忍者ブログ

壱号ブログ

雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

片桐さんの甲冑、めっちゃもっふもふ

そういや、先週書き忘れていましたが、景勝様に「日の本一の兵!」と言わせたのはまずかったんじゃねぇの? と、思ったり。

言った人物が史実と違うから! というわけではなく、あの台詞はやはり、幸村最後の特攻時に言うべき言葉だと思うんですよね。
真田丸での戦いのように勝つことはできなかったけれど……いや、勝てなかったからこそ、多くの武将たちの切なる願望が込められている。だから、あの台詞は羨望、愛おしさを込めて言われたものなんじゃないかって。。。

ってなことを、信尹叔父さんとの再会シーンで改めて思ってみたり。
 多くを語ることはなかったけれど、別れ際、幸村の肩を掴んだ叔父さんの表情なんか見ると、特にねえ。。。
髪の毛がすっかり白くなってしまったけれど、叔父さん。相変わらず雰囲気バッチリで素敵でした。

それから有楽斎。やっぱり徳川方に通じていたわけですが、彼が姪っ子を騙してまで徳川につく理由は何なんでしょうねえ。単純に強いものに巻かれた……ってんじゃなくて、捻りのきいた理由が欲しいところですが、さてはて。

そして、有楽斎の「和睦」提案により揺れる豊臣方なわけですが……一見、徳川と通じている有楽斎。有楽斎の発言にころっと騙されて喚き散らすババア大蔵卿のせいで、幸村と秀頼、茶々が悲しいすれ違いをしてしまった! というように見えますが、これ結局全員が悪いんですね。

大蔵卿がウザいと分かっていながらのさばらせておく修理。

有楽斎たちに押し切られて決めちゃった己の過失を棚に上げ、「僕の言葉には重みがある。最終的に全てを決めるのは僕だと言ったくせに、幸村の嘘吐き!><」とか思っちゃう秀頼。

「私、政なんてわかんなぁい★ だから口出ししないわ」と言ってるくせに、事情も分からず口出しした挙げ句、
「お前を生んだのは私! だったら、この家の真の主は私よ! 言うことを聞け!」なんて、最悪の発言をしちゃう茶々。

で、こいつらを丸め込んで、何とか和睦を阻止した幸村ですが、後々のことを考えれば悪手以外の何物でもありません。
秀頼と茶々の仲をこじれさせただけでなく、秀頼の自尊心を大きく傷つけ、信用を失ったのですから。これはあまりにも痛い。

これだったら、暴れたがっている又兵衛たちを出陣させて、和睦なんか申し出られない状態にしちゃえばよかった気がします。

……てか、そもそも前半。秀頼が外に討って出たいと話している席に、幸村しかいないのはどういうことなのでしょう? 五人対等でやってこうぜ! ってことにしたのに、まずいんじゃないの? と、思ったら案の定。何も教えてもらえない上に「待て待て」と言われるばかりの、五人衆は旋毛を曲げていて……本当に、目先のことしか見えてないよな、この主人公。

「私は勝つために、ここへ来たのですから(キリッ!)」と、格好つけて去っていく幸村に、ドヤ顔してる場合か! とっとと秀頼坊やをフォローしろ! と、突っ込みたくなりました。

まあ、そんなこと……兄ちゃんパートに比べれば、どうってことないですけどね。
もうね、マジでお兄ちゃんパートいらない。
今回は、「出浦さんって、結局どうなったの?」という視聴者の疑問に応えるべく作られた
シーンだと分かっていても、今まで全然出てこなかった&兄ちゃんとの絡み不足のせいで、取ってつけた感が半端ないし、
「源次郎を助けたいのだ! わしも一度くらい無茶したい!」と喚き散らす駄目当主を見せられた挙げ句の、糞くっだらねえとり餅オチ。
こんなんなら、ないほうが数百倍ましだ!!!! ついでに、やっぱり戦場でフラッグダンスする幸村&今更褒め称えられるきり描写、あれもいらん!

