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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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角さんは来週で退場なんだろうか。。

政宗、なんというきかんぼう。。。
秀吉に好き勝手されて気に入らねぇと、おいたしたばっかりに……で、裏切り者の身柄をしっかり確保していなかったばっかりに、絶体絶命の大ピンチに。
愛も替え玉じゃねぇのって疑いかけられちゃってさ。悪い夫や!
(しかし、この時の愛も相変わらず素敵でした。弁明については全てを喜多に任せ、自分は黙ったまま……そして、秀吉に言われたことだけを端的に答える。上に立つ者が気品が感じられてよかったです。それに対しての秀吉も怖さがありながらも小粋でよかったです)

「政宗、天下を獲りたくないのか。俺を撃て!」と叫んで死んでいった親父の回想シーンが流れると、言葉にはしていないけど、後悔の念とともに、こんなところで終わりたくねぇ! という憤りがビシバシと伝わってきました。

こんなふうに、言葉では語らずとも人物の心情が手に取るように分かるのはいいですね。


さて、そんなこんなで現行大河。
正直、今回いらなかったんじゃないのかと思ってしまったり。。。

いや、歴史的には色々動いていますよ? 官兵衛の隠居だったり、鶴松誕生だったり……でもね、全然心が盛り上がらないのです。

冒頭、前回ラストの「次期天下人は官兵衛!」シーンから始まりましたが、領地替えされて、佐々と同じくらい……いや、それ以上に醜態(宇都宮に何度も勝手な安請け合いして放置した結果、宇都宮は地侍使って挙兵&最後は息子に尻ぬぐいしてもらう)晒しまくったってのに、佐々は切腹で、官兵衛は天下人??? 全然説得力ねぇ!
ってか、「こいつは天下を狙ってるんじゃないか」って疑ってる家康から、この話聞いてゴックン鵜呑みにする時点で、天下人の器じゃありません。少しは疑え!!

その後、鶴松誕生を機に長政に家督を譲り、隠居を決意します(今更ですが、秀次はいつになったら出てくるのでしょう? このままだとパッと出てきて、五分で退場だなんて目に。。)

が! そういうことはお披露目する前に、個人個人に伝えて根回ししておくものです。
長政は皆の前でいきなりそんなこと言われても、毅然とした態度がとれんでしょうし……何より、長政は家臣どころか侍女にさえそっぽを向かれるほど、黒田家中から総スカン食らってるんだから、誰もついていかないよ。

案の定、長政は「僕には無理です!」と取り乱すし、家臣もそんな長政を「やっぱあいつアホや」というような目で見ていて……「大丈夫じゃ」という言葉にまるで説得力がありません。

長政を教え導いてやらないと、という光さんの言葉に、「人に教えてもらって分かるようじゃ駄目だ。自分の力で考え、力をつけていかないと」と返したのもね。いや、お前の親父は優しく色々教えてくれて、たくさんフォローしてくれたじゃないかってのは元より、一個人でのことなら正しいけど、黒田家の当主でそれは許されません。
ちょっとしたミスでお家断絶ですからね(それでなくても官兵衛が秀吉に喧嘩売りまくって、仲が険悪になっていってるのに)

失敗から学んでいったらいいさなんて、悠長なこといってられないんですよ。御家第一だってんなら、世代交代がスムーズにできるよう、影ながら長政に助言したり、家臣たちへの根回しとかして、全力で長政をサポートしろっての!
必殺技が「突撃★敵地訪問」と「生きられよ!」しかないくせに、「俺が優秀過ぎて、秀吉様を警戒させちゃうからさ(キリッ)」とか、どや顔で言ってる場合じゃないぞ!

と思っていたら、「秀吉様は、黒田にはお前たちみたいな優れた家臣がたくさんいて羨ましいと言ってました!」「嗚呼、俺たちが優秀過ぎるのが、仇になったなんて!」とか言い出す黒田三人組に、盛大に噴く。

単なる官兵衛のイエスマンで、官兵衛がいないと何も決断できない(「殿のお帰りを待ちましょう!」「すぐ殿に知らせましょう!」しか言えない)、官兵衛自身以外はどうでもいい(官兵衛が幽閉されたとき、官兵衛不在の黒田家を支えなきゃいけなかったのに、それを華麗に放り出して、有岡の城下町で一年も油を売る&跡継ぎの長政を支える気ゼロ)
そういう家臣を優秀とは言いません。なのに、自分たちは天下人に恐れられるほど優秀だと思ってる。さすが、何もかも自分が正しいと信じて疑わない男の家来です。

んで、極めつけが秀吉への諫言……いや、あれは単なる本音丸出しの文句ですね。岡田さんの演技的に、命がけの諫言としたかったのでしょうが、だったら方便や嘘を駆使するとかしろよ。口調も態度も喧嘩腰過ぎるし、言ってる内容も単なる一般論、感情論でしかないし、何よりありのままの気持ちを伝えれば分かってもらえるって考えが甘過ぎる。
秀吉は友達じゃない! 上司だから!!!

というか、秀吉を諫められるのが官兵衛だけというのが激しく違和感。いや、秀長差し置いてそりゃねぇだろ!

(しかし、この大量虐殺。竹中秀吉だと「ご乱心や!」と思うのに、勝秀吉だと通常運転に思えてしまうから恐ろしい。「百人程度でガタガタ言うな」とか言っちゃっても、「そ、そうですね(震え声)」としか返せない。いやホント、格が違います)

と、相変わらず官兵衛に何だかなぁだったわけですが、それ以上に見ていて辛いのが女性パート。

「私、企んでます!」とはっきり顔に書いてある茶々は、全然可愛く見えないし、そんな茶々に「ちゃちゃちゃちゃちゃちゃty…略」と顎で使われまくる秀吉も色ぼけ老人にしか見えなくて、この二人のシーンはとにかく不快。
(というか、秀吉の奇声を発して怒鳴りまくるあの演技、どうにかならなにものか。。。)

子が産めない&茶々に好き勝手されて傷ついているとおねの事情を知らされていながら、「跡継ぎ誕生だなんて、おね様はさぞかし喜んでらっしゃるでしょうね♪」だなんて本気で言えちゃったり、先週散々長政を家臣の前でこけ落として、家中においての長政の地位を著しく下げておきながら、「長政なら大丈夫だ」って夫の言葉に「そうね♪」と笑顔で頷いちゃう光さんも、

先週宇都宮のことで義母と侍女たち総出でつるし上げ、夫の心とプライドを踏みにじりまくったくせに、「あなたが立派な当主になれば、死んでいった者たちも報われる云々」と……この女の中では、宇都宮のことなんてもう忘却の彼方なんだなというような無神経なことをほざき、
二回も「お前がアホなことしたせいで、侍女が逃げた」と奥の仕事を放り出したくせに「奥の仕事が勤まるか? 何とかなるでしょ。あーーーおいしーー↑↑↑」と品のない大声を発する糸も……もう出てこなければいいのにと思うくらい不快。

素敵な戦国の姫が見たい……そして、ゾクゾクするような知略が見たい。。。

でも来週、小田原が一回こっきりで終わりそうだし……ここまでくると、せめて小田原行きを渋っている政宗を、官兵衛が「生きられよ!」と説得したってことにならないことを祈るのみです(←もはや、そのレベル)

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