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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   
カテゴリー「大河(龍馬伝)」の記事一覧

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さようなら、武市さん

あんなストーリーで三文字切腹やりやがった…

今回はこれに尽きますが、とりあえず順を追って。

冒頭、先週のダイジェストが流れましたが、改めてうすら寒いシーンです。溝渕さんや弥太郎が「おまん、そこまで武市さんや以蔵のことを…!」だの「おまんはなんちゃぁ男じゃ!」だの言えば言うほど居たたまれない。
どう考えても龍馬がやったことは阿呆以外の何物でもないでしょうよ。

でも脇役たちはヨイショを止めません。
このことをまるで給食費盗んだ生徒の身代わりになってやった程度にしか考えてないお気楽坂本家は「罪を被ってあげるなんて、心優しい龍馬さんらしい」「龍馬を悪くいう奴らがいても支えてってやろうな」とか……あんたら、その前に自分らの心配するべきじゃないですか? 縁切り状程度で自分たちに累が及ぶことはないとか本気で思ってんですか。

後藤さんも、あんな見え透いた嘘に騙される訳が……なんて思ったらあっさり信じてて吃驚しました。どんだけ騙されやすいんだYO! でもこのことをそのまんま容堂様に報告する様が小物臭ビンビンで悲しくなります。この人これからどうやって龍馬と手ぇ組んでやってかせるつもりなんだろ…。

そして容堂様。龍馬の件を聞いて何故か武市さんの牢へ。そして何故か俺とお前は似てるよ話して……あああ、だからあれほど容堂様の背景を描いて欲しいと言ったのに! 容堂様のバックボーンが全然分からないから、容堂様がどうして突然武市さんに逢いに来てこんなこと言い出したのかさっぱり分からず、展開に完全に置いていかれました。
おそらくは感動的シーンなんでしょうけどねぇ。
相変わらずの容堂様の怪しい演技のせいか、実はこの科白は全部心ないお芝居で武市さんがゲロしたのを見て、腹ん中で「計画通り(ニヤッ)」とか思ってるんじゃないのかとか思えてしまいました(心が汚くてすいません…(涙))

でもそれを言うなら武市さんも同じ。容堂様の言葉に感動したのは分かりますが、なんでゲロしちゃったの。しかもどうして以蔵のこともゲロして、ついでに以蔵とともに楽になりたいですになる!
まったくもって意味不明。これ以上容堂様を困らせたくないからとか? いや、それにしても……私の理解力が足りないのかなぁ。ホントにこのシーンは訳が分からなかった。
まぁかろうじて、「龍馬に罪を着せる訳にはいかないから!」と武市さんが自白しなかったのはよかったんですが……う~ん。

と頭がぐるぐるしてるうちに前回と全く同じパターンで龍馬が弥太郎捕まえて、今度は武市さんに逢わせてくれと頼むシーンが流れて、一瞬思考回路が停止しました。

まさか、「俺が武市さんの代わりに罪を被ってやったから安心して出所してね(人´∀`).☆.。.:*・゚」なんて言いに行く気じゃ……なんて思ったら案の定。 

「武市さん、もう大丈夫だよ(`・ω・´)キリッ」「龍馬が武市さんの身代わりになってくれたからね(`・ω・´)キリッ
得意げになって武市さんにこんなこという二人が最高にアホの子に見えました。
こんなことしたって武市さんが助からないこともこんなことされたって武市さんがどう思うかもまるで分かってないあたりがねぇ、ホントに…。

そしてついに恐れていたシーン突入。
「あの容堂公がここにきてわしにお言葉をくれたがじゃ! 龍馬、これはおまんがくれた奇跡じゃ!」
「龍馬、おまんのおかげでわしは日本一幸せな男じゃ」
やっちゃったよ! 武市さん切腹時にまで根拠のない龍馬ageラッシュ!

