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壱号ブログ

雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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桐野の後ろにくっついてる彼の髪型が気になってしかたない

最初の五分は見逃してしまったけれど、何とか再放送視聴。

やはり、今回も気持ち悪いほどの「西郷先生は大天使! 大正義!」だったわけですが、それ以上にきっつい要素があって……まあ順番に言えば、

・西郷をおっかけて鹿児島に帰ってきちゃった西郷教信者桐野たち。
「君たちは大事な官職についている。ちょっと気に入らないことがあったからと言って、辞めてはいけないよ」だなんて説得を、「一蔵くんが僕のこと邪魔者扱いしたから><」という理由でさっさと辞めた奴に言われてもそりゃ、聞けないよね。しかたない。

・西郷「なんで帰ってきちゃったの!?」と驚愕。驚愕するお前にこっちが驚愕だよ。

・今からでも遅くないから東京に戻れという西郷に、「西郷大先生を嵌めて辞めさせた大久保が牛耳ってる政府じゃ、また腐っちゃう! 西郷先生戻ってきて><」と懇願する桐野たち。
 また腐る? 西郷いた時から腐ってたやろ。

・糸「てめえら見てるとイライラするぜ!」
 桐野たちが自分に倣って辞任することすら想定できなかった無能な夫を棚に上げて、桐野たちを上から目線で叱り散らす糸。相変わらずさすがですね!(棒)しかし。

・糸「いつまで西郷に頼ってる気だ。ガキじゃないんだから、いい加減自分たちで考えろ」
 うん! これは正論や……と思ったのだけれど、、、

・突如挿入される、西郷(増量中)&熊吉の入浴シーン。キャッキャウフフとお湯をかけあう。
 誰得のシーンなのか。

・どっちがどっちだかいまだに区別がつかない新八と川路が帰国。西郷下野に動揺する二人に対し、
大久保「(俺に邪魔って言われたから)自分の役目は終わったって言って帰った」
 大事なところを省いて説明する大久保。それに対し、

新八「そんな! 西郷大先生自らが作り上げた政府で役目が終わるなんてこと……!」
 明治政府は西郷が作り上げたそうです。へえ! 知らなかったなあ!(棒)

・大久保「君たちは黙って俺の言うとおりにしてればいい!」
 新八「でもでも! 西郷大先生は……」
 大久保「ちっ! うっせえな。じゃあもういいよ」
 誰だよ、この……大久保卿を騙る、ムカつくばかりの小物野郎は(吐き捨て)

・突如、佐賀の乱勃発ナレ。次の瞬間には、戦い抜いてボロボロになったっぽい江藤が西郷が訪ねてくる。あと三話しかありませんからね。巻いていきますよ!(byスタッフ)

・知性の欠片も感じられない江藤「戦に負けそう><助けて><」
 西郷「戦なんてもってのほかだよ! 僕はね。この鹿児島から一蔵くんの政府を支えていきたいって願ってるんだ!」
 別れても~♪ 好きな人~♪ という歌謡曲が頭の中で木霊する。

・江藤「西郷隆盛にはがっかりだ!!」
 お前にも色々がっかりだが、その意見は完全同意。

・腹いせに西郷ん家の植木をぶった切った直後。
 西田ナレ「その後、江藤は捕縛。裁判にかけられて斬首されました」
 西田ナレに雑に秒殺される江藤。このドラマにおいての江藤とは(哲学)

・西田ナレ「裁判は実に不当なものだったし、刑はその日のうちに執行。首は晒されて…」
 しかし、熱い大久保disは絶対に欠かさない。

・木戸「さらし首は、いくら何でもやり過ぎだったんじゃないのかね?」
 もうさ。玉鉄が大久保やろう。こっちのほうが貫禄あって、全然大久保のイメージに近い。

・イッちゃった目の大久保卿を騙る誰か「大丈夫。西郷が立つことはありません」
 こいつがこれを言うと、なんでこんなにも腹が立つんだろう。

・微妙にお久しぶりの満寿さん。登場するなり、でっかい石を投げ込まれる。子どももいるのに……あれですか? 製作陣は、薩摩人はゴミですよとでも言いたいの?

・この一件を西郷に知らせる満寿。
 西郷「えーそうなの? ごめん。僕の配慮が足りなかったよ。これからは気をつける」
 結構軽いノリで謝罪する西郷。

・糸「満寿さんがよければ、いくらでもうちにいていいのよ?」
 この二人が日頃から仲良くしてたシーンなんてほとんどないから、何の感慨もわかない。

・満寿「実はね。大久保から東京に来いって言われていたの。でも……断っていたの。私は大久保家のお墓を守らなきゃならないし
 また翔ぶ~のパクリかよ! それとも、これは史実の台詞なのか。判然としないけれど…

 満寿「というか、東京に女がいるってのに腹が立って、意地張ってただけ><」
 この台詞を足すことですべてが台無しだYO! 

