壱号ブログ
雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。
カテゴリー「映画」の記事一覧
- 2025.02.02 [PR]
- 2007.04.01 ジョジョの奇妙な冒険<劇場版>
- 2007.02.22 ジャケット (ネタバレあり)
- 2007.02.16 時期がまずかった
- 2007.02.14 あの、ハッと閃く怖さ
- 2007.01.26 リバティーン(ネタバレあり)
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ジョジョの奇妙な冒険<劇場版>
日曜日なので大河を語りたいところですが、今日はようやく見れた劇場版「ジョジョの奇妙な冒険」の感想をvvv
こっちではやらないんだと諦めていたところ、一件だけやってるとこを発見しまして、今日行って参りましたvv
で、感想ですが、もうね……震えがきました!
確かに話を1時間半で強引にまとめてるだけに、だいぶはしょられたところがあるんだろうな、って感じがひしひしと伝わってくるんですが(特にツェペリ男爵に波紋を教わるあたりから、ディオとの対決までホントどんだけの名シーンをはしょったんだろうと)、映画が終わって海に沈んだディオの棺が映された時に一気に第三章が浮かんできて……!
ああ、この戦いはまだまだ続いていくんだなと、なんか酷く感慨深くなりました。
で、肝心の初代ジョジョ、ジョナサンですが、予想以上に真面目で心優しい好青年で吃驚しました。いや、だって玄孫の承太郎があんなだk…略。
特にあの懐の広い優しさが印象的でした。
あんなに手酷いイジメを受けても「あいつは寂しいんだよ。だから、僕が受け入れられないんだ。僕はあいつが僕を受け入れてくれるまで待つつもりだ」と言ったり、
最後、これから自分の体を乗っ取ろうとしてるディオの首を優しく抱き締めたり……本当にジョナサンは誰よりもディオの寂しさを分かっていたのかもしれません。
で、ディオもホントなんて酷い奴だ!ジョナサンが一体お前に何したよ!?とか思ってましたが、初めジョナサンを自分から遠ざけるようにしていた仕打ちがだんだん、ジョナサンを求めるようなものに変わっていき、最後は「思えば、俺とお前は二人で一つなのかもしれない。だからお前の体を頂く」とまでいう。
そして、ラスト自分を優しく抱いて死んでいくジョナサンの名前を呼んだ、あの声音を聞いた時。
その全ての行為がジョナサンに対して甘えていたようにも思えました。
憎しみでしか、愛情を表現出来なかった……みたいな。
う~ん、しかしやっぱり、まだなんか釈然としません。
映画では出てこなかったエピソードが多すぎて(例えば、スピードワゴンとか)。
あ~どうしよう。漫画買っちゃおうかな。
はっ!しかし、その前に崎原氏に借りっぱなしになってるジョジョ第三章のDVDを返して貰わなくては!!
こっちではやらないんだと諦めていたところ、一件だけやってるとこを発見しまして、今日行って参りましたvv
で、感想ですが、もうね……震えがきました!
確かに話を1時間半で強引にまとめてるだけに、だいぶはしょられたところがあるんだろうな、って感じがひしひしと伝わってくるんですが(特にツェペリ男爵に波紋を教わるあたりから、ディオとの対決までホントどんだけの名シーンをはしょったんだろうと)、映画が終わって海に沈んだディオの棺が映された時に一気に第三章が浮かんできて……!
