忍者ブログ

壱号ブログ

雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   
カテゴリー「大河(龍馬伝)」の記事一覧

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

今年の大河は私に喧嘩を売ってるのか…

……と思わずにはいられなかった今週大河。何が私にそう思わせたのかは後で語るとして、最初から順番に。

冒頭、ナレーションにて「龍馬にようやく大政奉還という道筋ができた」的なことを言われ、え? 今までそんなことも考えずに討幕を訴えてたのかよと軽くドン引きさせられるところからスタート。

そのすぐあとに、直立不動で銃をぶっ放すお龍さんだとか、「こんなに追手の目が厳しくなってるなんて思わなかったよぉ~」と呑気な龍馬だとか、なかなか最初から飛ばしてくれます。

で、ここで小曾根さんが匿ってくれることを名乗り出る訳ですが、ホントこの人は役者さんの含みのある演技力のせいか、未だに味方なんだか敵なんだか分からない感じがして面白いです。龍馬伝はストレートに感情を表現する人ばかりですからね。こういう得体がしれない人が一人や二人いてくれないとつまらんです。

そしてもう一人の得体の知れん人、容堂様。この人もいい味出してます。相変わらず酒を飲まされてましたが、科白一つ一つの中に色んな思惑が垣間見れていい。できれば、今度こそ酒飲みシーンだけでなく、大活躍するシーンが増えてくれればいいなぁ。

と、この二人にモチベーションがちょっと上がりましたが、続けてでてきた高杉さんのシーンに上がったモチベーションが一気に急降下。なんですか、あの高杉さんは……。完全な福山龍馬信者じゃないですか。いつ、あんなに洗脳されちゃったんだよ(号泣)

さらに後藤様とお慶さんたちのシーン。あれもねぇ…。長崎商人は全員福山龍馬教の信者ですか? 土佐藩のお偉いさん目の前にして、馬鹿の一つ覚えみたいに龍馬様は有能、龍馬様万歳! って。後藤様もそりゃドン引きですよ。

っていうか、今回は本当に……後藤様が不憫でしょうがなかった。あの茶番大芝居を思い出せば思い出すほどね。

龍馬伝の中じゃ、あの大芝居は友だちを虐める悪党を懲らしめる心優しきヒーロー・龍馬様という位置づけになってるようですが、私の中では完全に龍馬が悪役ですよ。

早々に勤皇党を捨てるも自己満足のために舞い戻ってきた部外者が、敬愛していた叔父が殺される様を嬉々として語りながらその遺族を足蹴にする。こんな理不尽の何処が正義だってんだ!
さらにここにきて、あれから後藤がどれだけ成長したのか見定めてやるよですからね。ホント何様なのかと。

けれど、龍馬様の何様っぷりは止まりません。

会見シーンにて、いつものどや顔で、足蹴にしたことを一切謝らないばかりか、「あんなに大殿様のために尽くした武市さんをあっさり殺すような輩のためになんか働けねぇよ」とほざいた後。まるで自分が幕府軍を追い返したかのごとく馬関での戦を語り、薩長は大政奉還を目指していると大ボラ吹いて、「俺の話に乗れよ。乗らなきゃお前は大馬鹿だぜ? 大殿様だってそれを望んでるんだからよぉ」って、訳が分からん。

しかもそれで話が……握手でまとまるからさらに意味不明。あの話のどこに心動かされる言葉があったの?(ってか、あの握手シーン。後藤様の「お前の言うとおりにするから土佐をいいポジションに持ってってくれよ」って言葉に龍馬は「約束する」とは言いましたけど一言も「うん」と言いませんでしたよね。あれであの後、「約束するとは言ったけど、土佐をいいポジションにするって言葉にうなずいた覚えはねぇな」とか言い出すんじゃなかろうかと、ふと思ってみたり…)

それにしてもこのシーン、うるさいったらなかった。
少しは静かに粛々と話し合いができないのか、この世界の武士は。
(そう言えば、前回も徳川将軍死亡を聞いて、薩長が馬鹿みたいに喜んでましたよね。あれもどうかなと。武士はたとえ敵でも礼節を重んじるものだと思いますけどね)


