋は鷹村さんだと信じています! あの懐きっぷりは尋常じゃないですからね(笑)うちのへたれ一歩君だと、宮田君相手じゃかなり(ってか、メチャクチャ)分が悪いですが、これからもお付き合いしていただけたら幸いです!


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・・・喋り過ぎだぜ、俺の…(以下激ネタバレ)

やっぱり、「若」が「バカ」に聞こえる。。。

初期の頃からずっと出ていたキャラが亡くなる回というのは、それまでの……そのキャラの生きざま、そして見送る方の人間たちと積み重ねてきたエピの全てが弾け、言葉がなくとも心にぐっとくるものです。

最近で言えば(ってか、去年ですが)「坂の上~」のノボさんの最期などまさにそれで……あれは泣きました。
だからね……だから、思うのですよ。。。

積み重ねを……どうか、積み重ねを下さい!!!!!!!!!!!

何なんだろう、この底の浅い感じ! 一年近く積み重ねてきたであろうエピが……何も見えねぇよ!

ってのが、一番言いたいとこですが……いやぁ、今回も酷ぇ酷ぇ。

まずは↑のようなことを絶叫した家康様さよならエピ。

家康が食当たりで倒れたと聞いて、深刻な顔して「早く逢いに行きなさい! 何かあったら大変!」という江が未来人にしか見えません。
だってさ、てんぷらが当たって腹いた起こしただけでしょ? 普通なら「もう、てんぷらの食い過ぎで腹いたとかw」ってなもんじゃないの?

で、江(未来人)の予言を受け、家康の元に向かう秀忠ですが……その態度が初めの頃と何一つ変わっていないのが痛すぎる。

もうさぁ……頼むから、いい加減反抗期から卒業してくれ。
いくつになったんだ、お前!


そして、秀忠が何も便りを寄こさないからと江が駿府にまで出張ってきたのにうへぇとなり、さらに病床の家康に向かって

「父上様は大うそつきです。徳川に嫁に来たら、絶対後悔させないとか言ってたのに、辛いことばっかりだったわ!」

「父上様を憎んだこともあります。娘たちを次々嫁に出して、豊臣を亡ぼして」

「夏の陣は避けられない戦だった? 私はそうは思いません!」


…………秀吉の時もそうだったけどさぁ。
なんで、あんたは死にかけてる相手にそういうこと言うんだよ。感謝の言葉は一つもないのか?!

で、その直後。またも倒れる家康。
ぶっちゃけ、江の呪詛のせいだとしか思えません

しかし、その後。家康と秀忠を二人きりにさせたのは、意外でした。絶対、その場にふてぶてしく居座ると思っていたのに。……まぁ、廊下でばっちり盗み聞きしてんですけどね。

そして、今回の山場。家康と秀忠の会話となるのですが……

家康も戦が嫌いだった。戦のない世を作るために、心を鬼にして非道なこともやってきた。それを任せられるのは、秀忠しかいなかった。そして、息子としても秀忠が可愛くて仕方なかったと。

いや、これは悪くないんです。
だってね、今まで家康は何度も何度も分かりやすく口にして↑のことを話していたし、秀忠のことも……いくらなんでも過保護過ぎ&甘やかし過ぎだろうってこっちがドン引きする程可愛がりまくってたんだからね。
後継ぎにだって、最初っからずっと秀忠だけ! って決めてたし。

問題はね、秀忠です。
視聴者が胸焼けするくらい感じていた家康の親馬鹿っぷりを華麗にスルーし過ぎです。なんで分からないんだよ? しかも、なんで自分は親父に愛されてないんだ! とか思っちゃうの? お前、親父に冷たくされたことなんてただの一度でもあったっけ?

秀忠が家康からの愛情を信じられない設定にしたいなら、それ相当のエピを入れてくれよ。
「黙ってさっさと人質に行け」だの「お前が不甲斐ねぇなら、お前の兄貴か弟に継がせるまでだ」だの「我の強い秀康よりお前の方が扱いやすくて楽だ」だの……そういうことを日頃から吐き捨てられてたんなら、親父の愛が見えない! って言われても分かるんですよ。

しかし、そういうことが一切ないのに、パパは僕が好きじゃないんだ! 死ねばいいって思ってた! って言われても「???」ですよ。
で、「お前が可愛い」とはっきり言われなきゃ分からんってのも……だからさ、そういうのは中学生日記でやってくれ!!

