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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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カップリングバトン(その6)

そう言えば、まだ五個しか答えてなかった…。
ということで、思い出したようにカップリングバトン。もはや誰も覚えていないでしょうが今回もはりきって答えていきたいと思います。

で、今回紹介する私の萌カプさんは初のノーマルカプ☆

PS2ゲー「ICO」のイコ&ヨルダであります!

う~ん、これはカプと呼んでいいのか悩むところですが、とりあえずこの二人が大好きだということで語っていきたいと思います。

もう、なんていうか邪&腐な視点完全に抜きで大好きです。
まず、このゲーム自体が好きなんですけどね(今までやったゲームの中でベスト3に入ると言ってもいいくらい)

(多分)小さい頃から「お前は13歳になったら霧の城の生贄になるんだよ」と教えられ、育てられ、その時がやって来ても何の抵抗も見せず、ただ死ぬことを受け入れようとしていた少年が、謎の黒い影に追われる儚げな白い少女と出逢ったことで、「この人を守らなきゃ」と手を引いて走り出す。

お互い相手が誰か分からない。言葉も分からない。
ただ偶然に出逢っただけ。

それでも、少女に手を差し伸べる少年。そして、その手を掴む少女。

もう、このシュチュエーションだけで丼三杯行けます。
素敵じゃないですか!

よく、「ただ死ぬ運命を甘んじて受けようとしていた無気力な少年が、目の前で見知らぬ女の子が危ない目に遭ってるってだけで、手を引いて逃げたりするか? 理由がない」なんて言葉を聞きますが、理由ならあるじゃないですか!
女の子が危ない目に遭って困ってるから。
それ以上に何の理由がいるんですか? いりませんよ、そんなもの(←言い切ったよ、こいつ)

このゲームをプレイしてみれば分かります。本当にそう思えてくる。
「ただ二人でここを出よう」って、ここを出たらどうしようとかそんなことは一切考えず、ただそれだけを思って、
ヨルダの手を引いて走って走って……で、気が付いたら愛おしい存在に思えてくる。

で、ヨルダもイコを思ってくれてることが分かるんです。確かに彼女は何も言わないし、助けてあげても礼の素振りも見せない。けれどイコを見る眼差しがとても優しいし、何より、イコの差し出した手を彼女は自分の意志で掴んでくる。
彼女も霧の城に縛られた存在で、城から出ることは出来ない。
けれど自分のために一生懸命に頑張るイコを見て、「この子をここから出してあげよう」と、イコの手を掴んでずっとついていく。

二人とも、そんな互いの思いを正確に理解出来てはいませんが、「二人で…」という気持ちだけはちゃんと理解しあってる。
言葉が分かる以上に手を握りあうことでちゃんと伝わってる。

こんなふうに互いを静かに、健気に優しく思い合う二人が意地らしくて微笑ましくて、切ない。
だってあまりにどちらの想いも存在も儚く刹那的なんですもの。

こういう刹那的で儚い思いは男女、少年少女ならではなんでしょうね。
多分、BLや成熟した男女じゃ絶対出せないような気がする。

因みにこんなに好きなくせに、このカプに限っては、パロを書きたいとか読みたいとかは一切想わないんですよね。
多分、あのゲームの中でこのカプについて語るべきことは全て語り尽くしていると思うからなんでしょうね。だから、別のものを捏造しても蛇足にしか思えなくなってしまう…。
(あのゲームで語られたエピソードなんて凄く僅かだっていうのに、不思議ですが)
これも他のカプとは決定的に違うとこだなぁ。

ということで、久々にピュアな気持ちで語ってみました!

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