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壱号ブログ

雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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紀尾井坂……その名を聞くだけで、目頭が……

一番目の嫁とさっくりスピード離婚をして江戸へ旅立った西郷どん。
話がガラリと変わってくれるといいなと思っていましたが……

セットがすげえ!

これが今回全編通して思った一番の感想。
江戸の薩摩藩邸に始まり、遊郭も吹き抜けになってて、美術スタッフすげえ頑張ってるなと。

で、こんなにいいセットなんだから、もっと落ち着いたBGM使えばいいのに。いくら何でもあんな、やたらと軽いBGMばっか使わんでも……。。。

それから、今回から初登場の面々ですが……直弼演じる佐野さんを見るだけで笑いが込み上げてくる。シュンサーイ! 出世したな!

井伊直弼の活躍はこれからなので、佐野直弼にはシュンサーイ! のように……または、去年の雪斎の分まで大暴れしていただきたい! ……ところですが、どうかなあ。

やはりね、危惧していたとおり、これまでの江戸の情勢描写があまりにも少なすぎるので、今回いきなりポンッと「井伊直弼! こいつ悪い奴ですからね!」と出されても、なんのこっちゃ! って話なんですよね。
斉昭様も中の人の力でなかなかいい感じでしたが、説明不足が半端なさ過ぎてなあ。朝廷のことも全然出てこないし、斉昭様の後ろで燦然と輝く「尊攘」の説明さえまだないし。

ふきなんてオリキャラ出してるくらいなら、もっと他に描くことあるだろうと。
(そういや、ケーキ様がふきを「およし」と呼んでいましたが……え? およしってあのおよし? じゃあ、新門の旦那はいずこ???)

「翔ぶ~」のように、お庭方に任じられた西郷どんに、斉彬様が教育するという形を取って、色々説明すりゃいいのになあ……てか、この西郷どんこそ、使う前に教育が必要だろ! と、思わずにはいられない。

なにせ、この西郷どんはこれまで人の良さばっか強調されるばかりで、頭の良さとか、世相に対して貪欲に情報収集とかそのへん全然描いてこなかったですからね。

江戸の情勢が知りたいだろう大久保さんに対して、「お庭方になって、毎日庭のお手入れをしていますv」だなんて手紙書いちゃったり、斉昭様に質問攻めしたり、斉昭様もいる前で「あ! ヒー様じゃん! おれおれ、キャバクラで逢った西郷だよ!」とかほざいちゃうようなやつには、絶対色々教えるべきやろ!

と、色々思うとこはあるんですが、西郷どんが「剣術ができなくなった俺に生きる価値はない」と泣いていた子どもだと斉彬様が気づく、からの脇差を渡す流れはよかった。

子どもの頃から憧れていた殿様に、「俺のために命をかけて働け」と言われる。男のロマンですね。
(「脇差を取らす」のとこで、「はくせんを取らす」が脳裏を過ったのは内緒)

これからどんどん西郷どんの視野が広がって、歴史に絡んでってくれるといいな……と、思ったのに、来週の次回予告は「篤姫はどこへ」。。。
だから! そんなことやってる暇ないだろうがよ!!!!!!!!


(ちなみに、「異国と戦しても勝てんから開国しよう!」というこのドラマの直弼の意見って、去年の直虎の発想と似てんなと思ってたら、「勝てんからって、策も練らずに言いなりとか馬鹿か!」と盛大にdisられてて噴く。「井伊家はこれからも徳川を支えていくのです」と〆た直虎最終回の直後に、「徳川幕府をぶっ潰せ!」な番宣流したことと言い、「西郷どん」の直虎disっぷりは異常!)



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2月26日21:48  kou様 
いつもコメントありがとうございます。先週はひどいお風邪を召しておられたようで。。。季節の変わり目だからなのかもですが、現在お加減はいかがでしょうか? 早く全快することをお祈りしております。
 

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斉彬様の口から「翔ぶが如く」という台詞が飛び出し、昂奮した。

名優・大杉漣さんが先日お亡くなりになられました。
これまで脇役というポジションでご活躍なさっていましたが、最近は特に脚光を浴び、主役級の扱いを受けることも多くなって、まさにこれから! と思っておりました。
それだけに、今回の急逝は全くもって残念でしかたなく……。。。
ご冥福をお祈りいたします。



さて、今週大河ですが……こんなにも軽い黒船来航描写は初めて!!