龍馬のおかげで武市さんは幸せな気持ちで死ねた? 龍馬に全てを託して武市さんは安心して死んだ?
やるんじゃないかと思ってたけど、まさかホントにやるなんて…。
(と、このシーンドン引きだったんですが、武市さんが弥太郎に「えろうなりや」と言ったところだけ、すとんと入ってきました。あの瞬間の二人の空気は凄く良かった)

でも不思議なのが、三文字切腹はきっちり入れてきたところです。
これは私の勝手な解釈ですが、私は三文字切腹は自分の信念、行動を最期まで主に認めてもらえなかった。その無念さの深さから来ているものだと思っていました。

だからあんな流れで切腹をした武市さんが三文字切腹した理由が分かりませんでした。

脚本家さんは武市さんの三文字切腹をどう解釈したんでしょう。今まで以蔵たちばっかり痛い思いさせてきたから、最期ぐらい自分も痛い思いを! とか想ったんですかね? ……う~ん。
(以蔵もなぁ、あんなに引っ張っておいてあれは酷いです。しかも最期に想うのは女のことっていう…。武市さんに毒饅頭食わされて裏切られた! の後なら分かるんですがねぇ…。そして武市さんの最期も結局富さんへの愛で締められてしまったし)

そして龍馬。
おそらくは一カ月以上放置プレイかましてた長次郎たちの元に戻って、また前回と同じこ繰り返して、「薩摩に行こう!」って……もうこの時点でホントに土佐に帰るエピはいらなかったとつくづく思いました。

で、その直後に繰り出される「日本をせんたく」…。
あの……それって、下関戦争のときに言った科白でしょ? それがどうして今? それに今回のエピでそんなこと言うなら、「土佐をせんたく」の方が自然な気がしますよ?
そしてやっぱり案の定「打ち殺し」はカット!!!

ということで今回は、前回よりも酷かったと思います。もしかしたら最低の回じゃないですか?
きっと無理矢理龍馬を結びつけたせいでしょうね。しかもそれに加えてここでも龍馬ageしようとするとから、何もかもがちぐはぐになって以蔵が打ち首になった理由も武市さんが切腹した理由も訳が分からないことになって、せっかくの二人の最期が台無しになってしまった。

でも龍馬や武市さんの有名エピ(「せんたく」「三文字切腹」など)は強引にねじ込んでくるんですよねぇ。本来の意味が著しくかけ離れた形で。
もうそれが不愉快で不愉快で……。

けれど、そんな中。切腹に臨んだ時の武市さんの凛々しい姿はとても良かったです。特に後藤さんを見据えた表情なんてね。色んな感情が入り乱れていて、じわっときました。

大森さん。龍馬age要員として酷い描かれ方ばかりでしたが、それでもどうしても嫌いになれなかったのはこの人の演技力の賜物だと思います。それに名シーンだと思うのは全部この方だってくらい心に残る演技力で魅せてくれました。最近は描き方の問題上、早く退場させて欲しいと思っていましたがこうしていなくなってしまったと思うととても寂しいです。本当にお疲れさまでした。

佐藤さん。最初見たときはこんなひょろっこい以蔵なんてと思っていましたが、多分この方以外にいないだろうってくらいにこの脚本の中での以蔵にハマっていたと思います。勝さんを刺客から守った雄姿を見られなかったのが残念ですが、お疲れさまでした。

さて、次回から第三部に突入するようですね。私が待ちわびていた中岡が地面にねっ転がって駄々捏ねてる姿やこれからもがっつり龍馬と絡みそうな原田局長に軽く眩暈を覚えましたが、高杉(ですよね、あれ)がなんか凄くかっこよさげだったのでそのあたりを楽しみにしたいと思っています。
 

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長次郎、えらく子どもの抱き方上手いなぁ

なんという茶番劇……。
あと、後半の弥太郎が可愛かt…略

もう……予想通りというか何というか、とにかくそんな回でした。

脚本家さん的には「友のため自ら罪を被る心優しき龍馬」だとか「最終回を盛り上げるための複線」みたいなものを狙っていたのでしょうが、見事なほど龍馬とともに空回っております。

