壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
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- 2011.05.22 三姉妹の結婚相手は皆、アンドロイドに思える件
- 2011.05.15 今回のガラシャのシーンって、必要だったの???
- 2011.05.08 利休のあの着物の色はないと思うの。。。
- 2011.05.01 黙れ! 俺が養ってやらなきゃ生きてもいけない小娘の分際で!(某Hさんの代弁)
- 2011.04.24 なんとも露骨な付け焼刃!
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三姉妹の結婚相手は皆、アンドロイドに思える件
大河でこんなにも障害のない恋愛模様見たことねぇYO!
一応、「あんたは信長の姪っこだから、政治の道具に使われる」だの何だの言われますが……それを聞いて、衝撃受けるってどうよ。あんた、妹が戦略結婚させられる様見てたでしょ? まさか、自分だけは例外だとでも思ってたとか??
しかし、初に「弟もあんたに気があるみたい」と散々気を持たせておいてから、「でも、期待してはダメよ。あなたは政治の道具に使われるんだから、恋愛結婚なんて無理」とか言う龍子も何なのか。。。
ここで私、「初が京極家の嫁になれば、京極家ウマァ! だから、こういう言い方をすれば初は茶々に秀吉に自分たちの結婚を頼んでくれるよう泣きつくだろうから……うけけけ!」なんて策略を巡らせていたら面白ぇとか思ったんですが……ないですよね、このドラマに限って(遠い目)
で、今更自分は恋愛結婚できないと知った初は、姉妹にうぉんうぉん泣いて「姉上お願いです! サルに私の結婚のこと頼んで!!」などと、ほざきます。
今まで散々秀吉をバカにしてきたくせに、いざとなったら秀吉頼み? しかも自分で頼むのはプライドが許さないから姉が代わりに頭を下げろだ? ここまで一部の隙もないほどに自分のことしか考えてない発言には、もう絶句。
しかもその後、何の罪もない高次さんに対して、「私が嫌いなのはあんたみたいな、自分の出世のために姉を売るような男よ!」などと何時代発言よ? みたいな暴言を吐き捨てます。
自分はこんなにも高次さんのことで苦しんでるのに、笑顔で屈託なく話し掛けてくる高次さんがむかついたからだそうで……だから! 何処まで自分のことしか考えてねぇんだよ!
そんなこと突然言われた高次さんの気持ちはどうでもいんですか? そうですか。
ってか、こんなこと言われたら、普通一目ぼれの相手でも一気に冷めると思うんですが、なにせこの恋愛ゲーはスーパーイージーモード★
攻略対象キャラは全員初期段階で「主人公にべた惚れ、好感度Max」状態なので、どんな無礼を働いても無・問・題!
こんな暴言吐かれようが、折角プロポーズしても同席した妹(江)から「あんたが、自分の出世のために姉を差し出すような男だから、姉さんはそのプロポーズが信用できないのよ」などと公衆の面前で恥をかかされようが、
「私ハ一目見タ時カラ初様ニ心惹カレテオリマシタ! アナタト結婚シタイ! アイシテル!」
などと、のたまって下さいます。なにせ、そうプログラミングされていますから(←そう思わないと納得できない)
だから初も安心して「そのプロポーズってサルに言われて嫌々なんじゃないの? だったら、私嫌よ!」なんて暴言を喚ける訳です。
そして、この縁組が決まった段階で「もしかして姉上、私のために?!」と普通は思いそうなところですが、初は自分の初恋が成就したことに舞い上がり、散々「高次様がぁ、菓子は嫌いってゆーから私、頑張って菓子断ちするんだぁv」とのろけまくった挙句、さっさと嫁に行ってしまいました。
なので、初の結婚を全く祝福できないし、嫁ぐ直前三姉妹が別れを惜しみ涙を流すシーンを見ても全然感動できないっていう。。。