ああ、この戦いはまだまだ続いていくんだなと、なんか酷く感慨深くなりました。
で、肝心の初代ジョジョ、ジョナサンですが、予想以上に真面目で心優しい好青年で吃驚しました。いや、だって玄孫の承太郎があんなだk…略。
特にあの懐の広い優しさが印象的でした。
あんなに手酷いイジメを受けても「あいつは寂しいんだよ。だから、僕が受け入れられないんだ。僕はあいつが僕を受け入れてくれるまで待つつもりだ」と言ったり、
最後、これから自分の体を乗っ取ろうとしてるディオの首を優しく抱き締めたり……本当にジョナサンは誰よりもディオの寂しさを分かっていたのかもしれません。
で、ディオもホントなんて酷い奴だ!ジョナサンが一体お前に何したよ!?とか思ってましたが、初めジョナサンを自分から遠ざけるようにしていた仕打ちがだんだん、ジョナサンを求めるようなものに変わっていき、最後は「思えば、俺とお前は二人で一つなのかもしれない。だからお前の体を頂く」とまでいう。
そして、ラスト自分を優しく抱いて死んでいくジョナサンの名前を呼んだ、あの声音を聞いた時。
その全ての行為がジョナサンに対して甘えていたようにも思えました。
憎しみでしか、愛情を表現出来なかった……みたいな。
う~ん、しかしやっぱり、まだなんか釈然としません。
映画では出てこなかったエピソードが多すぎて(例えば、スピードワゴンとか)。
あ~どうしよう。漫画買っちゃおうかな。
はっ!しかし、その前に崎原氏に借りっぱなしになってるジョジョ第三章のDVDを返して貰わなくては!!
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ジャケット (ネタバレあり)
湾岸戦争の兵士ジャックが頭を負傷し、記憶障害を負う。
ある日ジャックは警官殺しの罪で逮捕され、施設に収容後、拘束衣を着せられて隔離される。その間ジャックは未来へ行き、不思議なウエートレスと出会う。
過去が見え始めるが、この謎を解かなければ4日以内にジャックは死ぬ運命にあることが分かる。
完全にストーリーに惹かれて借りました。
四日後に死ぬと分かって……最後どうしたんだろう?!って思って。
で、見て思ったのが……主人公がメチャクチャ可哀想(涙)
普通にとってもいい人なんですよ?柔和で優しげなエイドリアン・ブロディがやってるせいか、余計ね。
それなのに、とことん不幸なんですよね。
戦場で子どもに頭を吹っ飛ばされるわ、そのせいで精神障害者にされるわ、無実の罪で精神病棟に入れられた挙げ句、拘束衣着せられて、死体安置所に入れられるわ……彼が一体何したのよ(泣)
しかし、拘束衣着せて死体安置所に入れることの何が治療なんでしょう?母親の子宮に近い状態に返らせるって…余計悪くなるよ!!
と、言ってそんな恐怖と不幸のどん底でどういう作用か、はたまた妄想か…彼は未来に行く訳ですが、そこで出逢った彼女とのシーンはね、結構この作中では癒しでした。
(ってか、この彼女。彼女が少女だった頃に出逢ってるんですがね)
不幸だらけの彼に舞い降りた天使、みたいな(いや、清廉な乙女って感じじゃないんですがね…)
彼女と一緒にいる時だけ、彼はホント幸せそうでした。
で、その彼女に協力して貰いながら、自分が死んだ理由を探っていく訳ですが、ラストは……これはどう観客がどう受け取るかで全然違う印象を受けるだろうなぁ。
私のように彼は本当に未来に行っていたんだとメルヘンチックに受け取るか、これは全て、劇中何度も周りが言ってたように単なる彼の妄想だったと捉えるかで……けど、これが非常に曖昧でどちらとも取れるような漢字でねぇ(まぁそれが制作者の狙いっぽいが)
と、なんだかんだ言って、私はこの映画とってもヒットでした。癖のある映画ですが、ストーリーがしっかりしてたし、意味深で哀切な雰囲気、それから何よりエイドリアン・ブロディの演技が良かった!!
そして主役を吹き替えた宮本ヴォイスが良かった!!!!!!(また始まった!)いやぁこういう幸薄の好青年やらせたら、彼の右に出る者はいませんね(力説)
とにかく、これは一見の価値ありです!
web拍手レス
>アユミさん
拍手コメント、ありがとうございます!
そうなんです。燎ちゃんは素直じゃないので、遠回しにしかそう言えないのですvv(違)そんな柊&燎コンビを気に入って下さって嬉しい限りです!
で、社長&木口コンビも気に入って下さってるようで、そちらも嬉しい限りvv
社長の年齢ですが、社長が怒ってしまうのであんまり大きな声で言えませんが(笑)社長は42歳です。
燎さんみたいなでかい息子がいるくせに随分若いですが、これも理由があって………まぁこのあたりの話は今度機会がある時にお披露目出来たらなと思ってます(笑)
時期がまずかった
昨日の飲みを引きずってるせいか、かなりお眠です…。
うひぃ~やっぱり、飲みの次の日は惰眠を貪りたい!!!!!!
