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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド(ネタバレ)

昨日、唯一の映画友達K氏に誘われて、パイレーツ第三弾を見て参りました。
因みに、前作は見ていません(←駄目駄目)
第一弾は見てたから(とは言っても遙か昔のことですが…)大丈夫だろうと思ったのですが、やっぱり駄目でした…。
なんかね、やっぱ2は見ておかないと…。

ということで、2未見者の、この映画の真のよさを分かってない感想になるとは思いますが、感想を述べてみようかと思います。

で、いきなりですが、この映画。私の好みではありませんでした(うわぁ)

2を見ていないから、というのもあるのでしょうが、それを差し引いたとしても、私はこの映画の全体的なノリについていけませんでした。

特にあの、裏切りの連続がね。

あんなに全員がころころ仲間を裏切りまくったり、敵に売ったりというのは頂けません。
つい最近、300での「仲間には信頼と尊敬を」という熱い鉄の結束・絆で感動したので余計にね。平気で裏切るさまが超高度な駆け引きというよりも軽薄で身勝手な行動にしか見えなかったんです。

あれが彼らのノリなんだよ、と言ってしまえばそこまで何ですがねぇ。
う~ん、多分彼らの信念が見えないからそう思ってしまうのかなぁ。
父親を救うためだなんだとそれぞれ一応理由はありましたが……あんまりその目的・信念へのひたむきさ・誠実さが見えなかったし。

まぁジャック船長はああいうキャラなので許せるとしても、ウィルやエリザベスのあの裏切りようを見ているとなんか厭な感じがしてくるんですよね。
だって、あの人たち、自分たちだって滅茶苦茶裏切ってるくせに、他の奴らに裏切られたり何だりすると「最低!」「何処まで人間腐ってるんだ!」とばかりに糾弾するんですもの。
棚上げ発言にも程があるよ!

ということでこの二人に最初から、嫌な印象を持ってしまったせいか、一番ついていけなかった。
というか、なんであんなにずっと険悪なムードだったのにいきなり結婚しよう!になるんだ?!一体いつ仲直りしたの??んで、なんでそんなに突然ラブラブに???
完全に取り残されてしまいました…。

(で、取り残されたと言えば、カリプソとイカ男(ひでぇネーミング)とのラブ話が何とも尻切れトンボな感じで。
凄い思わせぶりなこと言っといて、イカ男が殺されたことによりそのまま終了??そりゃねぇだろっての。)

そして、ラストの戦闘シーン。
あんなに船隊を集めておいて、何故両者一艘と二艘しか出さないんだ、とか、モーツァルトヘアの悪役はなんで、あんな立派な大砲持った船に乗ってながら早々に戦意喪失してしまったんだ、とか、悪役の船を撃墜されただけでなんで、数では圧倒的に勝っている軍が引き上げて行ったんだ、とか……突っ込んでいったらきりがないですが、映像的にはとても迫力があって見応えがありました。
↑でぶーぶーいいましたが、ウィルたちの結婚式(?)もなかなかステキに見えましたし。

そして、ラスト!な訳ですが……これはどうなんだろう?
爽やかにみんな幸せってな雰囲気で終わってますが、何も解決してないんじゃないか、これは。

特にウィルたち。「10年に一度の日のために生きる」となかなかロマンチックなことを言ってましたが、よくよく考えてみれば、ウィルは不死身でエリザベスは普通の人間。なら、エリザベスだけどんどん年老いていって最後にはウィルを残して死んじゃう訳でしょ?その後ウィルはどうなるんだ?!

と、色々愚痴りまくりましたが、やっぱジャック・スパロウ船長はいい!1の時ほどのインパクトはなかったですし、とても彼を生かし切れたとはいえないシナリオではありましたが、彼が出てくると「お!」と思ってしまう。平田ヴォイスだし(←?!)

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300 二日目鑑賞

弟「This is a スパルタァアアアアアッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!