そして、もっといらんと言えば、母の今回のおはぎ制作記録。
集計が大変って言ってる時点で嫌な予感してましたが、まさかの543個!

やったね! 新記録樹立だよ、くそったれ!!!



>web拍手レス
11月14日21:55 kou様 
いつもコメントありがとうございます。今週大河、合戦シーン頑張っていましたね。予算的問題があるのは分かっていますが、やはり合戦シーンは迫力あるものがみたいですもんね。赤揃えの堺さんも素敵でした。今まで後ろに控えること多かっただけに、とても輝いて見えました。内記も非常に様になっていましたし。けれど、真田丸の活躍がこれで最後ってのは……私も切ないものを感じてしまいました。また、人気作品なのによく思えないことがあるとのことですが、私はそういうことがしょっちゅうです。私の琴線は非常に特殊らしいので(友人談)でも、あまり気にしないことにしています。おっしゃるとおり、こういうことは結局受け取る人間の感覚が全てで、その解釈が間違っているとか正しいとかないと思うので。で、これまたおっしゃるとおり、より多くの人たちに共感してもらえるものが人気作になるわけですが……何をどうすれば多くの共感を得られるのか。それが分かれば苦労しないわけでねえ。良かれと思って作ったものでも、世に出してみるまで結果は分からない。けど、出した時にはもう取り返しがつかない。だったらせめて、自分はいいものだと思えるものを出そう。それなら後悔は少ないはずと……それもまたそれで、難しいんですけどね(苦笑)

拍手

PR

茂誠さんと三十郎、地味にいい味出してるよね

幸村「あちらにも赤揃えがいるのか」
内記「井伊の軍勢でございます」
幸村「あちらにはあちらの物語があるのであろうな」

来年の番宣ですね、分かります。
と、言うようなネタを仕込みつつの今週大河。

ついに、タイトルにもなっている真田丸での決戦回となったわけですが、

人が多い!!!!!!!!

これがとにもかくにも一番の感想。
いやあ、この大河戦シーンはこれまでぼちぼちありましたが、第一次上田城合戦以外はかなりこじんまりした感じの戦描写で、正直迫力に欠けていました。

しかし今回、今までの節約はこの時のためさ!! と言わんばかりのセット、人数で撮影されていました。
なので、迫力&スケールともに今までとは段違いだったとともに、幸村が最後に言っていた「こんな大戦、俺も初めてなんだ」って言葉に説得力が出て、幸村は大舞台に立っているのだなあと感慨深くなりました。

普段の穏やかな口調とはうって変わった雄々しい号令や、名乗りを上げて敵をなぎ倒すシーンもすごく決まって、格好良かったですしね。今回は文句なく堺幸村が主役でした。
(あと、地味に格好いいなと思ったのが内記。扇を扇ぐ所作や、弓矢さばきが非常に決まっていました)
ただね、やっぱり又兵衛だけはホント、どうにかならないのかな。冒頭の、いきり立って銃口の前にホイホイ出てっちゃうとこといい、最後の槍捌きも何か……何かなあ。。。

と、戦描写は満足なのですが、戦法面はと言うと、ほとんど第一次上田城合戦と同じ描かれ方でした(初陣の息子に、敵陣ど真ん前で旗降らせて敵をおびき寄せるのも同じ)
これを、昌幸パパの軍略を立派に継承した証や! と取るか。焼き増しと取るかで、かなりイメージが変わるでしょう。

私は……半々ですね。幸村の中で昌幸が生きていると思えば胸アツですが、「またか」ともちょっと思ってしまって。昌幸押しもいいんですが、幸村ならでは軍略、流れを見てみたいと思ってみたり……って、それはこれから見せていくのかな。

他には、内通者は有楽斎で決着なのかな? とか、直江さんが相変わらずチベットスナギツネで噴いたとか、家康&正信の阿吽の呼吸っぷりがいい! とか、きりが茶々の侍女になるなんて設定いる?! とか、色々ありましたが、一番何かなあ……となったのが兄ちゃん。

