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壱号ブログ

雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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花燃ゆ 総括

主役 : 吉田松陰……の、妹!
キャッチコピー : 「幕末男子の育て方

ここまで分かりやす過ぎる地雷が、いまだかつてあっただろうか。

私を阿鼻叫喚の地獄に叩き落とした「天地人」も「江」も、この段階では上手く隠していたというのに……明るい未来がまるで見えない!

で、でも、もしかしたらってこともあるかもしれない。ほら、「八重の桜」だってあんまり期待できなかったけど、幕末編すごく楽しかったじゃないか。

尚さんみたいな儚げ王子様とか、容保様みたいな麗しいお目目うるうる王子様とか、二心殿みたいな、まさに外道! だが、それがいい! みたいな悪辣王子様みたいなのが出てきて、毎週ウハウハできるかもしれない。

長州だって、素敵な偉人たちの宝庫なんだから、「八重の桜」と対になる、素敵な長州大河が見れるのでは……と、放送前は一生懸命希望を見出そうとしていました。

全くの徒労だったと、知りもしないでな!!!!!!(血涙)


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・・・やっぱり今年も激辛

最終回が一番の破壊力だなんて、誰が想像しただろう!

いつも、よそ様のブログで大河感想を拝見するのを楽しみにしているのですが、今年は皆さんどんどん感想書くのやめていかれて……。。。

面白い記事を書くブログサイトさんというのは、大体ドラマを二、三度見直し、台詞もきちんとおこして書いてるからなあ……そりゃ、このドラマでそんなことをしていたら身が持たないよ。。。
(それでも、続けてる方は続けてらして、すごいよなと思います、本当に!)

ということで、一度見た直後に感想を書き殴るいい加減な手法が功を奏したのか、私は何とか最終回までこじつけることができました。

まあほとんど虫の息ですけど……大丈夫! 今日は……「真田丸予告」の前座だと思えば、乗り切れる! と思って、視聴を開始したわけですが……。。。。


・いきなりOPからスタート。そして、「楫取美和 井上真央」というテロップが光り輝く。ついに、美和が閣下の妻になりました‼ と強調したいのでしょうか? 

・いつもより短いOP後、舞台は早速鹿鳴館。主人公に全く関係ない……そして、当時西洋の猿真似wと酷評された鹿鳴館が〆とは……このドラマを象徴した、実にセンスあるチョイス。
 そして、その……ピアノカバーで作ったみたいなドレス、どうにかならないのか。。。

 ・会場に入ろうとするも、招待状を忘れて中に入れない閣下。最終回でもいかんなく、無能っぷりを発揮。

・伊藤さん「あのお方は……横取さん!」横取「おお、伊藤か」……やっぱり伊藤さんにも態度がでかい閣下。
 
・と、思ったら、他の奴ら(山県&井上)も閣下にペコペコ。どや顔の閣下の図が続き、開始三分でもう胸やけ。
 
・伊藤さんの扱いが雑過ぎ&酷過ぎ。津田梅子にダンスを断られるシーンまで入れるし……製作者は伊藤さんに何か恨みでもあるのか。

・安子様と語らう、典型的なパッパラパー奥様連中のお喋りシーンで、視聴意欲が余計急降下。チャンネルをフィギュアに変えようかと本気で何度か思う。
 
 ・が、麗しい津田梅子の容姿で、何とか思いとどまる。彼女だけ実に見栄えがする……てか、ドレスも一人だけセンス良過ぎ。あんな感じのドレス、主演にも用意してやれよ。可哀想だろ!

・そんなことを思っていたら、美和のどうでもいい演説が終わる。なんか、お前らが着ている服の生糸はグンマー産だとか何とか言っていた。こじつけもいいとこ。なのに、モブ奥様たちは感動。グンマーに鉄道を敷く資金を出すよう、夫に強請り始める。スタンド能力「主人公補正」としか思えない展開。

・閣下、美和のスタンド能力のおかげで資金をゲット。マジでどや顔する以外何もできない奴だ。

・「私たちもダンスを」と、閣下を誘う美和……って、お前から誘うのかよ! そのくせ、踊り始めたら、「私って場違いね///」などとほざく。自分でがっついておいて、何今更カマトトぶってんだ、くそ!
 そして、そんな美和に「そんなことない。綺麗じゃ(キリッ)」と、王子様っぽく囁く閣下が最高に気持ち悪い。うげえええ……もう無理……あと、何分……?! まだ、三十分以上もあるの?! 嘘でしょ?!(絶望)

・サブタイになってた割には、鹿鳴館のシーンは十分そこそこで終了。最終回でもサブタイ詐欺かよ。まあ、あんなシーンがあと三十数分も続けられたら、私の身が持たないのでいいか。。。

・シャアナレ「鹿鳴館から戻った美和は熱で寝込んだ」……こっちが寝込みたいよ!!!!