冒頭、操練所を出てまだグダグダ悩んでいた龍馬一行。他の連中に薩摩藩行きの話は伏せたまま、龍馬はお登勢さんに薩摩藩のことを聞く訳ですが……この段階で龍馬が薩摩藩のことをまるで知らないというのが何ともねぇ。
実際はもっと前から西郷さんとは知り合いだったり、描かれなかったけど操練所閉鎖前は勝先生に連れられて長崎出張に行ってるのに……ってか二部冒頭、確か龍馬は薩摩藩の船が見たくて薩摩に潜入しようと思うほど薩摩に興味を示していたはずじゃなかったですっけ? それなのに……脚本家さんはその設定もう忘れちゃってるんですかね。

で、いつも通り「どういたらええがじゃぁ!」とグジグジしてるとお龍さんに発破をかけられてようやく始動。情けなや…。
その後、ようやく薩摩藩行きの話を面々に話す訳ですが、どいつもどこいつも「どういたらええがじゃぁ! どういたらええがじゃぁ!」って龍馬に向かって大合唱! ああ、煩い! そんなもん自分で決めろ! で、龍馬の行く所へ行く! と決意してついて来たのなら、今さらがたがた言うな! ……って、龍馬自身が「どういたらええがじゃぁ!」だからみんなそう言って喚いてるんですけどね。ああもうなんというカリスマ性のなさ。
勝先生、どうしてこいつらに薩摩藩行きの説得もしないでほっぽり出しちゃったんですか?

とはいえ、長次郎は相変わらず良かった。他の「どういたらええがじゃぁ!」メンバーのどの言葉よりもあの奥さんに謝る涙は重く響きました。ホント、彼が一番日本のことを想っていて、かっこいいよなんて思っちゃいます。

そしてそこへ舞い込んで弥太郎からの「帰ってこい」手紙! ……て、弥太郎から? 乙女姉ちゃんでいいじゃん、いつもみたいに。それなのにどうして弥太郎…? 
先週自分可愛さに(というと少し語弊がありますが)安楽死を自ら望んだ以蔵から饅頭取り上げちゃったことがあるだけに、これ以上こういうことして欲しくないんですけど?

その手紙で武市さんたちの近況を知った龍馬。「なんちゅぅことじゃぁあああ」とまたも絶叫する訳ですが……やっぱり武市さんがこうなることを全く予期してなかったんですね。武市さんの言うとおり、どうにかなるんだ♪ってあっけらかんと考えて武市さんを土佐に返したんだ……。もうこの時点であの桜吹雪の中での別れがぶち壊しです。
(ついでにいうと、以蔵が捕まった時の涙も一体何だったんだか…)

で、今更武市さんたちを放っておけない! 俺の大事な友達なんだ!!! 土佐に帰る!!!! と言い出す訳ですが、ここはもう何から突っ込んでいいやら…。

「お前、数話前に亀弥太になんて言ったか覚えているか?」とか「勝先生や長次郎になんて言われたか覚えてるか?」とか「お前を信じてついてきた『どういたらええがじゃぁ!』チームはどうする気だ?」とか…etc

そして普通に土佐に帰ってくる龍馬。で、当たり前のように温かく迎える家族。ここもねぇ…、なんで誰も「なんで帰ってきた!」って怒らないんでしょう? 志のためにお前は家を捨てたんだろ? なら何故帰ってきた?! と怒鳴る奴が一人ぐらいいるべきでしょ! ってかまだ縁切ってなかったのか。脱藩の時にとっくに切ってると思ってただけに驚きました。

その後弥太郎をぱしらせて東洋様暗殺時の状況を調べさせる訳ですが、ここで龍馬の「東洋が殺されたのはわしが脱藩した後だから、どんなふうに東洋が殺されたのか分からん」って言葉が、今の龍馬の行為がいかに今更なのかってことを露骨に示していて、なんとも言えない気分になりました。

あの時、龍馬は武市さんが東洋様を殺そうとしてたことも、そんなことをしようと思うくらい思い詰めていることも知ってたのに、そんな武市さんも東洋様も見捨てて、土佐を出たんですから。
そこに武市さんと袂を分かつことは、その後武市さんがどんな目に遭おうと自分の信念のために見捨てる覚悟を決めることだと理解した上での決意であったならまだ良かったんでしょうけど……結局そんな覚悟もせず、龍馬は武市さんを捨てたんですね…。

