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壱号ブログ

雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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江 総評

江が主役と初めて聞いた時は秀忠主役じゃないのかよと思ったものですが、江は今まで春日局主役のドラマばかりだったせいで悪者のイ メージで世に定着してしまっているから、これを機会にそのイメージが一新できたらいいなと期待した……そんな時期が私にもありました。


>web拍手レス
11月28日22:48  kou様 
いつもコメントありがとうございます。清盛の予告編、良かったですよね! 泥臭さ、男臭さに加えての平安末期独特のあの陰鬱な妖しさ。あまり馴染みのない時代だけにどんな感じになるか今から楽しみです。坂の上の雲も謙さんのナレだけで胸熱です。三年間続いたこの大作がどんな結末を迎えるのか。少し寂しいですが楽しみです! で、先週最終回を迎えたアレですがおっしゃる通り、都合の悪いこと全部から目を逸らした強引なハッピーエンドですよね。言ってることも場面事にバラバラで積み重ねも何もあったものではないから、一年間見続けたドラマの最終 回なのに何の感慨もないし。内容も江&秀忠の名を使ってやる意味皆無のものでホントにお互い苦行でしたね(苦笑)でも、苦しみの後には喜びが待ってる! ということで、来週からの坂の上を楽しみましょうね! お疲れ様でした!

11月29日12:32  大河レビュー、ドラマ見るより~… の方
拍手&大河レビューへのコメント、ありがとうございます。あれは感情の赴くままに書き殴ったものなので、あとで自分で読み返してみても恥ずかしくなることがあるのですが、そのように言っていただけますと非常にもったいないやら、恥ずかしいやら。でも、歴史を専門的に勉強 したこともない私でも「これはいくら何でも可笑しいだろう!」と悲鳴を上げたくなる大河ドラマというのは、大河ドラマで日本史に興味を持った 身としては非常に哀しいものです。全部史実通りにしろという気はありませんが、日本の偉人たちを好きになれる素敵なドラマにまたお目に掛かりたいものですね。



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・・・やっぱり今年も激辛

父「え?今週でアレ終わるの? ヒャッホー!来週坂の上見るぞぉおお!」

む…胸熱過ぎる……

「平清盛」と「坂の上の雲」の番宣!!!!!!!!!!!


まず、「清盛」!
いいねぇ、あの泥臭い感じと雅な感じ!

平安の煌びやかさ、妖しさがいまだ色濃く残り、ちょうど武士が貴族にとって変わろうとしていた時代独特の……戦国時代とは一味違う世界観がいい!

で、その世界を力一杯走り回ってる感じの松山さんもいい感じ!

音楽もなんかかっこいいし、これはすごく期待したい!


その次、「坂の上の雲」
前回、拷問としか思えない切り方をされて一年生殺し状態でしたから、軍服姿の阿部ちゃん、もっくんを見ただけでwktkが止まらない。
ってか、日本の旗を空高く掲げる。あのシーン……絶対、泣きそうな気が、今からする!

嗚呼、早く来週にならないかしらん!!!!!!

……ということで、この二つの番宣はホントもうたまらなかっ……え? 「江」? ……あ、そうか。忘れてた……。最終回だったんだっけ? 今日……。

↑なんて、薄い反応しか取れないのは、多分……今日が一番、つまらない回だったからだと思います。

なんかもう今回はいつもより輪をかけて長く感じて……いえ、実際時間はいつもより長いんですが、なんというか……ダラダラダラダラダラダラダラダラ……グダグダグダグダ……な感じで、え? まだ、一時間もあるの? とか……何度も時計を見ながら思ってしまったというか。

内容的には、十数年を一気に今回にまとめてるんだから、めたくそ駆け足なんですけどね。チョイスする内容が相変わらず可笑し過ぎるし、それぞれのエピがぶつ切りすぎるし、内容も今まで散々やってきたこととほぼ同じで、あ~またかよみたいな感じで。。。

まず、正信を江と秀忠が看取るという珍場面から始まり、世継ぎ竹千代にする宣言に入るんですが……このシーンの一連が前回までの内容とあまりに違い過ぎて、頭クラクラです。

ってか、結局竹千代を世継ぎにした決め手ってなんだよ? まさか、「戦は嫌いです!」と「実は母上大好きでした!」だけじゃないだろうな? はっきりさせてよ、そこんとこ!