もっと大々的に描けよ。大事じゃんよ。これを受けて、斉彬様は西郷どんを伴って江戸に向かい、西郷どんは江戸で、その余波に翻弄されることになるんだからさ。
こんなにも時代背景描写がない状態で、江戸行くって……江戸描写どうなるんだろう。すっごく不安!

と、相変わらず激薄歴史描写だったわけですが、それ以外は……「翔ぶが如く」でも思ったけどさ。

斉彬様、直々に来いって言うなら金出してよ!!!!


殿さまにははした金でしょうけど、貧乏人にとっちゃ三十両は大金なんですよ! ちょっとは庶民の気持ちも考えて>< と、当時としては、そんなお手当出ないのが普通と知っていても、思わずにはいられない。

そして、今回は江戸行きの金問題に西郷どんの離婚劇を絡めた話だったわけですが、これなあ。。。

前に借りた百両どうしたよ。もうないんかい! おむすびパーチ―とか、婆さんに米俵2俵買ったりするからや!!! というのは置いておくとして、

現代劇ならね。別にいいんですよ?

「不吉な嫁」とご近所に陰口叩かれるだの、

(単身赴任を言い渡されたのに手当てが出ない云々は現代じゃありえないことですけど)家庭の事情があるから、江戸行きは断れだの、

嫁が行くなって言うから江戸行き辞める。ふざけんな! の喧嘩だの、

あいつ、貧乏で大変だから皆でカンパしてやろうぜ! と呼びかけ支援するだの、

現代なら別に変だとは思わない。いい話じゃない? って思います。
けど、これ……薩摩武士の話なんだよね?


君命は命より重いんじゃないの?

借金するのは物凄く恥じなことじゃないの??


特に二つ目は、「西郷どん」の中でも言ってましたよね? 武士が借金するなんてみっともないって、西郷どん自身が言ってました。
それなのに、あいつん家は貧乏だから金出してやろうぜって言いふらしていいのか?

「翔ぶ~」の正助どんはそれを察して、誰にも……金貸しにさえ、借金の理由を言わずに借りて、借金したことも隠して吉之助さあにお金渡してたのにね。

あと、いくら言ったことが気に入らないからって、「お前の嫁ってどうなの?」って言っちゃうのもなあ。

てか、この時の喧嘩の内容が何とも……え~これがかの、西郷と大久保の喧嘩なの? と。
いくらまだ二人は若いから! とは言っても、これはなあ。。。
女のことで殴り合う二人なんか見たくない。。。

そういや、前から思ってましたけど、このドラマはそこはかとなく、冷たいんですよね。

前にも、寝たきりの爺ちゃんが聞いてる目の前で「爺ちゃんの薬買わなきゃいけないから、この子の風邪薬が買えないの!」とか言っちゃうのってどうなのって思いましたけど、今回も

あそこん家の嫁は「不吉な嫁」だと陰口叩く御近所。おい! 借金してまで買った米でおむすびパーティー開いてやったのに、そんなこというのか、お前ら! というか、薩摩は陰口を叩いてはいけない気風ではなかったとではごわはんか!

それから、西郷どんの江戸行きを反対する嫁に対して何も言わない西郷どん一家。そのくせ、嫁の目の前で、皆で金を集めよう! 大久保さん、兄を説得してぇ! とかやったりする。
なぜ誰も、嫁と話そうとしない。

最後、嫁が悪妻ぶって身を引いた時も、絶対皆、嫁のこと誤解したままだよなあと思うと何とも憐れ。
西郷どんもなあ、どれだけ嫁の気持ち分かってたか微妙なんだよなあ。
嫁の気持ちを考えれば、西郷どんだけでも分かっていてほしいと思うんだけど、だったら素直に離縁に応じた上に、周囲の誤解を解いてあげないのはひどくね? って思っちゃうし。
(最後なんか、江戸に行けるぜ! ひゃっほー★してましたしね。嫁のことはもう忘れたんかい!)