・横取「グンマーの就学率が全国一位になったぞ!」……それ、あなたが来る前からでしょう? 最後まで横取野郎だな。

・と、ほとんど全部他人の功績だというのに「俺がこの地でやれることは全てやった。あとは、地元の人たちだけの力でこの地を発展させていくべきだ」などと、どや顔でほざき出す閣下。
 お前の中ではそうなんだろう。お前の中だけではな! 

・これには美和も困惑。せっかく美和教を広めたのに! 私がいなくなったら、信者たちはどう生きていくというの! と言う美和に、信者・せいさんから「教祖様に『生きる力をいただいたので、我々信者は大丈夫です」という都合のいい言葉をもらえる。
 横取がこの地ですべきことは本当にもうないのか。そもそも横取がこの地でしたことって何だよという疑問は誰も触れない。
 てか、「閣下は身の振り方をあなたに委ねた。責任重大だよ」って、なんで美和が決めるんだよ。
(そういや、美和の髪型が変わってるな。久坂と結婚した時は変えなかったのに……やっぱり、閣下が最初から本命なんじゃねえか)

・美和様のお許しを得て、ようやく県令をやめる決意を固める閣下。ついてきてくれるか? と、今更亭主関白しても遅いっつうねん。

・完全に横取&美和教に帰依したグンマー民たちが二人の送別会を開き、二人を賞賛する讃美歌を謳いあげる。「横取閣下はとても素晴らしい方で……ううう」と泣き出す阿久沢さんが、「なんでこんなクソみたいな台詞を読まなきゃならないんだ!」と嘆く中の人の慟哭にしか見えない。

皆への挨拶を求められて壇上に上がるなり、「妻をここへ呼んでもいいですか?」などとほざく閣下。引きつる私の表情筋。
 立て続けに「え~? あなた何言ってるのよぉ///」「ほら、行きなさいよ。旦那様が呼んでるわよ」というキャッキャウフフなやり取りをされ、リモコンを画面にぶつけたくなる。
 
・↑のやり取りがあまりに極悪過ぎて、閣下が何を言ったのかよく覚えていない。今までこのドラマにドン引きしたことは数えきれないほどあるけど、ここが間違いなくベスト1。

・鉄道を敷く話が決まったばかりだというのに、もう鉄道ができていて、それに乗って、グンマーを出て行く美和&横取。鉄道工事終わるの早すぎぃいい!

・せいさん「私のこと、忘れないでね!」……大丈夫です。こいつは夫のこともすぐ忘れる奴なんで、あなたのこともすぐに忘れます。てか、車内でそういう別れをするな。他の客の邪魔や。

・そういや、昔の鉄道って、煙がすごくて大変だったんじゃなかったっけ?

・見送られた後、「涙袖帖」を美和に渡す閣下。二人きりの時に渡せよ。

・久坂の回想が流れ、「ありがとう」と美和が涙ぐむが、やっぱり白々しさしか覚えない。そして、ここでも寿姉ちゃんに対する言及は一切なし。
 もう二人の中では、寿姉ちゃんはいなかったことになっているらしい。

・「寅次郎、久坂、高杉たちの志を受け継いで、俺たちは頑張って来た!」……寅次郎「俺のやること理解できないと散々罵倒し、松下村塾ほっぽり出したくせに!」久坂「ずっと横取が本命だったくせに! 俺のこともソッコーで忘れたくせに!」高杉「俺が臨終の席で、妻子ほっぽり出してまで懇願した久坂の子どもほっぽり出したくせに!」

そしてラスト。どっかの畑で芽吹いた芽を突っついて、美和が光の中に包まれて「完」

お、終わった……長く苦しい戦いを俺は生き抜いたんだ! さあ! そんな俺にご褒美をくれ!