さて次週、海援隊を立ち上げたり、捜索願が出されていた中岡がようやく出てきたり、やっぱり高杉さんの臨終にワープすんじゃねぇの? 悪寒があったりと盛りだくさんな内容みたいですが……

おい、弥太郎。お前、今何をした? ……それは俺が神大河とあがめる「秀吉」の竹中秀吉の持ちネタ、「心・配・御・無・用!」じゃねぇか!!!!!!! 何パチってんだ、このやぁhg:あkpl;jfk;fpd:


……ということで、私が今回一番切れたのはここです。「秀吉」を見たことがある方なら、一発で分かったと思います。だって、振付も一緒なんだもの!!!!

なんでそんなことするんだよ! 誰の差し金だよ!! ってか誰得なんだよ、この演出(激昂)

ああ、竹中秀吉の「心・配御・無・用!」が大好きなだけにこれは悔しくってしょうがない! なんでよりにもよってこんな糞大河なんかn…略

あのシーン、カットってことにならないかなぁ……。嫌だなぁ(遠い目)

拍手

PR

もう奴に関わるな!(切実に)

私「父さん、どうして高杉さんは戦場で着流し姿で三味線かき鳴らしてるの?」

父「高杉さんがああやって三味線弾いてないと、奇兵隊が戦わないから! ……と思って見ようZE★」


キング・アーサーごっこから、「そんなこと言ったって、始まっちゃったもんはしょうがねぇだろ!」「参戦する! でも反戦の志を曲げた訳じゃ絶対ない!」「俺がハネにされたら、この日本は滅んじまうんだよ!」などの数々の迷演説をもって締めた前回、三部最終回。

四部は一体どうなってしまうのかと思ったら……開始早々飛ばしますね、ホント(勿論、悪い意味d…略)

冒頭戦シーンはかなり頑張っていたと思います。迫力ありましたしね。だから、おお! これから奇兵隊の活躍が見られるのか!!! と期待した……私が馬鹿だった(号泣)だって、まさかあんな……っ!


あ、その問題のシーンの前に高杉さんたち奇兵隊と語らってるシーンがありましたが、龍馬が怪我人を気遣って手当てをしてた一コマ。
相変わらずの「龍馬さんは心優しい人なんですよ」アピールですが、前回案内人の坊ちゃんへのあの冷たい態度を見ているだけに、この人は大勢人が見てる前だけ優しいんだなと思えてしまい、妙に白けた気分に…(出来れば、こういう穿った見方はしたくないんですけどねぇ…)

というか、奇兵隊の皆さんが「俺たちはみんなニッポンのために戦うんだ!」と言ってましたが……あれは史実なんでしょうか? にわかには信じられないんですけど。だって、あの人たち農民ですよね? そんな人たちが「ニッポン」って概念をもっていたとは思えない。私的には「自分たちの土地を守るために戦う!」が関の山だと思うんですが……どうなんだろ、そのへん。

で、もうひとつ分からないと言えば、長州の作戦会議で龍馬がガンガン発言したり、戦の要となるポジションについていたりしてたこと……あれも史実なんですか??? 信じられないなぁ。身内でもない、しかも戦経験皆無の人間に一番重要な任を与えるなんて…。

っていうか、あんなに戦は嫌だとか言ってたくせに龍馬さん、滅茶苦茶積極的ですね。自分の売りさばいた武器でニッポン人同士が殺し合ってる、と悲しむシーンもないし。
少しだけでもいい。一人きりになった時、理想とかけ離れた現実に憂う姿を入れて欲しかった。そうすれば、少しは「俺はこんな結果が欲しくて頑張ってきた訳じゃないのに」という龍馬の無念さが垣間見れてよかったのに。

そして、今回一番の盛り上がりの戦争シーンとなるわけですが……どうしてああなった?(真顔)

何故着流し? 何故三味線? そしてどうして弾が一発も当たらない?!!?!?!!

