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雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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兄ちゃん、なんか目が見えなくなって色気が増したようn…略

悲劇のオンパレードだった幕末編が終わって、明治編に突入した今週大河。今回は、これからをいかにして生きていくかがテーマでした。

何もかもなくしてしまった今は、ただ生きることだけでも戦いだ。では、何を心の糧にするか。

多くは「新政府への復讐」でしたね。
まぁ、戦をおっぱじめたのも、逆賊にされたことへの怒りからでしたし、戦が始まってからはほぼサンドバック状態でやられまくったわけですから(注:大蔵さん除く)恨みに思うのも無理はない。
それに、貧困を極める今の生活の中で「こんなみじめな生活しなきゃならないのは、全部あいつらのせい!」と恨みを募らせてもいたでしょうし。

けれど、あそこまで悲惨な戦を経験してなお、また戦を望むのは……非常に微妙な気持ちになりました。
気持ちは分かるんですけどね。でも、会津戦争があまりにも悲惨過ぎた上に、ようやく騒乱が終わって、新しい時代が来ようとしているのに……と、思うとねぇ。。。

まだそんなことを言うのかと……思わずにはいられない。

何とかお取り潰しは許されたけれど、領地替えになったことに腹を立て「こうなったら新政府を襲撃してやろうぜ!」と激昂する会津藩士たちを見れば、責めを一身に背負って死んでった慎吾ちゃんはどうなるの? とか……

夫を戦で失い、商人の囲い女になった武家の奥さんが、息子に「早く強い武士になって、父親の仇を討て!」と檄を飛ばした時に、ハチの巣にされた二本松少年隊の少年たちはこの子と同じくらいの歳だったよなとか……ねぇ。

八重さんは少しずつ前を向き始めているようですが(久々に故郷の名物料理(?)を食べて…って演出は上手かったなぁ)

でも、「自分の勝手であなたの誇りを傷つけてすいませんでした。あなたの故郷を一日も早く取り戻せるよう斗南(新天地)で頑張ります」という尚さんの言葉を聞いて、「待ってます」っていうのがなぁ。
あれはどういう心境なんだろう??? 頭の悪い私にはいまいち分からない(あとでゆっくり考えてみよう)


と、今回も色々あったわけですが、一番印象的だったのは、「アバヨ!」こと萱野権兵衛の最期のシーン。
いやぁ、私。最初このドラマで慎吾ちゃんを見かけた時は、どんなギャグキャラ要員なんだろう? とか非常に失礼なことを思ったわけですが、終始抑えた演技で今まで好演されてきました。
で、今日の別れのシーン。すごくよかったと思います。穏やかながらも哀切漂う感じがねぇ。へぇ! この人こういう感じが出せるのかと吃驚してしまいました。
今日の別れのシーンで、「アバヨ!」ってやるかしらん? フヒヒとか思ってすいませんでした。あと、「さらばだ!」と言った時、「あ、やっぱり『さらばだ』なんだ」って残念に思ってごめんなs…略

そして、二番目に印象的だったのが、その後に出てきた頼母。
五稜郭に参戦していた姿に、この人のやり場のない気持ちが目に見えるようでした(ホント、会津のために戦いたかったろうにね)
奥さんの時世の句が書かれた紙に向かい、「俺は死なぬぞ」と今にも泣きそうな顔で呟く姿がまたねぇ。。。この人はこれからどう生きていくのか。。。

次回はとうとう離縁回。あんなに仲良しだったのに、なんで離婚しちゃうのか。しかと見届けたいと思います。


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7月22日 kou様 
いつもコメントありがとうございます。今回更新分、導入部分だけで終わってしまった今作ですが、おっしゃるとおり諏動くんは今まで の主人公たちとは違うタイプの子なので、今まではちょっと違う趣になるかなと思います。亀より遅いノロノロ更新ですが、気長に待っていただけ ると幸いです。今週大河、おっしゃるとおり最後まで気高くあれましたが、それに払った犠牲が甚大過ぎますよね。おまけに生き残った皆も何もか も失ってしまって。。ここまでどん底に叩き落とされる主人公も珍しいですよね。世は明治になってがらりと世界観も変わっていくんでしょうが、 どうなるか楽しみですね。そしてヘルシング。なんと! kou様もお好きでしたか! あの独特な平野節最高ですよね!! 私も大好きです!  少佐の演説は内容もさることながら、中の人の演技が神がかっているので、何度も聞き入ってしまいます。ドリフターズは三巻しかないので、もう 買っちゃいましたvこっちも面白いですよね。私の好きな歴史上の人物がピンポイントで出てくるのでたまりません! これも早く4巻出ないか なぁ。進撃の巨人はヘルシングを貸してくれた方から貸してもらいました。巨人の不気味さは漫画よりは落ちますが、かなりいい出来だと思いま す。機会があったらぜひ見てみてください! 夏はまだ始まったばかりだと思うと眩暈がしますが、お互いがんばって乗り切りましょうね!