・満寿「大久保に女がいても、私東京に行ってもいいのかしら?」
 西郷「・・・・・・」
 何も言わない西郷。こういうとこなんだよ、こいつに魅力が感じられないのは!

・東京の大久保の家で、満寿とゆうの対面シーン挿入。引きつった顔で笑い合う二人。
 本気で訊きたい。東京へ来た満寿を迎える大久保のシーンをやらず、このシーンをやる意味は????????

・家からゆうが出てきたことに驚き、こけそうになる大久保。
 ……何? このシーン?(真顔)

・ゆう「奥様と今後のことを話していたの。1と6の日は私のところに来てねvそう決まったからv」
 ……何? このシーン?(二回目)

・突然、子どもたちが靴を脱がせようとしても、足を踏ん張って阻止するという、大久保卿の愛すべき史実エピが挿入される。
 この流れで、なんでこんなシーンが挿入されるのか。全く理解できない。製作者は大久保をどう描きたいの?????????

・西郷「いいこと思いついた。お前、俺のけつの中にしょんb…略 私学校作りたいからお金うだいv」 
 と、指で金を表すジェスチャーをする西郷。私の知ってる大西郷はこんなことしない(断言)

・新八「来ちゃったv 大久保のとこでなんて働いてられないよ。あいつゴミ過ぎて」
 このドラマのあいつに関しちゃ完全同意だけど……新八にまで大久保disさせるとかどういう神経してるのか。。。

・新八「見てください! 僕はアコーディオン弾きながら、歌っちゃうんですよ! 翔ぶ~の時よりグレードアップしたと思いませんか?!」

・桐野「西郷先生! 俺、一生懸命考えました! やっぱり西郷先生に頼るしかありません!」
 無駄になった……この一話分丸々無駄になった!

・と、思ったら、西郷の悪口を言う奴らにブチ切れた桐野。
 なぜか私学校に覆面姿で現れ、私学生たち数名を何の理由もなく峰打ちでボコる。しまいには、ライフルもぶった斬って、

桐野「大砲や銃は弾が切れたら刀で戦うしかない! つまり、戦場で最後まで生き残るのは、刀が強い者だ!!!」

 という、頭が悪い以外の何物でもない台詞を絶叫して、「西郷先生、今日からここでお世話になります!」とかほざく。
 ツッコミどころが多すぎて逆にもう……何も言えない。

 そして、ラストは大久保のイッちゃった顔のどアップでフィニッシュ! ていうね、なんというか。。。

今回もツッコミどころしかなかったわけですが……大久保好きの私にとってはもう喧嘩を売られてとしか思えない。

何なの? あの大久保の描き方。

四六時中厭味ったらしい顔&ねちゃっとした薄ら笑い浮かべて、言動は徹底して小悪党。
西郷以外全員のキャラも、大久保は糞。大久保は間違ってるの大合唱。

晩年の西郷の一番の敵ではあれど、終生の盟友でもある大久保をどうしてこんなムカつくばかりの小悪党に描くのか。

でもなあ、ここまで散々貶めておきながら、西郷だけは大久保のことを信じていて、陰ながらでも支えてやりたいと思ってるって描写をするんですよね。
大久保にも「西郷は決して立ったりしない」と、西郷を信じているような発言をさせて……おまけに、今回子どもとのエピをねじ込み、大久保は心底腐ってるわけではないですよアピみたいなことをする。

ということは、心の奥底では大久保も西郷を想っている! あの頃と何も変わっていない! とやりたいってことなのでしょう。

が! 心を鬼にしてでも盟友を切らなければならなかった明確な理由提示もない上に、あのねっちゃり薄ら笑いからそんな切ない心情を読み取れと言われても無理! ムカつくだけです。

ホント、あの不快なばかりのねっちゃり嗤いの意図って何なんだろう。マジで謎です。



>ブログweb拍手レス
12月3日 14:05 ポンタ様
再放送視聴の感想にも関わらず、コメントありがとうございます。楽しんでいただけたようでよかったですwとはいえ、実際のドラマは……ry 録画するほど面白い大河、見たいなあ(遠い目)




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続・やっちゃった

昨日の大河は、外出先から帰れなくて視聴できず。
まあ帰って来れるだろうと高をくくっていたので、録画もしておらず。
残念……などとは微塵も思わないこの感じ。ドラマは終盤だと言うのに、やんなるね。

