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壱号ブログ

雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

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癒しは、回想のちび八重ちゃんだけ。。。

先週、二本松少年隊という衝撃を味わい少しは免疫できたんだから…なんて、思っていたけれど、甘かった!!!!

痛々しい……何もかもが痛々しい。。。

ここまで国全体が一丸となれることは素晴らしいことだとは思うのだけれど……それが、今まで血を吐くような思いで帝や幕府のために働いてきたというのに逆賊扱いされた悔しさ、怒り、悲しみ。そして、藩主から下の者まで、皆あまりにも真っ直ぐで誇り高い気性から来ているのだと思うと、非常にやり切れない。

今まで会津がどれだけ辛い立場に追いやられようとひたすらに耐え、誠心誠意を尽くして、与えられた職務を全うしようとしていたか知っているだけに、その口惜しさはよく分かる。

けれど、やはり……感情で戦をするのはダメなんですよね。なにせ、収拾がつかなくなる。

本来、何があろうと最後まで守り抜かなければならないはずの子ども(その国の未来)さえ犠牲にして戦って、何になるのか。
一国を火の海にしてまで守らなきゃならない、会津の誇りって?

……まぁそれでも、そんなのただの一般論で、そう簡単に割り切れるもんじゃない。 

「死ぬな」「逃げよう」って言葉を一切口にせず、「会津の人間であることに誇りを持って、自分のできる限りを尽くそう」と、薙刀隊を作ったり、足手まといになるくらいなら命を絶つ覚悟を決めたりする会津の人たちを見ているとねぇ。もうそういう理屈の問題じゃないんだと思えて。。。

今回は、八重さんがコマンド―のようにカッコよく武装して終わりましたが、次回はとうとう……主人公が戦場に躍り出るみたいですね。
白虎隊の悲劇などもあるみたいですが、復讐心に燃える八重さんがどう戦場で活躍するのか。そこは楽しみにしたいと思います。

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鉢合わせた敵兵だって辛かったろうなぁ。。。

今週大河はここ最近の大河では屈指の悲惨回だったのではないでしょうか。
今回二本松少年隊取り上げるということで、ある程度覚悟はしていましたが、まさかここまでとは。。。

だってね、もうちょい年行った子たちを使うと思ってたんですよ。それなのに、まさか八重たちが出逢った時のまんまの配役でいったとは……ビジュアル的にきつ過ぎる。ホントに子どもじゃないか! ……いや、実際ホントにこのくらいの年齢の子たちが駆り出されたわけですが……本当に今回、スタッフたちの歴史をありのまま伝えていこうという気概といいますか気迫といいますかをビシバシ感じました。

刀を背負って、「これどうやって抜けばいいんだぁ?」「お辞儀しあって、相手の刀を抜き合えばいいべ!」「すっげぇ、おめぇ頭いい!!」なんて言って、無邪気にはしゃいでる少年たちのとこからもう、勘弁してくれと思っていましたが、
(この後、紀行で少年たちは戦場に赴く前日、まるで修学旅行に行くようにはしゃいでいたという言葉もかなりきました)

いざ戦場に立っても、一発大砲撃ち込まれただけで総崩れ。そのあとは一斉砲撃され、ばたばた倒れて行く子どもたち(ってか、なんで弾避けが畳なんだよ! 絶対防げるわけねぇだろ(涙))

若先生、子どもたち逃がすために無謀にも身を呈して……自分が鉄砲を教えてしまったために、この子たちをこんな所へ連れてきてしまった。そんな自責の念はいかばかりだったことか。
そんな若先生もまだ二十二歳……。若過ぎる。。。

って、ここまででもう泣きそうでしたが、市街戦で敵兵に鉢合わせてしまった時はもう。。。
新政府軍もさぞ吃驚したでしょうね。こんな年端もいかない子どもが戦場にいるなんてと。

子どもだと認識して見逃してくれる人もいましたが、相手だって命がけでここに来てるわけですから、相手も必死。
目に止まった瞬間、撃っちゃってもしかたない。そして、殺したくなくても、鉄砲構えて向かってきたら、子どもといえど迎え撃つしかない。

それが戦場。しかたない。しかたないとは思いながらも、ねぇ。。。

そして、ここでまた三郎の時と同じように繰り返される八重’sアイテム悲劇。
「江」の時にも呪われたハンコなんてものがありましたが、八重も相当だYO!