本当に大坂方に兵糧を送ったの? ちょっと分からないんですけど、もしこれが「やっぱ送るのはそばかよw」というネタのためのエピだってんなら、激しくいらねえなあと。
(てか、そもそも兄ちゃんは稲姫と二人でちゃんと仕送りしてたはずなのに、なんでそば粉しか送らない人設定にしたのか。いる? そんな設定)

弟想いってのはいいことですが、御家のことも考えずってのはどうもなあ。こんなんなら出してほしくない……ああ、ここへ来て兄ちゃんの株がどんどん下がっていってるのが悲しい限り。



>web拍手レス
11月9日20:39 kou様 
いつもコメントありがとうございます。今週大河、やっぱりねえ。大坂の陣自体がそういうものだと分かっていても、頭ごなしに何でもかんでも反対する大蔵卿たちを見ているとイライラしてしまいます。「浪人なんか信用できない!」って、じゃあ何で金まで出して雇ったんだよと。でも、甲冑は格好よかったですよね。やはり幸村と言えば赤ですよね。あと、内野さんはいい爺っぷりですよね。シャベル(?)を持ってよたよたするところなんか実に上手かった。とはいえ、私は地味に近藤さんもすごいなと思っています。爺演技上手いな……って! 近藤さん自身は七十代。今までそう感じさせないことがすごいというかね。OPをEDに持ってきて盛り上げたんですから、戦シーンは盛り上がってほしいところですが、さてはて。米大統領選、おっしゃるとおり現状への強い不満が出た結果になりましたね。まるで、某民主党が与党になった某国を思い出しますが……同じような結果にならないことを切に祈っております。  

拍手

結局書状書いたのかよ、兄ちゃん!

大坂の陣って、大河で何度も取り上げられているわけですが、個人的にどの戦よりもイライラする戦だったりします。

それは、戦に出たこともない女がしゃしゃり出てきて、あれこれ指図してくるから。
そして、その女の言うことに名うての戦上手たちが逆らいもせず、はいはい言うことを聞くから。

何でこんなに言いたい放題言わせてるんだ、黙らせろよ! とか、
こんなに壮大に足を引っ張られているってのに、どうして幸村は豊臣に味方するんだ! とかね。

色々思ってしまうわけですが、真田幸村が主役である以上、これらを上手く料理して、幸村がこの戦にかける想いや覚悟をドラマチックに魅せてほしい……ところなんですが、どうも上手くいっている感じがしない。

前回の、四十分もかけて行われた学級会みたいな茶番軍議が、茶々の「駄目よ」の一言で簡単に蹴散らされて終了! という、脱力以外の何物でもない回に引き続き、今回もなんかイライラする。


幸村たちが何かを決めるたびにギャアギャア難癖つけて、提案を悉く叩き潰す……ただただウザい以外の何物でもない大蔵卿と胡散臭い有楽斎。

名うての戦上手という肩書があり、自分の力を試したい! だの何だの偉そうなこと言っておいて、自分から提案をすることは一切なく、ほぼ幸村の言いなり。
(「これが真田の極意の戦! さあ、出城作りの役を譲ってくれ(どやあ)」と言われ、「面白い」の一言で簡単に引き下がる又兵衛にはがっかりだったな。「では、こちらはクロカン直伝極意の…」ぐらい言い返してほしかった)

おまけに、俺たちの意見は通らない。じゃあ、ここにいる意味がない! と、軽く出て行こうとする……この大坂の陣で豊臣に全てを賭けた覚悟の重みが全然感じられない。有能さも深みも何もない幸村以外の五人衆。

