江、相手によって露骨に態度変えるの、いい加減止めたｒ…略

小田原攻めに伊達政宗が出ないなんて ＼(^o^)／

いやね……もう、賤ヶ岳に七本槍も前田利家も登場しなかったから、もしかしてと思いましたが。。。
でも何でだろう。出なくてよかったとほっとしてしまう自分がいるっていう。（あ、でも、氏政役の清水さんは素敵でした！　あの眼光の鋭さ、いつ見てもたまりません）

 

この調子でいくと……真田はどうなるんだろう？　秀忠遅参原因の張本人な上に、大阪夏の陣では徳川軍の前に前に立ちはだかるから……って、そういや一昨年は登場したにも関わらず一騎駆けなかったんだっけ。。……まぁとにかく、出るのかなぁ、真田。

因みに、江の侍女は何とかならないんでしょうか。秀吉が茶々を呼び寄せたってシーンで「殿下は次の子が欲しくなったんでしょ」とか……なんでそんな下品なこと一々言うんだか。。

と、史実の描き方で一番吃驚したのはそこですが、ドラマ的にみると「ええ？　そうだったの？」と「お前、そんなキャラじゃなかったろ？！」のオンパレードだったっていう。

まずは冒頭、秀吉の妹・旭危篤状態から入る訳ですが、旭が亡くなることを悲しむ江に「？」。え？　お前、そんなに仲良かったっけ？　秀吉をべた褒めして慕う旭にドン引きする図しか思い出せないんだけど？

あと、ここに普通にやってくる向井秀忠にも吃驚。いやぁ、旭臨終シーンは今までに何回も見てきましたが、前の夫差し置いて秀忠が立ち合うとか初めて見ました。

ってか、旭が前の夫の名を一切口にせず、家康に逢いたいとか言うのにも吃驚。しかも、後々家康も旭に対して情があったみたいな科白があるし……あのさぁ、旭と家康の間に愛情なんか絶対芽生えねぇよ！　と言う気はないけど、そういうことにしたんなら、ちゃんとその過程を見せてＹＯ！　いきなり死に際そういうこと言われても、こっちはぽか～んとしかしようがないっての！

で、今回から本格的参戦の向井秀忠ですが……かつらの似合わなさより何より、歩き方が気になってしょうがない！　なに、あのひょこひょこ歩き！　足袋が痛いのか？　エ○ザイルでもそんなに気にならないのに……頼むから早く着物に慣れて欲しいもんです。

キャラについてはやっぱり「こんなん秀忠じゃない！」感が強いですね。江に対して、視聴者が思っていたことをズケズケ言ってくれるのは嬉しいんですけどね～……ってか、これまさか切れ者キャラとして描いているつもりなんですか？　とてもそうは見えないんですけど。。。。
上から目線で大人たちを「くだらねぇ」と見下し、初対面の江にペラペラペラペラ毒を吐き……完全なる厨二病患者じゃないですか。もうすぐしたら「俺の邪気眼が疼きやがる！」とか言いだすんじゃないの？

パパに対しての態度もねぇ。「信長の命令で長男ヌッ殺し、仲の良かった次男（←え？　仲良かったっけ？！）を人質に出し、北条に嫁いでた娘をソッコー離縁させて、自分を人質に出した儂のやることが一々気に入らないからグレたんだ」って、いやいやいやいや！
普通そんなん間近で見てたら、いつ自分も切り捨てられるか分かったもんじゃないって縮み上がるもんだろうに、グレるとかねぇよ！（ああいう無礼な態度が取れるのは、「パパは僕がこんなことしても絶対許してくれるもん♪」って確信がなきゃできないですからね）津川家康だったらソッコー蹴り入れて秀康とチェンジしてるＹＯ！
　
嗚呼、これからもこの現代の厨二病みたいなキャラでいくのかしら。。。（遠い目）
（ってか、秀康と仲がいいって言わせるなら、なぜあんなふうに描いた上に、大阪城へ来た時兄弟が逢うシーンを入れなかったし！）