なんて激しく突っ込んだのですが、いつの間にかめたくそ仲良くなってる江と福、そして「兄上、良かったですね!」とにっこり笑う国松があまりに不気味すぎてそれどころではなくなりました。

で、「はいはい世継ぎ問題はこれでまるっと解決! 次は千ね!」と言わんばかりな会話がなされ、未だ旋毛を曲げてる千をどうするかって話になりますが……ここへきて、龍子さんのあの最悪な科白の数々をリピートする意味が分かりません。
そんで(これは和にも言えることですが)、「嫁に行く気はない?」だの「この結婚でお前に幸せになって欲しくて言ってる」だの、そんなのこの時代の親が言うかっての!!!!!!!!! ……と、今まで何度繰り返したか分からないやり取りを繰り返して千も和も嫁いでいきましたが、老けメイクも何もしていないせいか、どう見ても兄妹、姉妹にしか見えないってのが痛い!

そして、確実にスルーすると思っていた幸松ちゃんに話は言及。

ってかさ。「浮気なんて酷い!」「ごめん! 許して!」だなんて痴話喧嘩、最終回にやるってどうよ?
可笑しいだろ? どう考えても!!!!!!!!!!!!!!!!!


で、その話が江に発覚する展開が酷過ぎる。初と福がそのことについて話してるのを江がうっかり聞いちゃってって……江戸城どんだけ狭いんだYO!

そして、

「あなた、あの時言ったわよね? もう二度と浮気はしないって!」
「あ…ああ……、あの子なぁ……可哀想な子だった。二歳にもならずに死んでしまって」
「今、そんな話はしてないでしょ!」

酷過ぎるだろ、この会話!
ってか、そんな話ってなんだよ! お前が駄々捏ねたせいで母親共々城を追い出された可哀想な子だろうが! しかも、死んだことも今までスルーしやがって! その後、あの母親をどうしたんだ、言ってみろ!

「許してくれ。すまぬ!」
「許しませぬ!」
「じゃぁどうすればよいのだ」
「知りませぬ!!!」

どんな若者カップルだよ、これ! 
そして君たちは生きてる時代を間違ってる! 早く平成に帰れ!!!!

と思ったら、初たちも現代人でした。もう、この時の会話も酷くって……嗚呼お前ら早く巣(トレディドラマ)に御帰り! ここはお前たちの住む世界ではないの!!!(絶叫)

そして……何故ここで今まで何の音沙汰もなかった一番目の夫・佐治さんが出てくんだか分からない! 出す意味があるのか? ないだろ! どう考えても!

まぁ江マンセーをさせたかっただけってのは、ビシバシ伝わってきたけどさ。。でも「ただ、あなたにどうしても逢いたくて!」と訪ねてきた前夫と逢ったなんて、どう考えてもアウトだろ? 
「あら、あなた。まだ私が忘れられないのね」とドヤ顔気取ってる場合じゃないぞ!
(しかも、そう思っていながら「今の夫ったら、浮気なんかして酷いの!」とか言うんだから……酷い女だ)

で、前夫に「やりたい放題やるのがあなただ!」とヨイショされたことに気を良くして、幸松ちゃんを呼びつける訳ですが……江の前で滅茶苦茶震えまくってる幸松ちゃんが可哀想で見てられんかったわい!
まぁその後、スタンド「主人公」を発動させてすぐ、懐柔させましたけどね。