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容保様は今の髪形より、月代のほうが似合うと思うの

今日昼間投票に行って……

私「……あ! 今日、大河七時十分からやった!!!!」

ということで、見逃さずに済んだ今週大河。今回とうとう、降伏した訳でなんですが。。。

先週、降伏を唱える頼母さん追い出してまで「降伏するくらいなら、城を枕に討死や!!!!」言い張ってたトップたちが、どういう経緯で降伏したのだろうと思ったら、大蔵さんのあのエピソードが使われるとは!

官兵衛ちゃんの寝坊は知りませんでしたが、大蔵さんが逃げ帰ってきた弟に向かって「お前ってば、なんでまだのうのうと生きてんの? 討死しなきゃダメだろ!!!」と怒鳴りつけたエピは知ってたので、どこで使うのかと思っていたら。

でも、これは上手い使い方だなぁと思いました。↑ だけだと、大蔵さん酷っ! になりますが、妻が大砲の弾の火を消そうとして亡くなったのを目の当たりにした直後に、「女でさえ、こうして死んだというのに、男のお前がなんで~」ってなると、印象がだいぶ違う。
(けど、こんなフォローなく、こんなこと平気で言っちゃう過激キャラとして描いても面白かったんじゃないかなぁとちらり思ってみたり)

とはいえ、弟に「今すぐ腹を斬れ」と詰め寄る様は実に異常で、「もうこんなのたくさん!!!」と泣き叫ぶ母親の姿はもう悲惨以外の何物でもなく、これを見て容保様は降伏することを決意したってなっても、十分説得力がありました。
まぁそもそも容保様の頭の中にはずっと、恭順という選択が残っていたんでしょうけどね(じゃなかったら、頼母さんを追い出した時「頼母、死ぬなよ」と漏らしたりしない)

それでも、頑なに徹底抗戦の姿勢を貫いたのは、降伏してしまえば会津は賊軍だと認めてしまうことになり、会津の名に傷がつくと思ったからで。
(城を明け渡す際、城を綺麗に掃除したシーンは地味ですが、いいシーンでした。「負けても、誇りは失わない」その姿勢はとても凛々しかった)

けど、その気持ちが多くの犠牲者を出してしまった(父ちゃんも死んじゃった(涙))だから、容保様は「自分が悪かった。罪は全部俺一人で背負うからお前たちは生きてくれ」と皆に言うわけですが、ここで八重さんの「会津が間違っていないと知っているのは、ひのもとで殿さまだけ。だからどうか、何が何でも生きてください」って言葉が、色々重い。

容保様をよそ者のように言ってるこの科白。
実際、容保様は会津の人間じゃありません。よそから来た人です。ただ、立派な会津藩主になろうと、誰よりも会津の心を愛し、会津の誇りを必死に守ってくれた。
よその人だからこそ、会津の心を抱いて生き続けて欲しい。

自分は所詮よそ者で、真の会津人にはなれないと思い悩んでいた、そして自分の采配でここまで会津をボロボロにしてしまった容保様にとっては、非常に辛い願いですよね。清廉潔白な彼にとっては死ぬより辛いことですが、この後どうなるのか。。。
この後の容保様についても、ちゃんと描写してくれるといいなぁ。

そして、八重さんの方はと言いますと、自分は男として戦に参加し、たくさんの兵を撃ち殺したのだから、男たちと同じ罰を受ける!! という姿勢は実に男前だと思いました。

戦が終わったんだから、女に戻って母さんたちと帰ったって誰も責めなかったろうに、兵士となって人を殺したという自分の行動に責任を持とうってね。すごく好感が持てました。

けれど、じゃぁそのまま死なせるなのかって言ったら、出来ないのが人情といいますか。
最後、土壇場になって「ここに女がいるぞ!」と暴露して、八重さんを行かせなかった尚さんの気持ちも痛いほど分かる。そりゃ、死なせたくないよね。。。

人を殺しまくって守ろうとした城も落ち、女だからと兵士として処断も受けられず、生きがいにしていた鉄砲の時代も終わった。

本当に、八重さん何もかもなくなってしまいました。
これから一体どうなるのか。

話は明治に移ってくわけですが、ちょっとずつ明るくなっていくかな?