何ともモヤモヤ。
まあ、一番モヤモヤするのは、なんで皆こんなに西郷どんが好きなのかってことですけど。

いや、優しいのは分かるけど、なんか……金貸しが「俺、あの人好きだから」って金差し出したり、斉彬様や篤姫が一目置いたり、嫁が、自分は泥を被っても離縁してもいいから! と、西郷どんの希望を叶えてやるほどいい男だって説得力がない。

これなあ。江戸でもこんなだったらどうしよう。。。
皆、なんかよく分からんけど西郷どん大好き★みたいな。いやあ、それは勘弁してほしいところだけど、さてはて。

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「疫病神が守護します。」第1話 配信スタート!

本日、拙作「疫病神が守護します。」第一話が、「花丸発のwebマガジン 花丸漫画 花丸小説」様にて配信スタートされました。

他のサイト様でも随時、配信される予定です。
よろしくお願いします!


タイトル : 「 疫病神が守護します。 1 」
イラスト : 北宮みつゆき先生





                



『 タツ(三百歳・ヤンキー姿の疫病神)×嘉島歩(17歳・天涯孤独の高校生) 』


「 はは。たっちゃんはホント、呆れるくらい心配性 」



【あらすじ】
大好きだった母を亡くし、天涯孤独になってしまった17歳の歩。ようやく母と一緒に暮らせると思った矢先の突然の出来事で、泣くことすらできないでいた。これからは自分を気にかけ、守ってくれる人はいないのだ、そう思うと、なぜか幼い頃にずっとそばにいてくれた座敷童のたっちゃんのことが思い出された。そのたっちゃんも今はいない。今日は節分。寂しさを紛らわすかのように、歩は思わず「鬼は内!」と叫んでしまう。するとどうだろう、突然タトゥーまみれのヤンキー風の男二人が家にやってきた。しかも一人は、豆をぶつけられてひどい怪我を負っていて!?心配性なヤンキー疫病神×天涯孤独の高校生の運命の恋!



告知で宣言しましたとおり、今回は疫病神のお話になります。

事の起こりは節分の夜。唯一の肉親だった母の葬式を終えて帰宅した歩くんは、近所の人がしている豆まきのかけ声を聞いて、昔家族で豆まきしたことを思い出します。
あの時、パンツ一丁の鬼を寒空の下追い出すのは可哀想だと思ってこっそり「鬼は内」と言ったら、当時家についていた座敷童のたっちゃんが、「何やってんだ、阿呆!」と飛んできたっけ。

そこまで思い出した歩くんは一人豆まきを始めます。「鬼は内! 鬼は内!」と大声で連呼して。

そこへ、突然のインターホン。開けてみると、「ちーす、鬼で~すw」と宣うヤンキー男が……というお話。


途中までは可哀想だったのに、最後の「ちーすw」で世界観ぶち壊しですが、安心(?)してください。
この話、歩くんがめっちゃ不幸な境遇なのですが、ヤンキー疫病神どものあほっぽりが一々その空気をぶっ壊してくれるので、比較的明るい話に仕上がっております(当社比)

それから……実はこれ、某まんが日本昔話にあります「節分の鬼」という話を見て、思いついた話だったりします。
あの話、好きなんですよね。すごくあったかくって。
いつかこれを出発点にした話を書いてみたいと思っていたので、今回こうして話にできて……しかも、節分の月に配信スタートすることができて感無量です!

どんなに辛くても歯を食いしばって耐える健気くんと、健気くんが好き過ぎてちょっと……いや、かなり残念な心配性の疫病神くんと、それを見守るヤリチンヤンキー疫病神が送る、期限付きの同棲ライフ。

少しでも興味を持っていただけたら、お手に取って(?)いただけたらと思います。
どうぞ、よろしくお願いします!


そして、今回扉絵を担当してくださった北宮先生。

私の話では珍しく、二人とも洋服!!! というのは、置いておくとして、とても素晴らしいイラストを描いてくださいました!

控えめながらも、そこはかとなく色っぽい美人さんな歩くんは元より、たっちゃんがね(笑)
……
いや、いいんですか? こいつをこんなイケメンに描いてもらって……え? 本当にいいんですか? と、恐縮するくらい格好よく描いてくださいました。

北宮先生、本当にありがとうございました!

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花嫁(……え? なんでこの人たち普段着なの?)