最高に期待が持てる「真田丸」の予告編を!!!! と、思ったら、馬に乗って駆ける幸村+「真田丸、1月10日スタート!」だけ……え? これだけ? これ…だ……ウソダドンドコドーーーン!


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12月9日21:36  kou様 
いつもコメントありがとうございます。今回更新分、スッくんを褒めていただいてありがとうございます。拾ったのが偶々殺し屋の時任だったため、殺し屋になっちゃった彼ですが、根は非常にいい子と思って書いてますのでそう言っていただけると嬉しいです。今はほんわかしてますが、さてはて……。寝つきがいい……いいですね。私は寝つき云々というより、長く寝てたいタイプです。特に休日の朝は惰眠を貪るのが至福だ、などと考えて……駄目駄目ですねえ(苦笑)今週大河、おっしゃるとおり、何から何まで白々しい茶番劇でしたね。あんだけ周囲の目も顧みずイチャつき倒しておいて、今更何を言ってんだかと。祝福する周囲も気持ち悪いばかりで……確かに、この惨状を思うと、最後まで見た自分を褒めたくなりますね。最終回はどうなるんだか。。。そして真田丸。真田で愛と勇気は限りなく違う気がするんですけど……夢を見たい。だって、今年がこんなにも辛かったかr……略
 

>ブログweb拍手レス
12月14日 nego様
また、コメントいただきまして……また、こんな書き殴り大河感想に最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました! 今年はねえ……ホント、ひどかった。こんなん大河じゃない! どころの話じゃない惨状でしたからね。年間平均視聴率ワースト1を記録したことですし、おっしゃるとおり、二度とこんな作品が作られないことを切に願いたいですね。とにもかくにも、nego様も花燃ゆ完走、お疲れさまでした! 



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寿姉ちゃんと久坂って何だったのか。。。

日曜日は用事がありましたので、一日遅れての視聴です。
と言っても……予約設定する際に表示されたあらすじを見て、「なんで自分はこんなドラマを予約してまで見ようとしているのだろう」と、軽く意識が遠のきましたけど。。。

そういや、来年大河「真田丸」の公式HPがオープンしたみたいですね。
赤い甲冑に身を包んだ凛々しい堺さんが素敵。
来年はもう、ものすごく頑張っていただきたいところですが、キャッチコピーが……

「 今だって、愛と勇気の旗をかかげていいんだ 

……ア、アン○ンマン?

去年のホワイト官兵衛(後半ヒーハー!)の悪夢が脳裏を過る。

でも、今年のより全然ましだし! と、思いながら、視聴したわけですが……


・横取閣下&美和をくっつけるため、美和に「自分の気持ちに素直になりなさい。お姉さんだってそれを望んでるはずよ!」と説得するせいさん。名女優三田さんになんてセリフを喋らせるんだ! と怒りを禁じえない。

・↑に対する美和の答え。「でも、義兄上の心の中には姉上が…」
(私から再婚してくれって言ったら、がっついてるみたいで格好つかないでしょ! 察してよ!)
 ちょっと苛立ったような笑顔が、そう言ってるようにしか見えない(←今回も、穿ったフィルターが絶賛かかり中)

・突如台所に立って、初めて朝ご飯を作る閣下。
 じゃあ、寿姉ちゃんには一回も手料理を食わせたことねえんだ。寝たきりになった時も……て、あれ? じゃあ、萩の乱で美和が萩に帰ってる間、どうしてたんだよ? 女中置いてなかったよね? え? 姉ちゃんに家事させたの? マジ最低だな(直球)

・「お前が出てって、一人になった時のために…」「女中を雇えば…」「そう、だな…」……なに? この雰囲気。この世界では女中を雇うのもアウトなの? でもね、そもそも……あんなでかいお屋敷に住んでいながら、女中を置いていないことのほうが異常ですから!