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頼母が奥さんの辞世の句を口にしたとこは泣けたなぁ

今回は比較的主人公マンセーの回でしたね。周囲の人に「さすが八重様やわぁ」と言われたり、容保様に召しだされて直々にお褒めの言葉をかけてもらったり。
ちょっとやり過ぎかなぁと思わなくはなかったですが、それでもちゃんとそれなり活躍を見せていますし、それができるだけのポテンシャルを彼女が持っていると今まででしっかり描いているので、説得力がありました。
(でも、撃ち込まれた大砲の弾の導火線を水で濡らした布掛けて消すなんて危険なことを、他の女性たちにも教えて「なんだ、それくらいなら私たちにもできる♪」ってなった時は嫌な予感したのよね。確かにやることは簡単だけど、一歩間違えればドカンなわけで……。現にラストは失敗して吹き飛んじゃったし。。。)

それに、容保様に召しだされた時、頼母のことを言わなかったのもよかったな(今までの主人公だったら、絶対言及してる)
あと、子どもの頃。容保様に声をかけてもらったエピを出してきたのもよかったなぁ。「子供の頃にした約束を果たしに来た」そういうの好きなんですよね。

ただ、頼母が恭順の意を唱えていたという言葉に「今更何言ってんだ! 徹底抗戦しかない!」と激昂したところは分かっていたとはいえ、複雑でした。
そうだよなぁ。八重さんの戦う理由は会津の尊厳云々の前に、兄弟の復讐だからなぁ。
私怨でのめり込んだ先にどうなるのか。ここまで復讐の鬼になった主人公は久々なので、その後の心の変化が楽しみです。

と、八重さんがいまだかつてないほどいっぱい活躍して目立つ回! ……になるはずだったのに、官兵衛ちゃんが全部持ってってしまいました

いや、決死の思いで出陣を志願して、容保様に刀を賜って酒の酌までされたとこなんかやべぇ! 容保様からのプレゼントなんて玉砕フラグじゃないか!!!嗚呼、武士道とは死ぬことと見つけたりとはよく言ったもので、もういかに華々しく散るかしか考えてないよぉお! と切なくなった……私の感動を返せ!!!

何だよ、容保様にお酌された酒に酔っ払って、大事な出陣寝過ごすって(爆)

「やべぇええ! やっちまったあああ!!」と大慌てで駆けだす官兵衛ちゃんのスローモーションには笑ってしまいました。
(これってマジなの?! と思って調べてみたら、どうやら本当らしくて……いやぁ嘘のようなホントの話)

こんな緊迫した極限の状況で寝過ごすとか、ある意味大物??

なんて思っていたけれど、兄ちゃんの着乱れてはだけた悩ましい胸元に全部思考が飛ぶ。(←え)

なに? あのエロい胸元! けしからんもっとやれ!!( ゚∀゚)o彡゚ サコツサコツ




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7月9日23:31 kou様
いつもコメントありがとうございます。ボブゲ、うはうは気分で堪能させていただきましたvでもこれ、どうせプレイするなら予備知識なしでやる方が面白いだろうなぁって感じのゲームなので内容を詳しく書くべきかどうかいまだ悩んでる感じですが、レビューアップしました際はお付き合いいただけますと幸いです。今週大河、おっしゃるとおり、頼母は現代人に近いモノの考え方の人ですよね。御家を守るというより国を守るという発想。この人が主君だったら、会津の運命は全然違ってただろうなぁと思ってしまいます。竹子様たちもねぇ。。。勇気や志は素晴らしいんですが、完全に犬死なんですよね。戦況に全然影響なかったし。それがすごく皮肉……で、その後。大蔵が彼岸獅子で颯爽と入城したのは爽快でしたが、これがますます恭順なんて考えられねぇよ! ムードに持ってっちゃったってのもアイタタで。。。前から思ってましたが、今回の脚本家さんも前回の脚本家さんとは別のベクトルでドSですよねぇ(苦笑)