で、ここで家康が死んで秀忠号泣かと思ったら、場面が切り替わってまだ生きてるのに吃驚! 
え? なんで? さっきのが臨終の言葉じゃなかったの? と思ったら……最期に江をマンセーしながら死なせるためだったことに絶句。そ、そこまでするのかよ。。。。

そして、誰にも看取られることもなく、庭でお亡くなりになる北大路家康。。。
しかし、このシーン。北大路さんの演技力のおかげで映像的にはとても綺麗なシーンにはなってました。
まぁ、すぐそこで父親が息絶えようとしてるのに、まるで気付きもせずいちゃつきまくるアホなバカップルの映像が映ってぶち壊しになってしまいましたが。。。

嗚呼、「葵三代」で特に何の言葉もなく、「最後に、そちの下っ手くそな鼓が聴きたい」と笑顔で言った津川家康と涙しながら鼓を打ち続ける西田秀忠は泣けたのに、どうしてこうなった!


……と、家康エピだけで、もう腹が破けそうだった訳ですが、竹千代エピもねぇ……もう(遠い目)

前回、竹千代が化粧してるとこを目撃してしまった江はドン引きしてその場からバックれ、ソッコーで秀忠たちにこのことをちくります。そして、秀忠や初とともに竹千代を問いただします。
この時、対応としては初のように「怒らないから言ってごらん」と優しく促すのが普通だと思うんですが、

江「最近お前の叔母上と従兄弟が亡くなった上に、千は塞ぎこんだままだってのに、お前は何やってんだ

愛情の欠片も感じられません。
すると、竹千代はキッと睨みつけ、こう反論。

竹千代「だったら、戦などせねばよかったではないですか。叔母上たちを殺したのは父上でしょう!

竹千代の方がよっぽど正論を言ってるように聞こえるのは、私だけでしょうか?

で、本来なら、そんな竹千代にどうして豊臣を亡ぼさなければならなかったのか、そして、それでも豊臣を悼まなければならない理由をちゃんと説明するべきなんでしょうが、このアホ夫婦はそんなこと一切しません。

秀忠は「あいつは俺に似てるんだよ。ほら、俺って不器用だろ? だから……」といつの間にか自分語り始めちゃうし、

江はちゃっかりボーイ国松と秀忠の剣術の稽古を見て、「やっぱり世継ぎは国松!!!」とか言ってるし……ダメダメ過ぎる。

そんで、その後。竹千代が「世継ぎは国松にしてください」と言いだし……これ、新説過ぎないか?
ってか、今回の竹千代は実にハキハキペラペラ喋るな。笑顔まで見せちゃって、先週までのどもりキャラはどこへやった?

で、もう一人キャラちゃうやん! 叫びたくなったのが、お福。
なんでいきなり、竹千代が化粧をしていたのは、母親が恋しかったからと江に言ったのかが分からん。あんなに、竹千代を隔離させていたくせに、どういう心境の変化だ。

そして、それを聞いただけで竹千代への気持ちを180度変えて、「竹千代、許せ!」と涙しながら抱きしめる江ってどうなの?(で、たったこんだけのことで、あんなに引っ張ってきた親子の確執が解けるとかどうよ。。)
それってさ、結局……自分を好きでいたから可愛くなったってことだよね? じゃぁ、自分への思慕がなかったら、好きになれないってか? 

これでもし来週、江が竹千代を世継ぎとして認めたりしたり、失笑の嵐なんですけど。お前は自分を好いてくれてる、いないでいい、悪いを決めんのかよ! と。


ということで、今回もげんなりだった訳ですが……北大路さん。長い間お疲れさまでした。
他のキャラたちと同じようにいきなりキャラ変したり、意味不明なこと言わされたり、アホ過ぎる息子を殴れなかったりとストレスが溜まることだらけだったと思いますが、あなたが出てくるたびに場がピリとしまりましたし、晩年秀吉が死んでからの強かなタヌキ親父っぷりはとても素敵でした。
特に、(脚本家さんは意図していないでしょうが)息子がアホ過ぎるから自分の代で全てを終わらせなければならないという父親の悲壮な愛なんかビシバシと伝わってきましたよ!

でも、もう……北大路さんもいない。そして来週は75分延長スペシャル。私は、一体どうすればいい。……そうだ、「坂の上の雲」と「清盛」の予告編を楽しみに…略

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