・「女学校、すっごく好評だよ! 特に、料理と裁縫の授業が大人気で…」……あの時代、料理と裁縫は家で学ぶものだと思うんですけど。。。

・美和の城「学びの場」に挨拶に来る富岡製糸場の女工たち。これ、あとでよそ様のサイトを見て知ったのですが、工場から前橋まで徒歩だと5時間もかかるそうですね。
 往復10時間かけてでても、直接感謝の気持ちを伝えたい。いやあ! 美和様ってとても尊いお方なのですね!(白目)

・せいさん「横取とはどうなったの?」美和「女中を雇うって、言われちゃったの><」
(オラ! お前の亭主はどんな根回ししてたんだ! どうにかしろよ!!!)
 苛立ちの交じりの笑顔が、そう言ってるようにしか見えない(本日二回目)

・美和と閣下のラブラブ大作戦()のため、仕事中の夫を訪ねに、県庁に乱入するせいさん。すっかり洗脳されてしまって! と、涙。ついでに、名優二人になんてセリフを言わせるんだと怒りを禁じえn…略

・粂次郎と飲む閣下。「私は上手くいかぬことを全て、美和さんのせいにしていました」……間違ってないぞ、粂次郎。君は正しい。

・閣下のことを賛美し始めるので、この子もとうとう二人の洗脳に屈してしまったのかと思ったけど、美和のことを「美和さん」と他人行儀に呼び、演説してる閣下を見た時、久坂の死の真相を探るため、大奥に入る! と宣言した美和を思い出した。と聞いて……ああ、この子は遠回しに二人を批判しているんだ。高度な手法だね! と感服。
(あんなこと言って大奥入りしたくせに、久坂のことはものの一、二話で忘れ、後はひたすら閣下との密会を繰り返した挙げ句、そうせい侯と会えるようになっても、結局久坂のこと聞かずじまいだったもんね)

・日本家屋の敷地内に、パンジーを植える美和。パンジーですよ! パンジー!!!

・そんな美和を後ろから見つめる閣下。正直、美和のお尻を見ているようにしかみえn…略

美和のお尻で心が決まったのか、閣下は「これからも私のそばにいてくれ! ともに支え合って生きていこう!」と、美和にプロポーズ。
 心の中ではきっと小躍りしてるだろうに、返事を保留し、焦らしプレイを敢行する美和。
 私を散々焦らしたおしおきよ! 閣下を見つめる表情が、そう言ってるようにしかみえn…略

・新幹線どころか、どこでもドアを使ったくらいの手軽さで、萩に戻る美和。

・秀次郎が杉家に来訪。「ここで暮らしたこと、よう覚えております」……突如養母が「お前などもういらない。出て行け!」と怒り出して、家を叩き出された素敵な思い出ですね? 分かります。

・秀次郎を出迎えた時の亀の亡霊のリアクションがとにかく酷い。お願い。あなたは(史実では)もうとっくに死んでいるの! 成仏してください!

・久坂の形見として、木刀を進呈する民治兄さん。「お前の父はこの木刀で剣術に励み、立派な武士になろうとしたものだ」……兄さんのほうが美和よりよっぽど久坂を覚えてる件。

・「懐かしい顔ぶれが~」というシャアナレとともにやってくる女性二人。……誰? ああ……稔麿と入江の妹たちか。まるで分からなかった。

・普通、幼馴染に久しぶりに会ったら、近況報告とか色々あるだろうに「グンマーで活躍してるって聞いたわ! 美和様ってスンバラシイ!」……積もる話もそっちのけで、美和様讃美歌を謳い出す女たち。わあ。素敵なお友だちをお持ちで(棒)

・ものの見事な説明台詞で自分のたちの近況を完結に説明した後、「あなた、恋してるわね? 前より綺麗になったわ!」とか何とか……今時高校生だってしないよ、こんな会話! と言いたくなるような恋バナで盛り上がる、もうすぐ四十になろうかという女三人組。

・ホラー母ちゃんに、「久坂のことが忘れられないの」などとほざく美和。せいさんには久坂のくの字も言わなかったくせに。やっぱりただのアリバイ工作してるようにしか見えない。

・美和「私だけ、幸せになっていいのかなって…」……姉ちゃんをあれだけないがしろにして毒殺しておいて、何言ってんだ、コンチクショー!

・ホラー母ちゃん「あなたと横取は、ずっと前から見えない糸で結ばれていた気がするわ。結婚して、幸せになりなさい」……寿姉ちゃんについての言及一切なしでのこの台詞。やはりホラーだよ、この母ちゃん。

・美和が帰ってきたからって、県令に仕事を切り上げて帰るよう勧める職員たち。美和様どんだけ偉いんだよ。

・久坂の手紙を焼くポーズのまま、閣下を待つ美和様。帰ってきた閣下は手紙を見て「何度も読み返したんだな」……そんなシーン、一切覚えがないんですけど?