「風林火山」にて、ガクト謙信が「俺は軍神だ」と言い放って、敵陣のまん前で矢の雨が降る中、酒を呷るなんてシュチュがありましたが……今回、それにヒントを得たのかしらん?
でもねぇ、謙信ではありでも高杉さんではなしですよ、このシュチュは。

絵的には綺麗でしたけどね。……無双とかバサラのプロモ見てるみたいなね。

先週のエクスカリバーもそうでしたが、ゲームじゃないんだからもっとリアリティを出してくれ! 戦場で着流し姿で三味線片手に戦うとか絶対無理だから!!!!!!!! で、もし可能ならどんだけヌルい戦場なのかと!!!!

で、そのあと、さらっと戦が終わってしまったもんだから、肩透かし感が五割増しに。全然大戦に思えなかったし、長州がどれだけ追い詰められていた上での勝利だったかもいまいち伝わってこない(奇兵隊作ったのも、戦える武士の数があまりに不足してたからってくらいの切羽詰まった感じだったんでしょ?)嗚呼、冒頭は物凄く期待したのに(号泣)


長崎パートは……ここでこそ、龍馬でも勝てない弥太郎の凄さを見せる時だ! と思っていたので、弥太郎の商売の仕方が龍馬たちの仕方と大して変わらなかったことに、がっかりしてしまいました。しかも龍馬がいなきゃ嫌と相手もして貰えない。どんだけ三菱創業者を龍馬age要員にする気なのか。

そしてその後も長崎の面々による龍馬マンセーは止まらず……そう言えば、長州が幕府に勝ったのは龍馬が参戦したからだと言ってるように聞こえた気がしましたが、気のせいですよね? いくらなんでも(遠い目)

で、お元のシーンは……視聴者への言い訳以外の何物でもなかったですね(弥太郎=視聴者、お元=製作者、みたいな感じで)

でもね、言い訳にもなってないですよ。「坂本さんの嘘はみんなが笑って暮らせるための嘘」なんて……誰が納得するんだっていう。

お元のあの表情からして、「龍馬はホントは戦なんかしたくなかったけど、ニッポンのために、みんなのために自分の気持ちを殺して…」的なことを読み取ってくれと言ってるような感じですが、どや顔で作戦を提案したり戦場で活躍したりするシーンばっかり……全然自分を殺してるようには見えなかったぞ。

そして、最後に薩長同盟同様突如飛び出す「大政奉還」アイデア。頼むから……そういう突然ひらめいた! って感じでやるの止めてくれる? 薩長同盟の時同様、龍馬は未来人だから「大政奉還」が史実上正解と知ってるから口にしたようにしか見えないから…。
幕府を潰さないとニッポンは滅びるみたいに言ってましたが、龍馬がそこまで思い至る描写もないからなぁ。
(そもそも倒幕思想になったのが、武市さん切腹時という訳分からんタイミングでしたしね)

けれど、それでも木戸さんの方が正論言ってるように見えるから、困った話です。そうだよねぇ、薩長同盟で戦の話散々したくせに今更何言ってんだよ、ですよね。

……で、このシーンでつくづく思った。お願いです。もう二度と、高杉さんを龍馬に絡めないでください、切実に! 今回だけでもキャラ崩壊が半端ないってのに……これ以上キャラ崩壊してく高杉さんを見たくない(号泣)

ということで先行き不安な四部ですが、次回は後藤さんとの対面なのでちょっと楽しみです。あの大芝居の無礼をどう処理する気なのかがね!!

そう言えば、龍馬たちが戦場で着てた軍服。あれも社中の戦闘用制服として、おそろで発注したのかしらん(笑)

拍手

なんてこったい!

先週大河でいきなりお元さんに「この仕事が終わったら俺と結婚してくれ!」という死亡フラグ以外の何物でもないプロポーズをして、光の速さでお亡くなりになり、私をポカーンとさせた池内蔵太さんですが……

なんとこの方。実は国に妻子がいた(史実)ことを今日知り、吃驚!