そういや、江、秀勝、秀忠の三角関係を狙ってるみたいですが……なんでそうするのか。どうせなら、秀康にしようよ。秀忠は優秀な秀康に対してコンプレックス持ってるし、絶対美味しいｈ…略
でも、この三人って……絵面的には同世代ですけど、確か江は16，7で秀勝がそれより上の20代前後。で、秀忠が10歳でしょ？　それで三角関係ってどうなのか。秀吉と茶々の時も思いましたが……無茶するなぁ、ホント。
（因みに、秀忠にも江のこと、「面白きおなご」って言わすんですね。もっと他の言い方はないｎ…略）

そして、お前ってそんなキャラじゃなかったろ？！　とビビったのが、萩原三成。
前回までは提灯持って茶々を誘導したり秀吉の手を洗ってあげる気の小さい小姓だったのにいきなり顔顰めて、天下一の茶人・利休、天下一の軍師・官兵衛に露骨に敵意むき出しにして「おい、てめぇ。前は信長の茶道だったからって殿下を舐めてんじゃねぇのか」とか言いだし、挙句関白である秀次にも食ってかかる始末。

おい、いきなりどうしたんだよ。ハマグリ焼いてたお前はどこへいった？！　頭でも打ったのか？！！　あまりのキャラの変貌ぶりにそう思わざるをえません。利休を切腹に追いこむ一因は彼ですから、この演出分からなくもないですが……それにしてもいきなり過ぎる。予兆とか伏線張っといてくれよ！

で、変わったキャラ設定にしても、秀忠同様頭が悪すぎる。相手が誰であろうと思ってることを嫌みたらしくベラベラ喋って、喧嘩売って……あまりのお馬鹿っぷりに秀次が凄く頭よく見えましたよ。
（ってか、今回の秀次は結構良かった。利休を気遣い、行きすぎた三成の言動を窘めて！　なんか妙に好きになってきましたよ、彼が）

それにしても、「殿下を見下すような輩は絶対許せない!!!」ってんなら、どうして今まであの三姉妹野放しにしてたんだ、三成！　利休より何億倍も秀吉を見下してたろ、あいつら。

そうして、先週強引にねじ込まれた「秀吉、利休不仲フラグ」が今回盛大に炸裂した訳ですが……鶴松が生まれたから二人の仲がぎくしゃくしたっていうのは違うだろう。それよりもっと根深いもんでしょ？　この二人の確執は。
それなのになんか今回とってつけたように、利休が秀吉の嫌いな茶碗を出したり、小田原攻め行きを断ったり、果ては家康との浮気現場（？）目撃したり……など、なんか男女の痴情のもつれチックな描き方されちゃって。なんだかなぁっていう。
で、この二人の確執を描くのに、秀長を出さないってのが物凄く変っていう。。。秀長があの二人の仲を取り持っていたんでしょうがよ。でも、秀長が死んでしまったから、二人の仲が一気に破綻して利休は切腹……のはずでしょ？　それなのに……は！　でも待てよ。来週利休切腹ってことは、秀長も普通に死んでるじゃないか！　うそ～ん、下手すると旭より出番少なかったよ？　彼。これで来週旭みたいな臨終シーンやられても、全然泣けねぇよ！　石坂利休がうぉんうぉん泣いてもイミフだＹＯ！　仲代利休が高嶋秀長が死んだ時、「わしは小一郎はんと一緒に死ぬんやぁあああ」と号泣した重みの千分の一もないＹＯ！

ということで、来週三姉妹専属カウンセラー（！）利休の切腹な訳ですが……頼むから、切腹前夜に江が突撃インタビューとかして利休が「分かりまへん」と答えるとかだけは、絶対止めていただきたいとただそれだけを願っています（遠い目）

肖像画がもはや似顔絵レベル

「　元気な子を産んでくれるなら、男でも女でもいいじゃない！　」

この科白、絶対出るだろうなと思っていましたが……やっぱり出ましたねぇ。。。
そんな訳がないんですよね、あの時代は……ってか、秀吉や茶々にとっては。

天下人である秀吉にとって、世継ぎを残す残せないというのは自身の御家存続以上に、天下太平の是非がかかっていますからね。絶対男の子でなくては困る。

そして、茶々にしてみても自身の出世に加え、浅井家の血筋を天下人にできるということを考えれば、こちらも絶対男の子でなくては困る。

そのあたりのことをしっかり描いてくれれば、結構壮大な話になるというのに、このドラマは「わし、パパになれる！」「私に可愛い甥っ子ができる！」という家庭内規模の展開しか見せませんからねぇ、小さい小さい。

