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壱号ブログ

雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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なぜ、ダンカンくんなのか。。。

先週大河、グチョグチョおはぎと、シャキーン! と効果音が入る羊羹という豪華スイーツ()二本立て回でげんなりだったわけですが、今週は。。。

【悲報】功山寺決起がラスト一分以下のダイジェストで終わる!

この大河最後の砦・高杉さんの最大の見せ場であるこのエピソードが、まさかこんな扱いを受けるとはおもわなk……いや、予想はできてた。でも! 当たってほしくなんかなかった!!!

嗚呼! どうしてこのドラマは、こういう方面の予想にはいつも全力で応えてくるのか!!(号泣)

一応、申し訳程度に功山寺決起前の混乱する奇兵隊のことが描かれてはいましたが、こんな奴いたっけ? な赤禰やら、なんと今回が初登場の山県やら……というか、俺は初回から欠かさず見てるはずだが、はて? お前たち誰が誰だっけ? と聞きたくなるほどキャラ立ちされていないモブ軍団が、具体性の欠片もないことをやんややんやと騒ぐばかりで、ちっとも見応えがない。

……てか、伊藤さんが普通に奇兵隊の中に交じっていたり、高杉さんが「待たせたな!」と奇兵隊にやってくるのが、果てしなく謎。
え? お前らって、数話前奇兵隊に「裏切り者! ぶっ殺してやる!」と追われてなかったっけ? 高杉さんにいたってはつい先週、品川に斬られかけたはずで……いつの間に和解したんだよ! 投げやりすぎだろ!

多分見せ場であろう高杉演説もなあ。

奇兵隊結成時、
「奇兵隊に身分の上下なんかない! 志があるかないかが大切なんだ(キリッ)」
「うおおお! 高杉さんマジぱねぇっす!」
と、高杉ヨイショしたくせに、今回は、
「俺の家は代々毛利家に仕える、由緒正しい武家だからな(キリッ)」
全面押しだから非常にモニョる。まあ史実では「お前みたいな足軽上がりとは違うんだよ、赤禰pgr」な人だから、今回みたいなので正しいんですけど、だったら最初からそれで統一しろよと。
ホント、キャラがコロコロ変わって困るYO!

と、なけなしの歴史パートは散々だったわけですけど、三十分以上を費やした大奥()パートはそれを上回る大参事。

拭いきれない謎の数々。

「旦那様。私、今捕えられている伊之助様のことで頭がいっぱい。奥にいなければ、今すぐにでも飛んで行って差し上げるのに」などと、旦那殺しの犯人捜しで奥へきた女のものとは思えない想いを、よりにもよって亡き夫に語りかける美和の図を見せて、製作者は視聴者にどう思って欲しいのか。。。

ただの意地悪キャラかと思ったら、今週はついに「私、死んだ兄がいるからあなたの気持ち分かるわ。お兄さんを助けるために、この毒で椋梨さまを殺すのよ!」という嘘まで吐いて、美和に毒を渡したかと思えば、
翌日「毒が盛られてるかもしれないから、美和に毒見させたほうがいい」っぽいことを椋梨さんに言い、美和を殺そうとした日出さん。
→なぜそこまで美和に憎悪を滾らせるのか、まるで謎。
(毒盛りにいたっても、今まで散々意地悪なとこ見せつけられてるだけに、「死んだ兄とか、どうせ嘘だろ(ハナホジ)」としか思えず。)

・「御家滅亡の危機に直面してるというのに、出産祝いで騒ぎ出る暇などございません!」という、至極まっとうなことを言っている椋梨さんが、なぜか悪者にされる世界観。

・「お願い! 夫を助けて!」と、なぜか美和に土下座までして頼む寿姉ちゃん。

・美和は奥内の問題児である上に、政治犯である久坂の妻だと誰もが知っているというのに、椋梨さんが飲むお酒を準備させる……さあ! 椋梨に何かしろ! と言わんばかりの人事。

・ってか、奥内で重臣を酒盛りしてもてなすってありなの? 