こ、こここれは酷い! 妻子ある身で「結婚してくれ!」とか何処の結婚詐欺だ! あのシーンだけでみれば純愛に見えたのに、ぶち壊しだYO!

妻子を捨ててお元と一緒になる気でいるとしてもねぇ……なんでも史実では、池さんは龍馬と違い低い身分の出だったそうで脱藩した時、家族はずいぶんと酷い責めを負い、それを大変気にしていたっぽいんですよね。

製作者の人たちはこのことを知らなかったんですかね? まぁウィキには載ってなかったけど(笑)

龍馬主役のドラマ作るのに、龍馬が後の海援隊を継がせてもいい! ってくらい可愛がってた池さんのプロフィール知らないってのもどうかと思いますが、知っててこんな話を書いたんだったら神経疑いますよ、ホント。

しかも重要なシーンとしてならまだしも、あんな唐突過ぎて感情移入もできないやっつけフラグなんかに……。

そういや、今。龍馬を切る(←「斬る」と書かないのがポイント★)人をプロデューサーさんが募集してるそうですね。「自薦他薦問わず、『オレに福山龍馬を切らせろ』という人がいっぱいいてありがたい限り」とか言って。
この科白聞いて、去年のプロデューサーと同じ香ばしい匂いがして仕方ない…。
……何よ、その「この小熊、抱いてみたい人ぉ~?」みたいな軽い感じ。長年取り組んできたドラマの主人公でしょう? 愛着ないのかよ…。

もうホントに悲しくなってきます・・・。

>web拍手レス
9月19日02:02  千崎、きっと打ちのめされてるんでしょうね~… の方
拍手&復讐者へのコメントありがとうございます。いやぁ、まさしくおっしゃるとおりです。千崎は「明亮を守れるのは自分しかいない!」と思っていて、明亮を守ることで自分の存在価値を見いだしていたのに、実は明亮は自分がいなくてもちゃんとやっていけて、なおかつ自分が守られていた訳ですから、プライドその他諸々が完全崩壊してしまいました。その上、久留間のあの科白。オーバーキルもいいとこです。でも明亮がいないとこの人生きていけないんですよね(苦笑)果たしてどうすることやら。でも、明亮がここまで頑張ったのは千崎のためですから、ラストはおっしゃる通りの形にできたらなと思っておりますので、どうか次回もお付き合い下さいませ!

 
9月19日02:13  千崎のフォローは大変そう~… の方
拍手&拍手お礼SS「脳内割合」への(違ってたらすいません)コメントありがとうございます。千崎自身のことよりも1%フォローを多くするあたりが、明亮のささやかな皮肉です(苦笑)ただおっしゃるとおり、明亮は自分のフォローできる範囲内、または千崎自身に危険が及ばないものならほぼ笑って許しちゃう上に、楽しんでもいるので、そこまで苦には思っていません。まぁカプの愛のスキンシップみたいなものです(←嫌なスキンシップだな、オイ)


9月20日00:00  kou様 
いつもコメントありがとうございます。そうですね、今週大河は間違いなくワースト1ですね。何もかもが支離滅裂、唐突なもんだから、失笑も通り越してぽかーんです。逆鉾のシーンで調子ぶっこいてたくせに、西郷さんにちくりと言われた途端「西郷さんたちに従って参戦する! 何? 前に言ってたことと違う? バカ野郎! 始まっちゃったんだからしょうがねぇだろ!」とか、小物過ぎて見てられなかった。しかも、本人は未だ「自分がやらなきゃ、日本が滅んじゃうから」とか考えてる上に、「戦なんかしたくないのにバカな奴らに付き合わなきゃならない僕が一番可哀想」とか思ってるから救いようがない… (戦を止めようと奔走してたならまだしも、ハネムーン行ってただけですからね)もうホント、滅茶苦茶。この脚本家さん、おそらく歴史が大嫌いなんでしょうね。だから史実通りやるより自分の創作の方がずっと面白いとでも思ったんでしょうがこれは……まさか、二年連続でこんなに残念なことになるとは私も思いませんでした。願わくば、今後は歴史を愛している脚本家さんに仕事依頼して欲しいものです(切実)

拍手

僕は新世界の…

福山龍馬、ついに夜神月化!!!!!!!!!