土曜日の再放送は……どうしようかなあ。見る気が全然しない。

あらすじ読む限り佐賀の乱っぽいけど、江藤のキャラが全く立っていないこの状況でやられてもなあ。
それに、これまでの傾向から考えて、訳の分からないホームドラマパートに尺割いて、江藤はナレ死! というのも十分考えられるし。マジでやんなるね。




>web拍手レス
11月20日22:40 kou様 
いつもコメントありがとうございます。今週大河。とにもかくにも大久保の描写がひど過ぎて泣けてきます。仮にも西郷主役のドラマで、大久保がここまで矮小な小物として描く意味が本気で分からない。大久保を貶すということは、イコール西郷を貶すことになるわけで、そのへんが分かってないんですかね。そもそも二人が何で対立してるのかという描写さえおざなりなんだから目も当てられません。ホント、どうしてこうなった。。。新作について。主人公のタイプでだいぶ変わるでしょうね。前田慶次みたいな戦さ人に振り切ったのも好きだし、謀略の限りを尽くす系も好きだし。考えるだけで夢が広がります。遺伝子は匂いで現れるというのは、この前でテレビで見ました。婚活の特集でかな? 最初は遺伝子で婚活とかどういうことやんと思いましたが、説明を聞けば実に筋が通っていて、へえ! となりました。ということは、オメガの運命の相手ってのは、世界で一番遺伝子情報が違う相手なのかと思ってみたり(笑)

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満寿さん「ちごう……ちごう……うちん人は、こげな人じゃなか!」

先週、異国から帰ってきたら特に理由もなく突如ブラック化してた大久保と喧嘩したり何だりで、( ゚д゚)だった「西郷どん」。

今週は、二人の決裂を決定的なものにした廟義のシーンからスタートしたわけですが……やはり、このシーンに至るまでの過程も何もかもが弱いから全然盛り上がらない!

まずは、征韓論問題がいかに重要であるかもっと詳しく描いておくべきだった。
あんな、単なる一議題程度の扱い、しかも「あ。皆行きたくないなら僕行きます!」くらいの軽いノリで決めたことを、今週なんで皆こんなに固執して深刻に話し合ってんだか、分からないんですよ。

西郷は「朝鮮にいる仲間を見捨てることはできない><」からと朝鮮行きを主張してますが、戦になるかもしれないのに強行する理由としては弱すぎる。てか。

西田西郷「オイは戦をしに行っとではなか!」
鹿賀大久保「そんつもりでも戦にやるやもしれもはん!そんときは!!」
西田西郷「よか! 国が潰れても人が死に絶えるわけではなか。人が死んで、死んで、国を焼き尽くして、そん中から生き残ったもんがもういちど新しか日本国を作ればよか!」

 ↑ ような覚悟があるわけでもなく、「腹を割って話せば分かり合えるから大丈夫! 戦になんてならないよ☆彡」と、ガチで思っちゃってるからひど過ぎる。お花畑もいいとこ。

対する大久保。
西郷が僕の言うことを聞いてくれないから、征韓論をネタに西郷、ついでに邪魔な江藤たちを政界から追い出してやる! ですからね。

西郷が言うこと聞かないなんて、これまで腐るほどあったろう。それなのに、どうして今回に限って、一回難色示しただけで嵌めて追い落とさなきゃならんのかさっぱり分からん。西郷を切った場合のリスクだって相当やばいというのに……あ。この大久保はそこまで考えてないk…略

「異国を見てきたもんじゃないと分からん!」とか言ってるけどさ。
だったら、「使節団は何の成果もあげられませんでした」連呼で片付けるんじゃなくて、大久保がそう思う事情を描写すればよかったんじゃん。西郷への手紙だけで描いたと思ってるなら大間違いや!

ついでに、盟友を切る葛藤だってほぼゼロだからね。やんなるね。

さらについでに言えば、この二人は当初からくだらないことで喧嘩しまくってるので、今更喧嘩されてもレア度(?)の欠片もない上に、

親友言うたって、こいつらの友情なんて女が関わっただけで簡単に崩壊する薄っぺらいもの(例:謹慎時代、助けてくれる西郷より糸に鼻の下を伸ばしていた大久保。西郷の謹慎を解くために尽力した大久保に対して、「俺は西郷の名を捨てて女と生きるわw」とほざいた西郷など)と来ている。壊れたって何を惜しむことがある。

なんというトリプル約万。

案の定、ぎゃんぎゃん喚き合うばかりの低レベルな言い合いは、岩倉の裏切りによってさっさと終わり(ここの裏切り方もねえ。あっさり過ぎて、岩倉の軽薄さしか伝わってこない。。。)

んで、さらにその後。

・三条さんが倒れる。見舞いに来た西郷の元までよろよろ歩いてきて「お前が主導だった留守居政府は最高やった」だの何だの西郷賛美歌を歌い出す。そんなに元気なら出仕しろよ。

・大久保の悪だくみによって、岩倉が太政大臣になって、西郷の朝鮮行きはなしになる。ハイハイ全部大久保のせい。てか、伊藤は何やってる。お前、先週悪だくみ会議に出席してたじゃん!