だから、龍馬が後藤さんを足蹴にして「俺が東洋を殺った!」と言ったって何も心に響かない。
だってもう龍馬は自ら選んで武市さんと道を分かった男で、完全なる部外者なんですから……こんなものはただの自己満足に過ぎないですよ。こんなことされて武市さんがどう思うかなんて考えてもいないし。

今回はここで終わりましたが、もし来週武市さんがそのことを知って「龍馬を自分のせいで死なせる訳にいかない!」とか何とか言って、「私がやりました!!」と名乗り出やしないかと心配でしょうがありません。
もしもそんなことになってしまったら、龍馬の自己満足が武市さんを殺すことになる訳で……それだけは勘弁してつかぁさい(涙)
 

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大久保さんは何処…

西郷さんはふくよかなおなごがタイプって、本当なの?!

一番それが気になる回でした(←えええええ)
でも西郷さん酷ぇ。いくらデブセンとはいえ「豚姫」はないでしょう(苦笑)相手はどう思ってたんだか。是非にこの二人のシーンとか見てみたいですねw

とはいえ西郷さん、なかなかいいキャラしてたんじゃないでしょうか。あの一見人当たりがよさそうでいて実は食えない感じがいい。
勝さんの弟子である、しいては幕府側の人間かもしれない龍馬に対して堂々と「長州も幕府も薩摩にとっては油断ならない敵だ」と言ってのけても小物臭がしないのはさすがです。

ただ一つ引っかかったことと言えば、勝さんを悪く言ったことですかね。確か西郷さんは勝さんを結構買っていたように記憶しているので。

そう言えば、先週からずっと西郷さんを出すなら大久保さんや小松さんは出さないのかしらんと思ってましたが、小松さんは一応登場されましたね。……そう物凄く一応。

なんで小松さんをあんな小物臭溢れるちょい役にしたのかなぁ。確か龍馬と仲良かったでしょ、小松さん。しかも龍馬は新しい政府の構想を考えた時も初代総理大臣は小松で! とまでいったくらい小松さんのこと凄く買っていた気がするし。
やっぱり、小松さんは西郷さんに比べてメジャーじゃないからってこういう扱いに……(´;ω;`)ブワッ

あと、今回でしばらくさよならっぽい勝先生。操練所閉会式演説はまさに金八先生でしたねぇ。

やはりあの人若者に語る様は絵になりますが、自分は歳をとり過ぎたから幕府を出るなんて無茶は出来ないっていうのは違和感を覚えました。

「え? そんなに勝さん歳でしたっけ? こん時」とか、「そんなこと言って、勝さんこれから宮島談判だとか江戸城無血開城とか渡米したこと以上の無茶をするじゃないか」とか色々思いましたが…。
私は幕府は腐っている悪態を吐きながらも勝さんは幕府を大事に想っていたと思うし、邪険にされてもまだ自分には幕府内でやるべきことがあるに違いないという確信が勝さんにはあって、だからこそ幕府に敢えて残ったのだと思っていました。なので、もう歳だからなんて後ろ向きな理由で幕府に戻って欲しくなかった。

というかそのそもこんな言い方普通盛り下がるじゃないですか。「年寄りの俺はもう駄目だけど、若いお前らは頑張れ」なんて(まぁ、龍馬は年寄りの無念とか完全アウトオブ眼中で、「自分たちは若いからまだまだやれる!」しか頭に入らず、盛り上がってましたが…)

どうせなら「俺は腐った幕府叩きなおすために戻るから、お前らも頑張れよ」って言う方がよっぽど前向きで良かったのに…。

それから今回の約三分の一は締めたのではないかという土佐パート。

いい加減、容堂様の背景をもっと詳しく描いて欲しいです。酔ってるシーンばかり出されて、ナレーションで容堂様もいっぱいいっぱいだったと言われても、何が原因なのかさっぱり分かりません。これからの土佐の在り方について? それともまさか武市さんのことでじゃないでしょうね…。