7月14日01:04 何度も作品を読ませていただいてます!どのキャラクターも… の方
拍手&コメントありがとうございます。何度も当サイトの話を読んでいただけているようで……とても嬉しいです! しかし、それと同時に申し訳ないです。最近の更新速度(汗)しかも、「不可解な男」シリーズなんてここ数年全然新作出せてなくて(滝汗)ホントは色々書きたいものはあるんですが、なかなか上手くいかなくて。。。でも、どうせ出すならよりいいものに仕上げて出したいので……それがいつになるか分かりませんが、気長に待っていただけるとありがたいです。

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今週は「頼母の桜」

冒頭、八重さんがガンガン敵を撃ち殺しまくってるの図に、目が点。
いやぁもう気持ちいいくらい殺しまくってる(さすがに、至近距離で顔面にぶっ放すのは躊躇してたけど)「私が三郎の代わりに戦場へ行けばよかった! 私のほうが三郎より強いんだから!!!」ってのを身を持って実証してますね。

とはいえ、じり貧なのは確か。
武器も火薬も人も何もかもが足りません。

しかも、地元百姓たちからも疎まれているみたいですしね。
「お前ら匿ってとばっちり食うのはまっぴらだから!」とお城に入城できず路頭に迷い助けを求めてきた武家の家族を追い払うとこみると。

まぁ、百姓たちにしてみれば、いい迷惑なんですよね。
京都守護職だとか、散々いいように利用された挙句、賊軍にされた屈辱だとかそのもの下々の者にとっては知ったこっちゃないわけで、むしろ変な意地張って敵を呼び込み、田畑を荒らし回されてふざけんな!!! な心境ってとこかな。

って、そこまで深刻な状況に来ているわけだから、冷静に考えれば頼母の言うとおり、もう一刻も早く降伏したほうがいい。これ以上戦ったって、徒に兵を死なせるだけですからね。

でも、そんな頼母の言葉に誰も耳を貸さない。
いまだ「誇りのために戦うんだ!!!」「冬まで粘れば勝機はある!!!」(*現在8月です)「勝てないなら、女子供ともども城を枕に討ち死だぁあああ!!!!!」で、降伏を勧める頼母を腰抜け呼ばわりですからね。

女子供悉く討ち死しよう。その言葉に従うように、薙刀一本で銃弾飛び交う戦場に赴き、撃たれて死んでいった竹子&殺さない、助けてやるからという敵の言葉を拒み、自害を選んだ雪(まぁ実際は照姫様の身辺を守るために結成された訳ですが)

だだっ広い障害物のない野原で、最新式銃に薙刀で応戦。無謀過ぎる。。。
でも、女が戦場に出たってこんなもんなわけで(銃使える八重さんが稀)

ここまでして戦い続けるのかと……ホント不毛。
けれど、感情にどっぷりハマって酔いしれて、戦の出口が見えなくなってしまっている家老たちは止まらない。白河で負けたことを引き合いに出して、頼母を責めまくる。

嗚呼、頼母。可哀想過ぎる……と思っていたら夜、独りで自刃した妻たちの辞世の句を読んでむせび泣く姿が痛々し過ぎて。。。
「本来、白河で負けた責を取って、わしは腹を斬らねばならん。だが、命を失わせてしまった兵たちが生きて会津を守れというのだ。だから、死ねない。生きて、会津を守る」って言葉も重かった。

そんな中、唯一爽快だったのが、大蔵が敵に包囲された城に入るために打った一芝居。
会津の名物行事・彼岸獅子に扮して、太鼓や笛の音をかき鳴らして堂々と敵陣の中を練り歩くって……さすがここまで連戦無敗の切れ者。発想と度胸の桁が違う。

こりゃぁ、士気が上がるってもんですよ。

でもなぁ。その士気が上がったせいで、悲壮な覚悟で再度、容保様に恭順を願い出た頼母に下された命令は「会津を去れ」

あああ。マジで悲惨。。。 
次回、ホントに去っちゃうみたいですね。しかも、普通の旅装束で。そんな……国中敵で溢れかえってるのに大丈夫なの?? と心配しつつ、次回を楽しみにしたいと思います。 
 