・「西郷先生の朝鮮行きを却下するなんてひどい!」と激おこぷんぷん丸の桐野たちに、「怒ってはダメ」「辞めてもいけないよ」と諭す西郷。
 ただし、自分は辞職する模様。結果、それに倣って桐野たちも辞めるっていうね。やんなるね。

・先週大久保と岩倉と悪だくみを話していたっぽいのに、今回の政変に全く関わることなく、終わってからのこのこ現れて、やいのやいの言う長州勢。お前ら今までどこにいたんだよ。

・てか、ここで「辞めさせるなんて西郷君が可哀想><」と怒り出す、明治編になってから西郷と特に絡みのなかった木戸。マジでいきなりどうした。

・近所の子どもたちに勉強を教えていい人アピールをしている西郷の元に、大久保じゃなくて木戸がやってくる。なんでだよ。

・木戸「君が辞めるなら僕も辞める><汚職ばっかでやんなっちゃう!」
 西郷「人は失敗してもやり直せるもんさ。頑張って」
 また、幼稚なお花畑理論を展開する西郷。そんな理屈が通るのは、小学生だけや。
 でも、「なんてスンバラシイお言葉! 肝に銘じます><」とありがたがる木戸。いつの間に、西郷教に入信されていたんですか?

・近所の餓鬼ども「西郷先生、鹿児島に帰っちゃうの? 行かないでぇ!」
 ハイハイ西郷先生は皆の人気者、アイドルですよ。

・木戸「分かった。この子たちの面倒は僕が見よう!」
 どうしてそうなる?! というか、木戸さん。あなたにそんな暇あるわけないでしょう。

・西郷「木戸さんはすごい人なんだぞ! 例えば……えーっと」
 これ、西郷が知らないんじゃなくて、脚本家が知らないんj…略

・シェイクハンドする西郷と木戸。なんか二人はプリキュアみたいな感じになってる。どういうことだよ。
 てかこれで、木戸の臨終の言葉は「たいがいにせい西郷」なんだよね? マジでどういうことだよ(二回目)

・大久保の元に訪れる西郷。大久保、ゆうに「なんで勝手に上げるんだ!」と西郷や子どものいる前で怒鳴り散らす。大久保の小物化は止まらない。

・西郷「僕を政府から追い出すために裏工作したの? 最低><」
 徳川幕府潰すために、江戸の町焼いて煽った奴が何言ってんだ。

・西郷「僕はそんな回りくどいこと嫌い><僕が邪魔なら邪魔って言えばいいじゃん!><」
 大久保「おう! それなら俺を恨め! 嫌いになればいいだろう!」(ずっと視線は外してる)
 西郷「……そんな! 長年苦楽をともにしてきたあなたを嫌いになることなんてできない><」
 何のメロドラマだよ。てか、二人で頑張ってきた? いつ? このドラマにおいては、全部西郷先生のおかげで、大久保はほとんど何もしてなかったやん。
 
・西郷「……じゃあ、もう薩摩に帰る。一蔵君に邪魔って言われたし」
 お前の国を思う気持ちはその程度のもんかよ。

・帰ろうとする西郷をとっさに呼び止める大久保。そこへ乱入してくるゆう。
 どうしてこのドラマは、大事な場面で無理やりどうでもいい女をねじ込んでくるのか。

・ゆうが来た途端、大久保の呼びかけを無視する西郷。あーあ。
 で、「これで最後なわけないわよね?」と、しきりに西郷ばかりに話しかけるゆう。だから! お前は誰の女なんだよ!

・西郷「一蔵どんが全国に鉄道を敷いたら、東京から鹿児島まですぐだよ! ぜひ皆で遊びに来てね!」
 大久保はもう鹿児島には帰れない。それを分かって言っているのか。それとも分かっていないのか。どっちにしろ、ひどいことに変わりない。
 というか、西郷。ゆうを鹿児島に呼ぶとか、満寿さんのこと完全に忘れてるよね。

・西郷が出て行ったあと、突如涙を流す大久保。実は苦渋の決断だったと言うことを表したいのだろうが、これまで葛藤についての描写ほぼなしで、ここでいきなり泣かれても、いきなりどうしたとしか思えん。

・ナレ「これが二人の今生の別れとなりました」
 よし! 西南戦争で大久保が鹿児島に現れるなんて暴挙はしないんだな! ……しないよね?(ガタブル)