そして、お前ほかにいっぱい仕事があるだろうと毎回突っ込みたくなくなる程ご熱心な後藤さんの拷問に虫の息の以蔵を楽にさせたいからと渡された毒饅頭でしたが……。

弥太郎が可哀想と思いながらもどうしても以蔵に食べさせることが出来なかった気持ちはよく分かるんですが、以蔵が気づいていなかったのならまだしも、渡された饅頭が毒入りだと知りながらも食べようとしたのなら、食わせてやれば良かったのにと思わずにはいられませんでした。
もう死にたがってる以蔵の独白を聞くと余計にねぇ……(ってか、ホントにこのドラマの以蔵は健気で純粋な青年として美化されてってますね。こういうキャラが最期打ち首とか悲惨すぎますが……出来ればあの辞世の句とか出て欲しいなぁ)

ただ、以蔵が死んでないと知って「どうして食わせなかった!」と武市さんに弥太郎を責める権利はありませんけどね。というかどうしてよりにもよってあんな心優しい男に頼んじゃったの…。和助に頼めば良かったじゃないと思ってしまったり…。

そして先週「母上と呼ばせて下さい!」発言でドン引きだった主人公龍馬、西郷さんと逢うなりガン飛ばしてたもんだから(ってか足怪我したって言ってんだから、ちょっとは気遣ってやれよ)、いきなり不躾に蛤御門のこと聞く気かと冷や冷やもんでしたが、女の話でワンクッション置いたのは良かったですね。ただ、相手がマニアックな趣味してると安心したのか(ってか西郷さんの趣味を一体誰に聞いたんだか)「俺のタイプはママン★」は言わない方が良かったんじゃ…。西郷さんもお龍さんのことよりそっちの方突っ込めば面白かったのに。「え? 坂本さん、マザコンですか?」と(笑)

でも気になる女はお龍さんとお登勢さんってどうなんでしょうね。いつの間に「加尾<お龍」になったのか。さっぱり分からん。でも自分から猥談振っといて、生真面目な純愛もどきなこと語るのもどうなんだろ。せっかく西郷さんが乗っかってくれたんだから、自分も猥談で返すのが礼儀でしょうに。純愛しか出来ない男気取ってるけど実際は最凶のジゴロなんだから

んで、話もそこそこに速攻で蛤御門のことを相変わらずの上から目線で説教した挙句、「長州を攻めるのは止めてくれ!」って……相変わらず無茶苦茶だなぁ。

で、その後西郷さんから「勝さんにあんたたちのこと、任されたんだけど」って聞かされる訳ですが(まぁこれは事前に言ってくれなかった勝さんも悪いですけど)、何かしらフォローを入れるべきだったんじゃないかしらん。自分一人だけのことなら別にいいんですけどね、身寄りがなく薩摩藩に身を寄せることになってた他の塾生たちが可哀想過ぎる。

それにどうして龍馬も勝さんも薩摩藩に話を通してあることを長次郎たちに言わないんでしょう? 
龍馬が行かなきゃ、彼らも行ってはいけないとか?? それはいくら理不尽過ぎるでしょう。いいじゃない、長次郎たちの好きにさせてやれば(まぁこのドラマは主人公と意見が分かれた途端、死亡フラグが立つんですけどね)

ということで今回も操練所閉鎖や西郷さんとの初対面って出来事があってもやっぱりなんか盛り上がりに欠ける回でした。時代のうねりとか話の疾走感とかなんか感じないんだよねぇ。。。

そして来週はとうとう、以前にもブログで書いたあの最高の捨て回です(ってか、今の状態でなんで「土佐に帰る」って選択肢が出るのか意味不明。長次郎たちほっぽってくの?)
頼むから武市さんや以蔵の死をただの龍馬ageエピにしないでくれと今から切に願ってます・・・