「自由恋愛ができる国になるよう頑張って!」

……今まで、「タイへ―の世を作ってください」とか、色々聞いてきたけどさ。それの上を行く台詞があるとは思いもよらなかった。
すごいよな、この破壊力。西郷どん……やつは、江や花燃ゆに匹敵する器かもしれん。。。

さて、そんなこんなで今週大河。
西郷どんは四カ月の間に両親と祖父を立て続けに亡くしているのですが、その三人の死を描く比重が、「翔ぶが如く」と正反対(「翔ぶ~」では、母ちゃんがナレ死だった)、着地点(「西郷家を頼む!」と「好きなように生きなさい」)も正反対なのが、この二つのドラマの違いを如実に表していると、思ってもみたり。

まあ、今回は前回ほどぶっ飛んではいなかったし、最初の嫁も思ったほど嫌な感じではなかった(須賀のKYっぷりをアピールしていたけれど、新郎を結婚式に普段着で出す西郷家のほうがよっぽd…略)糸もいなかったので、ぼちぼち見やすくはありました。
相変わらず、歴史描写はほとんどないんですが、今回は三人分の死にネタやらなきゃいけないんだから、しかたないと言えばしかたない。けどなあ。。。
 
・正助どんが寺子屋の先生みたいになってる……まあ、それはいいとして、「異国と戦争することになるのでは?」という生徒の質問に対し、「ジョン万次郎さんが異国人は穏やかだと言ってたから大丈夫だよ」だなんて説得力の欠片もない返ししかできないやつが、先生と呼ばれるのが何かモニョる。

・今更だけど、やはり、西郷どんと正助どんが同世代……対等の態度を取り合うのがものすごく違和感。年功序列がしっかりしてる薩摩でおかしくね?

・ついでに、男女入り乱れての西郷家の食事風景も激しく違和感。いや、男女の別がきっちりしてた薩摩でこれはおかしくね?

・花嫁はじめ、花嫁家族は皆正装して祝言に臨んでいるというのに、なぜ西郷家は全員は普段着なのか。正装がないほど貧乏なんです><アピなの? この前借りた百両どこ行った。てか、せめて西郷どんくらい、誰かに借りるなり何だりしろよ。花嫁が可哀想だろ!

・糸は美人。須賀は「きつそう」「暗そう」ジャッジを下す、精忠組の美的感覚が分からない。

・布団の色と柄、もうちょいどうにかならなかったのか。

・斉彬「俺の養女になってくれないか」於一「はい!」返答早! そして、軽い!

・いきなり遺言めいたこと言い出したなと思ったら、翌日謎の死を遂げる親父さん。いくら何でも扱い雑過ぎやしませんかね?

・当主就任前から斉彬様とメル友だったためか、就任後、斉彬様が広く意見を求めた「意見書」が完全になかったことに。。。

・今まで散々頻繁に会って、先週はジョン万次郎懐柔作戦に、斉彬様直々の指名で取り組み、お褒めの言葉をいただいたというのに、今回の江戸行きで、西郷どんの届け出がなかったからって、斉彬様サイドが西郷どんを完全スルーっておかしくない?

・桜島が見える原っぱに、西郷どんだけを随行させ、「私、西郷吉之助の母になれてよかった」と言って死んでいった……最近の大河(ついでに朝ドラ)でありがちな、主人公のみ死に目に会える、別名、他の家族の立場はどうなるねん! 特権がこのドラマでも遂行される。

・「私のせいで、江戸行きを諦めたのでしょう?」いえ、あなたのことだけじゃないです、お母さん。

・「もう好きに生きていいのよ」好きにしろって……他の家族はどうしろって言うんですか、お母さん。

と、色々気になったりしたんですが、やはりなあ。人が死んでもやっぱ軽いんですよね。
困窮ぶりや悲壮感が伝わってこないっていうか。……いえ! そんなに暗くしたら視聴者受けが悪いんで! って言葉が聞こえてきそうですが、