いやぁ、前回の生まれたての小鹿裏書きシーンを超える迷シーンはしばらくないだろうと思っていたら、きましたねぇ。あれは大河史上に残る汚点シーンになるんじゃないですか?

まぁこれ以外にも突っ込みどころ満載だったわけですが、とりあえず最初から。


今回の主人公はホント、やたらと由美かおるばりに肌を露出しますねぇ。今回もやたら入浴シーン長かったですが一体誰へのサービスなんでしょう? 多分、「温泉にでも行って…」という西郷さんの言葉から、お龍さんの入浴シーンを期待した人の方が絶対多いだろうに……不思議です。

けれど、前回もそうでしたが今回も龍馬、お龍さんを置いてどっかに行くつもりだったんですね。しかも一緒に行きたいって言ったら、女人禁制だからと断るし。しかし、こういう時だけ古いしきたりを守るのねと思ったら、ついてきたお龍さん見て、「しょうがない奴だなぁ」と軽く許すし。なんかこれじゃぁ、お龍さんと連れて行きたくなくて、女人禁制を言い訳にしたように見えて何とも嫌な感じがしました。
これじゃぁホント、何のためにお龍さんを薩摩まで連れてきたのかさっぱり分からん。

でも男装してついて来たお龍さんは良かったですね。できれば、もうちょっと茶目っ気たっぷりに「だって来たかったんだもん」と言ってくれたらもっと可愛かったろうに。

しかしこのあと、えらく長く山登りシーンが続くんですよね。確かに綺麗な映像だったし、苦労してロケしたのは分かりますが、あんまり長いから途中から「絶景100選」にチャンネルが切り替わったのかと心配になりましたよ。
で、この山を登るシーン。龍馬がお龍さんに手を貸すシーンがあるんですが、普通に大怪我した方の手でしたよね? 冒頭全裸であんなに痛がってたのに、普通に大丈夫なんじゃねぇか! そしてもうちょい女子供をいたわれ! 特にあの案内人の坊ちゃん。かなりしんどそうだったのに、「ほら、さっさとしろ」ってどんだけ鬼なんだ! 日頃から龍馬は「誰にでも心優しい!」としてるくせに……こういうとこ、ホントに荒いですよね。

そして訪れた問題のシーン。あれは……ホント、何なんでしょう? 引きぬいた逆鉾高く突き上げて「俺がニッポンを引っ張っていく! うぉおおおおお!!!!」とか…。

逆鉾ってそんなに簡単にひっこ抜けるもんなの? ってか、あんた手、怪我してなかったっけ? ……と思ったんですが、史実らしいですね。龍馬が逆鉾引きぬいたっていうの。でも絶対、こんなふうに引きぬいたとは思えませんよ。

「俺がニッポンを引っ張ってく!」宣言、ホントお前、一体何様だよ!!! ですよ。

まぁ冒頭、お龍さんに向かって「俺が薩長を結びつけた」みたいなこと言ってましたが、ここまで勘違いしちゃってたとは……。嗚呼、まさか大河で「僕は新世界の神になる!」とのたまった某キラさん並にいっちゃってる主人公を見る日が来るなんて(遠い目)
そんな中二病の旦那をうっとりと見詰め、二人の世界に入っちゃった夫婦を見て、あの坊ちゃん。どう思ったでしょうねぇ……。

と、今回はこれに一番驚きましたが、二番目に驚いたのが池さんですよ。なんですか、あの処理。長次郎より浮かばれねぇええええ!!!!
長次郎の時もえらく強引だなと思いましたが、今回はそれ以上。