そして、竹千代たちと仲良く遊ぶ幸松ちゃんを見て、

江「あの子が可哀想でしょうがないわ。……私が間違ってた。ねぇ、正室も側室も、その子どもたちも仲良く安心して暮らせるような空間って作れないかしら? それがあれば側室のあの子もこんな目に遭うことなんてなかったんだわ」

市ナレ「この言葉が、後の『大奥』の礎となったのでございます」

もう……どっから突っ込んだらいいのか分からないよ、ママン!(゚A゚;)


で、また話がぶつ切れて、今度は秀忠が突如何の前触れもなく正純を流罪にしただの、その死さえスルーした兄・秀康の子……ってか、娘の旦那を隠居に追い込んだことに江が御立腹してまた夫婦喧嘩勃発。

そしたら、家光が慰めてくれて夫婦が仲直りして……って、この家光のキャラが、まんま国松なんですよね。そんで、こんな秀忠夫婦に殊勝な家光は家光じゃねぇだろ! 確か「俺はオヤジと違って生まれながらの将軍だぜ!」とか言っちゃう奴でしょ、確か(あと、趣味は辻斬り★)

まぁ、これも江マンセーのため、綺麗に終わるためって分かるけどさ……はぁぁ、安易すぎるだろう、どう考えても。
(で、最初からずっと出てる江の乳母、あれ、結局何だったんだろう?(遠い目))

そして最後は、皆で総動員して江万歳音頭を取らせた後、供も連れずに江と秀忠が二人きりで馬で遠出。
で、今までのことを二人で振り返るんですが、哀しいほどに感慨深さが湧いてきません。その上、

江「私、叔父様に『好き勝手生きろ』って言われたけど、今まで全然そんなふうに生きてこれなかったわ。だから、今この瞬間から好き勝手生きてやるわ!」

……え? ちょ……あんだけ色々、好き勝手やっといて……何、言って……

江「じゃあ、私行くわ!」

は? え? 何処へ……

秀忠「江! そなたは私の希望だ! ちゃんと私の元に帰って来いよ!」

江「あなた以外に帰る場所なんてないわ!」

で、馬を何処へともなく走らせて、今までの走馬灯が流れて、ついでにお市の亡霊まで現れて……

お市「私は、江を誇りに思います」

と、茶々が死んだ時は淡々ナレしてたくせに江にだけそんな言葉を送りつつ走り去る江を見送って 


「江」完!!!!!!!! 


…………………は? ポポポポポ( ゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)゚д゚)ポカーン
 
な、なんかよく分からんのだけど、ま、まぁとにかく……お……終わった……ついに……今年の、トンデモ大河がおわ……な、長かった!
そして、よく完走できたな、自分!!!!

長年の大河ファンである父さえも脱落した時は、私も完走は無理だろうと半分諦めかけていたけれど……ついに、完走!

そしてその先に待っている「坂の上」! なんという栄光のゴール! 感無量!

……なんて、そんな感想しか今思い浮かばない! 約一年間見続けたドラマが最終回を迎えたってのに!!!(号泣)

ま、まぁ……これじゃあんまりにもあれだから例年どおり、最後に総評して江感想は終わろうかなと思います。……はい。

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やっぱり、「若」が「バカ」に聞こえる。。。

初期の頃からずっと出ていたキャラが亡くなる回というのは、それまでの……そのキャラの生きざま、そして見送る方の人間たちと積み重ねてきたエピの全てが弾け、言葉がなくとも心にぐっとくるものです。

最近で言えば(ってか、去年ですが)「坂の上~」のノボさんの最期などまさにそれで……あれは泣きました。
だからね……だから、思うのですよ。。。

積み重ねを……どうか、積み重ねを下さい!!!!!!!!!!!

何なんだろう、この底の浅い感じ! 一年近く積み重ねてきたであろうエピが……何も見えねぇよ!