 
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6月30日23:31 kou様
いつもコメントありがとうございます。ボブゲ、無事に届きました! そして早速堪能いたしました。今回はなかなかに当たりでしたので、ほとぼりが冷めた頃にいいボブゲだった! と感想書けたらなぁと思っております。今週大河、おっしゃる通りここ最近の主人公補正に頼りまくった主人公と違い、自らの力で戦いに挑んでいく八重さんはカッコ良かったですね!この先の活躍に期待です! そして自決シーン。宮崎さんのお言葉、確かに演じるのも辛いですよね。白虎隊は、おっしゃる通り言い方は悪いですが「その場のノリ」って感じがしましたね。でも、その空気が恐ろしいというか……どちらも非常に痛々しかったですね。家老’sの切腹はねぇ。確かに、色んなものを巻き込んだ人たちですよね。しかもこの人たちは家老なわけですから、敗戦した時にこの人たちが負うはずだった責めを別の誰かが受けることになるわけで……そう考えると別の意味で悲惨ですね。頼母の娘さんに止めをさしてあげたっていうのは史実なんですね(相手は板垣ではなかったようですが)こういう取り入れ方、上手いですよね。次回もしばらく悲劇尽くしみたいですが、頑張って視聴していきましょうね。

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何なの? この切腹祭り……(号泣)

いまだかつて、一回の回でこんなにたくさん切腹シーンがあった大河があったっけ? そう思うほどに切腹、切腹……。

頼母ファミリーの自刀シーン。
先週から覚悟していましたが、年端のいかないお嬢ちゃんが状況を理解していなくて、死に装束着て「会津の者として、誇り高く死のう!」と家族に告げる母親に、「今日は何かあるの??」と聞いたところがもう。。。
だってこれ、母親はこの子たちを殺してから自害するんだよね? この子たち自分じゃ死ねないから。さすがにそのシーンは出ませんでしたが、板垣が自害現場を発見した時。母親の横で死んでいる子どもたちを見た時は非常に辛かった。
それに、まだ生きてる子がいて……この子は死に損なって、すごく痛い思いをしながら、家族が自害していく様、そして母親が妹たちを殺す様を見たのかと思うと……板垣がとっさに「味方だ」と言ってしまうのも分かります。

白虎隊の自害は有名ですが、「戦いに行ってもし捕まってしまったら恥だ。死のう!」の結論に至ったとこはもう、「どうして諦めるんだ、そこで!!!!」で状態でしたが、そこまで思い詰めたのが容保様から直々にお言葉をいただき、布をもらったからってのが何とも痛い。
どうしてこんなに裏目に出てしまうのか。
あと、「やっぱりまだ戦うべきなんじゃ…」と思いとどまろうとするも、仲間たちがバッタバッタと死んでくから自分もやらざるをえなくなった描写が何ともえぐい。
本当に、白虎隊は何度見ても悲惨です。。。

で、↑の二つよりもいくらかましだったのが、家老二人の切腹シーン。
「いいじゃねぇか。俺たちは、朝廷でも幕府でもなく、会津のために戦って死ねるんだから」って言葉でなんかちょっとだけ救われた気がしました。それに「生まれ変わって、また会津で逢おう」っていうのも。
(ただ、二人の後ろにいた兵。あれはなんだったんだろ? 味方なら介錯してやれよ!)


と、そんな鬱鬱展開の中、ついに八重さんが表舞台に立ったわけですが、銃で戦うシーンは勿論ですが八重さんが鉄砲隊を指揮させて欲しいと訴えるシーンは素晴らしい盛り上がり&説得力だったと思います。
これはもう、綾瀬さんと凛とした演技は勿論のこと、これまでの積み重ねの勝利ですよね。

何度も見てきましたからね。八重さんがどれだけ鉄砲の腕&鉄砲の知識を持っているか。またはどれだけ会津を愛しているか。
なんか、「イクサハイヤデゴザイマスゥ」だの「イクサハスカンキニ」だの薄っぺらい綺麗事ではなく、それまで培ってきた、または我慢してきた思いを言葉にしているだけにとても重みがありました。
最後に、夜戦に参加するために髪を切るのも、壮絶な覚悟を表せていましたし。

さて、次回も戦回ですが、まだまだヒートアップしていくご様子。この時点でもかなり壮絶ですが、果たしてどうなるのか。。。

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