・なんで、毛利家の跡取りが伝令みたいなことやってんの? ……等々

突っ込んでッたらキリがないんですけど、

これまで周布さん以上に伊之助様横の添え物ポジで、最期さえ伊之助様処刑される詐欺に利用された松島の兄貴が可哀想過ぎる><
(ただ、刑場へ向かう中の人の、切なげな表情の演技はとてもよかった)
……と、思っていたら、その後。兄貴の死を悼むどころか「兄貴がやられたんなら、伊之助様も処刑されるんじゃ! どうしよう!」と、伊之助様の安否の心配しかしない、伊之助様大好き★花燃ゆワールドの皆々様を見て、兄貴が可哀想や><を通り越して、不気味に思えて来る。
(つうか、このドラマの流れ的に、なぜ伊之助が真っ先に処刑されないのか、激しく謎。こいつ、椋梨さんを裏切って追い落としたり、サシで殿に攘夷決行を決意されたりと色々やってるのに!)

美和が椋梨さんに対して、「代わりに私の命を差し出すから、義兄上を助けて‼」という、お前自分を何様だと思ってんだよ! と思わず突っ込みたくなるような命乞いをするという、最高にク○イジーなシーンからは、もう怒涛のラッシュ!

・姉の夫に対して命乞いだと分かってるだろうに、「命を投げ出したくなるくらい、大事な人なんでしょう? 会ってきなさい!」とか言い出す銀姫。

・そんな銀姫に、「大切な人っていうか……あの人は、私の初恋の人v」とか笑顔で答えちゃう美和。

・妻の面会は許さないくせに、義理の妹との面会は許す、訳の分からない倫理観をお持ちの牢番さん。

・やっぱり、美和に対してだけ弱音を吐く伊之助様。

・「私、義兄上が何を成したかよく分からんけど、どう生きてきたかは分かるわ!」「義兄上は、私にとって空のような人! 皆を幸せにしてくれた」「義兄上は至誠そのものよ!」という尋常ではない伊之助様ヨイショをおっぱじめる美和。

・「誰も恨んではいけないよ。そんなことをしたら、来世で一緒に暮らせないからね」←なんかこんなことを言ったような気がしたんですけど……聞き間違いだよね? そうであって欲しい!

そして、処刑されるわけでもないのに、来週まで持ち越される、伊之助様処刑される詐欺。。。

もう……マジで何なのこれ。。。

私は、功山寺決起が見たかったのに(血涙)

これでもし来週、功山寺決起がアバンタイトルのみで片付けられてしまったら……(ガタブル)



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7月27日22:19 
kou様 
いつもコメントありがとうございます。台風第二陣、すぐ温帯低気圧に変わってよかったですね。今週大河、おはぎはねぇ……違いが分かるようになったというより、あまりにも握る音がネチャネチャグチョグチョ酷かったので、つい。。。どうもこのドラマ、スイーツを押しまくるくせに、どのスイーツもあんまり美味しそうに見えないんですよね。それに、これは本当に幕末長州大河なんでしょうかね。名前が同じだけで、私の知らない世界の話なのでは? と思ってしまいます。そして、ここへ来ての空調故障ですか?! それはきつ過ぎる。しかも熱中症になりかけるなんて……救急車が登場する前に、一刻も早く直ることを祈っております。

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(そのおはぎ)まるで市販品ですな。メイトリクス(母)がここにいたら、奴も嗤うでしょう

先週、新人社員にリストラ候補を選定させるという、現代でもあり得なさすぎるぶっ飛びお花畑パートが延々と垂れ流され、その合間に聞ちゃんがニンジャ集団に襲われたり、周布さんがなんかよう分からんうちに腹斬って死んだという、訳ワカメ展開だったわけですが、今週は……

帰って来た! スイーツは世界を救う!()回でした。

……いや、確かにさ。訳分からん大奥()編になるより、まだ前のほうがマシだった(当社比)と思った時もあったけどさ。

スイーツで問題を解決★設定復活を待ち望んでた視聴者なんているのかってのを、小一時間ほど問い詰めt…略

なんで、長州が滅ぶかどうかの瀬戸際で、「しかと、おはぎを作るのじゃ!」なんだよ! もっと他にやることあるだろ!!!