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ママンパートも……尺稼ぎなんですかねぇ

龍馬「ママンが、生きちゅぅ~!!!!!+。:.゚ヽ(*´∀`) ノ゚.:。+゚」

雨月&父「 ……( ゚д゚)ポカーン 」

今週の大河。いやぁ「男はみんなマザコンだ!」って言葉を聞いたことはありますがもうなんというか最初からきつかったです、ホント…。

あんなに舞い上がるもんですか? 普通。大の男が……三十の男が!
「一度だけ、母上と呼ばせて下さい!」は見てるこっちがいたたまれなくなりましたよ。

(でもマザコン云々とは別の意味で、龍馬が母親のことをポンポン話すとこ見るとどうもモヤモヤした気分になります。
龍馬は一体全体母親があんな死に方したことをどう思ってるのかと。やっぱり龍馬は母親が死んだのは100%上士のせいだと思ってんですかね、あんなに割と平気で母親のことを話題に出すってことは。「自分が上士の人にぶつからなければ!」と少しでも自分のせいだと思っていれば、そんなこと絶対出来ないはずですから。そういうふうに考えると「憎しみが云々」だのなんだのの前に、何とも都合のいい思考回路の男だと思ってしまいます)

というか、龍馬は誰かれ構わず自分の素姓暴露し過ぎでしょう。せめて脱藩者だってことくらい黙ってろよ!
そして当然のごとくというか、もう亀弥太のことなんて忘却の彼方でしたよね…。

その後、元気を取り戻した龍馬は操練所に戻る訳ですが、京都が大変ってことを聞いてやっぱり野次馬根性に勝てず訓練放り出して京へGO! で、散々高みの見物決め込んだ後、上から目線で「どういてこうなったんじゃ!」「間違っちゅう!」……ってもう黄金パターンですね、これ。

このすぐ後にも操練所閉鎖→「どういてじゃぁあ!」「間違っちゅう!」ですし……お願いです。同じ回の中で何度も同じパターン見せんで下さい。
というか、何があろうと(長次郎にいたっては新妻置いてまでして)黙々と真摯に訓練に打ち込んだ訓練生ならまだしも、ことあるごとに訓練ほっぽり出してきた龍馬が操練所の必要性を喚いてもまるで説得力がありません。
しかも勝先生の無念さも考えず一人先生を責め立てた上に勝先生が土下座しても一人立ったまんま。ようやく座ったと思ったら頭下げないし……それでも一番見所のある弟子かよ。先生と敬ってるなら他の人たちのように頭下げろ! と思わずにはいられませんでした。

そして止めはお龍さんに対しての態度ですよ。あんなに散々根掘り葉掘り聞いて、「何かあったらわしを頼ってくれ!」(と言いつつ、いざとなるとやはり他人任せにする)、「おまんの笑顔は一番じゃ!」とその気にさせておいて、「おまんは強い女だから、わしがおらんでも大丈夫じゃな!」って、なんだそれ!!!
やっぱり加尾さん……というか佐那さんとまるで一緒です。「笑顔が似合うよ」なんてくだりとか特に! ああいうの、この脚本家さん好きなんですかね? だからお龍さんを笑わないキャラにしたのかな?
(でも前々から思ってましたが、これは無理な設定じゃないかなぁ。お堅い武家の娘ならまだしも客相手の町人がニコリとも笑わないって。私の中ではお龍さんは勝気に粋にいつも笑ってるイメージなんだけどなぁ)

まぁとりあえず、龍馬自身にはその気はないのに、相手が勝手に…っていう。もうこのパターンも飽きました! いい加減別パターンが見たいです!

というか、龍馬全然お龍さんにその気がないように見えますが、これってまだ加尾さんが好きってことになってるんですかね? 収二郎の件での手紙でまだ関係が切れてないことが示された訳ですし……もう訳わからんです。
下関戦争時、あんなに批判していた長州になんでか肩入れしてるのも意味不明ですし……お願いですから、心変わりするならそういうエピを入れて下さい! 突然変わられてもこっちはついてけません。

と、主役は暴走迷走の限りを尽くした訳ですが、脇役は……。

武市さんパート。やっぱり本編中一番見応えあります。あるんですけど、やっぱりしつこい! もう頼むから来週で切腹しt…略 なんて思うのはやはり、東洋様を私怨でぶっ殺しちゃったことと、以蔵との愛のメモリー(?!)をちゃんと描かなかったことが大きい気がします。
東洋様暗殺の件は今まで散々書いたので省くとして、以蔵がねぇ。武市さんがなんで今になってあんなに以蔵を大事にしてんのかがよく分からない。
だって人斬りとして使っていた頃は「仲間とも思っちゃいない」描写を延々と繰り返してきましたからね。どっから以蔵をあんなに大事に思い始めたのかが分からなくて、見ていて何とももやもやしてくるんですよね…。

