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壱号ブログ

雨月のブログです。BLサイト「イチゴウニゴウ。」運営中。

   
カテゴリー「大河ドラマ(軍師官兵衛)」の記事一覧

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清正たちのノリが、完全にヤンキー

先週、ついに竹中秀吉がサヨナラしてしまったわけですが、今回は何回目かの長政不憫回。

はるばる異国の地から戻ってきたってのに、嫁は笑顔一つ浮かべないばかりか、話しかけてもこない。
「子どもが泣いているよ」と言えば、「あの子の声なんか聞きたくない!」と堂々とネグレクトしてます宣言をし、「どうせ皆、結婚して十四年も経つのに女しか産めない役立たずって思ってんでしょ!」と被害妄想爆発!

マジ何なの? この女。全く同情できない。

今までただの一度だって、男の子が生めなくて気に病んだこと&責められたこともなく、時々侍女たち使って旦那を吊し上げたりするくらい好き勝手やってきたくせに、今度は被害妄想発症した挙げ句、ネグレクトだ?

「結婚は人生の墓場」という言葉が、実にしっくり来る嫁ですよ、全く。。。

そして主が主なら、侍女も侍女ってなもんで、侍女も常に不機嫌顔で、長政が子どもを見ようとする素振りを見せても立ち上がらんし、糸が出てったら「お前余計なこと言ってんじゃねぇよ」とメンチ切って、問答無用で子どもを取り上げる始末。

ついでに、官兵衛イエスマンの三人衆は依然として、当主ほっぽり出して官兵衛にべったりだし、官兵衛の命令で嫌々くっついてきた又兵衛は「大殿はこう言ってんだから、やめろよ」と、酒がまずくなるようなことほざいて、長政がうっとうしがったら、やっぱりメンチ切って、許しもなしに席を立つ。忠義心も糞もありません。

そして、親父もてめぇのやることは何もかも気に入らねぇとばかりにメンチ切って、罵声を浴びせ、具体的説明ゼロの「とにかくやめろ! 駄目だ!」の一点張り。

こんな奴らが待ってる家なんか、絶対帰りたくない‼‼ 胃に穴が開くわ!

と、思っていたので、長政が三成をぶち殺そうとするのが、三成への憎しみプラス ↑ の奴らへの憎しみゆえと思ってしまったり。
そうだよなぁ、何かに当たんなきゃやってらんねぇよな。と、長政に同情すること頻りだったわけですが、それ以上に憐れだったのが、何と言っても今回突如現れた前田利家!!

やっつけにも程があると思った秀次以上に、ぞんざいな扱いでした。

・初登場時シーンにして、すでに死相が出てる。

・突然、これまた突如湧いて出てきたえらくふくよかな忠興連れて、押しかけてきた官兵衛から
前田さまでは天下人になれません。余命幾ばくもないですからね!(キリッ」という、どこからどう突っ込んでいいのか分からない死亡宣告される。

↓ からの……

・利家死亡。

……そうか。官兵衛、デスノート持ってたんだ(錯乱)な感想しか出てこねぇよ!


ってか、お前は天下人になれない(的外れ)、お前はもうすぐ死ぬ!(暴言)と言いたい放題言ってからの、「天下のために、無益な戦はおやめください!」だなんて訳ワカメな説得で、斬られるどころか、ことが丸く収まるなんて、本当に主人公にとってイージーモードな世界です。

そして、長政や利家には散々、天下のために争い事はやめろ! だ何だと偉そうに言ってきたくせに、ここに来て「わしは徳川にも三成にもつかん! 己の道をいく!」と、自分は世を乱しますよ発言。

ホント何がしたいんだ、こいつ。というか、いつ天下が欲しくなったんだよ? 秀吉から「なんで天下を目指さないの?」って言われたから???