・閣下「お前が久坂を忘れられるわけないんだ。俺が寿を忘れられないように!」……お前が義妹と不倫せず、奥さん一筋で、奥さんが死んだ後は、奥さんの残り香が残る着物を洗えずにいたら、その台詞胸に響いたろうよ。

・実際の美和さんにとって、一番有名で、素敵なエピソードである「涙袖帖」が、こんな略奪愛成就話になってしまうなんて!(号泣)

・はじめて出会った頃の二人が回想で流れるが、びっくりするくらい二人とも変わってない。時代の流れもくそもねえ!

・「美和さんと閣下が入籍届を提出されました!!!」……おい、個人情報を漏えいしてる職員がいるぞ、クビにしろ。

・二人の入籍に歓喜するグンマー県民。お前ら、ほんの少し前、二人は不倫関係。爛れてる! とバッシングしてたじゃねぇか。何、この掌返し。
 
・鹿鳴館から舞踏会への招待状が! どこのシンデレラストーリーだよ。てか、何だよ、「差出人:鹿鳴館」って!

・松坂さん、またこんなドラマに登板させられて……なんという罰ゲーム。

・美和のために、ピアノカバーでドレスを作ってくれた閣下。寿姉ちゃんにはこんなこと、一度だってしたことなかったろうがぁああああ!!!!

ということで、「二人の再婚」回だったわけですが……いやあ、ここまで祝福できないとはね。
一年見続けてきた二人なのに……ホント、自分は一年間何を見続けてきたのだろう。
ものすごい徒労感を感じます。

しかし! それもあと残り一回! ここまで来たら、もうあとは完走しかない! 心の中で「負けないで」が鳴り響くのを感じながら、最終回を迎えたいと思います。





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お邪魔虫がいなくなっても、アリバイ工作は入念に

先週、ついにお邪魔虫(寿姉ちゃん)がいなくなり、満願成就を達成した横取&美和。

あーあー良かったね。さっさと式でも挙げろよ(鼻ほじ)と、思ったわけですが……。。。

・「姉上、塾では女たちが皆生き生きと学んでいます…云々」……死んだ寿姉ちゃんに語りかける美和。久坂が死んだ時と全く同じパターンだったので、「そういや久坂への語りかけなんて、ものの二、三話で終わったな」と、漠然と思い出す。

・ダラダラダラダラ続く塾風景。時計を何度も見ては、自分はいつから精神と時の部屋に入ってしまったのだろうと絶望。

・「暮らしの役に立つことを教えています!」……アイスクリーム作りが生活の役に立つのか?! 絶対ねえだろ、あの時代に!

・「こうやってご飯を炊くと、こんなにお得!」「わあ~すごい!」……何かの通販番組ですか?

・てか、グンマーの女たち、えらく暇になったのね。仕事はどうした?

・先週で横取教に入信してしまった阿久沢さん。すっかり閣下の言いなりに。なんで突然こんな……と、戸惑う私にまたも囁きが。
脚本家「それはね、阿久沢夫妻に主役二人の仲を取り持ってもらうためよ★」
私「ありがとう。知りたくなかったよ、くそったれ!」

・せいさん「美和様はスンバラシイお人! 美和様のおかげで皆、生き生きと輝くようになった!」……せいさんの美和教讃美歌がどんどんエスカレートしていくううう!

「自分が死んだら、美和と結婚してくれ」という偽の遺書を作ったのに、なかなか結婚を切り出してこない横取閣下に業を煮やした美和は聞かれてもいないのに、「姉と約束したんです。女たちの塾を作ることと、何があっても義兄上をそばで支え続けるって」と、信者であるせいさんに吹き込む。