なんて、疲労困憊のくせにさっきまでネットサーフィンしてたり(ばか)
しかし!!それにはちゃんと切実な理由があるのです!
それは一昨日の日記に書いたsaw模造品映画ネタ!
あの日記を書いた後。何気なく、「みんなはsawをどう思ってるんだろう?」なんて疑問から、ちょっとだけ回ってみたんです。
そしたら……
「sawには、観客の99.9%が気付かない真実がある」
だなんて、宣ってる感想文を発見!
え?真実?何、それ?……と動揺する私にさらにその感想文は畳みかけます。
「表向き、大どんでん返しと言われてるあの衝撃のラストも単なるフェイントに過ぎない」
ええええええええ?!?!?!?!?!
それって、どういうこと?!?!?
かなり衝撃でした。
で、さらに色々回っていたら……頭が痛くなってきました(阿呆)
ううう……時期を考えるんだった…。
たくさんの短編へのweb拍手、ありがとうございます!
かなり色物な内容ですから、どうなるだろうかと結構ハラハラしていましたが……(ほっ)
その拍手を活力に続き、頑張っていきたいと思います(鼻息)
うひぃ~やっぱり、飲みの次の日は惰眠を貪りたい!!!!!!
なんて、疲労困憊のくせにさっきまでネットサーフィンしてたり(ばか)
しかし!!それにはちゃんと切実な理由があるのです!
それは一昨日の日記に書いたsaw模造品映画ネタ!
あの日記を書いた後。何気なく、「みんなはsawをどう思ってるんだろう?」なんて疑問から、ちょっとだけ回ってみたんです。
そしたら……
「sawには、観客の99.9%が気付かない真実がある」
だなんて、宣ってる感想文を発見!
え?真実?何、それ?……と動揺する私にさらにその感想文は畳みかけます。
「表向き、大どんでん返しと言われてるあの衝撃のラストも単なるフェイントに過ぎない」
ええええええええ?!?!?!?!?!
それって、どういうこと?!?!?
かなり衝撃でした。
で、さらに色々回っていたら……頭が痛くなってきました(阿呆)
ううう……時期を考えるんだった…。
たくさんの短編へのweb拍手、ありがとうございます!
かなり色物な内容ですから、どうなるだろうかと結構ハラハラしていましたが……(ほっ)
その拍手を活力に続き、頑張っていきたいと思います(鼻息)
あの、ハッと閃く怖さ
久々にレンタルビデオ屋に行ってみたのですが、何とも……なんであんなにスプラッタ映画だらけになっているのか(?_?)
なんか、雰囲気的にsawのパクリみたいな感じなんですが………どうもなぁ、違うんだよなぁ。
これはパクリのネタになってるsawの続編にも言える事なんですが、ただただ殺し方をグロくしていくってのはいかがなものか、と思います。
確かに不条理極まりなく、残酷なことに変わりはないんだけど、ただ殺し方をグロくするっていうのは、視覚だけで怖がらせるってことになるんですよね。
けど、「saw」は違う。
ただ、足を鎖で繋いで鎖は切れないノコギリを置いておく。ただそれだけ。
そのシンプルさの中に猛烈な怖さがあるんですよ。
「自分の足を切れ」と暗に言われている、と理性を怖がらせる。
あの何処までも静かで深く、狂った圧迫感緊張感漂う恐怖が新鮮で「saw」は人気が出たんだと私は思うんですが、ただグロいだけじゃねぇ…。
そう言えば、「saw3」が近々DVD化されるらしいですね。
何でも今までのシリーズの三、四倍グロいとか、この映画を観る二、三時間前にご飯を食べておくなとか……なんか凄い感想を色々目にしますが、どうしよう……見ようか、見まいか。
なんか、雰囲気的にsawのパクリみたいな感じなんですが………どうもなぁ、違うんだよなぁ。
これはパクリのネタになってるsawの続編にも言える事なんですが、ただただ殺し方をグロくしていくってのはいかがなものか、と思います。