てか、そもそも何なんだ、あのおはぎの作り方。ネチャネチャグチョグチョ。
全然美味しそうに見えない。

で、完成品はスーパーで売ってそうな、いかにも機械で作りました! みたいなつるぴかおはぎで……もっと手作り感あふれる奴を出したらどうなんだ! と、時期になると、おはぎを300個以上作る母の作業風景を見ているだけに、思ってしまう。

と、おはぎだけでもうんざりだってのに、高杉さんに「松陰先生の命日、墓参りすんの危険だから、萩に来ないでねv」という手紙を送るため……そして、ついでに銀姫が殿とラブラブになってベイビーができるようにと、銀姫に羊羹作りを指南する……って、何なんだよ、これ!

まず最初に、萩に近づいちゃいかんことくらい、高杉さんはお前に言われんでも分かってるっつうねん! 余計なお世話や!
それに、「たくさんの大事な人を失いました。もう誰も死なせたくないのです!」とか言ってましたが……だったら、外界とは隔てられた大奥に入るなっつうの! 

 つうか、美和の……松陰や久坂たちは何も悪いことしてないのに、どこぞの悪者に嬲り殺された! と言わんばかりの言い草が、マジで気になってしょうがない。
いや! お前らの兄ちゃんたちだって滅茶苦茶やってるから! 一方的な被害者面するのやめてくださいます?
椋梨さんの、藩を思う気持ちだって度外視ですし……これ、椋梨さん処刑シーンの時どうなるんでしょうね? 確か相当悲惨だったはずですが、美和がどういうリアクション取るのか。イマカラタノシミダナア(棒)

で、美味しい手作りスイーツ作ってあげたら、彼はきっと喜んで、夜も頑張っちゃって、ベイビーだって簡単に作れちゃう★という超理論を経てからの、
現在、長州の存亡がかかっているとは到底思えない、ヌルイお花畑ラブパート→ご懐妊★→「おはぎの力じゃあ!!!」には、卒倒しそうになりました。

おはぎにバ○アグラでも仕込んでたのかよ、くそ!(やけっぱち)
(ていうか、姫ご懐妊ということは、先週出てきたコスプレアイドルグループたちはもう用無しですか? 十人いっぺんに出す&アイドルなのに「殿と励んでいっぱい子ども産めよ」とか言われる役&全員一言も喋ってないという、超ぞんざいな扱いのまま? 滅茶苦茶過ぎる!)

畜生! 何なんだよ、この展開! こんなんやったら、高杉さんに危険を知らせたってことで椋梨に美和を突き出す→大奥()編完! になったほうがよかった><
(てか、高杉さんに知らせを出したかどうかの詮議中、「羊羹に入れて送ったんでしょ!」からの「私の羊羹に入れてません!」という美和の返しには、噴きました。
こんなん、他のやり方で知らせましたと言ってるようなもんやし、銀姫が高杉宅に祝いの品送ったって知れたら、銀姫にも疑惑の目が向けられるわけで……マジで頭悪い女や。。)

嗚呼もう! 私はこんなお花畑羊羹話なんて興味ないんだよ! 緊迫した政治パートを見せてくれ!!!! と、思ったら、映し出されるのは、
松陰先生の命日の日。松陰先生の墓には行かんかったけど、代わりに、投獄されてる伊之助様に会うために、野山獄に出向く高杉さんという図。
確実に捕まるだろ、どう考えても!!!! しかも、高杉さんが危険を冒してまで会いに行くのが、他人の手柄横取り大王伊之助様というのが、非常に気に入らなくてモヤモヤ。

さらに、伊之助様が唐突に倒幕を主張し始めた挙げ句、「俺たちが新しい日本を動かすんだ!」と……伊藤さん&井上さんの手柄を横取る気満々なことを言い出すので余計にモヤモヤ。

ついでに、「高杉、どうして攘夷を捨てたんだ!」という品川の問いに、具体的な回答がまるでないまま有耶無耶にされてモヤモヤ……と、どこもかしこもモヤモヤしかなくてげんなり。

嗚呼、ホント……何度も言いますが、これは現在幕府軍に四方を囲まれて、絶体絶命の長州藩のドラマなのでしょうかねえ?(遠い目)



