忍者ブログ

壱号ブログ

雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ゆきむらはでんせつのじゅうをてにいれた!(ド○クエ風)

昨日は所用があったので、一日遅れの感想。

先週、大蔵卿のウザさ(&和平会見の緩さ)や兄ちゃんパートのあまりの酷さにカッカすることしきりだったのですが、ふと冷静になってみると、私はまんまと煙に巻かれたのではないかと思ってみたり。

何を煙に巻かれたかと言いますと、幸村の無能さです。

・この段階での和睦はヤバいと分かっているのに、砲弾食らって参ってしまった茶々を見た途端、和睦に同意しちゃう。

・もう完全に黒と踏んでいる有楽斎をいまだに野放し。

・有楽斎を出したくない。佐渡に出てきてほしくないからと、使者に政治ど素人の初を指名。
 牢人たちの雇用容認。牢人たちを養うために禄を上げて欲しい。という要求以外の策をまるで与えず、意思疎通ができていない大蔵卿の同行もホイホイ許しちゃう(これでは、場を乱すだけのきりをつけても駄目)

・和睦交渉時、秀頼王子と暢気に祈るだけ。

・交渉が終わった後、きりにすぐ、自分の元へ報告に来るよう申し付けていない(報告に行かないきりもきりだけど)

のような杜撰な対策で初たちを送り出したことを棚に上げ、今更大慌て。堀を埋められたら勝機はないと分かっているのに何もせず、指を咥えて傍観。

・堀を埋め立てられた後で、またやる気出して徳川と戦うぞ宣言。

改めて思い返してみると、なんという無能っぷり。
これなら、和睦交渉に幸村は一切絡めず、後でこのことを知って愕然とした。というか、上にほとんど意見を聞いてもらえない無力な存在としたほうが、よかったんじゃないのか。
やろうと思えば堀埋め立てを妨害できそうなほど、強い権限を持っているように見えてしまう幸村にするぐらいなら……と、ぐるぐる思いつつの今週大河。

率直な感想 : 一体何がしたいの?????


冒頭。和睦したのに、いきなり家康陣営を襲う。
和睦とは一体何だったのか。こんなこと早々にするなら、どうして前回、堀埋めるのを指咥えて見てたんだ(そして、家康陣営になんであんなに簡単に攻め込めた? なんであんなに簡単に撤退できた???)

てか、戦が終わったら、四国に国替えしたい?(「やめてくれえええ! 来るなああ!(by一豊)」)
だったら戦する必要なくね? 和睦内容に「国替えしたいならどこでもいいよ」が盛り込まれていたじゃない。

何でもう一回戦する必要があるの?? 徳川に代わって天下を治める気がない。大坂に執着もしないのなら、有楽斎の言ってるとおりにすればいいんじゃないの?? 
(ついでに、牢人衆たちに与える領地の権限を、どうして幸村が持っているの???)

と、首捻っていたら、牢人たちがもらった給料で武具を買い漁り、堀を掘り返し始めたから戦再び勃発。大変だああ! まだ準備できてないのにぃいい!!! って!

牢人たちを統率できていないこともさることながら、準備ができてないと慌てるなら、どうして冒頭家康陣営攻めたり、家康暗殺を企てたりしたし。
武具買いあさり云々よりそっちのほうがよっぽど攻められる理由になるのでは?


マジで何したいの? こいつ。と思っていたら、この他にも、


・佐助、家康暗殺計画
ドラマ的に暗殺が成功するわけないと分かっているから、全然ドキドキしない。きりへのプロポーズも適当。家康の陣中侵入も適当。殺して逃亡も適当(これの数日前に夜襲をかけられているのに。徳川軍のセキュリティはザルなの??)
ついでに、影武者が殺されるって結構な大事なのに、家康も幸村たちもこのことを適当にスルー。何の意味もなし。次郎三郎殺され損。

・有楽斎追放
前から黒だと分かっていたのに、利用するでもなく修理たちに密告するでもなく泳がせ続け、なんで今になって追放? こんなに簡単にできるなら、もっと早くやれよ。というか、このタイミングは悪手としか思えない。堀を埋められ、国替えしてもいいってんなら、こいつ利用したほうがいいだろうに。
そういや、一介の牢人衆が信長の弟を追放できる権限をお持ちとは、スゲエヤ!(棒)
そして、有楽斎がただのせこい裏切り者で終わってがっかり。中の人がいい雰囲気を出そうと頑張っていたのに。