ってか、「三姉妹が抱き合って泣く」シーンは過去に何度も見せられてるので、正直これで何度目かよと。。。
と、今回は初の酷さに終始呆れましたが……江も負けず劣らずねぇ。。。
冒頭の、秀吉に茶々に手を出さない! って約束したくせに! このサルが! とぐちぐちぐちぐち責めるシーンはうんざりでした。
ここで、秀吉が「お前何か忘れてないか? 俺は『お前が佐治家をこちら側に引き寄せるなら、姉に手を出さない』と約束したんだ。だから、小牧長久手で旦那をこっちの味方へと説得できなかった時点で、この約束は無効なんだよ。てめぇの責任丸投げして、権利だけ主張してんじゃねぇよ!」と言ってくれりゃ、かなりスカッとしたのに。
それか、「お市様との約束? あっちが一方的に言ってきただけだろ? それに、勝家と組んで俺を殺そうとした相手の命令をなんで聞かなきゃならない?」とか。
っていうか、なんでここまで秀吉が責められるのか分からない。手篭めにしたならまだしも、ちゃんと茶々の同意を求め拒まれても何もしなかったんだから。
で、その秀吉。次回予告見た時、「言うこと聞いてやるから側室になれ!」と言い出したらどうしようかと思いましたが、紳士を貫いてくれてほっとしました。そうだ。もうここまできたら、時代背景抜きにしてでもジェントルマンを貫かして欲しいです。
と、今回の秀吉は抑えた演技も相まっていつもに比べればいい感じだったのですが、実際のとこ茶々をどう認識しているのか今更ながらに気になりました。
最初はお市に似てるから! でしたが……今もそうなのかしら? だったら嫌だな。
そして、茶々。バカの一つ覚えのように「親の仇親の仇」とおっしゃっておりますが…・・・どうなんだか。
で、今回茶々が物凄く幼く感じました。「体はあげるけど、側室は嫌よ!」とか、自分で「あんたになびくことなんか絶対ないわ!」と言っておきながら秀吉が側室といちゃついていたら公衆の面前でビンタとか。
来週、なんか茶々と秀吉が抱き合っておりましたが……いつまで続くんだろ? このやり取り。
頼むから、側室になったらこういう問答はビタッとやめて欲しいものです。何でも恋愛して側室になるらしいので、それだってのに今のようなツンを続けていたら潔くないですもんね。
今回のガラシャのシーンって、必要だったの???
……こ、これが、大河のサブタイトルだと言うのか…ッ! と先週目が点になった訳ですが……いやぁ、お花に埋め尽くされて、戦国時代が完全に見えなくなった。。。。
(だって、今回一応九州攻めの回なんですよ?
で、科白でも一応「命がけで行く!」だの「帰ってこられるか分からない」だの言ってますよ?
それなのに、戦はナレーションだけであっという間に済まされる(合戦シーンさえなし)あとは延々三姉妹のコイバナが続く。戦国時代の緊張感ゼロ。
だからさぁ、戦国時代描く気ないなら、この仕事受けr…・・・略)
そして、三姉妹がますます嫌いになりました。。。。
まずは初。
今まで散々「百姓の分際で」とコケ落としていたことを棚に上げて、「みっともなく身分に拘って」と、秀吉を罵るわ、
秀吉と同じ農民出なのに、「イ・ケ・メ・ンだから!」という理由だけで秀勝には好意的に接するわ、
山崎の合戦に敗れ、秀吉に姉を側室として差し出した高次を「姉を政治の道具に使うなど、最低のダメ男」と現代感覚バリバリの暴言を実の姉の前で力説してみせるわ、
相変わらず歩きながら菓子を食うわ、
謎のイケメンに一目惚れするも、それが「ダメ男」の高次と知った途端、「初めて好きになった人がダメ男なんて、私ってなんて不幸!」と訳のわからない苦悩に陥るわ、
終始イライラさせられっぱなしでした。というか、「そなたも新しい恋をしたらどうじゃ?」だの、結婚もしていない男女が部屋で二人きりになるだの……ありえないから! あの時代で! 現代感覚で描きすぎだYO!