私「どうしたんだよ、突然。お前、300<スリーハンドレッド>見てないじゃん」
弟「ネットで本編予告見てたら、見たくなって来ちゃって…。ねぇ、一緒に行かない?」
私「何言ってんだよ。僕は先週観に行ったばっかりだぜ? それなのに……」

……ということで、二回目の300<スリーハンドレッド>鑑賞して参りました(←思わず絵文字)
いやぁやっぱ、何度見てもいい!!!格好良すぎだよ、スパルタクス!!!!!!!!!!!!

前回は映像美に気を取られて、ストーリーが疎かになってたんですが、二回目で映像にも慣れて余裕が出来たのか今回はストーリーもしっかり見ることが出来ました。
色んな発見もありましたし(例えば、スパルタクスの面々は肉体美だけでなく、顔もかなりお美しかったとかvv)

で、特に唯一生き残ったスパルタクス・ディリオス(だったかな…?)。
今回は彼の心情が色々と想像させられました。

彼は片目を潰してしまったせいか、最後レオニダスに撤退するよう命令される訳ですが、この時の彼の気持ちがねぇ。一回目の時も、彼が最期まで皆と共に戦いたいと思っていたのは感じ取れましたが、二回目見た時はそれがより強く感じられました。

語りでも分かるように彼はレオニダスを王の中の王と認めていたし、他の299人のスパルタクスたちを含めて、最高の戦士であり、その戦士達と共に戦い抜くことを最高の栄誉だと思っていた。
それなのに、その最高の仲間達と最期まで共にあることが出来なかった。
凄く口惜しかったんじゃないかと思います。

それでも生きて、レオニダスを含めた300人の戦った意味を無駄にしないために300人のことを語り継ぎ、ついには一万のスパルタクスを引き連れて、ペルシア軍の前に立ちはだかる姿は本当に格好良かった!

そして、その姿が「伝えてくれ、我らの「勝利の物語」を」と彼に言ったレオニダスや299人のスパルタクスには見えていたのか、それを見据えて死んでいったのかと想うとまた胸が熱くなって……本当に固く強い鉄の結束と絆です。

いやぁ…二回目もこんなに満足出来た訳だし、これはもうDVD購入決定かしらん…。





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300<スリー・ハンドレッド>



【あらすじ】紀元前480年、スパルタ王のレオニダスの元に大帝国ペルシアの使者が訪れ、スパルタに服従を要求する。レオニダスはこれを拒否。わずか300名の軍勢で100万のペルシア軍を迎え撃つ。

スパルタァアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(絶叫)

とレオニダスの真似して思わず絶叫したくなるこの映画。
300VS100万という圧倒的不利な状況でも果敢に敵に向かってくスパルタ兵の様子をCMでちら見してから見たくてしょうがなくて、ついに今日!行って参りました!

いやぁあ、面白かった!所々突っ込む処はあるけれど、そんなこと気にならなくなるくらいの迫力・映像美、そしてスパルタ兵のかっこよさが凄まじかったです。

特にスパルタ兵のかっこよさと言ったら半端じゃありません!
まぁあんなにとんでもなく過酷なまさに”スパルタ教育”を生き抜いて、スパルタの兵となった精鋭中の精鋭部隊だけあって、一人一人が滅茶苦茶強い!「トロイ」のブラピアキレスが300人いるとでも思って下さい。それくらい強いです。
(そういや、スパルタ兵の中にLORのファラミ役の方が出てらっしゃいましたね。彼はねぇ…ファラミの時より今回の方が全然格好良かったですvv)
それが、レオニダスの指揮の元、一糸乱れぬチームワークでもって集団で攻めてくるんです。100万とはいえ、単なる寄せ集めにしか過ぎないペルシア軍もこれにはたまったモンじゃありません。

ってか、このレオニダスが結構クレバーな指揮官なんです。

映画を観る前までは、圧倒的不利な状況だと分かっていながら、ただ「誇り」のためだけに後先考えず使者を追い返して、戦仕掛けた短絡的な激情家……だなんて、ちょっと失礼なこと思ってたんですが、どうしてどうして。
ちゃんと後先考えてたんですよね。ってか、勝算さえ彼の中にはあったんですよね。確かに数は劣るが、地の利を活かして国中のスパルタ兵で攻めれば、勝つことが出来ると。