いいんだよ。こんな時に勇気を出さなくても! だから行くな! 行くなぁああ!(叫)

この時、少年に斬られながらも「ダメだ! 殺しちゃダメだ!」と叫ぶ隊長(?)も印象的で……本当に悲惨でした。

本当に……どうして、こんな子どもを戦場に行かせてしまったのか。。。

「自分たちの首を差しだしてでも、停戦を願い出るべきだ!」という頼母さんの懇願や、「あなた方の新しい国づくりは歪んでいる!」という春嶽さんの憤りが重く重くのしかかりました。
(ただなぁ、「頼母、お前に何が分かる」っていう言葉の重さも十分伝わってくるから痛かった。そして、その後の頼母ファミリーも。だって、あのファミリー全員確か……あああ)

そうして、ラストの八重の顔。
あの鬼のような形相(褒めてます)には、思わず、おお! となりました。綾瀬さん、こんな貌ができたんだ。

と、今回はホントにホントにしんどい回だったわけですが、次回は白虎隊。。。
もう……今から眩暈がするわ(遠い目)

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時尾ちゃん、ついに運命の人と出会ったわねん

今回の大河はこれまで、たとえ主人公サイドと敵対している者でも露骨に悪役ちっくに描くことはなかったんですが、今回世良さんが清々しいまでに小悪党な感じに描かれていたので、この大河でここまで悪役に描かれるってどんな人だったんだろう? とちょっと興味覚えて、少し調べてみたんですが、幕末のドラマではたいていこんな感じの人に描かれるようですね。

まぁ、今日のように大名相手にでもあそこまで威張りくさって、あんな手紙送ってりゃぁそう描かれても仕方ない…んですが、この人はこの人で結構可哀想なポジションだったみたいですね。

というのも、この任務。「東北全体を官軍の味方につけて会津攻めを行わせる」という大役ながら、つけてもらえるのは適当な宮様とわずかな兵(五百名程度)のみ。これで東北のど真ん中へ行け! というとんでもないモノだったそうで、皆軒並み断りまくって、最後の最後にお鉢が回ってきたのが、元漁師で奇兵隊から成り上がってきた(でも格下)の世良さんだったっていう。

そりゃ、東北諸藩は「なんだ、こいつ」って思う訳ですよ。数十万の兵力を持つ東北諸藩に、たかだか五百の兵しか連れてない元漁師が「会津討て、この野郎!」と大いばりに命令してくるんですからね。当然です。でも、世良さんだってそれが仕事なわけだし、舐められちゃいけないから居丈高になるしかないわけで……そう考えると世良さんがちょっと可哀想。

しかし、西郷さんたちはなんでそもそも兵をわずかしか世良さんに与えなかったのか??
これ、一説には奥州の奴らに世良さんを殺させるためだった、らしいんですよね。そうすれば、奥州討伐の理由が作れるからって。そう考えると、世良さんもっと可哀想。。。

なんて、世良さんばっかりに注目してしまいましたが、他に印象的だったのが慶喜と容保様の対比。

容保様の首を出せと言われると烈火のごとく怒り、「殿は我々が守るのだ!」と忠義篤き家臣たちに囲まれた容保様と、「俺に、家臣なんていたんだろうか」と、慶喜ではなく徳川家に忠義を尽くす勝さんにぽつりと呟く慶喜。
こうしてみると、慶喜も孤独な人です。なまじ頭が良過ぎるから、凡人じゃついてけないしね。

それと、会津のことを気にかけていたのが何とも。。
やっぱり、慶喜は自分の役割(徳川家を残し、江戸の町を守る)を果たすのだけで精いっぱいだったんでしょうね。会津に手を回すまではできなかった。

そう考えると、この人も辛い役どころだよなぁと思います。


それと、もう一つ印象に残ったのが軍事力の差。
「こっちの大砲の弾は届きませぇえん(泣)」ってねぇ。致命的過ぎる。。。
それにまだ、火縄銃使ってるってのもねぇ。これじゃぁいくら数では圧倒していても勝てないよね。

「刀の時代は終わったな」っていう、土方さんの言葉が哀愁漂い過ぎてて切ない。
ってか、近藤さんとの回想シーンも切ない。おおお、そうだった。この時にはもう、近藤さん死んでるんだ(涙)
「バカだよな。でも、それがあの人の生き方だ」って科白にはまるっと同意。そうだよね。バカでも何でも、あれが近藤さんの生き方なんだよな。そうして、最後の最後まで戦い続けた土方さんの生き方もまた、しかりで。。。
新選組のこういう美学に弱いのよ(泣)


次回、とうとう子どもたちが犠牲になるっぽい。まぁまだ白虎隊とか色々控えてはいるんですが……心してみたいと思います。

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甲冑姿も好きだけど、軍服もかっちょええわぁ!