家の困窮ぶりや病床の祖父たちのことを考えると江戸には行けない。→立て続けに三人死んでますます困窮になった&江戸行きが夢のまた夢になった。

このコンボはもっと悲壮感たっぷりにやったって、罰は当たらないと思うのだけれど。

というか、来週のサブタイ「不吉な嫁」って、三人が死んだのは須賀さんのせいだと言いたいんですか? いや、このドラマでは、祖父:嫁ぐ前に死去。母:嫁ぐ前からすでに死病に冒されていたわけですから、むしろ彼女のほうが不吉な家に嫁いできてしまったのでは……ゲフンゲフン。


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2月12日19:59  kou様 
いつもコメントありがとうございます。「翔ぶが如く」……分かってはいたんですけどねえ、我慢できなかったのです。あれ見た後で今年のあれを見るのは、確かに余計きつくなっちゃんですが、それでも……見た価値はあった!! ホント、「翔ぶ~」は名作です。さて、今週大河ですが、おっしゃるとおり、薩摩で女とらぶをやられても、テーマが合ってないとしか思えません。これがねえ、例えば光源氏が主役だってんなら、毎週恋の話されても全然いいんです。それが彼の持ち味であり、テーマですからね。しかし、西郷隆盛は違うわけで。。。そんなに恋愛話をやりたいなら、それ相応の題材を選べやとしか思っちゃいますよ。今週で糸がフェードアウトするようなので、それは喜ばしいんですが、どうせまた出て来るんですよね。。。しかも最後まで。。。これなあ、今週冒頭のように、「吉之助さあああ」と叫びながら、沖永良部島とか京とか江戸に来やしないかと今から心配。そしてオリンピック! メダルラッシュが続いていますね。それぞれのドラマがホントに熱いです。これから試合に臨む選手の皆さんも頑張ってほしいですね!

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ところで、優勝賞品米十俵はどうなったんです?

西郷「今一度申し上げもす。『西郷どん』がクソだった場合、『翔ぶが如く』を購入する。これはもう前回の会議で決まったことでごわす!」

大久保「もう少し冷静になってほしか。『翔ぶが如く』を今見てしまったら、『西郷どん』が余計クソに見えてしまいもんそ…」

西郷「よか‼‼‼‼‼ オイはただ……面白か大河が見たいだけでごわす!(血涙)」


……ということで、ついに買っちゃった。「翔ぶが如く」DVD!(←あ~あ)

で、早速視聴したわけですが……もう全部見終わっちゃったv(←!!)

あーもうね。止まらなかったね。最後の最後までだれることのない展開。神脚本。神キャスト。これぞ名作! 腐女子的には神作!

最高や……最高やあ。西田西郷、鹿賀大久保フォーエバー。。。

……なんて、夢心地で臨んだ今週大河。


「 いとさあは吉之助さあにラブしっちょっとじゃろう? 」


信じられるか? こんなクソ台詞を大久保卿に言わせるんだぜ?
そして、やっぱり今回もほぼオリジナルストーリー。

・自分から相撲を申し込んでおいて、負けたら牢にぶち込む暴君・斉彬の図からの、西郷ピンチを聞いて、爆走するいとどんエピが五分近く続く。
吉之助さあ! 吉之助さああ! と、皆の制止を振り切り、狂人のように暴れ回ってからの、「やだ! あたしったら////」には、かなりイラッと来る。
(てか、この人が大久保家に通い詰めるのも、言及されてはいませんが、大久保家が西郷家の隣だからってだけな感じで……ホント、真田丸でのイメージのせいか、すごくあざとい気がしてしかたない)

・牢にぶち込まれた西郷どんが、洋装の劇団ひとりを懐かせようと苦心していると、なぜか牢の中に刺客が乱入してきて、ひとりを殺そうとする。薩摩の警備どうなってんの?

・刺客を撃退した西郷どん。なぜか気絶したひとりを抱えて脱獄。意味が分からない。そして、薩摩の警備どうなってんの?

・脱獄犯・西郷、ひとりを連れて帰宅。自分だけでは飽き足らず、西郷家一族郎党の首を連座で刎ねたいのか。

・ひとりが異国の言葉を話すからって、正助どんに通訳を頼む西郷どん。正助どんの首も刎ねたいのか。

・…と、思ったら、実は牢にぶち込まれたのは、ひとりを手懐けるよう斉彬様から指示されてのことだったとネタばらし。
 が、仮にそうだったとしても、斉彬様は自分で相撲すると言っといて負けたら牢にぶち込む暴君! と、観衆に思わせる展開も、偽刺客を送り込む展開も、西郷どんが罪人をわざわざ牢から連れ出しお持ち帰りする展開も全く訳ワカメだけどね!!!