しかし、馬鹿な神官どもが「もうすぐ神様をお祝いする○○祭りだから、戦争なんかしないで神様祝わないと!」なんて馬鹿な駄々を捏ねたせいで、自分に付き従う跡継ぎがしっかりいるスパルタ兵300人のみを連れて、死を覚悟しての出陣をせざるを得なくなってしまった。
ここはホント…「トロイ」の時感じたのと同じ苛立ちを覚えましたよ。全く、神官ってなんでこんなに馬鹿なんだろう!と。

そして、何と言ってもグッと来るのが、あの戦士としての精神ですよ。
「最強の敵と戦い、国のため主君のため、戦場で死ぬのは最高の栄誉」。
なんか日本の”戦さ人”に通じるところがあって、私にはメチャクチャツボにはまりましたvv
……まぁ、あまり万民受けするネタではないですが(汗)

あと、レオニダスと奥さんの関係もすごく好きでした。
何?あのカッコイイらぶらぶ夫婦!

んで、R-15指定ということでどれだけ過激な映像かと思ったら…そこまでグロくなかったんじゃないかと。
勿論、手や足や首がじゃんじゃん飛んでいきますが、血を含め全体的にセピア色で抑えているので、そんなに気になりません。代わりに、スパルタ兵が纏っている赤いマントが強調されていて、スローモーションで戦い振りを見せる時などは物凄く映えて、かっこよかった!!

と言うことで巷での評判はさておいて、私はとても満足でした!


私信:さつきづき氏。メルフォありがとう!返事は明日(ってか今日?)にでも…!



最初、何故こんな圧倒的に不利な状況であるにも関わらずレオニダスが使者を突っぱねたのか。

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007~カジノ・ロワイヤル~

職場の方(同世代の女性)が「メチャクチャ面白かった!絶対オススメ!!!」というので見てみました、新ボンド。

実を言えば、私倦厭してたんですよね。この新ボンドは。
私の中のイメージのボンドは黒髪で物腰優雅な英国紳士、だったのですが、新ボンドの彼は金髪で渋くて、脱いだら凄くて……180度違うタイプの方だったんで。

しかし面白いなら、と思って見てみたのですが、やはり。
こりゃ、ボンドとは別物のスパイ映画でした。

確かに面白いんです。
ストーリーもしっかりしてるし、キャラもいい!
ってか、凄く好みでした!
渋くて、硬派で、一見冷たそうだけど、実はとても優しくて誠実。そして、小杉ヴォイス!!!!!(←いや、それは関係n…略)

しかし、ジェームス・ボンドではない…。

私のイメージのボンドは、どんな窮地に立たされようと恐ろしい程沈着冷静で、かつスマートに切り抜ける人。
それは女に対しても同じで、ボンドガールとロマンスを花開かせても、「お前、本当に本気か?」とちょっと疑いたくなる程、自分のスタイルを崩さない。
女に決して溺れないと言えば聞こえはいいが、どんなに愛をはぐくんだ相手でも裏切ったら、平気で撃ち殺せる。
そんな冷酷さをにこやかな笑みの下に隠し持った男、ってなイメージなんですよ。

だから、「君のためなら、007やめてもいい」だなんて科白や裏切った女を必死で助けようとするボンドは私的にありえないんです。

しかしまぁ、今回は007になりたてのジェームス・ボンドということで、まだ非情に徹しきれず、人間臭さが残ったボンドとして見てはいたんですけどね。

次回作があるのかは謎ですが、もしあったら、このボンドを次どう描くのか。
そこがとても楽しみです。




因みに、小杉ヴォイスがボンド・ガールや人妻を口説くシーンがあるんですが、そこの科白回しが猛烈にエロ格好良くどうしようかと思いましたvvvvv

「どうして、私が気に入ったの?」
「人妻だからさ」
「嘘。私が金持ちの妻だから、でしょ?」
「じゃぁ、止めるか?(掠れ気味な囁き声で)」
「まさかv」

おっほ~!!!こんなヴォイスで囁かれたら、そりゃ火遊びしたくもなるよvvvvvvvv

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『キス★キス★バン★バン』




【ストーリー】 初老の殺し屋フィリックスは腕の衰えを感じて引退を決意し、新たな職につくことに。しかしその仕事とは、何と33年間一度も外出することなく過保護に育てられたババの面倒を見ることだった。
しかもフィリックスの足抜けを許さない組織は、彼の命を狙うようになり、ふたりはロンドンの街を逃げ回る羽目に…。


