蝶の毒 華の鎖 秀雄君攻略

前回、兄様ルートにて酷い筆おろしをされてしまった秀雄君があまりに不憫だったので、今回のターゲットは秀雄君に決定。

最近ちょっと疎遠になってしまった、年上の幼馴染み軍人・秀雄君。
軍服がいい感じですね。キリッとしてカッコいい。

何か微妙にキャラデザが、私の好きキャラ・ＧＳの氷室先生に似てる！　とか初めて見た時、思ったものでしたが……狙いのツボは先生と似たようなものでしたね。

冷静沈着、理性的で冷たい……と思わせておいて実は初な純情ボーイ！　ってのがね。

でも・・・・・


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10月25日00:11  kou様　
いつもコメントありがとうございます。そうですね、今週も大河はひっどい回でした。特に秀忠。口だけっぷりがパないです。秀頼に手紙書いたくらいで大きな仕事を一つやり終えたって感じのどや顔もアホ丸出しでしたし、いい加減家康が躍起になって豊臣家を潰そうとしているのは、跡取りが脳内お花畑のアホだと思ってるからってことを自覚すべきです。宮沢淀はこの大河唯一の見所ですね。来週の甲冑姿、とても楽しみ です。真田信繁の「幸村」という俗称は江戸時代ベストセラーになった本で「幸村」と書かれていたので以後、それが定着したってのが有力みたいですね（因みに「信繁」という名前は武田信玄の弟にあやかりたくその名をつけられたとか）なぜ、「幸村」なのかといえば、「幸」は元々真田家で代々受け継がれてきた字だからじゃないかな？　と思います（祖父は「幸隆」、父は「昌幸」、兄は「信幸」ですからね）「村」についても諸説あるみたいですが、妖刀「村正」から取ったって説が面白くて好きです。村正は家康の祖父と父を斬り殺した刀ということで、徳川に仇なす刀と忌み嫌われていま したからね。幸村の立ち位置にぴったりです（笑）でも、幸村も龍馬と同じで創作物の影響からドラマで大きく取り上げられ過ぎてる人物ですよね。今回も上田城攻防戦で大活躍したことになってたり（これは実際昌幸の手柄）、豊臣方に大物として迎え入れられていたり……実際は知名度が低すぎて殆ど意見を聴いてもらえなかったんですけどね。それに幸村の他にも大坂の陣で活躍した人はいるのに（後藤さんや毛利さんなど）知名度に囚われずそういう人たちにも脚光をあてたドラマを見てみたいものです。

ただ、ホントに「一見」なんですよね（笑）だって、秀雄君。主人公ちゃんへの好意が最初から駄々漏れなんですもの。ツンがない！

本人は頑張ってクールキャラ気取ろうとしてるんですけどね。すぐ顔赤らめちゃったり、慌てて取り乱したり……なんてウブい反応なんだ、秀雄！　

しかも、好きな人としか触れ合いたくないと清らかな体でいらっしゃるってんだから、まさに初々しい純情まっしぐらだ、秀雄！
　
帯の解き方も分からない、主人公ちゃんに触っただけで勝手にイっちゃう、初すぎるぜ、秀雄！

純情ボーイ万歳！
妹を抱きたい衝動を抑えるために毎夜花街に通ってた兄貴とえらい違いです。

でも、秀雄君も兄様と一緒で、主人公ちゃんへの好意を垂れ流しておきながら、辛い顔して背を向けるんですよね。

それはすでに秀雄君に婚約者がいたから何ですが……これは主人公ちゃんのお母様が「お前ん家みたいな低い家柄に娘をやるとかないわぁ m9」と秀雄君ん家を嘲笑ったから「なんだと、この野郎！　だったら、てめぇん家よりももっといい家の嬢ちゃんと結婚してやんよ！」 と秀雄君の両親がぶち切れた結果、取り決まった縁談なんだそうです。

ああ、親同士がいがみ合ってるなんて、まさにロミジュリ！　ってなもんですが、ここで引っかかってしまうのが、秀雄君。この段階ではっきり主人公ちゃんへの恋心を自覚してるのに簡単に主人公ちゃんを諦めてしまうってことですね。
当時、政略結婚が当たり前だったとはいえねぇ。「こいつ以上に好きになれる女なんていない」とか思って操立ててるくらいなら、もうちょっと抵抗してみせたってよかったんじゃないか？ 　
「やっぱりあいつは俺の手の届かない存在なんだ」って……どうして諦めるんだ、そこで！（by 炎の妖精）

でも、主人公ちゃん家を悲劇が襲ったことをきっかけに、主人公ちゃんが自分に少なからず好意を寄せてくれていると分かった途端、婚約者そっちのけで主人公ちゃんに逢いまくるっていう（笑）

（おそらく婚約者さんとどうぞと）もらった芝居のチケットを主人公ちゃんと一緒に観にいっちゃうわ、
主人公ちゃんと一緒に歩いてるとこを同僚に見られ、「婚約者がいるってのに、もうセカンドちゃんを作ったのか？」と嗤われると、「こ いつを侮辱する奴は許さない！」と殴り飛ばして騒ぎを起こしちゃうわ、
主人公ちゃんが家に遊びに来ている時に、婚約者が訪ねてくると主人公ちゃんを連れて家を抜け出して、河原で一緒に写真を撮っちゃうわ （当時、一緒に写真を撮るってことは夫婦か将来を誓い合った二人じゃないと考えられなかったそうで）