・ひとりが心が開いたのは、ひとりが逃げ出そうと大騒ぎしてるすぐそばで、なぜか子どもを寝かしつけようとしている西郷ママンを見て、母ちゃんを思い出したから! なのに、いつの間にか西郷どんだからこそ心を開かせることができた! ということになっている不思議。

・ジョン万次郎が日本に戻ってきたのは、ただただ母ちゃんに逢いたかったから!!!

・ジョン万次郎を絡めてくるのなら、これをきっかけに西郷どんや正助どんたちが異国の文明に目を向け、異国の脅威を改めて知る……みたいな展開にするのかと思いきや、もたらされた知識は「異国では好きと言う気持ち……ラブを包み隠さず相手に告げ、好きな者同士が結婚できる」ということだけという衝撃。そして、異国ってそんな自由だったっけか?
 
・斉彬様の前だと、ありえないほど偉そうなひとり……というか、ぶっちゃけ最初から牢になどぶち込まず、手篤く扱ってりゃ、ひとりが心閉ざすことなんかなかったし、西郷どんによる説得パートもいらなかったよね? やっぱ、斉彬様が全然名君に見えん。
 
・斉彬様にお目見えが叶った西郷どん。大久保家だけを許してくれと直訴。確かに、正助どんのことは大事だけどさ……他の人たちは???? 親しい人たちさえ許されればそれでいいのか?? やっぱり、この西郷どんは目の前の人だけ助けられりゃいい! という視野極狭な人。

・これに対しての斉彬様の返し。「色々やることがあるからもうちょっと待って」具体的説明ゼロ。それでも納得しちゃう西郷どん。チョロイ。

・いとどんのことで喧嘩する西郷どんと正助どんという……こんな大河見とうなかった><の図その一。

・「いとどんは吉之助さあにラブでごわんそ!」だなんて摩訶不思議台詞で、西郷どんに告白するよういとどんを説得する正助どんという……こんな大河見とうなかった><の図その二。

・「大丈夫大丈夫。いとどんが吉之助ラブなのは皆知ってるから!」って話だったはずなのに、「吉之助をぜひにと言われたから縁談決めちゃったv」という摩訶不思議展開。

・「異国は好きな人同士が結婚できるって聞いたわ。それが許されないこの国をそういう国にして! 私は……ダメだったけど><」いや、あんたの場合、相手が結婚しちゃうからやけっぱちで結婚決めただけで、身分の差とか、親が決めたから云々関係ないじゃん。

 ・「私、お嫁にいくって今決めた!」からの「そして、あなたのことがずっと好きだった‼‼‼‼」
確実に相手の心を傷つけ、これからの結婚生活に暗い影を落とさせるには完璧なタイミング。


 ということで、今回もいと出張りまくりの回でした。
で、ジョン万次郎まで出して表現したかったのは、ラブ。。。

鹿賀正助「 正は、邪に勝ちもしたか? 吉之助さぁ。薩摩武士は真心でごわす! そん真心の赤か血が無念の川を染めるごつ流れたちゅうとに、まっこて悔しか!」

マジでこんな気分だよ(遠い目)


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2月6日22:50  kou様 
いつもコメントありがとうございます。今週大河、いやあ、何なんでしょうね? ホント。中には、硬派な内容は「翔ぶが如く」の二番煎じでしかないから、このドラマは独自の道を模索してるんだ! と、擁護してらっしゃる方もいますが、それでもねえ。直虎と同じように創作エピばかり……しかも、別に西郷どんでなくてもいい話ばっかり延々やるってどうなの? 西郷どんは直虎に比べて圧倒的に残ってる史料が多いのだから、それを上手く料理しようとなぜ考えないのか。ホントにきつい。だから……早々に翔ぶが如く買っちゃったんですけど(苦笑)そしてヤバいと言えば今回の寒波。マジでヤバいですね。こちらも何とか雪は間逃れていますが、この強烈な寒さは身に沁みる。インフルエンザも猛威を振るっていると言いますし、どうぞそちらもご自愛くださいませ。

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