「女にはキス、男には銃口」

……なんて、実は結構カッコイイ意味らしい「キスキス・バンバン」!
崎原氏が物凄いオススメというので、借りてみました。

で、最初主人公見て……ヤ、ヤン(奇跡の海より)?!
そして、弟子である若い殺し屋ジミーを見て……ト、トム(ドッグ・ヴィルより)?!

妙にトリアー監督作品出演者多いな、って(いや、別に大した意味は…)

しかし、主人公フィリックス演じたステラン。ヤンの時も思いましたが、妙にカッコイイんですよね。
お腹出てたり、髪の毛やばめ…とか思ったりするんですけど、あの渋さ、纏った雰囲気がたまらない!
今回はコミカルで人間くさいとこも演じてて、イイ!
何も知らない箱入り息子と知っていながら、酒を教えるわ煙草を教えるわ…思わずニヤリとしてしまいました(←え?!)

ババもとっても可愛かったです。もう、あの大きくてキラキラした目がね。本当に純粋で汚れを知らないって感じがよく出てたと思います。色んな意味で覚えの早いイイ子でもありましたし(笑)
最後、彼はあんなことになってしまいましたが、彼はとても幸せだったんじゃないかなと私は想いました。
確かに、ババのパパの言うとおり、あの地下室にいれば死ぬことはなかったかもしれませんが、「世界が見られてよかった」と言った言葉は本当に真実だったと思うんですよね。

と、ババとの交流や掛け合いは微笑ましかったりほろりとさせたりで好きなんですが、私はお父さんとのエピソードの方が妙に印象深かったです。

お父さん、末期ガンのくせにやけに元気に振る舞ってますが、ふとした瞬間見せる寂しそうな風情にはっとします。で、折り紙でキリンを折って「お前さんに…」とフィリックスに渡すところがやけにぐっときました。

……と、この三人の交流や触れ合い、成長は見ていてとてもほのぼのしてて良かったんですが、そう思えば思う程ジミーが可哀想でしょうがない(涙)
あんなに影ながら、フィリックスを守ってるってのに組織での立場はどんどん悪くなるわフィリックスには分かって貰えない上に最終的に殺されそうになるわ…。
最後、ジミーがごんぎつめみたいになったらどうしようかと思いましたよ。
ってか、もう少しジミーとの触れ合いを出してくれたって!(←ジミー贔屓発言)
……いや、だってカッコイイし、健気なんだもん、ジミー。
最後、フィリックスに抱き締めてもらった時なんて、よかったねぇええ(涙)と、叫びたくなったし。

で、とてもいい話だった……とは思いますが、難癖を付けるとしたら、少々キャラが多すぎたんじゃないかなと。
特にジミー。
とってもいいキャラで大好きですが、彼の扱いが非常に中途半端すぎて、なんであんなにフィリックスを助けたのか、いまいち伝わって来なかった。さらに話も彼になるとちょっと暈けてしまう感があって…。
幼い息子のようなババと、成長して大人になった息子のようなジミーってのを狙ったのかなと思わなくもないですが……どっちかにしぼった方が良かったんじゃないかなと。
ババなら、ババだけの話。
ジミーなら、ジミーだけの話…で。
それじゃぁ全然違う雰囲気の映画になりそうですが、出来たら私は見ますよ!ジミーの映画vvv

ということで、少し難癖付けましたが、いい映画だったと思います。
最後、悲しいけれど実に前向きな終わり方だったし。

崎原氏、勧めてくれて、ありがとう!


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