まぁ、秀吉は一応「男の子を産んでくれ！」とそれを匂わせていましたが……それに対しての現代感覚上から目線の江がとにかくウザ過ぎる。
「まだ男の子と決まった訳じゃないのに、呆れた！」だの「男でも女でもどっちでもいいじゃない！」だの「なぜ男の子でなければならぬですから？」だの。そして、ちょいちょいと「サルの子ではなく、人の子を産んで下さいまし！」とかもイライラ。。

茶々の腹の子が秀吉の子ではないと言う噂を流した者たちを秀吉が処罰したことに対しての態度もねぇ。
「何も殺すことないじゃない！」って……ホントお前は何時代の人間だと！
けど、初めて秀吉に怒鳴り散らされて、「秀吉様」とか言い出してすごすご退散したのには嗤いましたが。はん、悔しかったらスタンド信長出して対抗してみろ！　撮りだめカットがなくなったってかい！
ってか、こんなにエピ入れるのは止めたほうがいい。だって、これだとじゃぁなんで今まで江は斬首されなかったんだってことｎ…略

しかし、出産シーンの秀吉と江に失笑した後、秀次さんが「がさつな女め」と江に吐き捨てたのを見て、かなり高感度が上がったって言う（笑）いやぁよくぞ言ってくれた！　もっとビシバシ言ってやってくれ！　もうすぐさよならだけど（涙）

茶々が秀吉に長政たちの供養を頼むシーンですが、あそこは秀吉良かったなって久しぶりに思いました。なんか秀吉の大きさが出てたと思います。
ただその後、供養させてくれた秀吉に感謝する茶々に対して「こんなこと当たり前です！」という江にげんなりしましたが。。。
こいつだけは・・・・・・どうして感謝する心ってもんがないのか。これのどこが魅力的だっての？　さっぱり分からん！

と、大阪城パートは江さえカットすれば結構いい回だったと思うんですが、それ以外のね……もう、初登場のあの人が。。。

私のイメージしてる徳川秀忠とキャラが違い過ぎてるぅうううう!!!!!!!!!!!!（絶叫）

秀忠って言ったら、勤勉、実直、律儀……と、かなり生真面目で、でもちょっと気の弱い秀才君じゃないですか？　普通。
（あと、家康には頭が上がらなくて家康を前にするといつも緊張してて、戦も苦手とか）

それなのに、あんな不敵な笑み浮かべて、家康にズバズバモノを言って……ぶっちゃ１８０度違う。誰よ、これレベル（秀康さんがこのキャラってんなら、まだ分からなくもないけど）
まぁ、その人のイメージなんて人それぞれと分かってはいるんですが……う～ん。。。

秀忠が結構好きなだけにかなり残念です。嗚呼、西田さんがやってた秀忠が恋しい。
家康に「江にも気を許すな」とか散々言われた後、寝所に戻って江の寝顔見詰めて、起きた江に「どうしたの？」と聞かれて、「見惚れておった」とはにかむような彼がもう一度見たい！（あのシーンは良かったぁ）

とりあえず、これから先この秀忠がどう化けるかですが、こんなキャラにしてこれからをどう描くのか。特に関ヶ原遅参なんて、このキャラがやらかすとかなりきつくね？

そして、この竹千代さんは何歳設定なの？　ぶっちゃけ江より年上に見えｒ…略

因みに、ラスト紀行での実物肖像画には吹きました。違い過ぎるだろww

側室は愛人じゃなーーーーーい！

側室＝愛人

脚本家さんの中にある、この方程式を何とかしたい。。。

ということで、一日遅れの大河感想。とにかく今回はこれに尽きた訳ですが……

冒頭、いつもの歴史的解説なしに始めるから、おや？　珍しいなと思ったら、


茶々「江、話があるのじゃ。実は……」

オープング

茶々「……ってことなのよ」
江「そんな！　姉上がサルとだなんて！」


いやいやいやいやいや！！！！！！

なんで、茶々の秀吉との馴れ染め話をカットすんのよ！　そこ結構重要でしょ！　どんなふうに説明したかによって江の反応が変わるのは元より、茶々の秀吉への想いを明確にするシーンなんだから。