皆どんどんちょんまげ&着物を止めてオールバック&軍服になっていってる今日この頃の大河ですが、個人的に一番オールバックヘア&軍服かっちょいい! と思ってるのが、乾改め、板垣さん。なんか、すっごく決まってるし男の色気もだだ漏れ。眼福だわぁvvv
(ってか、今日板垣退助の「板垣」が武田家家臣の「板垣」だったことを知り、今更胸熱。おお、サニー板垣は至高だったわ!)

……なんて、楽しいところもあるけれど、後もうやっぱり何もかも悲惨。。。

唯一の息抜きパートであった会津パートでさえ、三郎&兄ちゃん(ホントは生きてるけど)死亡発覚というヘビーなモノになってしまって。。。

五年も待ったのに、死んだことを知らされ泣き崩れるうらさんも痛いのだけれど、この場面で一番堪えたのが父ちゃん。
本当は息子たちの死を嘆きたいだろうに、「山本家の男として立派な最期だった」と言わなければならない家長としての立場が哀しかった。

その後、銃持って駆けだした八重さんの悲壮な叫びもなぁ。痛かった。ただ、三郎より私が強いから! って言葉をマジで実証するんだよなと思うと……ちょっとその暴れっぷりが楽しみだったり(←)
あと、尚さんに抱き締められる八重さん見て、微妙な顔する大蔵さんが何とも……おい、あんたは奥さん大事にしてやれ。あの人だってずっとお前の帰りを待ってたんだぞ!

で、死んだことにされてる兄ちゃん。もう、姿からして悲惨。
目も見えず、足も悪くなって、ずっと訴え続けてきたせいか声まで枯れてしまって(涙)そんな兄ちゃんが一生懸命書いた嘆願書と本人の言葉に心を動かされた西郷さんに助けてもらったわけだけど……それでもこの人にとってはこっから地獄だよなぁ。遠い地で会津のことを聞いて、何を思うのか。

そうして「悲しみを少しでも分けて欲しい」って、照姫様。残念ながら、容保様の悲しみは地球一個分以上の重量です。どっから切り崩して話したらいいかも分からないのです(涙)

それでも、攻めてくるなら徹底的に戦ってやると言う容保様。まぁ、会津武士の気質を考えれば、それ以外の選択肢なんかない感じだったしなぁ。。。

そんな中、とうとう出てきてしまった白虎隊。嗚呼! この子たちがああなってこうなってしまうのね!(涙)

ただ、楽しそうに(?)訓練やってる官兵衛にはなごみました。いやぁ、獅童さんはこういう役が合いますね。レッド・クリフでもこんな役だったし(笑)

……という感じで、会津パートは沈んでいく一方なわけですが、江戸城を無血開城に導いた勝さんや慶喜の強かさ、これからどんだけ生き恥晒して生きることになろうが被害を最小限に抑えようとしたなりふり構わなさを見てしまうと、会津があそこまで行ってしまったのは必然だったのかなぁと思ってしまったり。
まぁ、新政府軍は江戸をぶっ潰すために拳を振り上げてしまったわけで、他に振り落とす場所を探していたわけで、会津がどんなに恭順の意を示そうと回避できなかったのかもしれませんが。。。

来週も戦に向かってまっしぐらな感じですが、どうなることやら。

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雪さんとの夫婦生活、ホント短い間だったよなぁ。。。

修理さん……ッ 。・゚・(ノД`)・゚・。

もう、今回はこれに尽きる。。。

いや、これまでにも痛いことはいっぱいありましたよ。

まずは三郎。次回予告で嫌な予感はしてましたが、やっぱりなことに……でも、三郎。一つ聞きたい。どうして……どうしてあそこで特攻したし!!! 別に、突っ込めと命令されたわけでもないのに、何故……何故?!