それと蛤御門。去年に引き続きご出演の角田さん、初登場早々五分もしないくせにお亡くなりってのが何とも哀れ。そして久坂さんも大した見せ場も与えられないまま、ただの愚かな過激派的扱いでご退場と同じく哀れ。
桂さんも先々週、「京の都を焼き払うぜ、イーハァアアア!(←!?)」だったのに今週になって「京の町を焼くなんてとんでもない!」って、キャラぶれし過ぎでしょう…。

これだと、高杉さんはどんな感じなるんでしょうね。なんか今から恐ろしいです。

というか、帝が出てるのを見てふと気付きました。……そういや、公武合体って出たっけ? 和宮とかどうしたの??

で、眉なし慶喜さん。なかなかの怪演で容堂様とは別の意味で楽しませてもらってますが、こんなに悪者ちっくに、さらには勝先生を目の敵にしてる描写して大丈夫なんですかねぇ。特に無血開城のくだりとか……あんなに邪険にしてたけどごめん、僕が悪かった。君しか頼れる人がいないんだ! って泣きつかせる気なんですかね。それは出来れば止めてほしいなぁ…。

さて、来週は満を持して吉之助さん登場ですが、どうなることやら…。
不安な気持ちもありますが、高橋さんがどんな西郷さん見せてくれるのか前から気になっていたので、楽しみにしたいと思います。

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富さんは相変わらずいいんだけど…

先週龍馬伝終了時。亀弥太が殺されたと激怒した龍馬が壬生に走ってたって展開に5分程、( ゚д゚)ポカーンとした後の雨月親子の会話。

雨月「この後、一体どうする気なんだろ。龍馬、壬生に行って『幕府の人間嫌々暗殺させられてた以蔵を捕まえた上に、京都の街を焼きはらおうとしていた亀弥太をよくも殺しやがって!』とか言って泰造局長に詰め寄るとか?」

父「いやぁ、そうなったらさすがに斬られるだろ。……よし! 予言しよう。龍馬が壬生に行く途中で『馬鹿な真似はよせ!』って止められて襲撃止めンだよ。相手は……そうだな、桂あたりじゃね?」

そんなまさか。池田屋事件直後の京の町中を桂さんが呑気にぶらぶらしてる訳ないじゃない。んなの自殺行為だよと思ってたら、普通にその通りだったっていう! あ、ありえねぇえええええ!!!! 

と、冒頭ですでに驚愕ものだった今週龍馬伝だった訳ですが……

今回カットされてた討ち入りシーンが追加されてましたね。でもえらくさっくりし過ぎてて……ってか、長州藩士のへたれっぷりに吃驚。斬りかかるどころか尻尾まいて早々に逃げ出すか、おろおろしているとこを無抵抗に斬られるかないなんて。どんだけ弱いんだよ! もっと抵抗しろよ。

そしてつくづく亀弥太の最期の科白はねぇなと思いました。
お前の言うとおりにしなかったから」って……何この亀弥太は龍馬の言うこと聞かなかったから死んだみたいな演出。こういうの、ホント止めて欲しい。「望月亀弥太」への侮辱以外の何物でもないでしょう、これって。

で、この後龍馬が父の予言通り新選組に斬りかかろうとしたとこを呑気過ぎる桂さんに止められる訳ですが、龍馬がなんでこんなにぶち切れてんのか理解できない。
あんなに時間割いて交流描いた以蔵ちゃんが捕まった時は黙って引いたのに、なんでこんな一、ニ話前から突然クローズアップされたモブキャラのことで、今まであんなにご大層に掲げていた平和至上主義をかなぐり捨てて新選組に後先考えず斬りかかろうとする程怒ってんの?? と思ったら、「亀弥太は俺の幼馴染で大事な大事な友達だった」的なことを言われて吃驚。え? 初耳だよ、そんなの。そうだったっけ? そんな認識全くないんですけど? 