それなのにそこをばっさり切っちゃって、いきなり「サルとなんて許せませぬ！」「すまぬ！」とやられても訳が分かりません。
江は何が許せないのよ？　茶々は何がすまぬなのよ？
親の敵に惚れちゃったこと？　それとも体を許したこと？　側室になったこと？　どれなのＹＯ！

そして、この科白。

江「どうして側室になったのです！」
茶々「側室ではない！！！！！！！！！！！！！！！」

……いや、どう考えても側室だろ？

と、首を傾げてる間に秀吉＆家康＆利休シーンになる訳ですが、このお三方で女の話とかないわー。
しかも、「江殿は許さないでしょうねぇ、復讐されるかも」とか……んなこと、家康や利休に言わせるな！　言う訳ないだろ、この人たちが！
それに、口だけですよ、あの姫様は。本気なら、２１話経った今でも秀吉にのうのうと養ってもらってるわけないっての。

で、利休たちの予言通り江が襲来してくるわけですが、あんなに覚悟を決めて秀吉の元に向かう演出をした割には丸腰で、いつものように喚き散らすだけ。け！　やっぱりその程度の覚悟かよ＝３

ってか、「この泥棒サル！　よくも姉上を手篭めにしおったな！」って……なんて酷い科白。「牡丹じゃなくてブタよ！」といい勝負じゃないですか？
（そういや、前ならここでスタンド信長を発動させるんですが、今回もなし。あれですか？　トヨエツさんの「サル！」「どうなのじゃ！」「応えよ！」などの溜め撮りショットを使いきってしまったから出せないとか？）

まぁ、その後の龍子さんの科白も負けず劣らず酷かったけど。「やっぱり、女は愛し愛される男がいてこそよ！」って……なんだ、その彼氏いない女はダメ女的発言！　恋に生きていなくたって、仕事だり何だり恋以外のことで輝いてる女性はいくらだっているじゃないか！　それなのに、ああああああ（号泣）

ということで、個人的にも心をえぐられたところで、突如初が登場。そして、これまた唐突に「秀吉と茶々の仲を認めてあげよう。男と女の仲は解せぬものなのだから」と江に説教かまして……おいおい、秀吉の家族を見て「朝の爽やかな気分が台無し！」とかほざきながら歩き食いしてた女と同一人物とは思えんぞ。

初曰く、嫁に行ったから変わったってんですが……でもそれ言うならさ。江だって一回嫁に行ってんだけど？　……まさか、江は佐治さんと一度もシテないから、男女のことは分からないとか言わないよね？　まさかね、そんな。。。
でも、まぁとりあえず初、うざいです。どんな話からであろうと、惚気話に話を持ってこうとするんですから……もうホント帰ってくださいって感じでした。
因みにここが唯一、江とシンクロしたところでしたね（笑）

しかし……今回も江はうざかったですね。一人ぎゃんぎゃん喚き散らし、自分の気に入らない返答されると不貞腐れ、茶々とは別に食事を取り……お前いくつだよって話です。しかも、昔は侍女の着物着たり、ハンストしたりと今より凄いことしてるから、グレードダウンもしてるっていう（笑）
そして、あんなにサルサル言ってるくせに、秀勝の前ではきっちり「秀吉殿」と言うのがねぇ。人見て態度変えてんじゃねぇと。
（そういや、この時の二人の会話の意味もよく分からなかったなぁ。とりあえず分かったのは、秀勝も佐治さんと同じく爽やか系で売っていきたいのねってことくらい（←あ～あ～））