ということで……今回はもう、ホント酷かった。
西郷と大久保の決別回なんて、これまでの中で最高の盛り上がりを見せなければならない回だというのに、二人が決別するに至った経緯は勿論のこと、二人の絆、考えの違いなどしっかり描いてこなかったせいで、何もかもが不発に終わる大惨事に。

言うこと聞いてくれないから嵌めて排除! の大久保のどこに、西郷との友情を見い出し、最後の涙に共感しろと言うのか。

「一蔵くんが邪魔だと思ってるなら、政治家辞めて薩摩に帰る><」とかいう西郷のどこに、傑物っぷりを見い出せというのか。

こんなやつらが決別したからって、何を思えというのか。

来週は……何だろ。佐賀の乱かな?
大久保がまた悪党に描かれるわけですね。まあ、ここは史実もアレなのでしかたないとは思うけど……今から怖い!



 
web拍手レス
11月14日20:52 kou様。
いつもコメントありがとうございます。今週大河、ホント……西郷キレイキレイ縛りが鼻について困りました。おまけに、理論もお花畑過ぎて……どうせ善人に描く気なら、もっと深みを持たせてほしいのに、「喧嘩はよくないと思います!」「皆仲良く!」じゃねえ。そんなんで政治がやってられるかって話です。悪役の描き方も小物の上に、妙な救済をするものだから何とも中途半端な感じになってるし。どうしてこうなっちゃうのか(遠い目)それから最新作。オメガは今回初挑戦なんですが、ホントなんでもありの世界ですね。作者のさじ加減でいかようにも話が変わる……まあ、今回はそれよりも、戦国時代をいかに読者向けに落とし込むかってことのほうが大変でしたが(苦笑)全身血まみれになるまで戦うとか、親兄弟で殺し合うとか、謀略の限りを尽くすとか、色々夢が広がったんですけどね。読者は若い女性です! 考えてください! と。まあ、それでも色々私の趣味はぶち込んだので、よろしかったら読んでやってみてくださいませ。

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???「西郷どんに熱い男の絆を求めるは、ご婦人に一物を求めるようなものですからなあ」

明治編になってからOPが変わりましたが、最後のほう、西郷と大久保がすれ違って歩いていくシーンがありますが、あれはなかなかいい演出だなと思っていました。

ここまで二人の絆をきちんと描けていたなら、色んな想いが胸に込み上げてきたことでしょう。
しかし。

製作陣「西郷と大久保の絆? そんなものは、西郷大正義の前では鼻くそのようなものだ!!!」 

というシャウトが声高に聞こえてきた今週大河。もうね、マジでね……西郷さえキレイキレイにするためなら、後はもうどうでもええんやなって。。。

・いったん大久保と伊藤が帰ってくるエピはカット。使節団が外国で何をしているのかという具体的説明もカット。ただただ、「使節団は、何の成果も、得られませんでしたぁああ!」ということだけが、ナレで連呼&強調される。

・また突然湧いて出た井上が、金問題で糾弾される。これと似たようなシーンを先週も見たぞ。まあ、速攻で「辞めろ」「分かりました」で退場した山縣と違い、井上はいっぱい台詞あったけどね。実に小物な、見苦しい言い訳ばかりだけど。聞ちゃんの金問題は史実だけどさ……聞多ファンの友人がこんな井上見たら、絶対発狂してる。

・「このまま政治を止めていたら、民のためにならない!」と、次々と政策を打ち出していく西郷の図が、二、三分で流される。
 超高速過ぎて、なんでいがみ合ってた江藤たちが西郷の下について諾々と働いてんのかも何もかも分からないまま。政策の具体的説明もカット。とりあえず全部、「民のためだ」連呼。便利な言葉やな。
 てか、ここで、政策を推し進めていけばいくほど深まっていく西郷の苦悩を一切描いていないのは致命的。
 
・こんなに色々勝手に決めちゃっていいの? と、ガタブルする三条公に、このことは逐一報告しているから大丈夫と答える西郷。
 しかし、後半。「俺たちがいない間に、色々勝手に決めやがって!」と使節団組が怒っているので、全然大丈夫じゃなかった模様。

・町民モブ「国民の血を抜き取る政策を作るなんて、西郷さん、あんたくそや!」
 西郷「違う違う。『血税=徴兵制』は血を抜き取るんじゃなくて、身分関係なく、皆で力を合わせて国のために戦おうって政策だよ☆彡」
 町民モブ「じゃあ、うちの息子たちも格好いいお侍さんのようになれるってことかい? わあ! なんて素敵なんだろう☆彡」
 西郷「ふふ! そうさ。素敵なことだろう☆彡」
 町民モブ「西郷先生、万歳!!!」
 マジでこのシーン怖いんですけど。そして、熊吉をやたらべたべた触りまくって色目を使うあのおばちゃんは一体何なの??