おまけにまた、立ちくらみしたのを男に抱きとめられるって演出が出てきましたが……ホントに好きだな、この演出。
そういや、高次が「菓子は見るのも目の前で食われるのも大嫌いだ!」と力説してましたが、それは遠まわしに初お断りってことなんですか?? だったら、ざまぁだな(←ごめん、でも本気で思っちゃったんだ。秀吉を、百姓を散々バカにするから。。)
因みに初のお相手・高次役の方。風情はなかなかいい感じですが……さぁこれからどうなるのかしらん。
で、江の第二の夫となる秀勝のAKI氏ですが……なんか全体的に硬いですね。表情も科白も……緊張してるのかしらん? ってか、思ったより声が籠った方ですね。○グザエルというから、かなりええ声の方なのかと思ってましたが……あ、ダンサーの方だったら声は関係ないか。。。
キャラ的には、大阪城を「きんぴかで下品な城」と言ったことには「ん~」でしたが、江に初めて「これは男の世界の話だから、立ち入るな」と言ってくれたのは好印象だったので(←それだけで?!)、馴れてってくれることを祈るばかりです。
そして、江。
ホントに……このいらん子、どうにかして欲しい。。。
秀勝に対しての恋心もえらく唐突でしたが、あんだけ戦は嫌だと言っておきながらここへ来て、九州攻めの留守居役を秀次に命じる秀吉に対して「そんな命令、秀次様は不満に決まってるじゃない!」と言い出す思考回路が理解できない。おい、お前の戦嫌いはどこへ行った?
で、秀吉と茶々の密会にやっぱり乱入し、秀吉の顔を引っかくわ、
九州攻めに旅立った秀吉に対し、清々した顔をして「ようやくいなくなってくれたわ、あの目障りなサルが」などと
暴言を吐くわ、
「戦は大嫌いだけど、一ついいことがあるわ。それは、送りだした殿方が勝ったと知った後、無事に帰ってくるのを待ちわびること」などと、ほざくわ。
(あ~、そうなんだ。結局、あなたの戦嫌いは単純に戦があると好きな身内が死ぬかもしれないからってだけで、敵方の人間がいくら死のうがどうでもいいんですね。。。)
そして、ラスト。またも秀吉と茶々の密会に乱入し、秀吉が茶々に振られたことを知ると、「当たり前だろう? お前みたいなサルに誰が側室になるか! サルの分際で、姉上にそんなこと言うんじゃねぇよ!」と言って殴りかかろうとした時は……テレビを破壊したくなりました。
もう、このシーンが一番胸糞だった。
なんでそんな酷いことが言えるんだ! お前は一体何様なんだ!!!
大体、なんで秀吉が茶々に「側室になって下さい」と頭下げなきゃなんないんだよ。で、なんで茶々にそれを振れる権限があるんだよ。ある訳ないだろ、んなもん!!!
ってかそもそも、これ。岸谷さんと宮沢さんでやってるから絵的には成立してるけど、実際は五十過ぎの男と十六、七の少女な訳でしょう? 現代でもこんな感じにはならないYO!
と、げんなりしながら終了した訳ですが、来週は……またもお花畑!
しかも、どうやら初の初恋を叶えてあげるために、茶々は秀吉の側室になるみたいで……どうよ、それ。
ってことは、高次はその才気を見込まれて初を貰い受けたのではなく、偶々初に惚れられたから、初と結婚したことにするってか? 京極高次に失礼過ぎるだろう、それ!
秀吉も、今まで散々紳士的にしてたくせに今更そんなんでいいのか? だったら、「俺の側室になれ」と命令してる方がよっぽどいいよ。
茶々もなんか、秀吉を気にしてるけど江たちの手前、今更惚れたとか言えないし~。でも、初のためってことにすれば面目も立つし~みたいな感じがして嫌な感じだし。。。
……もう、勘弁して下さい。恋愛で何もかもを動かそうとするのはやめてください! お願いだから元の巣に帰って下さい!(号泣)
利休のあの着物の色はないと思うの。。。
家康を上洛させるエピをここまでライトに描ける手腕に脱帽!!!!!!!!
ということで、嫌な予感はしていましたが……やっぱりこうなったか。。。
この脚本家さん、本当にあの時代のこと表面しか勉強してませんよね(いや、この段階で秀吉の敵は家康のみ! ってやってる時点でそれもアウトか。北条はどうした? 伊達はどうした?)
