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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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さようなら、天地人!

さて、今年一年私を怒りのるつぼに叩き落してくれた、「天地人」も今日でグランドフィナーレを迎えました。
で、最後ぐらいは見届けてやろうとラストを見た訳ですが、ねぇもう…


天地人終了後の「龍馬伝」と「坂の上の雲」予告編に興奮し過ぎて、天地人のこと全部飛んじゃった・・・


やべぇ・・・。

一体なんだ! あのクオリティの違いは!! 力の入れ方が全然違い過ぎる!!!
もう、来週と来年が凄ぇ楽しみ!!!!!!(歓喜)


・・・・って、何の話を……あ、そうか。天地人最終回感想ね。ええっと…(←おいっ!)

ああ! いい裏切りがありました!

私は、最終回半分以上が回想シーンになるんじゃないかと予想しましたが、あんまりありませんでした!
それだけは良かった! 

と言うことで、必死に飛んでっちゃった記憶を手繰り寄せながら、最後もやっぱりボロクソ感想行ってみたいと思います!(←あ~あ~)


「大坂夏の陣後、兼続と景勝は米沢に戻ったのでございます」という信子ナレに「え? 景勝も出陣してたの?!」と軽いジャブを喰らって最終回スタート。

米の出来具合を検分する兼たん&上田衆(ってか、こいつら生きてたのか。大坂の陣じゃ全然出なかったからてっきり死n…略)の元に、兼たんの息子・景明とその取り巻き若い衆が、もっと年貢を厳しく取り立てようだなんだと騒ぎ立てた挙句、「分からずや! これだから、年寄りは困る!」といやしくも執政に向かって暴言を吐いておりましたが……いやぁ立派に兼たんの気質は上杉家中に浸透してるんですね(笑)

しかし、それを鎮め、景明が有能っぷりをアピール。景勝様たちから「お前の息子は先が楽しみ」と褒められていたのですが(どうでもいいですが、どうして景勝様が兼たんの下座で酒を飲んでるんですか?)、そこへ景明がぶっ倒れたという知らせが!

なんと、1シーン前はあんなに元気だったのに、次のシーンでは突然危篤状態に!!!

どんだけ速攻性の猛毒ウイルスに感染したの? もしかして軍事兵器??? ってか、〇き竹城下女、まだ生きてたのかよ?! と吃驚してある間にテンプレ臨終シーンが流れ、あっけなく嫡男死亡。

お船が地面に突っ伏してわんわん泣いとりましたが・・・・・抱きしめてやらないどころか、一言だってかけやしない兼たんばりにちっとも悲しくなりゃしない。
それと、景勝に息子の死を報告したシーン。悼みの言葉を掛ける景勝に笑って答える兼たんの寝顔がね。無念いっぱいでただただ笑うしかないって悲哀を表現したいんだと思うんですが・・・・・・う~ん。あまり出てなくて、なんとm…略

その後。兼たんは政宗と共に病床の家康に呼ばれる訳ですが・・・・・・いやぁ、このパートが今回で一番許せませんでした。

外様である政宗と兼たんに秀忠の指南役を命じるだけでも十分ぶっ飛びなのに、

秀忠「義も愛もない父上の人生って、一体何の意味があんの??

………(;゚∀゚)?

え? 息子のお前が親父に対して何言ってんの?

しかも、家康も「いっぱいの人に裏切られ憎まれてきたけど、秀忠に冷たくされるのは耐えられない」って、ありえねぇえええええ!!!!!
大先生、まさか家康には秀忠しか子供がいないとか思ってるんじゃないでしょうね? 家康には信長に言われて切腹させた長男とか、生涯冷たくした二男とか・・・いっぱいいるんですけど? 

嫌だ!! こんな……自分は何もかも間違ってた! なんて思いのまま、家康に死んで欲しくない!!! という私の祈りも虚しく、コブ康様没。

その後、指南役に就いた兼たんは徳川家中の若者たちに請われるままに、武勇伝を語る訳ですが、それが全部自分の功績じゃなくて、「俺は信長や秀吉話したことあんだぜ!」て自慢話っていう…。
いやいや、せめて謙信のことを語れよ!!! 上杉家の家老だろ、お前!