・西郷、倒れる。働き過ぎによるものらしい……って! この頃の西郷の体の不調を過労だけで片付けるとかどういう神経してるのか。

・たった数分前、あたかも西郷一人が数々の政策を打ち出したような描写をしておきながら、西郷がいなくても、普通に政府が回っててワロス。

・その間に大久保帰還……ええ? 征韓論の前に帰ってきちゃうの?

・ナレ「大久保が帰国してきました。使節団は何の成果もあげることができず、散々な結果でした」
 またしても、使節団に対して熱いdisが入る。……てか、このナレって菊次郎なんだよね? 菊次郎が父の盟友を「大久保」と呼び捨てして、ここまでコケにするか?

・色々失態をやらかして帰ってきたというのに、無策でのこのこやってきた大久保。江藤から「何の成果もあげられなかったお前の席ねえから出てけよ!」と言われ、「畜生! 覚えてろよ!」とばかりにメンチ切って追い出される。
 知性の欠片も感じられない江藤にもうんざりするが、マジでこのドラマの大久保は無能すぎる。。。

・この事態をどう盛り返すのかと思いきや、病身の西郷を訪ね、「俺に従わない江藤たちを全員追放するから力を貸せ! てりぃを信じて~」とか言い出す、小物化が止まらない大久保。

・いい子ちゃんの西郷は、「まあまあ落ち着いて。皆で力を合わせて…」と、いつものお花畑理論で大久保を宥めようとするが、「てめえはいい子ちゃんだぜ。だが、そのぶりっ子っぷりがあいつらに利用されてるとなんで気づかねえんだ、ばあか!」と言われて、カチンとくる。

西郷「江藤くんたちは、君がいない間頑張ってくれたんだよ! それなのに、そんな言い方ってないよ! 皆で力を合わせれば……」

大久保「うるせえ! 俺たちが留守の間に何も決めるなって約束破ったのそっちじゃんよ! それに、話し合いなんか必要ないって、ビスマルクくんが言ってたもん! 俺の考えが分からない奴は皆排除してやる!><」

西郷「何だと! そんな奴と一緒に政治なんかしてられっか! てめえは薩摩へ帰れ!! 政治は俺と江藤くんたちでやる!!!><」

で、喧嘩別れ。嗚呼! 眩暈がするほど低レベル……!

・大久保排除してる間に、朝鮮問題が単なる一議題程度のノリで上がってくる。「あ。じゃあ僕が行きます」と、恐ろしく軽い調子で西郷朝鮮行きが決まる。

・大久保邸に訪れる西郷。
 西郷「この前、一蔵くんにひどいこと言っちゃったから、謝りたくって>< それに僕、やっぱり一蔵くんと一緒に政治がしたいなって><」
 そんな西郷の言葉を聞いていながら出てこず、不貞腐れて煙草吹かしてる大久保の図。
 ハイハイ。心優しい西郷くんは何も悪くない。悪いのは全部、さあ早く俺を暗殺してくれ! とばかりにムカつく不貞腐れ演技を続ける大久保ですよ、くそが!

・ゆう「あなたってなんてまっすぐで素敵な人なの! それに引き替え大久保は」
 お前は誰の女だよ。

・岩倉と伊藤が帰国。で、伊藤が突如、実に分かりやすい悪人面を浮かべて、「僕はこれから悪役化します!」アピールをする。

・悪人化した伊藤、木戸はじめ長州勢が待つ酒の席に岩倉をご招待。で、「このままじゃ肥前土佐に政権を独占される!」だの何だの、悲しいほど小物臭い台詞をぎゃんぎゃん喚く。
 国を憂いているやつなんか、一人もいない。
 そこへ、これまた悪役面した大久保も参戦。あーあ。


で、翌日(?)会議の席に、岩倉に連れられて大久保がやって来る。
「一蔵くん、来てくれたんだね! 嬉しいよ!」と喜ぶ西郷。
 が、大久保は相変わらずの悪人面で、「西郷の朝鮮行き反対! 絶対反対!」とメンチを切ってくる。戸惑う西郷で今週完……って。

これって……あれか? 自分のやることに一々反対する西郷が邪魔だから排除&肥前土佐を追い落として政界に返り咲くために、西郷を陥れようとしてるって感じか?

……まあ、そういう展開もありっちゃありだとは思いますよ?
けどね。あまりにも展開がいきなり過ぎるんですよ!
特に大久保の心変わりが唐突過ぎる。たった二話前「西郷さえいれば、他には誰もいらない! 出てけ><」とか叫ぶほど、重度の西郷依存症だったくせに、いきなりどうした?!