と、その時は思ったわけですが、後々考えてみると……骨の髄までしみ込んだ「逃げる奴は卑怯者、恥」という会津の教訓が悪い方向に作用してしまったのかなと(優秀な兄、姉に並びたかったという強い思いもあると思いますが)

多分あの時、三郎は一種の錯乱状態だったんじゃないかなぁ。本能は怖くて逃げたくてたまらないのに、頭は染みついた会津の教訓がガンガン鳴り響く。その極限状態でもう何が何だか訳わかんなくなって(初陣でもありましたし)、あんな状況であるにも関わらず突っ込んでいってしまったんじゃないかな……とか、思ってみたり。

ただ、あの状況で三郎を助け出した上に、一応応急手当てまでして本陣まで三郎を担いで帰った大蔵さんと、あんなに撃たれたのに即死せず本陣までもった三郎の生命力にはビビりましたけど。ちょw 二人とも超人過ぎるだろうと。
なので、どうせなら三郎を看取るのは戦場でよかったのでは? と思ってみたり。。

次にイタタだったのは、「家臣たち残して俺と二人で江戸へ愛の逃避行しようぜ★」と言い出した慶喜にまんまと乗せられて帰っちゃった容保様ですね。

「家臣たちを置いていくなんて!」と激昂するとこや、「この策はお前の腹心のアイデアだぜ」と言われ驚愕するとこも痛々しかったんですが、一番激痛だったのが畳んで置かれた帝との愛のメモリーがいっぱい詰まった赤の陣羽織ですよ!!

おそらくは、帝への忠義心よりも家来たちを朝敵にするわけにはいかないという会津藩主としての責務と取ったという気持ちの表れなのかなと思うんですが、容保様がどんだけ帝を愛していたかこの陣羽織を大事にしていたか知ってるだけに、その決断の辛さがひしひしと感じられて、非常に痛かった。。。

……って! 思ってた矢先に、慶喜から何のフォローもなく「お前はもう出入り禁止だ。あと、江戸から出てけ」と打ち捨てられですよ!!!!

ここはねぇ。。。慶喜の考えも分かるんですよ? 尚さんが言ったように負けてしまった以上、一度全面的に恭順の意を示してみせて、再起を図るより他はないって思惑や、徳川家守らなきゃならない責務だとか……分かるんです。分かるんですがぁああ……

激痛過ぎんだろうがよ、これ!!! マジふざけんなよ! あんなに……あんなに、あんたに言われたとおりここまでつき従ってきたってのに、この仕打ちはねぇだろうがよ!! 慶喜マジ外道!!! 人でなし!!!。・゚(゚`Д)゙.

……と、報せを聞いて茫然と立ち尽くす容保様のお労しいお姿を見ると思わずにはいられなかった。

しかも、「江戸に帰れって言ったのは、修理だもん!」って慶喜が言い残して行っちゃったせいで、修理が切腹することになっちゃったっていう。。。

畜生! どうしてこんな…ッ!

(これは……どうなんだろうなぁ。慶喜はここで修理の名前を出せば、容保様は自分と一緒に帰ってくれると見越して修理の名前を出しただけだったんだろうか?(実際、容保様も修理がそう言ったのならって感じでしたしね) それとも、周囲の批判が容保様に集中しちゃ可哀想だという仏心(??)から、修理に皆の批判がいくよう(後は、家臣一人を犠牲にすることで丸く収められるよう)仕向けたとか? う~ん)

そして、修理さん。
殿のためによかれと思ってやったことなのに、なんでこんなことに。。。

でも、修理さんは恨み事一つ言わずに逝きましたね。それどころか、終始取り乱すことなく穏やかで。
以前、兄ちゃんに「私はこの身全部で殿にお仕えしております」と言っていましたが、それは殿のためならいつでも命を捨てる覚悟があるということだったんでしょうね。

自ら切腹を言い渡しにきた容保様に微笑んで「承知いたしました」と頭を下げるシーンも泣けましたが、「警護は手薄だから今夜のうちに逃げてくれ」と言われても「殿は私の全てを分かって下さっている。それで十分ではないか」とたった一人で、介錯人もなしに切腹したのが、もう。。。

享年、三十一歳。この人も、若すぎる。

嗚呼、ホントにどうして……。
皆悪い人たちじゃないのに、会津はなんでこう……いい人材ばかり、こんな形で徒に失っていくのか。。

来週は、三郎の訃報が山本家に届くようですね。兄ちゃんのこともそのうち知れるだろうし……嗚呼、本格的にきつくなって参りました。

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