確かに不条理極まりなく、残酷なことに変わりはないんだけど、ただ殺し方をグロくするっていうのは、視覚だけで怖がらせるってことになるんですよね。
けど、「saw」は違う。
ただ、足を鎖で繋いで鎖は切れないノコギリを置いておく。ただそれだけ。
そのシンプルさの中に猛烈な怖さがあるんですよ。
「自分の足を切れ」と暗に言われている、と理性を怖がらせる。
あの何処までも静かで深く、狂った圧迫感緊張感漂う恐怖が新鮮で「saw」は人気が出たんだと私は思うんですが、ただグロいだけじゃねぇ…。
そう言えば、「saw3」が近々DVD化されるらしいですね。
何でも今までのシリーズの三、四倍グロいとか、この映画を観る二、三時間前にご飯を食べておくなとか……なんか凄い感想を色々目にしますが、どうしよう……見ようか、見まいか。
リバティーン(ネタバレあり)
「初めにことわっておく。諸君は私を好きになるまい。男は嫉妬し、女は拒絶し物語が進むにつれてどんどん私を嫌いになる。
淑女達に警告。私はところかまわず女を抱ける。
紳氏諸君も嘆くことなかれ。私はそっちもいけるから気をつけろ」
「諸君、どうかこんな私を好きにならないでくれ」
こんな主人公の独白から始まる「リバティーン」を鑑賞しました。
いやぁ、冒頭の独白からして凄いです。軽く18禁です。
けど「紳士諸君も嘆くことなかれ。私はソッチもいける」と腐女子の心を軽く揺さぶるようなことをほざきますね、平田ヴォイスで!!
ああ…平田ヴォイスで男色を語られるとクラクラするvvv(←役者を見て下さい)
……と、こんな独白から(どんな独白よ?)話は始まる訳ですが、これは正直一般受しない話ですね。
話は全体的に暗く陰鬱で、科白も演劇が原作のものであるが故に難解で……こりゃ見る人選ぶな。
それに主人公がね。最高に捻れている皮肉屋な上に、モラルに欠けた下品で退廃的な人間なんですよねぇ(言い過ぎに聞こえるかもしれませんが、本当に端的に言うとこう感じなんです)
口を開けば18禁ばりの下ネタで何かを貶してばかりだし、奥さんに対して扱いが酷すぎるし、愛人(男も含む)もいるし、挙げ句遊びすぎた結果梅毒にかかるしで……。
けれど、最後まで見てしまったのは、そんな彼に説明できない暗い魅力があったからだろうなぁ。
なんかねぇ、憎めないんですよ。
やってることは滅茶苦茶でどうしようもないのに。
ジョニーデップの体当たり演技もあるのかなぁ。
普通、ああいうキャラが魅力的に見えるはずはないのに、彼が演じると「本当は凄く純粋で繊細な人なんだろうな」と思わせるんですから。
と、言っても、実を言えばこの伯爵、ジョニーデップでより、国王役で出てたジョン・マルコヴィッチで見たかったなぁと思ってたり。
確かにジョニーデップの演技は良かったですが……どうもイヤらしくならない。ってか綺麗過ぎるんですよね。
マルコヴィッチだったら、もっと退廃的で破滅的な色悪になってたんじゃないかなぁと…。
(どうでもいいですが、私の中では一番色気のある流し目が出来るハリウッドスターはマルコヴィッチだったりします。彼の流し目はヤバイです、いやらしすぎvv)
あと全体的に見て、彼は寂しがり屋なんだなと思いました。
全部皮肉って、本物なんてありはしないのさと最初から期待しないことで、その関係や栄光が壊れた時に傷つきたくなかったような…。
そのくせ、破天荒なことを繰り返すことで逆に愛されたがっていたような…。
特に最後の独白を聞いてると強く思いました。
「これでも、私が好きか? 好きか? これでもまだ私が……好きか?」
ここまで、強烈な「愛してくれ」という言葉はなかなかないなと思います。
本当に彼は愛されたかったんでしょうね。
と、そのへんを考えるのはとても興味深かったです。
あと、奥さんがね……。
強い人だなと思いましたよ。梅毒でボロボロになった夫を優しく抱いて看取るところなんてね、……凄いなと。