ってのが、一番言いたいとこですが……いやぁ、今回も酷ぇ酷ぇ。

まずは↑のようなことを絶叫した家康様さよならエピ。

家康が食当たりで倒れたと聞いて、深刻な顔して「早く逢いに行きなさい! 何かあったら大変!」という江が未来人にしか見えません。
だってさ、てんぷらが当たって腹いた起こしただけでしょ? 普通なら「もう、てんぷらの食い過ぎで腹いたとかw」ってなもんじゃないの?

で、江(未来人)の予言を受け、家康の元に向かう秀忠ですが……その態度が初めの頃と何一つ変わっていないのが痛すぎる。

もうさぁ……頼むから、いい加減反抗期から卒業してくれ。
いくつになったんだ、お前!


そして、秀忠が何も便りを寄こさないからと江が駿府にまで出張ってきたのにうへぇとなり、さらに病床の家康に向かって

「父上様は大うそつきです。徳川に嫁に来たら、絶対後悔させないとか言ってたのに、辛いことばっかりだったわ!」

「父上様を憎んだこともあります。娘たちを次々嫁に出して、豊臣を亡ぼして」

「夏の陣は避けられない戦だった? 私はそうは思いません!」


…………秀吉の時もそうだったけどさぁ。
なんで、あんたは死にかけてる相手にそういうこと言うんだよ。感謝の言葉は一つもないのか?!

で、その直後。またも倒れる家康。
ぶっちゃけ、江の呪詛のせいだとしか思えません

しかし、その後。家康と秀忠を二人きりにさせたのは、意外でした。絶対、その場にふてぶてしく居座ると思っていたのに。……まぁ、廊下でばっちり盗み聞きしてんですけどね。

そして、今回の山場。家康と秀忠の会話となるのですが……

家康も戦が嫌いだった。戦のない世を作るために、心を鬼にして非道なこともやってきた。それを任せられるのは、秀忠しかいなかった。そして、息子としても秀忠が可愛くて仕方なかったと。

いや、これは悪くないんです。
だってね、今まで家康は何度も何度も分かりやすく口にして↑のことを話していたし、秀忠のことも……いくらなんでも過保護過ぎ&甘やかし過ぎだろうってこっちがドン引きする程可愛がりまくってたんだからね。
後継ぎにだって、最初っからずっと秀忠だけ! って決めてたし。

問題はね、秀忠です。
視聴者が胸焼けするくらい感じていた家康の親馬鹿っぷりを華麗にスルーし過ぎです。なんで分からないんだよ? しかも、なんで自分は親父に愛されてないんだ! とか思っちゃうの? お前、親父に冷たくされたことなんてただの一度でもあったっけ?

秀忠が家康からの愛情を信じられない設定にしたいなら、それ相当のエピを入れてくれよ。
「黙ってさっさと人質に行け」だの「お前が不甲斐ねぇなら、お前の兄貴か弟に継がせるまでだ」だの「我の強い秀康よりお前の方が扱いやすくて楽だ」だの……そういうことを日頃から吐き捨てられてたんなら、親父の愛が見えない! って言われても分かるんですよ。

しかし、そういうことが一切ないのに、パパは僕が好きじゃないんだ! 死ねばいいって思ってた! って言われても「???」ですよ。
で、「お前が可愛い」とはっきり言われなきゃ分からんってのも……だからさ、そういうのは中学生日記でやってくれ!!

で、ここで家康が死んで秀忠号泣かと思ったら、場面が切り替わってまだ生きてるのに吃驚! 
え? なんで? さっきのが臨終の言葉じゃなかったの? と思ったら……最期に江をマンセーしながら死なせるためだったことに絶句。そ、そこまでするのかよ。。。。

そして、誰にも看取られることもなく、庭でお亡くなりになる北大路家康。。。
しかし、このシーン。北大路さんの演技力のおかげで映像的にはとても綺麗なシーンにはなってました。
まぁ、すぐそこで父親が息絶えようとしてるのに、まるで気付きもせずいちゃつきまくるアホなバカップルの映像が映ってぶち壊しになってしまいましたが。。。

嗚呼、「葵三代」で特に何の言葉もなく、「最後に、そちの下っ手くそな鼓が聴きたい」と笑顔で言った津川家康と涙しながら鼓を打ち続ける西田秀忠は泣けたのに、どうしてこうなった!