修理は今までにない描かれ方をしていて、ちょっと面白く見ていますが、

「一度は同意した幸村の案を退けるのは、主君・秀頼が退けると決めたから!」 
秀頼の意思が何より大事だと言わんばかりの口ぶりですが、淀たちを介さず秀頼に直接報告することもなければ、淀たちの言うことに惑わされるな! と、秀頼に意見することもない。
大蔵卿たちの意見に逆らい、幸村に出城を築く許可を出した時も、秀頼にだけ事前に教えておくこともしない。
彼にとって、秀頼とはどういう存在なのでしょう? ついでに、「大蔵卿たちなんか知るか。俺が許可する(きり!)」と言っといて、何の手も打ってないしね。何なのよと。

秀頼もなあ。一回「いいぞ!」と言っておいて、「ママに言われたからやっぱやめるわ」を何度もやられると、いい加減もにょってくるし、
(これ、従来の大河だと、秀頼が何か発言する前に茶々が全てを決めて、秀頼はただ従うというスタイルなんですよね。それも嫌ですが、一度約束したことをすぐ翻るのも非常に嫌な感じ)

あと、何であんなに幸村を買っているのかと言う明確な理由が見えない。母ちゃんに「信じられるのは真田だけ」と言われたから? でも、当の母ちゃんは幸村の意見を叩き潰してばっかだし……うーん、謎。
(幸村の手を取って「頼りにしている!」と言うシーンもなあ。出てくって言ってる又兵衛や勝永もいるんだから、「お前らのことも信じてる」と手を取ればよかったのに、なぜ幸村だけ。。主人公補正? それとも、秀頼はそんなことにまで頭が回らない器量。という表現?)

と、豊臣サイドに不満たらたらなわけですが、それは幸村も同じこと……いや、幸村と言うより、真田家といったほうがいいでしょうか。

まず、幸村が何度進言を突っぱねられようと、豊臣家に拘り続ける理由がよく分からない。

「秀吉にくれぐれも頼むと頼まれたから」と言いますが、秀吉が幸村に頼むと言ったのは、秀頼ではなく、三成ですからね(で、三成が蟄居することになった時、あっさり離れたしなあ)

「名を残したい」という願いも、蟄居生活をかなりエンジョイして過ごしていたから、いまいち熱量感じられないし……茶々のためって言っても描写不足(もし、茶々のためだなんて理由が一番の理由! というとんでもならいっそ、秀頼の父親は幸村! ぐらいはやってほしかった)

そして、幸村がこの戦で天下に轟かせたい「真田」の名。
これ、真田家の揺るぎない絆が見えたのなら、非常に感動すると思うんですが、

前から言ってるように、幸村は自分が豊臣につくことで兄貴が被る迷惑を一切言及していない(てか、考えていない)し、
今回、徳川軍の中に兄ちゃんの子どもたちがいると聞いても「運命だし、しゃーない」としか言わない。

娘・すえちゃんの嫁入りを作兵衛から聞き、「苦労をかけた」と、作兵衛の手を取っても、幸村がすえちゃんを思うシーンなどほとんど皆無だっただけに、取ってつけた感満載。

陰で「あんな糞つまんねえ兄貴なんか大嫌い」とほざき、兄ちゃんが目の前に立ちはだかったら、何の躊躇いもなく手裏剣投げようとした佐助が、殊勝な顔で「信之様は……」と幸村に報告してても薄ら寒いだけ。

「豊臣方には幸村がいるから、戦わないように」という父親からの命を聞き、「はあ? そんなの知らねえし!」とブチ切れるばかりの、魅力のない兄ちゃんの息子。

極めつけは、こんな時期に、自分語りをダラダラダラダラと続け、「あなたには何でも話したくなる。何でだろう?」だの何だのと、いつの間にか愛人にした八木さんを口説く兄ちゃん。

なんだ、これ。。。
これのどこに真田の絆を見ろというのか。てか、八木さんのキャラいる? 初めて出てきた時から全く必要性を感じないんだけど?!