あのご時世に、「生活に役立つから!」とアイスクリーム作りをどや顔で教えるような美和に、女子学校の教育プランを考えさせる閣下。

・家で渡せば済む話なのに、わざわざ県庁に押しかけ、閣下の仕事を中断させてプランを渡す美和。姉ちゃんが死んでいよいよやりたい放題に。

・公衆の面前で、堂々と美和の隣に座り、体をくっつけるようにして話し合う……所詮、美和と目糞鼻糞な閣下。

・ というか、姉ちゃんの遺書。二、三枚ある感じなのに、閣下が気にする文言は「私が死んだら美和と結婚してくれ」だけ。後は一切思い出さないし考えもしない。
 これだから、姉ちゃんのことがちゃんと好きで大事にしていたと言われても、説得力の欠片もない。

・何の脈絡もなく、秀次郎ちゃん来訪。美和に「母上! お久しゅうございます!」と元気に挨拶。
 昔、泣いて謝る自分を「お前みたいな悪い子はもううちの子じゃありません! 私を母と思うな! 出て行け!」と、血も涙もない暴言とともに追い出した女に、よくそんな態度取れるな。
 あ……こうして媚を売っておかないと、仕送りしてもらえなくなるからK…略

・てか、秀次郎ちゃんに送ってる金って、一体どこから出てる金なの???

・閣下「粂次郎には楫取家を継がせるから、お前は遠慮なく久坂家を継いでくれ」
秀次郎「ありがとう! パパの家を継げるなんてとっても嬉しい!」
 こいつ、粂次郎ちゃんに対する罪悪感とか皆無かよ! 
 てか普通、粂次郎ちゃんの父親を目の前にしてああいう態度は絶対取れないと思うけど……まあ、閣下も美和も粂次郎ちゃんのことなんかどうでもいいんだから、気を遣う必要ないか(美和に至っては、粂次郎ちゃんが楫取家を継ぐと聞かされるシーンさえなかったし)

・秀次郎「医者になろうと思ってます!」……普通、「久坂は医者じゃなく、武士になろうと必死だったのにねえ」という言葉が出そうなもんなのに、そんな言葉は一切なく、「医者になりたいだなんて……あの子はもう大丈夫ね!」としか言わない。
 どうやら、久坂のことはほとんど忘れてしまってる模様。
  
・閣下「女中を雇ったらどうだ?」……今更過ぎです、閣下。

・突如、富岡製糸工場が閉鎖の危機に。「赤字続きだったから」とのことだが……は? 赤字?
 ごめん、このへん全然詳しくないから分からないんだけど、富岡製糸工場はどういうポジションにある施設なの? これまでの生糸の値が暴落しただの、高騰しただのには一切関係なかったの? 訳分からん!

・突如、OP曲が壮大に流れ出し、閣下の中身スカスカ演説&美和の嘆願書集め(これって意味あるの?)の間に差し込まれるお花のサブリミナル……という、カオス極まりないシーンが始まる。
 この演出家さん、ホントにこういう演出好きやな!

・西郷従道「幕末に長州のかじ取りをし、明治政府では参与を務められ、あの木戸さんが一目置いていた横取閣下様!
 制作者は西郷家に何の恨みがあるのか。まさか、弟にまでこんな辱めを……!(血涙)

・閣下「これが、群馬の女たちの声です。彼女たちは生糸に誇りを持っています!」……大赤字だから閉鎖だって言ってんのに、何を言ってるんだ、こいつ。
 これで工場の危機脱出なんだもんな。危機だなんだと騒ぎ出したのも、番組後半からだし……なんてお手軽な危機なんざんしょ!
 
・富岡製糸工場存続の是非が決まる日。県庁にいる美和。なぜお前がそこにいる。

・是非の報せを誰よりも先に見せてもらう美和。お前は一体何様なん……ああ。そういや、先週は県令代理も務められた偉い方でした。忘れてましたよ、HAHAHA(投げやり)

・報せを持って、愛しの閣下の元へ駆け出す美和。県庁と学校って目と鼻の先にあるの?

・閣下「皆さんは花です。ここで学べば、皆さんはますます匂いたち、色は濃くなり……」…… この挨拶、最高に気持ち悪いと思うのは私だけ?

・入学式に乱入してきて、熱く閣下を見つめる美和。それに熱い視線で応える閣下。入学生の子たちの迷惑を考えろ。
 
・導入した機械をソッコーで使いこなす工女たち。え? そんなにその機械の操作って簡単なの?