しかし、兼たん。生きてる内は二人をボロクソ言ってたくせに、死んだ途端、えらくべた褒めすんのね。まぁ、信長はいいとしても秀吉は……駿府城で話すの自体まずいんじゃないか?? と、思ってたら、関ヶ原での一番の雄は石田三成(キリッ!!!! …って!!! ええええええええ!!!!!!???

徳川家家臣もさすがに反論。あんな謀反人の何処が関ヶ原の英雄だ!?
それに兼たんはえらく悦った顔して、続けます。

俺はあんなに天下の平和を願った男を知らない。何があろうと民の平和を一番に思っていて、関ヶ原においても一人敢然と家康公に立ち向かった!! 負けてもその志は変わらず、俺に遺言を残した。生きて、俺たちの義を後世に伝えよ! と。そして、俺は今ようやくその約束を果たせたと思う。

この人は、自分が三成煽って関ヶ原起こさせたことも、それを見殺し、裏切って徳川方についたことも、三成が命を掛けて守ろうとした豊臣家を滅亡させたことも、全部綺麗さっぱり忘れてしまったんでしょうか?
大坂の陣じゃ、三成のことなんてこれっぽっちも思いださなかったくせに……なんて都合よく出来た脳細胞。

普通、こんなあんまりにも自己正当化しまくった不条理な話、誰でも「異議あり!!!」って叫びだしそうなもんですが、兼たんが涙を見せるとあら不思議。みんな、共感して感動の嵐!!!

・・・って、家康にあんなに徳川家のこと頼むって言われたのに、家康を悪者にした豊臣家の武勇伝を徳川家中に広めるって、酷過ぎないか? 兼たん。

と、あまりに呆れてしまって、その同時期に、景勝がわざわざお船に逢いに行って、「そなたはいつまでも、美しい。わしの知っているおなごで一番美しいのはそなただ!」とかとち狂ったこと言ってても、「そりゃ、若いころと同じメイクだから」としか思いませんでした(←あ~あ~)

そういや、とってつけたように初音が出てきました。
もうとっくに六十いってるだろうに、この方もお船と同じで若いまんまです。初音は三成の意志を継いで、南蛮船に乗って旅に出るとか話してましたが……いや、初音。なんでお前大坂の陣で出て来なかった? 真田の娘なんだろ? ってか、三成の話もいいけど、どうして幸村の話はしないのよ? お前の弟だろ? ってか、こいつは三成も幸村も裏切って徳川方について豊臣家ぶっ潰したのに、何も言うことはないのか?? という私の疑問も華麗にスルーし、初音シーンも終了。

そして、兼たん。初音の話に開花されたのか、指南役とか色々任されたのに、いきなり景勝の許しもえず勝手に引退宣言。江戸にいるお船を連れ、夫婦二人きりで、しかも徒歩にて、越後旅行を敢行!!! 気ままな隠居ライフを送ります。

その後、景勝の元を訪れ、ようやく隠居の申し入れ。で、流れる二人の愛のメモリー。「私の主は景勝様ただ一人!」とか「ずっと殿のおそばを離れません!」とか色々熱烈な科白が流れるんですけど、あそこまで主を立てず好き勝手やって、気に入らなきゃ斬ろうと刀まで抜いたりなんかしっちゃった挙句、勝手に夫婦水入らずの越後旅行したあとで、隠居するような兼たんからは、主への愛が全く伝わってきません。
なんてぇか、ありゃただの友だち関係ですよ。親友でもありません。あくまで、友だち関係。

とは言え、この時の二人の表情の演技を見てたら・・・やっぱ、北村さんは上手いですね。苦楽を共にした盟友との今生の別れを惜しむ感情が伝わってきましたよ。嗚呼、ちゃんとした脚本で、この人の景勝を見てみたかったよ、ホント。

そして、迎えたその時。縁側で茶を飲みながら眠るように…って、なんという現代のテンプレ理想的大往生。しかも、それですぱんと終わり! 

はぁ…、もう……なんていうか、全然余韻が残らないんだけど。色々突っ込みどころが多すぎて(汗)
一見すると、もっともらしく、美談に見えるんだけど……見た目だけなんだよねぇ、なんか……う~ん。

ということで、これで最終回感想終わり。何とも煮え切らないですが、これが今の正直な気持ちです。
落ち着いたら、総評でも書こうかな? え? いらない? いや、そんなこと言わずに。

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