・大蔵卿の発言権を奪う
修理、どうしてもっと早く本気を出さなかった。今更過ぎる……まあ、これは有楽斎を追放したからこそできたことなのかも。とはいえ、言うこと聞かないと、自分の息子であろうと次男坊に襲わせる、とんでも母親を持った修理が超不憫(涙)

幸村親子、真田陣営訪問
こんなに簡単に会いに行けるものなの??? というか、何をしに行ったの? 昔話?? 
兄の子どもたちとの対面なのに、何だろう。感慨もくそもない。
真田家の面々が幸村たちに対し、ウエルカム! 過ぎね? 確かに、態度は非常に悪いけれど信政の言っていることは結構正論なのに、なぜ「こいつ空気読めねえ」という感じになってるのか。
あと、訪問後の余韻もくそもない。信政に言われたことを受けて、大助が「私たちは裏切り者なのですか?」と幸村に尋ねるシーンがあってもよかったと思うの。。。

・畑の中から、短筒がこんにちは!
唐突過ぎ&ご迸るドラクエ感。伏線も何もあったもんじゃねえ! 
というか、利休が埋めたとしてなぜ大坂城に埋めたのか? 何年前に埋めたのか。軽く十五年以上経ってるよね? そんなに長いこと土の中に埋めていたのにあんなに綺麗なもんなの? と、父に聞いたら、「うるせえ! 出てきちまったもんはしょうがねえだろ!」
(ここの畑耕しシーンも「?」が多かった。十四年も田舎暮らししてたのに、畑仕事をまるで知らない春とか)

・千「私は江戸に帰りたい」
千姫は秀頼と好き合っていて、死ぬまで添い遂げようとするのがテンプレですが、この千姫は違うのね。まあ、「千は俺と生涯をともにすると誓ってくれている!」という秀頼の言葉にめっちゃキョドっていたから、予想はしていましたが……こうなると、秀頼がますますピエロに見えてなあ。
あと、なぜ幸村に「江戸に帰りたい」などと言ったのか。幸村に言ったってどうしようもないだろうに。
(そういや、このドラマの秀忠は千姫のことを一切心配しないよね。総攻撃しようぜ! ばっか。娘がどうなってもいいんかい)

・兄ちゃん、またも大坂へ行く宣言
何度目だよ! そして、今回は行けるのかよ。今まであんなに止められてきたのは何だったんだ。今週はきりっとして格好よかっただけに、やっぱりここ最近の兄ちゃんパート全部いらなかったんや!
そして、「源次郎を止められるのはわしだけじゃ!(どやあ)」と言われてもなあ。あいつが兄ちゃんの言うことを聞いてたことってあったっけ? ずっと自分勝手やってた気がするけど?
(ついでに、「私には優れた兄がおります。いつも追い越そうと必死だった」という幸村の言葉も白々しかった。いや、お前「私は兄より優れていると思っていた」って言ってやん。俺はしっかり覚えているぞ!)

ということで、今回は腹が立つとか、ウザいとか云々よりも、ひたすら首を傾げる回でした。
幸村を活躍させるため、総大将ポジションにしたのが悪いんじゃないかと思いつつ、残り二回。
 
本当に、この主人公は……このドラマはどこへ向かっているのか。



>web拍手レス
11月28日20:58 
kou様
いつもコメントありがとうございます。今週大河。おっしゃるとおり、阿茶局は大蔵卿とは対極にある女性ですね。決して出しゃばらず、役目を与えられればきっちりと成果を挙げる。中の人の演技力も相まって、とても聡明な女性に見えましたね。ただ、阿茶局が素晴らしいだけに、「足がつりましたぁああ!」でギャグに走ったり、頭の弱い大蔵卿を騙して終わりにせず、息詰まる心理戦を見てみたかったなあとも思ってみたり。兄ちゃんsageは……本当に何なんでしょうね? 息抜きパートのつもりなんでしょうけど、笑えないし、不快だし。本当訳分かりません。それからハリポタ。分厚さは特に気になりませんでしたね。京極夏彦に鍛えられたので(笑)また、受け入れがたい展開を迎えると、二度と見返せなくなる。……分かります。あれはショックですよね。それまで好きだと余計に。。。作者としては、読者を楽しませるための趣向なのだと思うのですがねえ。意表を突くというのもなかなか難しい。。。

拍手

PR
  

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL (非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS (コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます
 

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

フリーエリア

最新トラックバック

プロフィール

HN:
雨月
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

カウンター

アクセス解析

Copyright ©  -- 壱号ブログ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / material by DragonArtz Desighns / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]