極めつけは「姉の子の誕生を喜べないお前は鬼じゃ！」→「サルよりましです！」ですからね。。。まぁ、もうなんていうか、はぁ……。

で、散々ぎゃんぎゃん言ってたのに、子どもが出来たから丸く収めようＺＥ！　ってのが……。え、そういうもんなの？　普通もっとこじれてくんじゃないの？
一応ここは大竹さんの演技力でもって、それらしくまとまってはいるんですが……う～ん。首をかしげずにはいられない。

因みに、今回唯一いいなと思ったのが、子どもが出来たことを知った秀吉夫婦のシーン。ようやく後継ぎが生まれたことに歓喜する秀吉と複雑なおねの感じがよく出ていて良かったと思います。
その後の「茶々は豊臣の妻」発言は？？？？？？？？？？？？でしたが。いや、それ側室ｊ…略

そして、今回の締め科白が「さぁ、帰って子ども作ろ！」
もうやだ、この下品大河（涙）と強烈な虚脱感に襲われて今回終了した訳ですが……次回予告。ちらりと向井秀忠が出ていましたね。来週から登場されるのでしょうか？

……でも、この時って、秀忠いくつよ？　確か江より６つ年下なはずだから……ガタガタガタガタガタ！

色々正反対

ネットで良萌作！　と評判の某本がすごく気になっているのですが、買おうかどうか悩み中。
何故かというと、続きものっていうね。。。

簡単な感想を読むと絶賛してるんだけど、「こんなところで待たされるなんて、拷問だ！」的な悲鳴コメの嵐で……全部出てから買うべきか。悩ましいところです。


話は変わって……


今年の大河が「江」ということもあり、時々江関係の記事を回っていたりするんですが、その中でちょっと面白いものを発見。

「お市や茶々はとても背が高かったらしい」

特に茶々などは、あまりに高すぎて嫁の貰い手がないから秀吉の側室になったってな説があるほどだそうで。
へぇ～。
私も背が無駄に高いので、こういう記述を読むと妙に親近感がわいてきます。

因みに、江は「小柄で華奢」だったそうです。姉妹なのに全然違うのね。もしかして、お父さん似？　……え？　ってことは長政、背が低かったのか？　そういうイメージないんだけど、どうなんでしょうねぇ。

そうやって考えると、大河の江じゃ体格が逆ですよね。茶々が一番華奢で小さくて、江が一番大きいっていう（笑）

で、もっと驚いたのが、江が位牌に豊臣家の家紋を入れていたということ。

本人の希望なんでしょうか？　そのへんの詳しいことはまだ調べられていないのですが、もし本人の希望であったなら、江は豊臣家に対してとても感謝していたってことになりますよね？　江は徳川の人間である上に江の死ぬ時期は豊臣家滅亡後で、豊臣家の養女であったことは普通隠しておきたいことだったろうに、そこを敢えてですから。

そう考えると、……おや、また大河の江と正反対じゃｎ…略

三成、ホントはもっと忙しいはずだろ？

「　べべべつに、あんたのことなんか好きじゃないんだからね！　仇なんだからね///////　」

と、見事なまでのテンプレツンデレ回だった今週大河な訳ですが……

「側室になってくれ！」→「嫌よ！　あんたは両親の仇」→「側室になってくれ！」→「嫌よ！　あんたは両親の仇」→「側室になってくれ！」→「嫌よ！　あんたは両親の仇」→「側室になってくれ！」→「嫌よ！　あんたは両親の仇」→　∞

このワンパターンループには正直辟易しました。まぁ宮沢さんが徐々に秀吉に陥落していくさまを上手く体現されてはいたんですが（諦めると言われ数日放置プレイされた後、秀吉に呼び出された時いそいそと着飾って秀吉の元に向かう様なんか、恋する女って感じがよく出てた）「あなたは父上母上の仇！」と言うたびにまたそれかっていう。。。
いや、今まで「あんなサル、絶対殺してやる！」とまで言ってた手前、今更好きになっちゃったなんて言えない！　って気持ち分からなくはないんだけどここまで意固地だとねぇ。。。