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7月20日20:55 kou様 
いつもコメントありがとうございます。今週大河、新人にリストラの指揮を任せるなんて、現代においても滅茶苦茶ですよね。ありなさ過ぎて大奥()パートはポカーンの連続。というか、長州はこの時期かなり大変な状況なのに、それがまるで伝わってきませんし……本当にどこへいくんでしょうね、この大河。そんで、次回大河。真田信之、いいですよね! 派手な親父たちに隠れがちですが、93歳まで生きて真田家を立派に守り通した手腕、関ヶ原の戦い後、自分の命をかけてでも親父や弟の命乞いをする家族想いっぷりなど、知れば知るほど美味しいったらありません! それなのに、演じるのは大泉さん……いや、大泉さん。決して嫌いなわけではないのですが、大泉さんが演じるとなるとねぇ……カッコイイお兄ちゃんは見られないのでしょうか(遠い目)台風ですが、直撃前日は風が強くて、明日どうなるんだろうと戦々恐々としていたのですが、当日は風は少し強かったものの、雨も降らず……なんだぁという感じだったのですが、もうすぐ次がくるんですよね。kou様も気を付けてくださいませ。 

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忍者の次は陰陽師とか?(やけくそ)

井上聞多が鎖鎌振り回す忍者集団に襲われるアイエエエエエエ…!!!!

もうこれで、感想を終わらせたい。。。

だって、他のエピソードがね、もう……真剣に見ようと思っても、( ゚ ρ ゚ )な感じにしかなれないというか。。。

まずさ、なんで(文改め)美和に、リストラ候補選定をさせるのかが分からない

こいつ、つい最近入った新入りでしょ? それに今就いてる役職も阿呆姫様の側付のはずで、そんな奴にリストラする奴を決めさせるとか、意味不明にも程がある。現代の会社だってこんな人選しないよ。

つか、そもそもリストラしなきゃならんほど財政逼迫してるなら、美和を雇うなYO! それでなくても、何するか分からん要注意人物(久坂の妻)だってのに。

で、奥女中の人たちからも「なんでお前みたいな下っ端新人に、長年勤めてきた私たちのクビ切り選定されなきゃなんないのよ。絶対嫌!」と言われ……まあ正論だよね。マジで誰だよ。美和にこんなこと頼もうと思った奴! と、思いながらも、女中ごときがリストラの差配に従わないと主張しても許されるとか、マジでこの奥どうなってんだよ。とか、

姫の不況を買ってまでリストラ選定をOKした理由が、「何もできない女の分際で」という椋梨さんの言葉がムカついたから、そして、この大役を成功させて出世したいから! とか、どんだけ根性腐ってんだよ! とか、

阿呆姫のキャラが先週と違ってて困る。統一してくれ! とか、

「辞めてくれるよう説得する」って……誰も頷くわけがねえだろうがよ。とか、

あのいきなり出て来て倒れた婆さまの元に美和を行かせた意地悪同僚の真意が不明なままとか、

「自分も辞めるからって言えば、他の奴らも辞めてくれるんじゃね?」おお! それナイスアイデア! とか、

奥に入ったら、誰にも会えないって言ってたのに、先週は伊之助、今週は寿姉ちゃんと簡単に会えてしまう不思議とか、

婆さまの語る話がスピリチュアル過ぎて、完全に振り切られたとか、

何もかもが意味不明過ぎてツッコミが追い付かず、最後これまで以上に輪をかけてくだらない文が出した結論やオチに突っ込む気も失せる。
とりあえず、最後ずらりと並んだコスプレアイドルグループは、バカ殿さまのコントの一コマにしか見えな…かった……(力尽き)

と、大奥()パートは大参事だったわけですが、政治パートもこれまた酷くてね、、
冒頭の忍者もそうですが、歴史描写はほとんどなく、今週も無理矢理にでも出張ってくる……でも、「邪魔だな、こいつ」という不快感しか抱かせない伊之助様パートに辟易。

「今の長州じゃ、幕府に勝てないから恭順しよう」という椋梨さんに、「じゃあ今まで死んでいった奴らの志はどうなるんだ!」と、具体性の欠片もない精神論で批判したかと思えば、「だったら、戦って迎え撃つ!」という周布さんに「え? 戦? マジで?」と驚く阿呆っぷり。