と、おいてけぼりをくらう私を置き去りに龍馬と桂さんは話をどんどん進めていきます。
ってか、亀弥太君の無念は絶対晴らす! って……亀弥太が史実では池田屋逃げ出して、長州藩邸に助けを求めたけど入れて貰えなくて自害して果ててるというのを知ってるだけになんかなぁって科白でした。

でも「こんな酷いことがまかり通ってしまうなんて、日本はどうなってしまうんだぁあ!」って龍馬憤ってますが、あの長州藩士たちが何しようとしてたか知ってて言ってんですかね。
京の町を焼こうとしてたんですよ? つまりは目的のために何の罪もない町人たちを大量殺戮しようとしてたんですよ? それを止めた新選組が悪ですか? へぇ、それじゃぁあなたが今まで散々言ってきた綺麗事はどうなるんでしょうねぇ……ってまぁ、そんなことも知らないで勝手に憤ってるんですけどね、この方。
ホントに……何処が広い目で物事を見てるってんだか。
(ってか、先週から気になってたんですが、桂さんはホントにこの京都焼き討ちに賛成してたんですか? 詳しくは知りませんけど、桂=穏健派、高杉=過激派なイメージがあるので、どうも信じられなくて…)

その後、龍馬は日が暮れるまでお龍さん家にお世話になる訳ですが、歌うシーンが無駄にまた長い。ホントどんだけ書くネタに困ってんだt…略(ってか、どんどん弾くモノがギターに近くなってってますね。もしこれで最終回エレキギター持って「化身」とか歌い出したら、私は今までのことはすべて水に流して神(笑)大河認定しますよ!)

そんでまた始まる、心優しい龍馬アピールシーン。これもまたどうでもいい。こんなシーン、前に何回も見ましたよ。龍馬が子ども好きで誰にでも親切ってのはもうよく分かりましたから……。

でも、ここのおにぎりをみんなで分けるとこといい、お龍さんに渡した金は返さなくていいと言うとこいい、なんでこう世間知らずの金持ちぼんぼん臭がプンプンするのか。

金や食べ物に対してのありがたみが薄いからなんですかね。
だから、おにぎりを分けるのは「俺はいつでも食ってるから、滅多に食べられない君たちが食べるといい」で、
渡した金をそのままあげるってのも「いや、また仕送りしてもらえるからいいよ」って感じに見えてしまうのか…。

お龍さんに更なる援助をかってでるシーンなんて、その最もたるですよ。「死んだ病弱の母ちゃんを思い出すから」って思考回路がねぇ…。いっそ「おまんに惚れとんじゃ。だから黙って貢がせてくれや」と冗談めかしく言ってくれた方がよっぽど好感持てるっての!

そんでついにお龍さんにまで、「亀弥太は志のために死んだんだから」と説教されるっていう。どんだけへたれなんだYO!

まぁこの言葉も「お前の言うとおりにしなかったから」って言葉で台無しなんですけどね。しかし龍馬にとってはこの言葉のおかげで、亀弥太は自分と同じ志を持って死んでったってことにできるので「亀弥太、お前の死は無駄にはしない!」とやる気を取り戻す訳ですが、その直後に母親似の女を見つけて有頂天って……お前の志どんだけ低いんだよ!

と、今回も突っ込んでったらきりない主人公でした……てか、今回もまた特にいらない回ですよね。
武市さんパートも螢エピソードいいはいいんですけど……やっぱり早く切腹した方がいい。ただの惰性な時間稼ぎにしか思えん。まぁそれよりも本編の方が全然面白くないってのが何とも皮肉ですが。
(でも坂本家シーンは相変わらず受け付けないです。特に無責任に「武市さん、絶対帰ってくるから」って富さんを励ますとこなんか……ホントに富さんが心配なら、武市さんの話題は出さなきゃいいのに。そう言えば今回いきなりもう一人お姉ちゃんが増えてましたが、あれはどういうこと?)
新選組もそろそろ出さない方がいいような気がするし。

因みに今回容堂様がお逢いになってた方はどういう方なんですか? 私、全く知らないんですけど、説明一切ないし…。
こういうところが、歴史に詳しくない人にも見やすい大河を言ってる割に親切じゃないなと思うとこですね。去年もそうでしたけど…。

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