まさか、今回で死ぬなんて知らなかったので、お元さんのところに訪れたシーン見た時、「これ、死亡フラグ過ぎないか? まさか、来週あたりお亡くなりに?」と思ったら、その十数分後にフラグ回収だもんなぁ。
しかもその、死亡フラグシーンのなんと唐突なこと! ああ? いつからお前らそんな仲だったんだよ? とポカーンとなり、池さんのプロポーズにあっさり答えるお元に絶句。あんた先週、龍馬に「うちを身請けして!」とか言ってたじゃないか! それなのに、なんだよ、それ!
せめて、これまでにこの二人のシーンの一つ二つ入れておけば……それが駄目なら、池さんに「お前が実は龍馬に惚れてることは知ってる。でも俺はお前が好きなんだ! だから今度の仕事で男をあげて、必ずお前を惚れさせてみせる!」的なことを言わせれば、まだ何とかなったろうに。

もうここは……とにかく酷いの一言です。そしてぶっちゃけてしまうと……お元さんの存在意義って一体なんn…略

そしてあらゆることでポカーンとした後、やっぱり予想通りやってきた龍馬の「戦はいかーん!」発言。
お前、この前から「薩長が幕府にとって変わるがじゃあああ!」って薩長を焚きつけてたじゃないか。その上、大量の武器を売って、普通に戦の話もしてたし。
それなのに今更「戦はいかん!」と言われても、西郷さんたちが言うように「お前、今更何言ってんだよ!」状態ですよ。ってか、どうしてここまで相互理解が出来てないのよ! この前の寺田屋でいきなり仲良くなったと思ったらまたいきなり仲悪くなりやがって……どういうことか、誰か説明してくれ!

で、昔の武市さんを思い出すような真夜中に真剣振り回す意味不明シーン挿入後、龍馬は社中面々に「長州とともに俺たちも戦う!」宣言をする訳ですが、「俺たちは戦をせずに日本を変えるんじゃなかったのか!」ってな社中メンバーの相変わらずのお花畑っぷりに脱力すると同時に、ホント亀山社中って何の会社なの? と首を捻ってしまいました。ある時はカステラ職人、ある時は武器商人、ある時は傭兵って……ってか、こいつらが戦に参戦してなんか役に立つんですかね? ちっともそんな気しないんですが。まぁ、こいつらには「主人公」という最強スタンドがついてますからね。きっと終わった時には「龍馬のおかげで戦は勝った!」ってなことになってるんでしょう……。
それにしても、「俺たちが何とかしなきゃ、日本は滅んでしまう!」って科白……ホントどうにかしてくれ。

因みに今回良かったと思ったのは弥太郎。ようやく三菱創始者としての活躍をさせてもらえるのでしょうか? 今後が楽しみです。後藤様もね、岩崎×4はちょっとうざかったですが、今回はなかなかかっこよかった。というか、この後藤様。いつも人相悪く、悪役演技してたから気付かなかったけれど、普通にしているととても凛々しい男前さんですね。もっとこういうシーンをあげてれば良かったのに。

ということで、3部が終了した訳ですが……2部の方がましだったと思えるような展開になるとは思いませんでした。まさか、ここまで迷走するとは……。次回から最終章になる訳ですが、何でもテーマは「ミステリー」だそうですね。この時点で嫌な予感しかしませんが、次回はなんか高杉さんが活躍するみたいなんで、楽しみにしたいと思います(←あ~あ~)

拍手

今週大河追記(激辛風味)

>web拍手レス
9月12日23:07  kou様 
いつもコメントありがとうございます。そうですね、今回明亮さんの心中はかなり複雑でした。モトジマンから助けられたけど、その格好はとんでもなくて……それなのに千ちゃんときたら、さっきまで自分が襲われてたことも今自分がどんな格好してるかも綺麗さっぱり忘れて、「いやぁお前が無事でよかったよ!」とか……ホントに困った方です(苦笑)
今週大河、どうしてお龍さんなんでしょうね。ホントに謎です。しかもお龍さんパートに時間さく割には祝言とかしないんですよね。これじゃ余計に龍馬が結婚を軽く考えてるようにしか見えなくて、お龍さんが不憫です。でもおっしゃるとおり、お龍さんの女優さんは仏頂面より明るく笑ってる方がずっと綺麗に見えますね。これからもっと明るくなっていってくれると嬉しいのですが…。
この暑さ、台風のおかげかこちらは朝夜がだいぶ涼しくなりました。からっとひんやりした風がこんなに嬉しく感じるとは! 昼間は相変わらずですが、どうかこのままクールダウンしていってほしいものです(切実)