秀吉が家康を上洛させるために旭姫や大政所を家康に差し出したことは知っていても、どうしてそうせざるをえなかったのかまでは分かってない。
だから、「せっかく関白になったんだから、家康に頭を下げさせたい」だなんて訳分からん理由しか提示できない上に、家康を是が非でも上洛させなければならない秀吉の切迫感、悲壮感も描くことができないし……
旭姫を送る発想も江から! なんて血迷った展開にも平気で出来る。
これじゃぁ、後で「こんなことしたの、本当は辛くてたまらなかった!」って言われても、説得力の欠片もねぇよ!
……ってか、これ。旭姫輿入れも江様のおかげ! 江様凄い! 演出のつもりなんでしょうが、逆効果もいいとこです。
「 あなたの大事なものを差し出したらいいじゃない 」
この言葉の意味も重みもまるで分かってないなんて、どんだけ底の浅い人間なんだっていう。
あんたは今まで秀吉という男の何を見てきた? そして、あれだけ大事な人を失っておきながら、大事なものを差しださなければならない悲しみ一つ理解してないのか?(そういう悲しみを知っていれば、絶対あんな科白は吐かないよ)
ドン引きもいいとこです。
で、さらに性質が悪いことにこの脚本家さん、家康を上洛させる必要性はよく分からんが、妹や母親を政治の道具にしてまで人を従わせようとするサルは最低だ! という感情だけはしっかり持ってらっしゃる訳で……これでもかと女性陣に秀吉を罵倒させまくる。
サルが! ふざけんな! そんなに偉くなりたいかよ! 恥ずかしくないのか!
で、おねは「秀吉のバカが無理言ってごめんね」と家康に頭下げるわ
最終的には、茶々たちに対し妹や母親を人質に出したことの懺悔を秀吉にさせた挙句、「こうやって汐らしいとこみせるのが、サルの手なのよ!」などと江に切って捨てさせる。
ふざけんな! は、お前らだ! どんだけ秀吉バカにすりゃ気が済むんじゃl;gj;あlじょあ……略
そして、ついでに言うと、この方は家康のこともまるっきり分かってない。
家康が秀吉の求めに応じるつもりもないくせに、旭姫と結婚してみせた理由も、上洛を決意した理由も、秀吉に頭を下げてみせた理由も……何も分かってない。
だから、いつも思ったことは何でも口にさせるくせに、今回の家康は恐ろしいほどに寡黙だったんでしょう。
……嗚呼、ホントつくづく……歴史を愛している脚本家で大河が見たい。
本来なら、謁見前日、秀吉が単身家康を訪ねたエピは、家康に秀吉が死ぬまで忠義を尽くそうと決意させたという、とてつもなく美味しいエピなのに……秀吉の他にわらわらわらわら来られたら、台無しだよ!
それと、せめて席を外せよ。邪魔なんだよ!!!!!!!!!!!!
さらには、初に「秀吉を頭を下げるなんてみっともないこと、よく徳川様はしたものじゃ」などと暴言を吐かせるわ。
何がみっともないんだよ! 家康は秀吉を頭を下げるにたる人物だと見極めたから、礼をつくしただけだろ? それの何がみっともないんだ!!!
もう……、まさか家康までバカだと思ってるなんて……知らなかったよ(遠い目)
と、今回は相変わらずの秀吉への仕打ちに憤死寸前だったんですが、来週は……予告だけでもむせかえるほどのお花畑臭が半端ないんですが……どうしよう、これ。。。
そういや、江の第二の夫となる秀勝さんが出てきましたね。前夫に引き続きまたも爽やか系な感じ……まぁ、○グザエルと聞いた時から予想はしてましたが。
頼むから、今回の彼は「やらないか?」だけの人に終わらないよう、祈るばかりです。
黙れ! 俺が養ってやらなきゃ生きてもいけない小娘の分際で!(某Hさんの代弁)
今日は、何度この科白を聞いただろう。。。(遠い目)
まぁ今回は百姓の出にして初めて関白職についた秀吉エピをやる訳ですから、百姓出であることを強調したいのは分かりますが、
登場人物全員が異常なほど「百姓の分際で!」「サルの分際で!」と連呼し、
秀吉が関白になるために公家を金で黙らせるシーンではお市が「金を積んで黙らせるとか、どんだけ卑しいサルなの?」と言わんばかりのナレーション入れるもんだから、
ぶっちゃけ秀吉罵り回としか思えない。
……分かった。分かったよ、脚本家さん。あなたが百姓出でサルの秀吉が大嫌いで、なんでこんな男が天下統一できたんだか、さっぱり理解できないのは嫌ってほど分かりましたから、登場人物全員に自分の気持ちを代弁させるのはやめていただけますか?