手柄を吸収されまくり、最後も伊之助とダラダラと意味のない会話をさせられた挙げ句「伊之助、長州をお前に託す」とか言わされ、腹を切らされる、全くいいとこなしだった周布さん。

桂さんや周布さん、久坂などの手柄を横取りしまって、伊之助無双を繰り返してきたのに、幕府から指名手配されるのは桂さんと高杉さんだけだという理不尽。

もうこいつのシーンはいいから、瀕死の重傷負ってる聞ちゃんに泣きながら付き添ってる伊藤さんとか見せてよ、畜生(やけっぱち)



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7月13日21:00  kou様 
いつもコメントありがとうございます。今週大河、大河ファンとしては一番見たいのは、高杉の講和談判だと思うんですが、それを吹っ飛ばしての配達クエストですからねえ。大々的に触込んだ「大奥()」も、阿呆姫様などうんざりするようなキャラに加え、なぜか入社したばっかのバイトが、特に何をしたわけでもないのに、大役(?)を任され、あっさり正社員昇進……という、ビックリするくらいのイージーモードで。ホント、どこへ向かってくんでしょうね、この大河。。。「孤島の鬼」そういえば、BL本として発売してましたね(確か、今年で著作権が切れたからとか何とか)あの主人公、私も読んだ時は「なんて酷い奴だ!」と腸が煮えくり返ったものですが、最近になって、もしかしたらこの主人公はこの後、諸戸を失ったことを物凄く悔やむんじゃなかろうかと思うようになりました。この人、今までハイスペック諸戸におんぶにだっこ状態でしたからね。一人でちゃんとやってける訳ありません。諸戸がいなくなって何もかも上手くいかなくなってどん詰まりになって初めて諸戸のありがたみに気づき、後悔する。と、妄想すると……結構萌える不思議(笑) 

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美和「先週の就職動機?『文』という無力な女の名と一緒に捨てました」

文「知りたいんです! 久坂がどうして死んだのか!。+゜(つз`o)゜+。 」

某シャア「坊やだからさ」

もうこれで終わりでいいじゃん(投げやり)

なんて感じに締めくくった先週大河だったわけですが、今週は……迷走に更なる拍車がかかっていて噴く

歴史パートがシャア無双でガンガンすっ飛ばされたのには(さようなら、四ヶ国連合艦隊! さようなら、高杉さんの講和談判!)軽く眩暈がしましたが、
今回に始まったことではないし、今回から「大奥()編」ということだったので、どうせ今回から文出ずっぱりになんだろ!(やけくそ)と覚悟していたので、このへんは悟りの境地で何とか流しました。
でも、その「大奥()」パートが……ツッコミどころしかなくて絶句。

もうね、冒頭からすでに滅茶苦茶なんです。

奥の総取締役である園山さま、メッチャ忙しいのに「今日は忙しいから、挨拶は日を改めてね」と言うためだけに、わざわざ文に逢いに来てくれたかと思えば、
「ええ?! 何それ。今日から働かせてくれるって約束じゃん。マジ困るわ。何でもするから今日から働かせてよ‼」と園山様に食い下がる文。

で、久坂の妻であることを伏せて、奥で働けることになるって……なぜ、園山様が文にそこまでしてやらなきゃならないのか。女台場の時、肥溜めに嵌ったところを文に助けられたとかいう恩でもあるのでしょうか。

そして、今週初登場の銀姫のあまりの阿呆っぷりに驚愕。

今時薙刀で戦うとかありえなぁい!
→え? じゃあ鉄砲で戦えばいい? いいじゃなぁい! それ、チョ~イカスぅ! 
→え~でも待って。それじゃ美しくないわ。……そうだ!

→打掛よ! 打掛を城中に飾ればいいんだわ! 皆、ありったけの打掛出してぇ~!