・最後、閣下、美和それぞれを酒に誘い、「二人の仲を阻む者なんて、もう誰もいないじゃない。YOUたち結婚しちゃいなよ★」とけしかける阿久沢夫婦。名優お二人になんてことをさせるのか(呆)
  てか、何なの? この「もうそろそろ結婚したら?」って感じ。前回姉ちゃん死んだばっかりだろ! いい加減にしろ!
 

・次回予告。美和「私、久坂が忘れられないの(ノω・、) ウゥ・・・」
 久坂存命中から、義兄と密会(ついでに旅行にも行った)を繰り返し、
「久坂を殺した犯人を見つけるまで久坂の供養はしない!」と大奥に入り込むも、犯人捜しはすぐに忘れて、「義兄上は私の初恋の人V」とほざき、
  閣下と同じ部屋に泊まって、閣下に熱い視線を送り続けてたあなたが? ご冗談を(嘲笑)
 
 ということで、再婚話は次回に続く……って! 
いやあ、まさか来週まで引っ張るだなんて思わなかったYO!

誰が望んでるんだよ、こんな……「そんな! 私たち、再婚とかそういうつもり全くないもの★」というアリバイ工作回。
今更美和に「久坂が! 久坂が!」言わせても手遅れなんだよ! いい加減分かってください、お願いします(懇願)


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11月29日 ケロヨン様
拍手&コメントいただきまして、ありがとうございます。とはいえ、まだ突っ込み切れていなかったりします。本当にツッコミどころが多過ぎて、困ります(苦笑)




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11月25日21:14  kou様 
いつもコメントありがとうございます。しかし……そこまで無理してまでコメントしていただかなくてもいいんですよ? 何だか申し訳ないです。大河感想もSS更新分も、暇な時にも読んでくださればいいんですから。どうぞ、ご無理なさらず。ゆっくり休んでくださいませ。 

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美和&閣下の言動を額面通り受け取った視聴者は、全国で何人いるのだろう。。。

11月22日。今日は「いい夫婦の日」だそうです。

そんな日に放送する内容がこれかよ。最高に笑えるな( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ /

ということで、今日はとうとう寿姉ちゃんサヨナラ回。
横取&美和に目の前でイチャつかれるわ、ハブられるわ、寝たきりの状態で放置されるわ、毒盛られるわ毎回毎回惨たらしい仕打ちを受けてきた姉ちゃん。
どうせ最後まで、主役不倫カプの都合のいいダシに使われんだろ(悟)と思いながらも、見始めたわけですが……

・横取&美和が用意した素敵な職場()で真面目に働く西南戦争国事犯の皆さん。「閣下のスンバラシイ演説が胸に沁みたでしょう」……初っ端からゲロ吐きたくなるようなマンセーシーンぶっこむなや。

・ついでに、生糸産業もすこぶる上手くいってるらしい。放火されるほど揉めてた上に、国事犯受け入れ業務で生糸ほったらかしていたのに、いつの間にそんなことになったんだよ、ふざけんな!

・「母ちゃんの気持ち考えろ。今すぐその家から出てけ!!」という粂次郎ちゃんからの手紙を、「粂次郎ちゃんがこんな手紙送ってきたのぉ(涙)」と、せいさんにホイホイ見せる美和の神経が理解できない。
 てか、「どうして、あの子と分かり合えないのかしら?」と悲劇のヒロインぶった表情が最高に癇に障る。

・OPクレジット。どんどんスカスカになってってる。今日なんて、メジャーな歴史上の人物ゼロ。前代未聞だよ、こんなの!

・粂次郎ちゃんからの文で、寿姉ちゃんのお見舞いに行くことを思い立つ美和。文が来なかったから、一生行く気なかったのか、この女。

・美和「一度、お見舞いに行ってこようと思うの」閣下「うん? ああ……そうか。行っといで」病身の妻の話に対するそれとは到底思えないほど無関心過ぎる閣下の返し。

・粂次郎「どうしてあなたがここに!? どこまで母を苦しめる気です」
 いいぞ、もっと言ってやれ、粂次郎!

・寿姉ちゃん「旦那様は私をとても大事にしてくれます」……え? いつ? 義妹と不倫してる記憶しかない。

・美和「義兄上は誰よりも姉上を想うておられます」……よくもまあいけしゃあしゃあと!!!(憤怒)と、思っていたら、
 美和「あの人のそばにいるからよく分かるのv」……そばにいられないことを嘆く姉に対してこの台詞である。 

・「生糸の値が暴落したああ」……いつも暴落してねえか? 生糸。

・閣下「生糸が日本の産業を支えているのに……駄目になってしまったら、日本の未来がない!」……マジで?