アンケートコメントのレス
≫千崎に一票。暴走するけど一途で可愛い・・・明亮もきっとそう思っているはず(笑)【かい様】
投票&千崎へのコメントありがとうございます。おっしゃるとおり、暴走の絶えない彼ですがそれらは全部自分のためじゃなくて、明亮を想うが故の行為なので、困りながらも怒れないんですよね、明亮は。むしろ、些細なことなら「可愛いv」とか想ってしまったり(苦笑)本編はいよいよ佳境に入っていきますが、暴走ハニーの彼をこれからもよろしくお願いします!




前回感想で書き忘れていたのですが、今週大河冒頭にて、龍馬が捕り方を殺してることになってましたね。
あれには私、開始早々目が点になりました。

可笑しいな。龍馬が銃で捕り方を撃ち殺すシーンなんて先週なかったはずだけど……威嚇射撃で発砲した弾が跳ね返って運悪く捕り方に命中したの? それか、発砲して天井から落としたモノが頭に当たって打ち所が悪くて死んじゃったの??

それとも、「実は龍馬が捕り方を射殺するシーンってカットしてたんですよ」ってこと???

でもそれにしちゃ、龍馬はけろっとしてるんですよね。あんなに……寺田屋騒動のただ中でさえも「人殺しはいかん!」と言っていた平和主義者なら、「やっちまったぁ…」と少しは悩むシーン入れるのが普通だろうに……。

逃げるのに無我夢中で自分が人殺ししたことに気づいてないの? それとも、実は正当防衛だからノーカンだ! とでも思ってんの?

訳が分からない。

……やっぱり、これも武市さんの三文字切腹と同じノリなんですかね? 「はいはい、龍馬が寺田屋で人殺ししたことくらい知ってますよ」って感じの。だから武市さんの三文字切腹した想いも、龍馬が捕り方を撃ち殺した覚悟もどうでもいいっていう……。

こういうのはホント、止めて欲しいです。

歴史好きの人はただ、「三文字切腹」や「龍馬が寺田屋で人を殺した」って記号が欲しいんじゃないんです。それをするまでにいたった経過、覚悟が見たいんですよ。

こういうとこにつくづく、「ああ、この製作者の人たちは歴史が好きじゃないんだ」と思い知らされ、白けた気分になるんですよね。

あと、これは去年から思ってることですが、武士に「人殺しはいかん!」と現代の感覚で平和主義説教させるのは、止めた方がいいです。
そういう、今の感覚が正しくて、昔の感覚が間違っている、劣っているという発想は可笑しい。

今と昔じゃ、生きてる世界も違えば感覚も違うんですから。

それでも、どうしても主人公に「人殺しはいかん!」「どうして人を殺さなきゃならない!」と叫ばせたいなら、ちゃんと話の中でその主張の決着をつけて欲しい。

でも今のとこ、そういうの全部放棄してるんですよね。

あんなに「敵だって俺と同じ人間なのに」と織田軍を斬れなかった兼続はいつの間にか、ばっさばっさと上杉の兵を斬り殺してるし、龍馬も「人殺しは嫌じゃ」と言いつつ、捕り方を撃ち殺してもけろっとしてる。

人を殺してしまったことの苦悩、人を殺さなければ生きていけない苦悩を描く気がない。



だったら最初から、人殺しに抵抗がある人間に描かなきゃいいのに。
これじゃ、綺麗事言うだけの偽善者にしか見えないですよ。

来週は長州征伐に話が移っていくようですが・・・どうなることやら。

拍手

  

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

フリーエリア

最新トラックバック

プロフィール

HN:
雨月
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

カウンター

アクセス解析

Copyright ©  -- 壱号ブログ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / material by DragonArtz Desighns / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]