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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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…………( ゚д゚)ポカーン

官兵衛が輿に乗ってたのはなあ。有岡城の件で足を悪くして馬に乗れなくなったからなんだよ(でも、このドラマだと有岡城の件以降も官兵衛馬にじゃんじゃん乗ってたけどね!)

なのに、担がれた輿の上に立って士気とか……そこまで卓越した足腰なら、馬に乗れ!!!!


そんな盛大なツッコミを入れた先週から一週飛んでの最終回。
「天下タイへー」思想をぶん投げ、私利私欲の天下取りに走ったこのドラマはどう決着つけんだろうと思ったら……。。。


まず冒頭。前回同様調子に乗りまくってる官兵衛陣営。
「官兵衛の兜見ただけで、敵は逃げ出した」とナレーションでもヨイショされて、超ご満悦。

「表向きは徳川に加勢する形で、三成方の城落としてることになってるけど、実は俺たちの天下取りのためさ。フヒヒ」とドヤ顔で言ってますけど……そんな説明ありましたっけ?

「家康と三成が中央で争ってる間に、九州攻めるぜ! イェーイ!」しか言ってなかったろ!

「表向きは徳川に味方する形で云々」言うなら、あらかじめそう言うシーン入れとけよ。家康に「毛利と島津の抑えはお任せください」と書状送るとか、五分もかかんねぇぞ。

なんて、突っ込んでいたら、関ヶ原サイド。
「小早川が動かぬ時は、三成と一緒にそれがしが討ち果たす!」と言い切った長政はかっこよかったですが、金吾の扱いが酷過ぎる! なんだ、あの薄っぺらいヘタレは!

こいつのせいで大谷さん死んだのかと思うと、泣ける。

そして、前回突如現れた大谷さんの出番が今回皆無。それも泣ける! 

島左近なんかいなかった事実にも泣ける!
金吾の裏切りにブチ切れまくる三成に、「早く逃げて!」と叫ぶモブを必死に左近だと思い込もうとしたけど、私には夏八木さんの左近がいるから大丈夫や! と吹っ切りやめる。

たったこんだけの描写で関ヶ原が終わったのも泣ける!

今回斬首される小物小西さん。あんなに出張ってキャンキャン言ってたママン(おねさんの侍女)が、彼について一切言及しないままフェードアウトという事実も泣ける!

山路さんの安国寺さんは、相変わらず佇まいが素敵すぎる。願わくば、もっといい脚本で見てみたかったという口惜しさに泣ける!

三成。ひでぇ小物に描かれ、左近もつけてもらえず独りぼっちで、最後の最後に「我が思い、如水殿だけは判ってくれよう」だなんてセリフを言わされてたことにも泣ける!

相変わらず感情顔に出しすぎな、小娘茶々に泣ける!

と、ここまでも色々泣きたくなりましたが、やはり一番泣かせてくれたのは主人公。


関ヶ原が一日で終わったこと知って、皆の前でブチ切れて暴れる様は小物臭全開でしたし、ここで強引にねじ込まれた「お前の左手は何をしていた」エピにも激萎え。

家康刺すってことはあれだからね。長政も死ぬってことだからね。
「俺の天下取りのために、家康と心中すればよかったのに!」って言ってるようなもんだからね。

で、そんな冷酷なこと考えるような奴だったのかと思いきや、「俺は私利私欲のために天下獲ったんじゃない。俺が死んでもタイへーの世が続いてく国を作りたい」だなんて、抽象的極まりないラブ&ピース論であっさりと家康に天下を託すYO! ってなるから意味不明。
(あと、建前ではなく本音で話したいって、お前が本音以外で話をしたことあったk…略)

てか、この悪巧み顔の家康がそんなピュアピュアな理由で天下獲ったわけねぇだろ。なんでそんなことも分からず、鵜呑みにして感動してんの?

最後の最後まで、体たらく過ぎる軍師()様に泣けます、ホント。

そしてここからラストに向けて、「泣かせます!」パートに入っていくわけですが、一年間見てきた主人公がこれから死のうって時に、何の感慨も浮かんでこなくて悲しい限り。

官兵衛が初めて長政を褒めたとこも、官兵衛の長政に対する愛情が見えた試しがなかったら「お前が俺を超えてくれて嬉しい」と言われてもどっちらけだし、

「民や家臣の声に耳を傾けよ」とか言われても、お前が耳を傾けてるシーンなんか見たことないけどな! でどっちらけだし、

私にとって、善助は他の二人とワンセットの無能モブ程度の認識だったので、「俺の心はいつも善助とともにあった」とか言われたり、兜贈呈式とかやられても、特に何も思わず。
(父にそう告げると、「馬鹿野郎! たとえ事実がそうでも、こいつらがそう言ってんならそうなんじゃね? と思わないと、こんなもん見てられねぇよ!」と返される始末)


で、いよいよ官兵衛お別れシーン。
「大殿が死んじゃったら、生きがいがなくなる!」って、長政の前で言うよな。とか、お福、お前は一体今いくつなんだ?! とか、え? 最後に倒れるのは奥さん側じゃねぇのかよ。とか、色々気になり過ぎて、画面の中の皆は泣いてるのに、こちらは涙一滴出やしない。

そんで、ここで終わりかと思ったら、大阪の夏の陣までダラダラ続く。

んで、又兵衛出奔エピをされてないのに、いきなりこんなとこやられても、とか、
「あんたたちにお金全部配っちゃって、もう全然ないんだけど」と、テンションがダダ下がるようなことをほざいたかと思えば、秀吉に愛情なんか一切なかったくせに「太閤殿下の元へ参ろう」と言って自害する神経が分からんと、思っていたら、

家康「官兵衛。お前と約束した、戦のない世がくるぞ」

という言葉のあとに、私利私欲で戦起こして、九州でヒーハーしまくった官兵衛の亡霊が出てきて、にっこり笑って……完。


私&父「………………え?」

・・・・・
 

私&父「……え? これで終わり???」


という、間の抜けた声を二度発して、今年の大河終了。


終わった……終わったなあ……ハハ、今年も完走したぞ。した……けど……うん……なんか……なんか。。。


この、いかんともしがたい感情はいつものとおり、総括にでも書こうかな? けど……今年は総括を書くのさえ、なんかかったるいっていう。。。
oh……こんな感情初めて。。。


  


>web拍手レス
12月16日22:43  kou様 
いつもコメントありがとうございます。そして、このたびは私の古過ぎるカプの萌語りに付き合ってくださいまして恐縮です! そうですよね、大体の方は忘却の彼方ですよね。なぜ今になって嵌ってしまったのか。恐らくは、あの難解なキャラの良さが分かるくらい大人になれたのだといい方向に考えてますが……本当になぜ今更(号泣)樹は富樫先生が「歪んでるから一番好き」と言わしめたキャラだけあって、あの歪みっぷりがたまりません。忍も、そばに居続けたのが樹じゃなかったら、また違った道を歩いていたのかもしれませんが……忍にずっとついていける奴って樹以外いるんだろうかとも思ってしまったり……と、夢は広がるばかりです(爆)最近の話でもこれくらい萌えられたら幸せなんですが……ここまで露骨に淫靡な関係の奴らって、なかなかいないですからねぇ。ホント、富樫先生は凄いです。お天気ですが、こちらでは二日間の大雪に見舞われまして、大渋滞に巻き込まれるわ道は滑るわとえらい目に遭いましたが、そちらは大丈夫だったでしょうか? これからますます寒くなっていくようですし、気を付けましょうね。 

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