ということで、前回に引き続きモヤモヤしてしまい、OPを敢えてEDに持って来ることで、「真田丸」を強調した演出にいまいち乗れずじまい。
今日の回を楽しめていたら、ぐっときたんだろうけどなあ。残念。

とはいえ、とうとう装着した赤揃えの甲冑は格好良かった! あの色、いいですね。
それから、久しぶりに会えたのが嬉しかったのか、家康ジイジとキャッキャウフフとはしゃぐ正信ジイジが可愛かった。それくらいかなあ、今回よかったの。。

次回はとうとう、冬の陣開戦のご様子。
今回完成した真田丸のセットはかなり気合が入っているように見えたので、期待したいところですが、はてさて。。。


 
 
 >web拍手レス
11月2日20:04 kou様 
いつもコメントありがとうございます。今週大河、茶々がとにかく不気味でしたね。何を考えてるのか全然読めない。面白いネタが仕込んであるといいんですが、どうなんだろう? 幸村以外の面々は……もう少しどうにかならないんですかね。頭が悪かったり駄々っ子だったり。幸村の引き立て役ABCDみたいな感じじゃなくて、もっと魅力的に描いてほしいんですけどねえ。。。そして、女一人の意見で全てが決まってしまう今の豊臣家の態勢の気持ち悪さ。秀吉の妄愛の結晶みたいですが、茶々は「秀吉は愛した人ではない」とばっさりですからね、ホント、豊臣の闇は深いです。平幹二朗さんは非常にショックでした。一見野蛮そうに見えて品があり、妙な色気もある。唯一無二の人だったと思います。本当に惜しい。これは、肝付兼太さんにも言えることで……この人も代わりなんていない人ですよね。スネ夫、にこにこぷんのじゃじゃ丸などどれもはまり役でした。寂しいです。それから、鳥取地震。確かに、鳥取で大地震なんて今まで聞いたことがないですよね。どこも例外なんてないんですね。。。。

拍手

マジで又兵衛どうにかならないかな。。。

名優・平幹二朗さんがお亡くなりになられましたね。
存在感、目力が圧倒的で……大河で言うと「武田信玄」の信虎、「義経」の後白河、「信長」の随天など……大好きだったなあ。

今年の大河で、息子さんが素晴らしい勝頼を演じていて、この勝頼様でスピンオフして、信玄役にお父さんを配役したらすごく見応えがあるだろうなあと夢想しておりましたのに……。。。

ご冥福をお祈りいたします。。


さて、今週大河ですが、「軍議」と題されるだけあって、ほとんどが軍議シーンでした。
論題は、「籠城」か「討って出る」か。

幸村は「討って出る」作戦を強く押します。
籠城はそもそも援軍が来るまでのしのぎの策。援軍のあてのない我らは討って出るしかないと、昌幸パパより授かった策を現状に応じてアレンジした策を披露。

ここは、これまでの積み重ねがあるため、主人公補正や! と、なることなく、自然に見ることができました。

逆に、不自然に見えたのは、残りの四人。

皆それぞれ名うての戦上手というのなら、幸村が考えるように籠城が後々不利なことになると分かるでしょうに……いや、分かってる人もいましたが、「籠城案に乗ってくれたら、お前の望みを叶えてくれるって言われたから」って……いやいやいやいや!

そんなの、結局豊臣が勝たなきゃどうしようもないやん! なのに、愚策と分かってるほうに乗るって……頭がいいとは思えない。

又兵衛に至っては、「大坂城枕に死にに来た!(どやあ)」ですからねえ。。。
え~又兵衛マジでこんなんでいいの? なんとか官兵衛様を崇拝しているなら、兵糧攻めがどれだけおっそろしいか知ってるはずだろうに(ドン引き)

……と、どうも幸村以外の面々があんまり頭よく見えなくて、なんかなあ……と、なっていたわけですが、最後の最後。

某ルーキーズみたいに和解して、皆で野球しようぜ!討って出よう! ってことになったのに、「駄目よ、そんなの!」という茶々の一言であっさりと白紙。
冒頭、幸村を呼び出し「秀頼を死なせないで」と抱きつき懇願してきたにも関わらずです。