異国を見て変わってしまった……にしても、「俺の言うこと聞いてくれないなら即排除!」というのは、いくら何でも短絡的過ぎる。
西郷を敵に回すことへの葛藤描写もほとんどありませんしね。

友を敵に回してでも、国のために尽力しなければならないと言う悲哀が微塵も感じられない。

こんなん、ヒー様エピの焼き増し。
あん時も、僕たちマブダチだよね☆彡云々言ってて、突然相手が闇落ち。即決別。葛藤一切なしやった。

それを大久保でもそれやらかすとか、正気の沙汰とは思えん。

でもね、分かってる。こんな惨状になってるのは、「西郷絶対正義」とにかくにもこれに尽きると思います。

西郷大先生のなされることに、間違いなど決してない。全て正しい。
西郷大先生に反対する輩が間違っている。悪党だ。

なので、西郷大先生がなさろうとしている征韓論は決して間違っていないし、反対しようとしている大久保が間違っていて、大久保は糞。

西郷大先生が敗れるのも、大久保が卑劣極まりない手を使った大悪党だから!

ということにしなければならない。それは、ずっと親友として描いてきたキャラでも例外ではない。そして、今回みたいなことになった。
で、前々回、前回と、これと似たような描き方をした江藤たちの肩を持ち、「僕は江藤くんたちとやってくから、お前は薩摩へ帰れ!」とか言っちゃう羽目になる。
江藤たちが国のためを真に思って働いていると言うフォローエピがいくつか挿入された後なら分かりますが、それもないしね。

本当、その場その場で、西郷がキレイキレイ絶対正義なら、後はどうでもいいんですね。

次回はついに、西郷下野でしょうか? 大久保がどれだけ落とされるのか。嫌な予感が止まらない。。。



>web拍手レス
11月5日23:20 kou様 
いつもコメントありがとうございます。今週大河。ホント、とことん西郷に甘くて嫌になります。どうして、この段階で三郎が「お前のこと嵌めて新しい時代作ったけど、こんなの望んでなかった><」などと泣き言を言う西郷を励まさなきゃならないのか。三郎にこんな泣き言を言う西郷も屑ですが、三郎のキャラもぶれまくりで何が何だか状態です。男女逆転の「大奥」は読んだことはないのですが、かなり歴史背景をしっかり描いてると評価されていますね。男女を逆転させるという大胆な脚色があろうが、その時代に上手く話を落とし込み、筋を通していれば面白いものになるのに、どうして大河でそれができないのか。何とも悲しくなります。「この世界の~」本当にね。どこが分からないのでしょう? 私も逆に聞きたいくらいです(苦笑)

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主人公が落ち込めば誰でも総出で慰めてくれる優しい()世界

「皆仲良く☆彡」という小学校並のスローガンを西郷が唱えた途端、学級崩壊が回避された先週大河。

今週は、三郎怒りの花火大会からスタート。やらないのかと思っていたけど、これはやるのね。
……ただ、これをやったせいでラストとの整合性が取れなくなりましたがね。まあ、それはひとまず置いておくとして、

・いきなり、岩倉使節団の話が始まる。マジで唐突だな。

・岩倉使節団メンバーの話で揉めたはずなのに、そういういざこざは一切なし。

・勿論、西郷、大久保の間で、大久保が行く行かないで揉めることもほとんどなし。
西郷「それってぇ、今行かなきゃいけないことなの?」
大久保「うん! 必要なことや!」
西郷「そうなん? じゃあ、行っといで」
 この程度。そのせいで、大久保がなぜこんな大変な時期に外国へ行こうと思ったのかの理由がぼやけたまま。ついでに今回の使節団の目的もぼやけたまま……というか、明治政府が今、何がどう大変で、西郷がどんな悩みを抱えているのかさえもぼやけたままなので、それらすべてをかみ殺して、大久保を送り出してやる西郷の男気もぼやけたまま。

・留学するかどうかは菊次郎の意思に任せる。この時代にそれはないような。。。

・新八どん、川路、半次郎の為人説明が無理やり挿入される。この三人、結構前から出てたはずなのに、この段階でこんな説明入れなきゃならんくらい、キャラが描けてないのは。。。

・使節団、色んなものがぼやけたままあっさり出発。

・次の瞬間、今まで影も形もなかった山縣の金問題発覚。

・江藤たち「どうすんの! 西郷さん!」
 西郷「山縣さん、やめてくれる?」
 山縣「分かりました」(山縣退場)
 やっぱりあっさり過ぎ。

・市民モブたちが新しい政府の悪口言っているのを聞いて、凹む西郷。それに気づいたモブは、「誤解しないで! 西郷さんだけは違うから!」と必死にフォロー。
 マジで主人公には優しい世界。

