堀川城、どうしても台風が来たら一発で吹き飛ぶ気がしてならない

もう、ルリ子が主役（ヒロイン氏真）でいいんじゃないかな？

今回のとにもかくにもな感想。
サブタイ「死の帳面」……今度はデスノかよ＝３　と、腐りながら視聴開始したわけですが、いやあ今回は面白かった！　今まで一番と言っていいくらい。

ルリ子！　すごく輝いていたよ、ルリ子！


義信自害の報せを聞き、即座に信玄に逢いに行き、色んな釘刺すとこといい（ここの会話シーンも面白かったんですが、欲を言えば、信玄優勢気味な感じにしてくれるともっとよかったな。信玄はこれからこのドラマ最大の敵となるわけですから、あの寿桂尼でも敵わないという大物感がほしかった）

帰ってきたら、またも即座に北条に連絡を取り……頭の回転と行動力が半端ない。
何度危篤状態に陥ろうが、ゾンビ不死鳥のごとく蘇ってくるタフさもさることながら、後半の直虎呼び出し。

なんでここで直虎絡めてくんだよ。やっぱ主人公補正かよ～と、最初はげんなり。
で、話してる時も、ルリ子はやたらと……それこそ、氏真に対するそれよりも感情的に直虎と接し、直虎讃美歌を謳いあげるものだから、うへあ！　やっぱりルリ子にも「主人公を褒め称えないと死ねない」ノルマを課すのかよ～！　と、げんなり度ＭＡＸだったのですが、ルリ子デスノートにしっかりと直虎の名前が書き込まれていることに、盛大に噴く。

しかも理由が、「私と同類のあの女は、衰えた主家に義理立てなどしない」。
ここはホント痺れました。

亀が死んだのは不用意に徳川に接触しようとして足元をすくわれたからだってのに、それを綺麗さっぱり忘れてまた徳川に接触しようとしてる、亀の死から何も学んでいない井伊家中ェ……なんてことを忘れるくらい……

ルリ子！　なんて素敵なんだ、ルリ子！

と、ルリ子フィーバーが止まらなかったわけですが、それに負けず劣らず輝いていたのが、氏真。いやあ、彼も素晴らしかった。

切れ者のばあちゃんやパパみたいになれなかった口惜しさ、劣等感を抱えながら、それでもばあちゃんやパパが大好きで、真っ直ぐなところがねえ。とてもいい感じで……今回で好感度急上昇です（あと、やはり佇まいが素晴らしいんですね。さすがは歌舞伎の方です）

それから、家族との絡みもいいんですよ。

奥さんとの語らいも素敵でしたし（「わしがうつけのせいで」と素直に己を恥じる氏真に、「私は一度も殿をうつけと思うたことはありません。でも、今日は初めてうつけだと思いました」からの「扇が逆さでございます」と、逆さに差していた扇を直してあげるってのがねえ。ええ奥さんやでえ）

「ばば様は今川の女だから！」と、ばば様のために一生懸命笙を吹き、ばば様が目覚めたら素直に謝ってねえ。それまでばば様が見ていた、今川家が栄えていた頃の夢と相まって、あのシーンはかなりじーんと来ました。

ああ！　ばば様にも氏真にも氏真ワイフにもすんなり感情移入できて、ばば様素敵！　とか、氏真、頑張って！　と、素直に想える……なんて素晴らしいんだ！

彼のこれからが本当に気になります。……え？　井伊家？　あんなチート魔法使いがいるファンタジック井伊家はノーサンキューでｓ…略




>web拍手レス
7月10日00:35  kou様　
いつもコメントありがとうございます。今週大河。龍雲党……なんでもアリですよね。誰にも見られることなく大量の材木を盗み出したり、大海原のどこにいるか分からない船の居所を即座に特定したり……今回はとうとう城まで生やしちゃって。ここまでチート過ぎると白けます。ホントいつまで続くんでしょうね。。。龍雲丸の中の人……確かに「誰も知らない」を思えば、大きくなったなあと感慨頻りです。「忍びの国」確かに、あらすじ等見ると、キャラが元々ぽわんとした感じの方なんですね。それならば納得。そして、伊賀忍者の人でなしっぷりw確かに、彼らは金で動きますからねえ（去年大河の「忍は信用を失ったら死ぬしかない」某出浦さんとは大違い）そういうところもきちんと描いているなら、ますます気になりますね！　「怒り」おお！　原作を読んでらしたんですね。私はもう完全に予告で漠然と面白そうだなあという感じで……でも三カ所同時進行は確かにややこしいですね。「ヒメアノ～ル」は映画紹介動画を見て、興味を持った映画だったりします。素人の方が作っている動画ですが、なかなか面白くてよく見てます。