「そちらと口を聞くだけでも不愉快じゃ!」とヒステリックにシャウトする小物義昭にげんなりし(義昭って確か、秀吉に擁立されて、晩年は秀吉のいい話し相手になったんじゃなかったですっけ?(確か「秀吉」ではそうだったはず。。)それなのにこんなに言わせちゃって、後をどうする気なのか。。。)
養ってもらってる上に、歩きながらモノを食う不作法な小娘が「人にも劣るサルの分際で」と吐き捨てまくるのに腹が立ち、
やっぱり今回も頭ごなしに「お前様みたいなサルが将軍(or関白)などなれるわけがありません!」と夫のやることに悉くケチをつけ、貶しまくるおねさんに涙がちょちょ切れ、
秀吉が将軍職(or関白職)が欲しいのは偉くなってみせて、茶々を落としたいから!!!!!
なんて理由にしちまった脚本家に卒倒しかけ……もうね、アホじゃないかと。
小娘一人のために、秀吉がそんなことするか!!!
でも、ホント……このドラマの秀吉は小物ですね。十二そこらの幼女に「どうやったら、将軍になれるかな?」とか聞くか? 普通。その上、江を軍議にまで参加させて……滅茶苦茶過ぎる。
まぁこれまでも、この秀吉は誰かから助言してもらわないと何もできない男として描かれてきましたから、いつかこうなるんじゃないかと思っていましたが……はぁ。
ってか、このドラマ世界ではあの三姉妹たちの力は絶大で、彼女たちに了解を得られなければ、手もつけられないと言わんばかりですが……んな訳ねぇだろ。
彼女たちの生殺与奪は完全に秀吉が握ってるわけで、茶々がどんなに嫌がろうが江たちがどんなに反対しようが、モノにしたかったら力尽くでやってしまっても構わないほどの力が秀吉にはある。
それなのに、茶々が自分に落ちるまで手を出さないって……まぁなんともジェントルマンなことで!(やけくそ)
茶々もなぁ、あれだけ今まで毛嫌っていたくせに今回のことでうっかりときめいているのが何とも。。。
今までに、秀吉に優しくされてちょっとときめく、なんてエピを何回か入れておけば、今回すっと受け止められたんだけど……あのときめきはえらく唐突に感じられました。
(それとも、直垂姿にキリッとした秀吉がかっこよかったからかしらん? あの時は結構かっこよかった)
このドラマが戦方面に力を入れる気がないというのはよく分かりましたから、せめて力を入れたいという恋愛面は魅せて欲しいもんです。。。。
ってか、このまま死ぬまで秀吉はこんな描写なのかしらん。そう思うと泣けてくる(涙)
来週は例の旭姫、大政所の回な訳ですが、どう描く気なのか。。。
これもある意味、秀吉の凄さが窺えるエピなんですけどね。
天下の半分以上を手中に収めた上に関白にまでなったら、普通天狗になって、ついつい強気な態度に出てしまいがちなのに上洛を拒む家康に対し、徹底的に下手に出て最後は家康邸に単身訪れて頭まで下げてみせる。
これって凄いことだと思うんですけどねぇ。家康もそう思ったからこそ、約束通り秀吉が死ぬまで秀吉に忠義を尽くしたんだと思うし。
頼むから、家康age、秀吉爆sageにならないことを祈るばかりです。。。
なんとも露骨な付け焼刃!
こ、これまでの繋がりと伏線が見えない・・・!!
ということで、今回は秀吉age回っぽいってことでほんのちょっと期待して見た訳ですが……いやぁ、付け焼刃っぷりと説得力のなさっぷりが半端ない!!!