そして、幸村の策を蹴った後も、平然と笑顔で幸村に会釈。

ここは、ぞっとしましたね。やってることは、従来の「秀頼可愛さのあまり、城から出したくなかった親馬鹿茶々」と一緒なんですけど、この茶々は本当に掴みどころがないから困る。
ってか……

茶々「私の愛した人は皆、この世に未練を残して死んでいったわ。父上、母上、兄上、柴田の父上、捨……」

幸村「……殿下は?」

茶々「私の愛した人と言ったはずよ?」

ここも怖かったなあ。
殿下、お労しや(涙)でも、それ以上に……愛した人の中に、柴田のかっちゃんを入れてくれたことが、胸アツでした(最近の大河でのかっちゃんの扱い、酷いからね(涙))

茶々は一体何を考えてるのか。ただ秀頼が可愛いだけか。ここ、なんか捻りを加えてくれていたら嬉しいんですが……どうなるかな?

とはいえ、女の一言で軍議の決定が翻るって異常ですよね。
少し考えればおかしいと誰もが分かることなのに、まかり通ってしまう。そして、誰もそれをやめさせるような動きをしない。
これが、豊臣家が滅びた最大の理由ですよね。

ちなみに、兄ちゃんが「弟の好きにさせてやりたいんです。十四年間、あいつはずっと耐えてきたのですから」という言葉を聞いてつくづく……なぜ、兄ちゃんへ宛てた手紙の内容をカットしたのかと、小一時間くらい問い詰めたかTT…略



>web拍手レス
10月25日20:52 kou様 
いつもコメントありがとうございます。今週大河。井上順さん、確かに見た目は昔と全然変わっていないんですけどねえ、その分声が気になってしまって。ただの演技ならいいんですけど。。阿茶局はしたたかでしたね。このドラマの家康さんが優しい分、釘を刺したという感じでしょうか。正信は……やっぱり家康のそばにいてほしいですね。私もkouさまと同じく、家康&正信のやり取りが好きなので。大坂方、これからどうなっていくでしょうねえ。さて、鳥取地震のほうですが、こちらはおかげさまで揺れはしたものの大した被害は起こりませんでした。しかし、kou様のご親戚は被害に遭われたとのことで……一日でも早く、元の生活が送れるようになりますよう、お祈りいたします。

拍手

正信、やっぱええなあ

今回からいよいよ大坂編始動! というわけですが……今回から参戦の有楽斎。そして、又兵衛の声が耳に引っかかってしかたない。

有楽斎の場合は……井上さん、その声は演技ですか? ご病気とかじゃないならいいんだけど……という心配ですが、又兵衛は……もうこれは好みの問題なのでしかたないんですけどねえ。けど、又兵衛は声も喋り方も、キャラも軽く、チンピラみたいな感じで、余計になあ。。。

最後の軍議のシーンにしてみても、あれじゃ長政に出てけって言われてもしかたないよなと思ってしまって……ここから、どうにか巻き返していくのかな。稲姫のケースもあるし。うーん。

逆に興味深くみたのは、修理と秀頼。
まず朱里は、三成と同じタイプかなと思っていましたが……タイプは同じだけど、三成よりは丸い感じ。

三成だったら、最初から全部自分で決めていて、たとえどう反対されようが「こういうことになりましたから!」「殿下の下知にございますぞ!」と言って何が何でも引かないでしょう。

けれど、修理は何度も「この件は預かりおく」と言いました。
相手に気圧されて……というよりは、自分は戦に不慣れだから、確かに相手の言い分も一理ある。考慮に入れるべきだと立ち止まって考えられる感じ。
まあ、それなら軍議の前に色々根回ししておけよという感じですが……こういうところは三成と一緒ですね。