・閣下「日本の未来がかかってるんです!!」……馬鹿の一つ覚えみたいに毎週、それさえ言ってれば、何もかも思い通りになる優しい世界。

・美和&寿「母親たちが学べる場……寅兄様の夢でもあったわ」……マジで? 初耳なんですけど?

・美和「あの頃はおにぎりばっか握ってたわ」……いつもだろ。

・寿姉ちゃん「こっちに美和が来てるけど、そっちは大丈夫?」閣下「こっち? マジ大変。超大変! あ~困ったなあ |д゚)チラッ |д゚)チラッ」
 病身の妻にこんな手紙を書く閣下。いやあ美しい夫婦愛だなあ、反吐が出る(直球)
 てか、美和が帰って生糸がどうにかなるのかよ。

・粂次郎ちゃん「父上の元に帰られるのですか(呆)」美和「私は帰ります(ギロッ)」何、ガン垂れてんだ、この女。 

・リチャードソンとかいう生糸商人との商談成立。この仕事が上手く行けば、アメリカと直接商売をすることができる。だから、この依頼は必ず成功させなければならない! そこまではいい。
 だが、どうしてストック以上の数を受注した?!

・「いくら作っても間に合わない! これでは納期に間に合わない! どうしたら!」……だから! なんで生産能力超えた数を受注したんだ、お前ら!

・グンマー民「美和さん! 我々もお手伝いさせてください!」……美和、何様だよ。現場監督か?

・「義兄上! 姉上のお見舞いに行ってあげてください!」と、いきなり真剣な顔で頼みだす美和。別れの時元気そうだったけど……は! 毒盛ってきたから、死期が近いとわかtt…略

・で、そんな……もうすぐ寿姉ちゃんは死ぬ! と言わんばかりの美和の物言いに対しての閣下の返し。「え? 生糸のこと気になるし、国事犯のことも気になるし、いけねえよ」
 どこまでもドライ!

・美和「じゃあ、生糸のことも、国事犯のことも、私が代わりにやるわ!」……この女は一体何を言ってるんだ(真顔)

・生糸工場や国事犯の働きぶりをどや顔で視察する美和。お前、何様だよ(本日二回目)

・唐突に現れた長男夫婦ともに、寿姉ちゃん臨終シーン。
 普通、あの場面で上体を起こしたら、しっかり後ろから支えてやるもんだが、全くそれをしようとしない閣下。妻への気持ちが如実に表れた、いい演出。

・姉ちゃん死亡。ようやく抱き留めてやる閣下。ドラマ的には涙を堪えているのだろうけど、込み上げてくる嗤いを必死に噛み殺しているようにしか見えない。

・「姉上ぇ!(ようやく死んでくれたぜ! ひゃっほーーーーー!)」と、歓喜のあまり号泣する美和。

・「私ガ死ンダラ美和ヲ妻二シテクダサイ」どうやら、偽の遺言状も用意していた模様。どれだけクソなんだ、あの女。


と、いうことで、今回ほど穿った見方しかできない日はありませんでした。
本当に白々しいんですよ、この二人の寿姉ちゃんに対する言動すべてが。

そして姉ちゃん……最期までこんな扱い。。。ホント、報われなかったなあ(遠い目)
 



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11月22日17:36  裏社会シリーズ大好きなので~ の方
拍手&コメントありがとうございます! 裏社会シリーズ、まだ覚えていてくださって嬉しい限りです。今回の話は「不実者」「復讐者」の裏話的な話なので、この二つのシリーズがお好きなら、より楽しんでいただけるかと思います。できるだけ、更新期間が開かないよう努力しますので、今回もお付き合いいただけますと幸いです! そして、「面狐」もご購入いただけたようで、ありがとうございます! あれは私の日本刀への愛が暴走しまくった話だったので、ちょっととっつきにくいかなあと思っていただけに、そう言っていただけてとても嬉しいです。そのお言葉を励みに、また少しでも楽しんでもらえる作品が書けるよう、これからも精進していきたいと思います!

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