まるで意味が分かりませんが、とにかく……この時点まで家康の思惑を看過できない&「天下のため!」しか説得の手札を持たない頭の悪さ、深刻な天下を狙う準備不足、その他諸々の理由から、お前に天下人は無理や! と盛大に突っ込んで今週の大河終了。

いやもう、ホント……どうしような、これ。。。




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11月12日21:54  kou様 
いつもコメントありがとうございます。今週大河、次男遭難事故、おっしゃるとおりサラサラと流れていきましたね。仮にも主人公の次男なのに何なんでしょう、この軽さは。糸のことも強引過ぎますし……ホント、何から何までなんだかなぁなエピでした。そして、秀吉との別れのシーンは……どうしてああなってしまったのか。。。(遠い目)独眼竜は、駒姫エピが悲し過ぎました。憔悴しきった姿で、必死に愛姫に頭を下げる義光さまの、なんと労しいことか。これまたおっしゃるとおり、秀頼に罪はないんですけどねぇ……秀頼は生まれてくるタイミングが悪過ぎたとしか思えません。せめて、もう十年かそこら早く生まれていれば、こういう最悪なことにならなかったのではと……因果というのは恐ろしいものです。また、このように一週間に一度のやり取りを始めさせていただいて、どれくらい経ったか……私の頭では、龍馬伝あたりからだと記憶していますが、そう考えると長いものですね! こちらこそ、毎週お付き合いいただいてありがとうございます。kou様との週に一度の語らいは、私の密かな楽しみですので、こちらこそこれからも構っていただけますと幸いです。

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主人公至上主義、ここに極まれり!

今週の独眼竜、義光さまが痛々し過ぎてヤバかった。。。
今までの、ニヒルで傲慢な姿が見る影もなく……きっと愛姫の元に来るまでに、たくさん頭を下げてきたんだと容易に想像できてねぇ。

豊臣の世が長く続くことはない。そう思わせるには十分過ぎる姿だったと思います。
原田さん、ホント名優や。。。

あとは、秀次の最期のシーン。人生最後に打って勝った将棋の盤を「絶対に崩すな。そのままにしておけ」という台詞が切な過ぎました。
秀吉の甥だからと関白になって、秀吉の都合で死に追いやられ……たった一つ、自分の力で成したのは、最後の将棋の勝負に勝ったことだけ、なんてね。


と、哀切を残しながらの今週大河。

冒頭から早速突っ込みたくなった。糸が熊之介が出て行くのを見つけながら、行かせてしまったってエピソード、いるかっ?!

正直、いらんとしか思えない。
あの状況で行かせるなんて、糸がアホにしか見えんし、その後、そのことを気に病んで、せっかく生まれた我が子を慈しめないわとネグレクトすんのも、正室として、母としてどうなの? って話だし……。
離縁秒読み段階だからか? それにしたってねぇ。つまんねぇ理由でのネグレクトネタは江でお腹いっぱいだYO!

なので、熊之介死亡エピが余計、微妙なものに。
それでなくても、熊之介ってほとんどエピがないから愛着皆無だから、もう……。。。
(ってか光さん、息子の死が受け入れられないのは分かりますが、太兵衛の家へのケアとか、そういうのはやっておくべきではなかろうか?)

で、秀吉の死に向けての、それぞれの態度。

・茶々&三成 → 個人的な悲しみの感情ゼロ。
茶々はまぁしゃーない。でも三成、お前はあかんやろ! 秀吉の死に対して、リアクションゼロだなんて……お前、何のために豊臣家に仕えてんだと……どうも、このドラマの三成は、何が目的なのか分からずモヤモヤ。

・茶々に負けず劣らず「私、企んでます!」顔の家康。
ついに邪気眼発動! ……って、何なの? この謎の中二病演出。。。
来週は、その目からビームでも出すのでしょうか?

・おねさん。
最期、看取るシーンはいいとして、「俺が死んだ後、家康がどう出るか、すごく心配。俺だって、信長様亡き後、天下獲ったし…」という秀吉の言葉に対し、「その時は、立派な軍師がいましたからね☆」という返しにげんなり。何なの? この唐突な官兵衛age。

そして、今回のメイン。官兵衛と秀吉の最後の対峙。
ここが一番胸糞ってどうなの?