秀吉は家族想い! 秀吉は人たらし! 秀吉は……と、いくら口先だけでくどくど説明されても、そういうエピソードが今まで一切ないから全く説得力がない!
登場人物が少ないのも痛いです。秀長、家族を呼び寄せた話をするなら竹阿弥の話しろよ! おねさん、結婚エピ語るなら、利家の話しろよ! ってな感じに。
秀康が秀吉を慕う理由ももうちょっと明確にして欲しかったなぁ。彼がどれだけ、家康に冷遇されてきたかってさ(涙)
それから、秀康は秀忠に劣っているから養子に出したって演出はやめて欲しかったなぁ。ぶっちゃけ、秀忠が世継ぎになれたのって、消去法な感が否めないもの。
それなのに、この子は何か持ってるからって……今はやりの祐ちゃんのパクリですか?
ってか、竹千代ちゃんにもうちょっと父上に対しての畏敬の念を出して欲しい。父の前ではどんな小さな粗相も許さないとばかりに縮こまるような……そういうイメージなんですよね、私の中では。だから、あんなにのびのびと現代の父子みたいに、「ねぇねぇパパ見てぇ!」「わぁ!たっくん上手に書けたねぇv」みたいなのありえないっていうか(ってか、この親子に関わらず、こんな父子関係この時代ねぇよ!)
佐吉もなぁ。あんな感じに、お茶の話を自慢げにする訳がない(むしろ、秀吉がその時の話をしようものなら嫌がりそうなイメージ)嗚呼、ホント惜しいよなぁ。萩原さんならもっといい三成やれるだろうに。アカギばりの「まるで白痴だな」テンションであの三姉妹に接してくれてたら、滅茶苦茶ときめいたに違いn…略
で、肝心の秀吉。口先賛美に終始するあまり、出番少なかったですね。でも、やっぱり……あの信長ラブっぷりは信長&秀吉主従愛ラバーの私にはたまらないっていう。……くそっ、どうして生前の二人の絡みをやってくれなかったんだ!!!!!
ただ、なんで信雄を攻めたって問いに対しては、俺は織田家に仕えてたんじゃない。信長様にお仕えしてたんだって返しをして欲しかったっていう……まぁ、これは私の好みなのであれですが、……でもなぁ。
やっぱり、この脚本家さんは秀吉に魅力を感じてないよなぁと思ってしまった。「優しい」「人たらし」「家族想い」などの単語に逃げまくっていたのがいい証拠で、具体的なエピでその魅力を表現することができない。
江が最後にデレたのも、秀吉が自分と同じく信長を慕っていて、「お前がいなくて寂しかったんだ!」なこと言うからほだされてやった! みたいな感じで……やっぱ、なんか上から目線なんですよね。まぁ、そんなことは今に始まったことじゃありませんが。。。
と、なんだかんだ言いましたが、総合するとやっぱり……今回も捨て回だよなぁ、と。
秀吉に反抗して、家出を企てて迷子になるだの、立ち聞きするだの、弱点を聞き込みするだの……ぶっちゃけどうでもいい。
江の言動も場面によって子どもになったり大人になったり、言ってることが前回と全然違っていたり……でも、終始一貫して、偉そうで上から目線。
で、相変わらず「復讐!復讐!」でスタンド信長も連発! のワンパターンネタ。
さらに極めつけは、犯った犯らないネタを未だに引っ張るっていう……だから! なんでそのネタをそんなに引っ張るんだよ!!!!!!!!
とうとう「生娘」なんて単語も出しちゃったし、戦シーンは残酷で子どもに悪影響だとかいって容赦なくカットするくせに、なんでこういうのは赤裸々に延々やるんだよ! 可笑しいだろ!
一成さんなんて、見た目的にはとっても爽やかなのに言うことと言ったら「やらないか?」で、離婚後は江へのラブを謳いあげるも結局結論は「やっときゃよかった!」って……なんとも可哀想なキャラにされて。
あれなんですかね? これからもこういうネタは嬉々として長々とやってくつもり? 勘弁して欲しいなぁ。。。
なんて思っていたら、今日ついに……
父「わし、もう……見てられない、かも」
父がKO寸前! 嗚呼、来週視聴できるかしらん。。。