……と、家康エピだけで、もう腹が破けそうだった訳ですが、竹千代エピもねぇ……もう(遠い目)

前回、竹千代が化粧してるとこを目撃してしまった江はドン引きしてその場からバックれ、ソッコーで秀忠たちにこのことをちくります。そして、秀忠や初とともに竹千代を問いただします。
この時、対応としては初のように「怒らないから言ってごらん」と優しく促すのが普通だと思うんですが、

江「最近お前の叔母上と従兄弟が亡くなった上に、千は塞ぎこんだままだってのに、お前は何やってんだ

愛情の欠片も感じられません。
すると、竹千代はキッと睨みつけ、こう反論。

竹千代「だったら、戦などせねばよかったではないですか。叔母上たちを殺したのは父上でしょう!

竹千代の方がよっぽど正論を言ってるように聞こえるのは、私だけでしょうか?

で、本来なら、そんな竹千代にどうして豊臣を亡ぼさなければならなかったのか、そして、それでも豊臣を悼まなければならない理由をちゃんと説明するべきなんでしょうが、このアホ夫婦はそんなこと一切しません。

秀忠は「あいつは俺に似てるんだよ。ほら、俺って不器用だろ? だから……」といつの間にか自分語り始めちゃうし、

江はちゃっかりボーイ国松と秀忠の剣術の稽古を見て、「やっぱり世継ぎは国松!!!」とか言ってるし……ダメダメ過ぎる。

そんで、その後。竹千代が「世継ぎは国松にしてください」と言いだし……これ、新説過ぎないか?
ってか、今回の竹千代は実にハキハキペラペラ喋るな。笑顔まで見せちゃって、先週までのどもりキャラはどこへやった?

で、もう一人キャラちゃうやん! 叫びたくなったのが、お福。
なんでいきなり、竹千代が化粧をしていたのは、母親が恋しかったからと江に言ったのかが分からん。あんなに、竹千代を隔離させていたくせに、どういう心境の変化だ。

そして、それを聞いただけで竹千代への気持ちを180度変えて、「竹千代、許せ!」と涙しながら抱きしめる江ってどうなの?(で、たったこんだけのことで、あんなに引っ張ってきた親子の確執が解けるとかどうよ。。)
それってさ、結局……自分を好きでいたから可愛くなったってことだよね? じゃぁ、自分への思慕がなかったら、好きになれないってか? 

これでもし来週、江が竹千代を世継ぎとして認めたりしたり、失笑の嵐なんですけど。お前は自分を好いてくれてる、いないでいい、悪いを決めんのかよ! と。


ということで、今回もげんなりだった訳ですが……北大路さん。長い間お疲れさまでした。
他のキャラたちと同じようにいきなりキャラ変したり、意味不明なこと言わされたり、アホ過ぎる息子を殴れなかったりとストレスが溜まることだらけだったと思いますが、あなたが出てくるたびに場がピリとしまりましたし、晩年秀吉が死んでからの強かなタヌキ親父っぷりはとても素敵でした。
特に、(脚本家さんは意図していないでしょうが)息子がアホ過ぎるから自分の代で全てを終わらせなければならないという父親の悲壮な愛なんかビシバシと伝わってきましたよ!

でも、もう……北大路さんもいない。そして来週は75分延長スペシャル。私は、一体どうすればいい。……そうだ、「坂の上の雲」と「清盛」の予告編を楽しみに…略

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受け継がれていくピンク輿!

