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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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今年も現れたスタンド使い

Q.なぜ、清盛は西行の元に死の直前現れたのか?
A.西行がスタンド「清盛」をあやつるスタンド使いとして覚醒するため。

ということで、今週大河。とうとうグランドフィナーレです……が! 最近の大河と違い、「最終回だよ! 90分拡大バージョン★」とかそういうことは一切なく、いつもどおりの45分間放送。

弁慶の立ち往生までやるくせに、45分間でどうまとめる気だ?! と、思っていたら、一ノ谷の戦いも壇ノ浦も義経との確執(&裏で暗躍ゴッシー)も全部さらっと流す程度で、大半は清盛が残された人たちに西行の体を借りて伝えていくことに終始しておりました。

まぁ、清盛が主役なわけですから、清盛が死んだ後のことはダイジェストで! ってのは分からないでもないんですが、何とも収まりの悪いラストだったような気がします。

だって、これじゃぁ頼朝が語り部になった意味がない。

確かに、スタンド「清盛」に武士の世を創ると決意表明するシーンがありましたが、あれだけじゃ弱過ぎる。
せめて、性懲りもなく「俺とデュエルしようZE★」と双六持ちだしてくるゴッシーの申し出を、クールに断ってみせたりすれば、清盛の時とは違うって感じが出ただろうに。。。
(ってか、ゴッシーが義経に冠位を授けたことがさらっと流れてしまったのが残念でした。義経の最期のシーンが結構良かっただけに、冠位を授けたゴッシーの思惑とか、弟を殺す一因を作ったゴッシーへの怒りだとかが、あの対面のシーンに出てたら面白かったろうに)

最後の〆だって、「ゴッシーは俺との双六遊びは退屈だったのか、翌年には死んじゃった。まぁ、俺もその九年後に死んじゃうんだけどね」って、なんだそりゃ!

鎌倉幕府の話も一切出さないとか! もっと頼朝の見せ場作ってあげようよ! これじゃぁ、平家滅亡を描いてまでして頼朝に語り部やらせたんだかかわけわかめ状態でしょうがよ!

ということで、あの締め方はホントにもやもやしました。

そんで、肝心の清盛サイドですが……臨終シーン。西行に「俺はまだ死にたくない! やり残したことがたくさんあるんだ!」と訴えておりましたが、きっと……清盛は今のような状況でだろうが、平家絶頂期でだろうが、死にたくない! まだやり残したことがあるんだ! と駄々を捏ねるんだろうなと思いました。

そうして、死ぬその瞬間までも全力で吠え続ける。

やりたいことが多過ぎて、大き過ぎて……時代がついて来れなかった男らしい最期だと思いました。

……が! このシーン。ぶっちゃけると、壮絶な死にざま熱演したマツケンさんよりも盛国に釘付けに。。。

いやぁ……隆也。あの表情の卑怯よ?(真顔)

皆がわんわん泣いて「殿!殿!」と騒ぎまくってる中、一人静かに見つめていてさ。清盛が絶命して倒れる瞬間を見てる貌がね、もう切なそうな、でもすごく優しげな……ああ、もう言葉にできない! とにかく、なんて貌するのよさ!(激愛)

スタンド「清盛」から、「お前がいてくれてよかった」と言われた時の嬉しそうな笑顔も良かったなぁ。そしてその後の、抜け殻のような表情も。。。
亡くなる時も清盛の首飾りを握りしめてさ……あれ? そういや、あの首飾りって確か盛国が清盛にプレゼントしたものだったような? うぉおお、そう思うとなんか思考がよからぬほうに…【自主規制入ります】

けど、私は盛国は幸せだったんじゃないかと思うんですよね。

盛国は本当に……ただただ清盛についていった男ですからね。清盛が正道を突き進もうが、悪道に堕ちていこうが、黙ってどこまでもどこまでも清盛に寄り添い、つき従ってきた。
だからこそ、その男の最期もその男が築き上げたモノの最期も見届けられることができて、嬉しかったんじゃないかと思うんです。それがどんな形であれ、最後まで寄り添えたことに変わりないんですから。

と、言うことで、盛国にはかなり胸熱だったのですが、他の人はどうかというと……う~ん。。。。

一人一人声かけられてましたけど、平家の面々はどいつもこいつもキャラが立ってなかったわ、清盛とのエピも薄いわで「ふーん」ぐらいにしか思わない。

ってか、宗盛、知盛、重衡がひとくくり扱いは酷くない?
忠清とか家臣団はそれぞれ一人ずつ遺言くれたのにさ。

で、重盛妻子に向けての言葉は……もはや失笑!
重盛の清い心を受け継いで……だ? はっ! ちゃんちゃら可笑しいぜ!(憤慨)

俺は……俺は忘れていないぞ。お前が……義兄を餓死させられて、はらはらと涙をこぼす心の清い重盛に「お前は黙って俺の言うとおりにしてりゃいいんだよ!」と打ち捨て、ゴッシーの暴言に絶望して「早く死にとうございます」と泣く重盛に何の言葉もかけてやらずに死なせたこと……忘れていないんだからな!!!!!

……とはいえ、今回使われた重盛の回想シーンは全て、清盛が重盛いじめてるか、重盛が心労で倒れてるかしかなかったので、制作陣的にもあのイジメエピをなかったことにする気はない模様。

が! 最後、清盛が夢見ている一族の筆頭にいるのは重盛なんですよ!
で、そこでの重盛は心安らかに、優しげに微笑んでいて……これが清盛の見ている夢なら、清盛は重盛を大事に思っていたというのがよく伝わるカットなのですが……がぁああ!!!!
 
……ホントにねぇ。最後でもやっぱり言いたい。どうしてこんな終わり方を持ってくる気だったんなら、清盛の家族愛を描いてこなかったし!!!!!!!!!!!!!!

と、最後の最期までいつもと同じこと盛大に突っ込んでたら、清盛「完」!


……終わった。

「平清盛」終わっちゃった。。。。

言いたいことは色々あるんですが……うーん、これはいつものように総括にでも書こうかな?

ってか、今回も……完走し切ったたなぁ、自分(しみじみ)


>web拍手レス
12月21日11:18  Act.0 黙した青年 ~蒼穹の最果て~のページめくり機能~ の方
サイトへのご指摘ありがとうございます。そうですね。やたらと第三話に飛びますね(苦笑)早速直させていただきました。ありがとうございました!

12月21日20:08  元組長と柴犬君の続き~ の方
拍手&コメントありがとうございます。今回の話はBL臭がほとんどなくて、BLサイトにお越しいただいているのに大変申し訳ない限りなのですが、そのように言っていただけると大変嬉しいです。次回更新は来年と相変わらずのまったり更新ではありますが、最後までお付き合いいただけますと幸いです!

12月21日20:23  あははは!「地雷」千崎さんっ!! の方
拍手&拍手お礼SSへのコメントありがとうございます。あのSS、気に入っていただけたようで、嬉しいです! 「地雷」……いやぁ千崎ほどこの言葉にぴったりの人種はいないと思います(笑)惚れられたら最後、並の男は付き合いきれません。「あなたにはお墓の中までついていくから!!!!」な千崎のラブアタックを「可愛いなぁv」とおおらかに受け止められる彼氏ができて、ホントによかったです。

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