田中○奈さん……「平清盛」での由良姫は実に素晴らしかったのに、どうしてこんなことに(遠い目)

あまりの見る影のなさに涙がちょちょ切れていると、特に何をしたわけでもないのに、これから講和談判に臨む高杉さんが着るための直垂を下関にまで送り届けるよう命が下される文。
 「今下関は殺気立っていて、男が行くのは危ないから」などと言う理由で。

……いや、じゃあ女は余計危ないだろ! てか、マークしなければならないほど危険人物だとしている文の真意を探るためとはいえ、なんで大事な直垂を文に託しちゃうの? というか、そもそもなんで大奥に入れたの??? と、疑問が後を絶ちません。

その後、初仕事にして「この仕事が成功したら出世させてよね!」などと言い出す文にドン引きしたり、
「松下村塾の人たちとは今でも繋がっていますよ。道を分かっても(キリッ)」などという文に……いや、お前が松下村塾の奴らの心を理解し、心を通わせたことなんてただの一度もなかったろうがよ。と突っ込んでいる間に、文一行下関に到着。

そして、久坂は攘夷のために死んだのに、その妻である文が異国に頭下げようとしてる高杉側につくとかないわあ! と、激おこな野村たちに詰め寄られ、絶体絶命な文!
……ほら。どうせ、来るんだろ? 分かってんだよ。出るならさっさと出ろよ。と思ってたら、案の定、タ○シード仮面様ばりのお約束で颯爽と、どこからともなくやって来る伊之助様。マジでどこから湧いて出た。

殺気立つモブたちに、どや顔で説教をくれます。すると、異国に歩み寄る輩は、たとえ旧知の高杉であろうとボロクソに言ってたモブたちが、なぜか伊之助には文句の一つも言わず、スゴスゴと退散します。
さらには、文の任務内容を知ってるわ、高杉さんたちを匿ってるとか言うわ……マジで、伊之助様は何者なのでしょう。

また、「奥で働くのはやめろ。そんなことをしても久坂は喜ばない」と、そんなことは先週言えよ‼ と全力で突っ込みたくなるようなことをほざく伊之助様に、「私、久坂が見たかった景色を見たいんです。いけませんか?」と、先週とはまるで違う就職動機を語り出す文様。

おい! 久坂殺しの犯人捜しはどうなった?! と、混乱する私を置き去りに、「この仕事成功させなきゃ、私出世できないのよ! 高杉さんに会せてくれるまで絶対帰らないんだから‼」とごねて、高杉さんに会うことに成功する文。

そうして、あんなに旦那のやったこと(攘夷)は正しい! と声高に主張していたのに、「開国する!」という高杉案に「面白い!」と答えたり、

またも、伊之助と二人きりになり、「お前に名前をあげる。『みわ』三つの和……寅次郎と久坂、そしてがお前を見守っていると思ってくれ」という、未亡人に対してお前は何を言ってんだ、既婚者! と突っ込みたくなるような名前をプレゼントされて喜んだり、
(この「みわ」という名前。久坂がくれた説もあるそうですね。それなのに……こんなことまで伊之助に略奪される久坂、マジで浮かばれねえ。。。)

こんなおつかいクエストであっさり出世できちゃって……世の中、ちょろ過ぎる。てか、「大奥()編」というから、豪華絢爛な着物をこれでもかと出したりすんのかと思っていたら、結局いつもどおり、延々と……いつもの質素な格好の文の絵ばかり流されて……「大奥()編」とは何だったのか。と、遠い目になりながら、今週の大河は終了……て、ねえ。。。

本当に、どこへ向かっていくんだろう、このドラマ。。。



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7月6日22:10 kou様 
いつもコメントありがとうございます。なでしこ、残念でしたね。今回もいけると思ったんですけどね。けれど、おっしゃるとおり胸を張れる健闘ぶりだったと思います。今週大河……あら。今週はご覧になっていないのですね。しかし「ぜひ! 土曜日の再放送を見てね‼」とは、到底言えない内容でねぇ。。。とりあえず、視聴した私の発狂ぶりが少しでも伝わったのなら幸いです(笑)火の鳥、確かに、強いて言うなら、未来の話より古代日本の話のほうが好きなものが多い気がします(なんというか、古代日本の話のほうが、かすかでも希望が見える、または主人公がやり切ったと満足して死んでいく終わりが多いからかな?)「孤島の鬼」は本番がないだけで、もろBLだと思います(笑)あの話、主人公は好きになれないんですが、諸戸が物凄く報われない健気キャラで忘れられないんですよね。夢野久作は話に色々捻りが効いているのが楽しいです。無限ループのドグラ・マグラしかり、瓶詰地獄しかり、色々解釈できて楽しいです。まあ、おっしゃるとおり、変態どころか基地外ですがw本当に、こうして挙げていくと、昔の文豪は誰も彼もみな興味深いです。