アバンにて、淀&秀頼が死んだことで泣き崩れる江の図がありましたが……

泣きたいのはこっちだ! あの二人がいなくなって、これから最終回まで、俺は……俺は一体どうすればいい!!・゚・(ノД`;)・゚・

な、自分と見事重なり合って始まった今週大河。

OP終了後。大坂の陣にての徳川方勝利を祝う宴を開く竹千代ちゃんを怒鳴りこんでくる江にげんなり。

え? なんで、竹千代ちゃんが怒られなきゃなんねぇの? 徳川家の嫡子として、御家の勝利を祝うのは当然のことだろうが(それに、こう言っちゃなんだけど、竹千代ちゃんは淀や秀頼たちに逢ったこともないし)

それなのに、自分が哀しいからって「豊臣には我が姉や千がおるのだぞ!」と怒鳴って、口応えした福にカットなってビンタとかどうよ(ってか、殴っておいてすぐ謝るな。殴っちまったんなら、「乳母の分際で誰に向かってモノを言っておる」ぐらい言ってみろ)

で、豊臣の止めを刺したのはおたくの旦那よ! と言われて取り乱し、逃げ出すとか。。。
(っていうか、先週「大坂の陣の戦況はどんなことでも教えろや、ゴルァ!」って偉そうに命令してたけど……はは、結局教えてもらえてなかったのかよ。威厳ゼロだな、おい(゚×゚*)プッ)

……なんて行動↑を、徳川家家臣の前でやるんですよ? 御台所ともあろうものが。

大好きな姉ちゃんが死んで、自分がすっごく傷ついたから、御家の勝利も息子がそれを喜んでることも……そして、今まで散々口やかましく言ってた「タイヘーの世」がきても何もかんも気に入らん! 哀しいわ! 哀しいわ! ご飯も喉を通らないわ! とか……何処までも自分のことばっか。

ホント徳川幕府、御台所(おまけに母)としての自覚ゼロ。

そして、その旦那の秀忠。
先週、「何とか秀頼&淀を助けたい!!!」から僅か一分後、いきなり「城に火をかけろ! ついでに秀頼たちが立てこもってる小屋に鉄砲ブチ込め! ヽ(*゚∀゚)ノアヒャヒャ」という、もう……二重人格か、影武者と交代したとしか思えないような心変わりをして豊臣家をぶっ潰した訳ですが……今回でその心変わりの理由が明らかにされることを期待していたんですが……

やっぱりというか、なんというか。心変わりした理由を華麗にスルーしやがった。。。。

秀忠「あの命令を下した瞬間、私の中で何かが死んだ(`・ω・´)キリ

いやね、だから……聞きたいのは、その命令を決断した理由なんだってば。

秀忠「俺だって、戦で人が死んで欲しくなかったけど、天下をタイヘーにするのに誰の血も流さないなんて、そんなのはただの綺麗事だ!!!(`・ω・´)キリ

それ、あんたの親父が何度言ってきたよ! で、そのたびにあんたが突っぱねてきたんじゃねぇか! それなのに、なんで突然主張が変わったんだよ。早く説明してくれ!!!

秀忠「血を流すのは私で最後だ! 私の子どもにも孫にもそんなことは絶対にさせない! 私はこの世を絶対タイヘーにしてみせ……略

だから! そんな常套句どうでもいいんだよ!!!!!!!!! 何で秀頼たちをぶっ殺さなきゃタイヘーが来ないと思うようになったんだ? 早く答えろ。誤魔化そうったってそうh……略

ホントに、論点がずれてる。

豊臣を潰さなきゃならんってのは、今まで家康が散々口酸っぱく言ってきたんだから、もういいんだよ。
問題にすべきは、そんなことも分からず、「徳川と豊臣の二大政党!(`・ω・´)キリ」「秀頼と淀を救ってみせる! 任せとけ(`・ω・´)キリ」と豊臣方に期待させるだけ期待させた挙句、「やっぱむりぽ」とぶっ潰した秀忠の裏切り行為だろうが。

それなのに……話をすり替えて、心変わりを正当化するの止めてもらいます?