それから秀頼。
十四年ぶりに呼び戻した幸村を総大将にする! と言い出すあたり、戦上手の武将は身近に一人もいなかったんでしょうね。
又兵衛たちに怒鳴られただけで面食らい、何も言えなくなってしまったのも、今までこんな雄々しい連中が集う場に来たことがない温室育ちなんだって感じがよく出ていて……茶々がどれだけ秀頼を大事に育ててきたのかうかがい知れます。
今は、最近の大河のごとく、秀頼の行くところ全てに茶々がついてきて、親ばかっぷりをアピールしまくるってことはありませんが……これから茶々がどう出て来るか。。。
(そういや、ちょっとだけ出てきた千姫の、やけに泳いだ目が印象的でした。色々と思うところがあるんだろうなあ。その母、江も「今の世は徳川の天下なのに、姉は分かっていない」と、徳川家をヨイショしておきながら、一人になると思わせぶりな表情をしていましたし、あそこは上手いなあと思いました)

ちなみに、出番は少なかったですが、茶々は今回もいい味出してました。
「また会えましたね」「今度ゆっくりお話しましょう?」
あのファムファタルぶり、たまらないわあ。
この大河における茶々と幸村の関係はホント好きです。

……が、茶々との関係がよりいっそう濃厚になっていくのと比例して、どんどん薄くなっていくのが、兄ちゃんとの関係。

豊臣方につくと決意してこのかた、兄ちゃんへの言及は一切なし。
佐助が持ってきた兄ちゃん宛ての手紙に何が書いてあるのかもカット。これでは、今現在幸村が兄ちゃんに対してどう思っているのかさっぱり分からない。
あんだけ真田のためって言ってたのにね。もうどうでもええんかい。

作兵衛のシーンもなんかなあでした。
佐助に大坂行きを誘われた時は大喜びで、現主である兄ちゃんへの迷惑諸々度外視で即決。
すえちゃんもかなりお世話になったというのに、兄ちゃんへの恩義はゼロかい!

そんで、黙っていこうとしたくせに、兄ちゃんに見咎められた途端、「許してください。でも源次郎様が待ってるんでぅうう(泣)」って……それは一体何の涙だよ。意味分からん。
そして、病身の兄ちゃんにも簡単に負けるこいつが役に立てるとは到底思えない。

んで、佐助も。。。
弟が豊臣方についたことを嘆く兄ちゃんを見て、「相変わらずつっまんねえ男」とか思ってんのかなあとか、自分たちの前に立ちはだかる兄ちゃんを見てソッコー刃を向けようとしたとこ見てさらにげんなりとか……「真田の心はいつも一つ!」って何だったんでしょう?(哲学)

ついでに、きりが「木曽の人質になった時は大変だった」という言葉を聞き……ええ、大変でしたね。「お水が飲みたい」と言ったら「自分で汲みに行ったら?」とか言い出す女中を押しつけられたババ様が!

と、色々とモヤモヤは尽きないんですが、「確かに、てんでバラバラだけど、我らは自らの意思でこの地に集い、希望を持っている。嫌々集められた徳川方とは違う!」と、期待に胸を膨らませる幸村は良かった。

そろそろ本格的に戦のシーンに入っていくと思いますが、最後くらい派手にやって欲しいですねえ。




>web拍手レス
10月17日00:00  kou様 
いつもコメントありがとうございます。今週大河、稲姫たちのシーンはよかったですね。おっしゃるとおり、お互い見えないところででもそれぞれの子を立てているシーンがあったからこそ、二人は戦友として固い絆で結ばれたんだと素直に思えました。幸村パートは、分かっていても、信長演出(?)には胸が熱くなりますね。ハッタリが多過ぎるのはパパ譲りで、舐められたら終わりってこともわかるんですが、どうにもやりすぎっていうか。。これがこれからどう作用していくか……ですね。そして、押しとおる! には私も笑いました。番組が始まる前は、半蔵は絶対かっこいい感じになるはず! と思っていたのに、どうしてこうなってしまったのか(笑)



 

拍手

  

カレンダー

04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

フリーエリア

最新トラックバック

プロフィール

HN:
雨月
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

カウンター

アクセス解析

Copyright ©  -- 壱号ブログ --  All Rights Reserved

Design by CriCri / material by DragonArtz Desighns / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]