さらに感極まってキスまでしちゃう（ってか、なんでここ、スチルがないの？！）
もうやりたい放題の秀雄！

しかし、「婚約者がいるのに…」と主人公ちゃんが気にして言うと、「お前だってあの成金がいるくせに！」といきなり逆ギレの秀雄！

いやいや、主人公ちゃんはただ求婚されてるだけよ。婚約しちゃってるお前の方がよっぽど問題だろうと思っていたら、秀雄君、主人公ちゃんと結ばれるため婚約破棄することを決心するんですが……

秀雄君「婚約を無効にしてもらうために、シベリア（激戦区）行きを志願してきた！！！」

勿論、主人公ちゃんは反対。まぁ当然ですよね。死んじゃうかもしれないんだし。すると、

秀雄君「お前と結ばれるために俺はシベリア行きを決意したのに、どうして分かってくれないんだ！！！」

再び逆ギレの秀雄！
普通なら、自分勝手に突っ走り過ぎだろうって呆れてしまうところですが、描き方が上手いのか。呆れながらも、生真面目で潔癖な秀雄君らしい結論だと好意的に受け入れられてしまうっていうね。

そう、秀雄君は兄様と違って、駆け引きだとか狡さとかそういうものが一切ないんですね。
いつだって真剣で、大真面目。だから、その本気を分かってもらえないと切れちゃう。

その痛々しいまでの愚直さが彼の欠点でもあり、魅力なんでしょう。

だから、彼のバッドエンドもその愚直さが仇になった結果となっています。

一つ目は、秀雄君戦死エンドですね。
まぁ、「この戦争が終わったら俺、彼女と結婚するんだ」なんて、死亡フラグもいいとこだったから、当然と言えば当然なのか（苦笑）
切ない、でも綺麗なエンディングでした。

もう一つは、戦争から帰ってこれたけど、二人とも別々の相手と結婚してしまい、二人は不倫することで関係を続けているという何とも ダークなエンド。

主人公ちゃんは秀雄君との関係を続けていくために、浮気を容認してくれる斯波さんと結婚した訳ですが、その事実を受け入れる強さも強かさも秀雄君にはありません。ただただ、主人公ちゃんが自分を裏切ったとしか思えず憎んでしまう。そして毎夜、違う男に抱かれていると思うと腸が煮えくりかえる。でも、愛情も同じくらいあって、逢わずにはいられない。
だから、逢う度に「お前みたいな売女なんか」と乱暴に攻め立てるけれど、「じゃぁもう逢わないほうがいい？」と言われたら、わんわん泣きだして「愛してるんだ愛してるんだ。俺を捨てないでくれ」と縋りつく。。。

救いようがありません。どうしてこうなっちゃったんだか。
（でもね、なんていうか……剃毛プレイにはそこはかとなく笑えてしまったというw　ちょw　おまw　どっからその発想が舞い降りたw？ ）

もう、こっから先。秀雄君は堕ちていくだけだろうし……何とも居たたまれない。しかし、実をいうとこれが一番秀雄エンドで好みだったりするんですよね。ダメダメでも情けなくても、あの子どものような純粋さ、弱さは母性本能をくすぐられました（笑）
それと、この時の秀雄君、主人公ちゃん、斯波さんの三角関係に萌えｔ…略

あと、ハッピーエンドの秀雄君がどうも好きになれない（苦笑）

上手いこと婚約が破談になって、秀雄君は軍をあっさり辞めて好きな鳥博士になって二人は結婚して幸せいっぱいハッピー★ってのはいいんですが、鳥の研究でジャングル行くのに奥さんを連れていくな！　んで、夜な夜なテントで致すな！　クルーは大迷惑だＹＯ！
その上、この時二歳になる坊やがいて、その子と奥さんを引き離して連れてきてんですよね。しかもその理由が、「毎日奥さんを抱きたいから」

ここまでくると、なんか素直に良かったねと思えなかったんですよね。
この男の将来が心配過ぎる。大丈夫なのか？？　ってか、これから戦争始まるのに、鳥博士ってやっていけるの？？　頼むよ、ハッピーエ ンドの時くらい平穏に終わらせてくれ！

ということで、秀雄君、フルコンプした訳ですが……なんか、最後まで年上に思えなかったなぁ。幼さばかりが目立っちゃって。Ｈシーン だって、彼はＤＴなので主人公ちゃんがリードする形になってたし、これだったら同じ年か一つ二つ年下にして欲しかった。それならもっとしっくりきたのに。ってか、今考えてみても、兄様より年上とか信じられないＹＯ！

まぁでも、主人公ちゃんとの甘酸っぱいほのぼのエピは微笑ましかったし、幼馴染みモノは元々好きだってこともあって、結構楽しめまし た。

それに、秀雄君と恋仲になったからと求婚を断る主人公ちゃんに、「俺を突っぱねるのはあの軍人さんが帰ってからにしろよ。待ってる間、寂しいだろ？」と言った男前すぎる斯波さんも見れたしv（←まだ言ってる）