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久坂さん最大の不運は、このドラマに出たこと

先週、禁門の変が見られると思ったのに、番組の三十分以上が「文ちゃんのお引越し大作戦★」に費やされてふざけんな! な回だったわけですが……

冒頭。ちゃんと禁門の変パートから入ったから、「よかった。『イギリス公使館焼き討ちの悪夢再び!』ってことにならずにすんで」と安堵の溜息をつくとともに、強引にねじ込まれる「茶碗持って月見上げる文パート」

その後も、「禁門の変パート」ぼちぼちいいところ(来島さん、開始一、二分で撃たれる)→「茶碗持って月見上げる文パート」→「禁門の変パート」ぼちぼちいいところ(久坂、タカツカサササマ邸前にて、謎の瞑想)→「茶碗持って月見上げる文パート」というように、十数秒ごとに、茶碗持った文の映像に切り替わって、鬱陶しいことこの上ない。

もういい! もういいからお前はすっこんでてくれ!! と叫びたくなったところでOP。しかしここで、キャストに「桂小五郎」の名前がないことに絶句。

禁門の変で桂さんが出ないとかどういうことだよ?! くそっ! もういい! こうなったら、女の子一緒に小汚い格好で泣きじゃくるミッチー桂で脳内補完するから! と、やけっぱちになりながら本編突入。

久坂が刀を抜き、敵に斬りつけるシーンに入るのですが、ここは結構いい動きで「お!」となりました。いいぞ! このままかっこよく無双して、最期くらい華を……と思った十秒後に久坂被弾。
久坂無双完!

そしてその後は……もう涙涙の連続でした。

生まれたての小鹿のような動きでタカツカサササマの元に辿り着き、最後の嘆願をするわけですが、最後の最後までプレゼン能力皆無な久坂の嘆願に、涙。

自害を覚悟する久坂に、寺島が「お供します!」と名乗り出るも、こいつの存在感がドラマでは空気過ぎたため、彼の突然すぎる久坂LOVEっぷりについていけないわ、久坂、モブと心中とかどんだけ扱いひどいねんと、涙。

「自害する!」宣言から、遺髪贈呈までの流れが悠長すぎて、まるで緊迫感が感じられないことに、涙。

つくづく要潤の無駄遣いだったという思いに、涙。

最期に思い浮かべるのは、「松陰先生」「高杉」(申し訳程度)、あとは全部文文文文……と、国のことをひとかけらも思わない、志(笑)に生きた久坂に、涙。

てか、戦闘シーンのほとんどを、シャアナレと「茶碗持った文」で潰しやがった! という憤りで、涙。

と、涙なくしては見られない展開でした……って、もうやだ、こんな禁門の変!(涙)

……なんてね。こんなのは、序の口。真の地獄はここからでした

久坂の死を聞いた文は放心状態。
遺髪を渡しに来た品川たちをガン無視……まあここは、それだけショックやったんやと、何とか好意的な目で見ようと思ったのですが、その後いきなり「久坂家取り潰し」の沙汰に吃驚!

え? 久坂家って取り潰しになったんだっけ? 
久坂の死後、粂次郎が継いだけど、後に出てきた久坂の隠し子が久坂家を継いで、粂次郎はお役御免で小田村家に帰されたとかじゃなかった?
(視聴後に、wikiとか見てみましたが、特に書いておらず……これは史実? 創作? うーん、あとでもうちょい調べてみよう)

で、このお取潰しの沙汰に、文はマジ切れ。

つい先週、正論説教をされて追い返されたばかりの美鶴様の元に押しかけ、久坂家取り潰しを取り消すよう、上に取り次いでくれなどと頼みだします。しかも、その理由が……

文「あの人と約束したの。必ず生きて帰ってくるから、粂次郎と二人で待っててねって。だから、家がないと困るの。あの人が帰ってこれないじゃない。だから…」

これは……どう解釈すればいいの? 夫の死を受け入れられなくて、精神崩壊したとでも……? 
とはいえ、いずれにしても自己中極まりない理由です。
夫たちのせいで、京の町が焼けようが、長州が朝敵になろうが、どうでもいいんだな、この女。