・西郷、「三郎ちゃんを県令にしてよ!」の頼みを蹴って、天子様とともに鹿児島へ。
 謁見後、西郷と三郎が二人きりで話をするのですが、ここ今回一番ひどかった。

三郎「今の日本を兄上が見たらどう思うだろう。西郷、これが兄上とお前が思い描いた新しい国なのか?」
西郷「(いきなりお目目うるうる)僕はさあ、新しい国のために頑張ってきたつもりなんだよ。あんたのこと欺いたりしてさ。それなのに……今はもうなんていうか、こんなんちゃうっていうか。僕はこんなふうになるなんて望んでやかったんや>< 今まで犠牲になってきた人たちにも申し訳が立たなくてぇ(泣)」

 西郷、よりにもよって三郎に新政府のことを愚痴って泣き言を言う!

 そんな西郷に対し、三郎は……

三郎「このやっせんぼ! どうして諦めるんだそこで! できるできる気持ちの問題!」
 と、炎の妖精さんのごとく励ましまくった挙げ句、
三郎「でも、どんなに頑張ってもどうしても無理だったら、薩摩に戻っておいで♡」
 そんなことまで言い出す。
 冒頭、怒りの花火大会をしていた時とまるで別人。

・菊次郎「僕、留学することにしました! 今日見た天子様がきらきらしてたから!」
 菊次郎が天子様を直に見られる時なんてあったっけ?

ということで、今回は岩倉使節団やら山縣失脚やら色々ありますが、全部そうめん流しのごとくさらさらと流れていってからの、西郷&三郎シーンですよ。

製作陣としては、三郎ちゃんだって実はいい人だったんですよ☆彡素敵ですね! 効果を狙ったのかもしれませんが、普通にありえん。
てか、こんなラストを描くつもりなら、冒頭の怒りの花火大会なんていらんやん……いや、入れるにしても、ちゃんと心変わりの過程を描いてよ。

もしかして、しゅんと涙目になってる西郷見たから? それも勘弁してほしいんですけど。

西郷がしゅんと落ち込む素振りを見せたら、皆許してくれて全力で励ましてくれる。
マジで西郷にゲロ甘な世界だよ、まったく。

なんて、思ってたりしましたが、そんなもの……次回タイトルを見た途端、吹っ飛んだよ。

西郷どん次回サブタイ「両雄激突」

翔ぶが如く第二部第十回サブタイ「両雄対決」

また翔ぶが如くのサブタイぱちりやがって! しかも、翔ぶ~屈指の神回を!! どういうことだよ!!

てか……ちょっと待ってくれ。次回もう征韓論なの? え? 大久保ともう決裂?
は…早すぎる。というか、このままだと征韓論&大久保との決裂さえ、流しそうめんに……嗚呼。二人の激突もさることながら、西郷との対決を決意し、遺書をしたためる鹿賀大久保は素晴らしかったなあ(現実逃避)




>web拍手レス
10月30日21:28 kou様 
いつもコメントありがとうございます。今週大河、菊次郎ちゃん物語なんかに時間を割くから、いざ明治政府に舞台が移っても訳わからんことに。おっしゃるとおり、あれじゃ歴史をよく知らん人にはなんのこっちゃって話ですよね。西郷が浮いているのはいいんですが、言っていることが小学校のスローガンの域を出ないし、大久保もキャラ変が無理やり過ぎ&西郷引きたてのため愚物化で何とも痛々しいことになっていますし。役者さんが頑張っているというのは分かるんですけどね。こちらの気持ちは盛り下がっていく一方。。。それから、方言についてですが……正直に言いまして、「この世界の片隅に」のまんまです。「~じゃけえねえ」「~しとるんよ」って普通に使います。私の周りも同じ。でもね、これは軽いほうだと思っていたんです。祖母はもっと訛ってますから。が! 「あの映画、字幕がなきゃ意味が分からなかった」だなんて感想を目にして衝撃を受けました。字幕をつけなきゃ分からんほど訛っていたなんて! と。いやはや恐ろしい。軽くカルチャーショックでした(苦笑)




>webブログ拍手レス
11月9日09:32 ノリ様
拍手&コメントありがとうございます。史実どおりにやれ。脚色は絶対許さない! だなんて野暮なことは言いませんが、「西郷隆盛」という実名を用いてドラマを作っている以上、決して変えてはならない箇所ってあると思うんです。これはもう西郷という名を騙る誰か。ご本人が知ったらどう思うか。それを思うと、本当に居たたまれなくなります。。。

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