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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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ホント、この大河はどこへ向かっているのか

直虎「地獄に堕ちろ……ッ!」 鶴ぶっすり!!!


父&私< ( ゚д゚)ポカーン


今日はもう、このシーンに尽きます。
それまではね。色々モヤモヤ&ぐるぐるしてたんですよ。


・なんで、あんな至近距離にいる伏兵を、小野軍も徳川軍も発見できないのか。

・なんで、逃げる伏兵を追うのがギャン男だけで、後は誰も追おうとしないのか。

・「逃げよ! 鶴」と叫んだ直虎も、よりにもよって川名に逃げ込んだ鶴も悪手に思えてならない。

・なつさん。大事な城明け渡しの時に、何暢気に寝ようとしてるんですか?
 
・徳川の兵に矢が当たっても大丈夫なように矢を細工しておいたとか、ヌル過ぎる。「戦になったら、尼子の兵と本気で戦え。斬り殺して構わん」と、吉川に言い切った経久を見習え!
てか、そんな矢が見つかったら、小野じゃないってバレバレやん!

・井伊谷三人衆の深刻な描写不足がかなり響いた気がする。
あいつらの兵力。立場。能力値など、今までできちんと説明していれば、三人衆が黒と勘付いていながら井伊を切り捨てて三人衆を取った徳川の判断や、自分の首を差し出すことにした鶴の決意にも説得力が出たはず。現状の描写だと、どうもこの流れは納得できない。

・こんな描き方をして、近藤家の子孫の方々からクレームは来ないのだろうか。

・家康のあのふざけた土下座は何なんだ。いくら頭を下げても足りない! という気持ちの表れだと分かりはするけど、あんなゴッキーみたいな土下座ウォークで退場する姿を見たら、幕末まで徳川家に忠義を尽くすぞぉおお! なんて気持ちになれねえYO!

・「どうして鶴がこんな目に遭わなきゃならないのよ!」と泣き喚く直虎を、龍雲丸が宥める図……先々週くらいから思ってたけど、龍雲丸、いつからそんな、鶴の胸の内を熟知できるほど仲良くなったの? ってのは元より、
 どうしても何も……お前らファンタスティック盗賊団があのもみあげの領地の木を分捕って、頭に色惚けした領主さまが、もみあげに対して不義理なことやらかしまくったのを、鶴が尻拭いしまくったせいや! いいか、もう一度言う。元はと言えば、お前らのせいや!

・というか、これから鶴の家来たちどうなるん???


と、次から次へと疑問が湧き上がってきたわけですが、ラスト。
今まさに鶴が磔になろうという時。直虎が自ら槍を取って鶴を刺し貫いたのには驚きました。
……いや、「我が送ってやらねば」と二回言ったあたりで予感めいたものはありましたが、まさか本気でやるとは。。。ホント、びっくりしました。

まずは、虎松の首すげかえエピ同様、今のご時世にこういうネタをぶっこんできたのはすごいと思います(磔シーンなんて、「秀吉」の母ごぜ様のアレ以来あんま記憶にない)

それから、主人公自らの手を汚させたってのもね。
最近じゃ、主人公をできるだけキレイキレイにするため、他の奴に汚れ役を押しつけたり、なかったことにしたりするのが常ですが、(本心ではないにしろ)「地獄に堕ちろ!」と叫びながら幼馴染を刺殺させる(しかも尼さん)ですからね。よくやらせたもんだなと。

んで、あのシーンの直後、龍雲丸が鶴の気持ちを盛大にぶちまけたせいか。「あいつらに鶴を殺されるくらいなら、私が殺す!」という直虎の台詞のせいか。あのラストシーンは、井伊を守るための策であると同時に、二人の愛の完成型でぇす! という意味合いなのかな? と思ってみたり。

まあ、「他の誰かに殺されるくらいなら、この手で殺す」とか、周囲には到底理解できない二人だけの世界とか、そういうの嫌いじゃない……というか、好きではあるのですが、ただなあ。。。
このラストを持ってくるつもりだったんなら、これまでの過程をもう少しどうにかできなかったのかと。。。

もみあげが鶴を嵌めて殺そうと思ったそもそもの原因が、直虎が龍雲丸に色惚けしてとち狂ったからって考えると、はあ? って感じだし、

なつさんに求婚エピも無理矢理ねじ込むことなかったんじゃないの? って思うし、

何より……この最期なら、鶴の真意を知ってるのは直虎だけでよかった気がします。
それか、鶴の真意に気づいたのは、鶴が磔になる直前。で、鶴の意を汲んで槍で突いた時、目を合わせた刹那、ようやく心が通いあった……とかね。
(もっと鬼なら、突いた直後に気づく、ご○ぎつね展開とか)

それなら、わざわざ直虎自らが手を下し、「よくも我らを欺いてくれたな! 地獄に堕ちろ!」と吐き捨てる価値はあると思うのです。
散々、「小野は悪くありません! 我らの味方です」と、鶴を庇い立てした後では、あまりいい手にはならない気がして……いや、この流れで理屈は通ってるんだけど、うーん、やっぱりモヤモヤ。



なんて、色々思うところはありますが、とにもかくにも、高橋さん。お疲れ様でした。
高橋さんは大河で何度か拝見しておりますが、今回が一番輝いていたと思います。

父親役の吹越さんに限りなく寄せていった演技もさることながら、貧乏くじばかり引かされて、幸薄なことこの上ない鶴を、情感たっぷりに演じられていて、とても魅力的でした。
いつか報われてほしいと思っていましたが……あの最後の死にっぷりは圧巻でした。
もう鶴を見られないと思うと残念ですが、ありがとうございました。

ということで、ルリ子に引き続き、鶴までいなくなってしまいました。
私の見どころばかりが死んでいって、悲しいばかりですが、鶴がいなくなってこの先どうなることやら。。。





>web拍手レス
8月14日20:06  kou様 
いつもコメントありがとうございます。確かに、私も昔に比べてあんまり無理ができなくなってきました。一番困るのは、集中力が続かないことですね。昔はもっともったはずなのに。それでもその分、昔よりは要領よくできるようにはなってるはず……と、前向きに思うようにはしています(笑)でも、「できる事を、できるうちに、できるだけ」いいモットーですね!

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