しかも、江がそんな訳分からんいい訳でソッコー納得したことで、あっさりこの件は流され、徳川家ファミリーの話にシフトとか……いい加減にしてくれ! んなことはどうでもいいから、ちゃんと大坂の陣でやらかしたことの始末をきっちりやれ!!!!

で、その徳川家ファミリーネタですが……もうやだ。。。。(T△T)

ホントにこの家族風景は……見ていて、胸糞が悪くなる……いや、心が冷え冷えしてく。

竹千代ちゃんの覗き見趣味以外一定しないキャラ設定もそうですが(先週いきなり乱暴者になったと思ったら、今回元に戻ってるし)国松何なの? すっごく性格悪く見えるんですけど?

竹千代ちゃんが遠くで見てることを知ってて、無視して花持ってくとこといい、秀忠と話すときに竹千代ちゃんの言葉をさえぎって「私は!」と発言するとこといい……感じ悪過ぎてしょうがない。
で、それ見るたびに「国松はホントにイイ子!」「国松はホントにお利口さん!」と褒めまくるアホ夫婦もねぇ。絶対わざとだろ? としか思えない(「今、竹千代が発言しようとしていたんだぞ」とも言わんし)

で、ここへきて……福の描き方が物凄く気持ち悪くなってきてるのがねぇ。。。

お前何回気軽に駿府へ行くんだよ! ってのもありますが、林羅山とのあのシーンはなんですか。やたら、赤い御簾を強調してましたが……なに? あれから枕営業やりましたとでも言いたいんですか? 勘弁してください! 

そして、ラスト。化粧してる竹千代ちゃんを発見し、ドン引きして何も言わず江がばっくれて今週は終わったんですが……あれ? 今回「江戸城騒乱」ってサブタイだったけど、何処が? しょぼいホームドラマがダラダラ流れてただけだった気がするんですが……やっぱり、この大河は先週が最終回だtt…略

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淀の最期の言葉が「江!」とか・・・(号泣)

もう、何が何だか……(; ̄Д ̄)

折角の宮沢淀&秀頼の最期ということで、心して今回視聴した訳ですが。。。

初っ端から、淀が切腹する予知夢を見る江に先制パンチを食らい

「淀殿たちのことはわしに任せてくれ(`・ω・´)キリと江に言ってのけ、
北政所から「家康が豊臣を亡ぼそうとしているのはあなたのため」という言葉に「私はそんなこと望んでおりません!」と言い切り、
いまだ家康に淀と秀頼を助けらんない? とか駄々捏ねる秀忠にげんなり。

なんで、秀忠こんなにお馬鹿さんなの? 先週直接淀たちから最後まで戦い抜く覚悟を聞いたばかりだというのに、江に「任せておけ!」と言い、家康に淀と秀忠の助命嘆願するとか。。。

と、呆れかえっておりましたら、とうとう・・・

家康「これは太平の世を築くために避けては通れぬ戦。それも分からず嫌だとぬかすなら出ていけ!!!!!

キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!

そのお言葉、怒号! 待ってたよ、家康さん! よくぞ言ってくれました!!
いやぁ、ここはもうスカッとしましたね。なんなら足蹴にしてくれてよかtt

すると秀忠、初めてパパに怒鳴られて半べそ。ザマァ! とそん時は笑ってたんですが、その僅か二分後。

秀忠「私に豊臣攻めの総大将をお命じ下さい!!!

工工エエエエエェェ(´д`)ェェエエエエエ工工

……いや、さ。私、親父に叱れてさっさと改心しろ! とずっと願ってたけどさ。これはねぇだろ!
たった一回親父に怒鳴られただけで、「豊臣と徳川の二大政党を! →豊臣をぶっ潰すぜ★!」にシフトとか……あんたの変わり身の早さに絶句だよ、こっちは!
すると、そんな馬鹿息子に

家康「この戦を終わらせるのは、わしの仕事じゃ。お前はひっこんでおれ」
家康さん、カッケー! 痺れるぜ!