で、最後の「欲しいなら力づくで奪えばいいじゃない！」→「未練があるなら諦めなきゃいいじゃない！　ニ、三回振られたくらいで諦めるような……その程度の気持ちなの？！」コンボなんか凄まじかった。
なんという少女漫画！　なんというお花畑！
それにしちゃ……「あんたの顔や姿を見るだけで嫌なのよ！」ってのは、ツンデレを超えた暴言ですけどね（苦笑）
まぁ、茶々さんはまだまだ子どもだったってことなんですかね。一応、十代設定ですし。。。

そして、秀吉。なんでここまで茶々に惹かれるのか未だによく分かりませんが（やっぱり市に似てるから？？）、いやぁ彼も負けず劣らず青いっていうか、なんていうか。。。。
私はてっきり、先週ビンタされた時点でガッツポーズしてると思ってたんですけどねぇ。なんでビンタされたのか分からないと茶々に直接聞いたり、茶々の強がりを本気にして落ち込んだり……まるで恋に浮かされた青年のよう。
それが、もうすぐ六十の男でこの青さはねぇだろうとか、このドラマで今まで道化として描かれてきた秀吉と結びつかないだろうとか……いや、そもそもこんなの秀吉じゃないとか（←根本的過ぎる）

で、ここまで茶々にぞっこんなくせに、結局は側室なのかよってのがねぇ。。。
史実ではそうなのだから仕方ないにしても、物凄いアンバランスを感じずにはいられない。

やっぱりこういう恋愛パターンで秀吉と茶々の恋愛を描くって無理あるよなぁと再確認せずにはいられない回でした。

でも、脚本家さん自身は秀吉との恋愛とかまじありえない！　って思ってんでしょうね。ラスト、「この時、江は茶々の身に何が起こっているのか知る由もありませんでした」とかナレーションさせてるし。いや、茶々の身に何が起こって～とか、そんな厄災みたいな言い方ないでしょ！

と、今回は秀吉と茶々の恋愛がメインだった訳ですが、その要所要所で出てくる初、江のウザさは異常!!!!!!!!!!!!!!　特に、江！　これはホントに酷い。

冒頭、相手のことなど一切考えず自分の惚気話を延々手紙で寄こす初の無神経さにも呆れましたが（ってか、初の旦那はホントに初の都合のいいように作られたイケメンアンドロイドにしか見えない）

茶々が秀吉に好意を抱いていると感じつつも秀吉の悪口を延々茶々に聞かせ、「サルがいなくなって嬉しいよね？　ね？　ね？　姉上？」としつこく同意を求めたり、
（ってか、龍子さんに「何でもかんでも男と女の話にしないでください！」って科白は笑ってしまいました。いやいや、脚本家さん。あなたがそれをいいｍ…略）

「目障りなサルがこの城からいなくなった！　ヒャッホー―――！」と大阪城のど真ん中で雄たけびを上げるさまにはもう絶句するしかないっていうか。。。。
いや、お前が住んでるその城の主は誰だと思ってんの？　自分の城とでも？　あんなにきんぴかで悪趣味な城って罵っておきながら？　で、秀吉は自分たちの城に勝手に居座ってる不届き者だとでも？　何様だよ、まｌ；ｈｆじゃ；うがおｐ

これも、脚本家さん的には江もまだ幼いからと言いたいのでしょうが……このウザさはそれだけで許せるもんじゃない。ホントに不快、と思ってたら劇中においてさえ茶々に「お前はついてくんな！」とか言われるし・・・・・・おいおい、ドラマ内でもうざがられてんじゃねぇか！（爆）

どうなんでしょう？　この、視聴者にもドラマ内の登場人物からもウザがられる主人公って。

ってか来週も……これ以上にウザいだろうなぁ。よくも姉上に手を出しおって！　このサルが！　とか言っていつものように引っかくか……ああ、下手すると馬乗りになって顔面タコ殴りとか。僕は、君が泣くまで殴るのをやめない!!!!　とか言いながら。。。（←あ～あ～）

それに対して、茶々がどうするかが見どころかなぁ。いつもどおり江に秀吉を好き放題いたぶらせるようなら相当嫌な女ですが、さてはて・・・・。

因みに数話前、秀吉と江が寝室で泣きながら抱き合ったアレ……一体なんだったんですかね？