当然、先週の美鶴様と同じく正論でもって諭す椋梨さまの言葉だって、耳に届きません。
挙げ句の果てに、

文「……あなたが、あの人を殺したんですか?」

完全なる逆恨みです本当にありがとうございm…

ここで、文をお手討ちにしなかった椋梨様。そして、庭先で狂ったように悶えまくる文を摘みだしもせず、好きにさせてあげる美鶴様ご夫妻はきっと、菩薩のようにいい人たちに違いない。

こんな人たちに逆恨みとか、文最低だな! としか思えないよ、このシーン。。。


そしてその後。家を取り潰されるほどの罪人の妻が、なぜか何のコネもなく、奥のお偉いさんに会えてしまう摩訶不思議なシーン挿入後に、杉家パート。

帰って早々、妻が目の前にいるというのに第一声が「お文はっ?」で、
松陰先生を自殺教唆して死なせ、攘夷決行をそうせい侯に決断させたくせに、その責を全部久坂におっかぶせて追いやった分際で、「守れなくてすまなかった!」と謝る伊之助様による先制ジャブを喰らった後、

「久坂がなんで死んだのか分からない」

「あの人が自分で死ぬはずないの! だって、必ず生きて帰ってきて、私たちと暮らすって約束してくれたんだもの! だから、あの人はきっと誰かに殺されたに違いない!」

「私、あの人を殺した人を絶対に許さない!」

「犯人が誰なのか、お殿様に問い質してやる! だから、私はお殿様に会えるくらい、奥で偉くなってやるの!」


……(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル


もう……どこからどう突っ込んでいいのか分からない。

とりあえず、何とか一つ言えるとするなら……殿様に会いたいなら、目の前にいる伊之助様に頼めよ。前、簡単に会せてくれたじゃん。

伊之助様無双パワーで、文は速攻でお殿様に会えました。なので、予定していた大奥(?)編は不要になりました。次回からは、高杉&行方不明になっている桂の活躍を描きます! お楽しみに!

……こういう展開にならないかな(遠い目)



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6月29日22:15  kou様 
いつもコメントありがとうございます。柳葉筆。恥ずかしながら私も今回の話を書くにあたり、初めてその名前を知りました。今回は、字の響きが主人公のイメージに近いからということで、柳葉筆を使いましたが、他にも綺麗な名前の筆はいっぱいあって……筆に限らず、昔の人のネーミングセンスは本当に素晴らしいと思います。また、写経が趣味とは! kou様のお父様も高尚な趣味をお持ちなのですね! さて今週大河、一大イベント、禁門の変だというのに、いよいよ何がしたいんだか訳分からなくなってきました。描いて欲しい歴史背景はほとんど描かず、お引越しパートばかりダラダラダラダラ……。美鶴様への啖呵もひどいもので……次回、久坂の死亡回ですが、どうなることやら。。。「火の鳥」私もその二編好きです! 特に「鳳凰編」はラストがとても好きです。あの我王が両腕を失いながらも「世界は美しい」と涙する姿はいつもじーんときます。あのセリフ、そうです!「夜長姫と耳男」です。あの突き抜けた壮絶さがたまらないんですよね。乱歩作品、私もその話好きです! 他にも、「蟲」とか「孤島の鬼」とか……というか、坂口安吾は思考、乱歩は嗜好が異常な人間とは実に言い得て妙だと思います! 谷口潤一郎は乱歩とは別ベクトルの変態というイメージです(笑)「女の足型を取って墓石に刻み、死後も女に踏まれ続けたい」方ですからね。足に対してのフェチシズムが凄すぎる!


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6月30日18:05にコメント下さった方
このようなブログに足(?)を運んでいただきまして、ありがとうございます。おっしゃるとおり、色々な意味で歴代最低大河である上に、まだ半分も放送が残っているという絶望感から、気力は限りなくゼロに近い状態ではありますが、そのお言葉を励みに、なけなしの気力が続く限り視聴を続けたいと思います! 推敲もしない、感情をぶつけるばかりの記事なのでお見苦しいところもあるかと思いますが、また覗きにきていただけますと幸いです!



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