で、最後の激突が始まる訳ですが、真田軍が家康本陣を攻めていると知った途端、秀忠「親父の命などくそ喰らえだ!!」と隊列を外れ、家康本陣に急行……って、馬鹿かと。戦中に勝手な行動するんじゃねぇよ! と思っていたら、本陣でひっそりと討ち死にしている幸村に仰天!

うそぉん! あんなに大々的に幸村ageしといて、こんな死に方させるとかねぇよ! しかも、最後に話したのは秀忠! 滅茶苦茶過ぎる!

その後、負けを悟った淀は初と千姫を城から出す訳ですが、淀が家康に秀頼の助命嘆願とか、やるだろうなと思っていた扉パタン演出にはハァァとなりましたが、その後の淀と秀頼の会話は良かったですね。

誇りのためというより、意地のためかもしれない。そう言って自嘲する様とかね。ホントに淀の口惜しさ、哀しさがにじみ出ていたと思います。

と、じーんとしているところへ、初と千姫が秀忠たちの元に戻る訳ですが……千姫、今年は変な愛のペテン師伝道師に助けられなかったんですね、何よりです(笑)

しかし、今年も帰ってきた千姫に対して、秀忠が「何故、おめおめと戻ってきた?!」と怒鳴り散らすことはありませんでしたね。
なんでやらないんだろう? あれは大将故の秀忠の悲哀がよく出てるエピで、「よく帰ってきたねぇ!」とキャッキャッ抱き合うより数倍も重みが出るだろうに。。。

で、初たちが必死で淀たちの助命嘆願をしますが、それに対し

秀忠「後は私にお任せ下さい(キリッ

この期に及んでてめぇはまだそんなこと言ってんのかよ。ってか、さっきの総大将志願は何だったんだよ? と思っていたら、

秀忠「大坂城に火を放て!!!!

(  ゚ ▽ ゚ ;)エッ!!


で、秀忠の命により大坂城炎上! 
淀たち、「これが、徳川からの応えか……」と燃えていく城を見、絶句。

しかし、秀忠。「ずっと俺のターン!!!!」と言わんばかりに。。。

秀忠「秀頼様と淀様が立てこもっている建物に鉄砲を撃ちこめ!!!!

エェッ!?(* □ )~~~~~~~~ ゚ ゚

どうしてそうなる?! 何が、どうして……?!
もう、訳が分からない。誰か、この男の思考回路を説明してくれ。私には全然理解できない!!

ってか、泣いたってダメだよ。みんなに散々「任せておけ!」と言っといて……最低どころの話じゃねぇよ。

と、パニック状態に陥る私を前に、二人で仲良く切腹する淀親子。介錯人すらおりません(涙)
ここはね、もう……あんな、口だけ最低野郎の言葉を信じたっばかりに! という思いも相まって、切なさ&悔しさ倍増!!!

酷過ぎる! どうしてこうなった! なんで、この人たちが死んで、あんな口だけ野郎が生き残るの? 世の中無情過ぎる!

と、いうことで、今回でここ最近楽しみにしていた宮沢淀と秀頼が退場です。。。
哀しい。。。こっから先、私は何を心の糧にすれば……あ、そうだ。私にはまだ徳川キンキンが残ってるじゃないか! そ、それを糧に何とか。。。

しかし、とにもかくにも、宮沢さん、太賀さん。お疲れさまでした。
凄くハマっていて、見応えたっぷりの淀、秀頼でした。

特に宮沢さん。今回、少しだけ少女時代の回想がありましたが、ちゃんと今と演技を変えていらっしゃって……改めてこのドラマは半分以上は宮沢さんで持っていたと過言ではない。それくらい、素敵に淀を演じられていたと思います。
できることなら、もっといい脚本で、宮沢さんの淀を見たかった。それがとても口惜しいですが、ホントにお疲れさまでした。

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