「それがしは、殿下の下で天下を納めとうございました」

この台詞、今までの積み重ねがあれば、涙腺決壊してたと思うんですよ。

秀吉の心変わりに心を痛めながらも必死に仕え続けたとか、「もう秀吉は駄目や!」と秀吉に見切りをつけて、着々と天下取りの準備してたけど、秀吉との最後の逢瀬に感極まって言ってしまったとか……どういう形にしろ、官兵衛が懸命にあがき続けてきた末の言葉だったなら、心に響いたはず。
(ついでに言うなら、「官兵衛はお人好しじゃのう」という秀吉の言葉もね。他のみんなは「官兵衛、マジ腹黒!」「えげつないわぁ!」と言ってる中、秀吉だけがそう言っていたとかなら、マジ燃えたんだけどなぁ)

しかし、この官兵衛は何もしませんでした。言いたいこと言って、「三成が悪い」「秀吉が悪い」と愚痴るだけで、結局全部秀吉のせいにして、秀吉の言いなり。それ以外は何もしなかった。
秀吉への情愛、信じ抜いてくれなかった憎しみが、まるで見えない。それどころか、自分の都合が悪いことは全部秀吉のせいにしてるから姑息なことこの上ない。

だから、上記の台詞が全然響かないんですよ。

大体、秀吉に天下人になれって言って、その気にさせたの、お前だろ? 
それなのに、なんでそんな「自分は何も関係ありません」って顔して、「秀頼をよろしく頼む」と懇願してくる秀吉の手を振りほどいて、駄目出ししてんの?

このドラマの世界じゃ、秀吉を天下人にしたのは官兵衛なんだよね? なら、秀吉の暴走を止められなかった官兵衛にも責任があるはずでしょ?

それなのに、全部秀吉が悪い? 秀頼の面倒も知るかってか?
 

秀吉、早くこいつを手討ちにしろ! いや、そこで聞いてる側近! 三成にチクッてそいつを粛清しろ! と、私と父が騒いでおりましたら、なんと! 「お前の望む天下人になれなくてすまなかった」と天下人が官兵衛に土下座!! 

私&父「…………( ゚д゚)ポカーン

どういうことなの? 意味が分からないよ!!!(大混乱)

そんなもんで、その後官兵衛に泣かれましても、てめぇなんで泣いてんだ? 意味わかんねぇよ! ってか、泣きたいのはこっちだ! としか思えず……ホント、どうしてこうなった。。。

……違う。私が見たかったのは、こんなんじゃない。こ、こんなんじゃ……ゴフッ(吐血)

で、ラスト。秀吉の死を知り「善助、これから忙しくなるぞ」とドヤ顔で言う官兵衛に……いや、忙しくなるも何も、お前秀吉が死んだ後の根回りとか全然やってなかったやん、と力なく突っ込んで今週大河終了。

ということで今回、竹中秀吉が……なんかもう、すごく悲惨な形でサヨナラしてしまいました。最後の力を振り絞って官兵衛に土下座して謝る秀吉なんか見たくなかった!(号泣)

……とはいえ、竹中さん。お疲れ様でした。官兵衛age要員にされたり、無理矢理耄碌暴君されたりしてはいましたが、竹中さんの生命力と夢に溢れた秀吉は、やはり魅力的でした。
耄碌していく演技も見応えあって……今回でサヨナラなのは寂しいですが、ありがとうございました!




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11月4日、6日 kou様 
いつもコメントありがとうございます。お姫だっこのシーンいいですよね。政宗の愛情がよく伝わってきます。現行大河、「天下のために!」あの言葉しか使えない縛りでもあるんでしょうか? ってかあれ、要は「天下のために、無抵抗で殺されに行ってください」ですからね。ひでぇ説得内容です。黒田節は……ノルマなので! と、無理矢理ねじ込んだ感半端なかったですよね。ってか、親父の悪口言った農民を手討ちにしようとした長政は、黒田家全員で吊し上げて怒ったくせに、太兵衛は「よくやった!」って……どういうことなんでしょう? 熊之介は……彼の末路を知っているので、可哀想だとは思うのですが、一応主人公の次男坊なんですから、もっと愛着持たせてほしかったです。ドリフ、実はまだ読めてないんですよね。早く読みたいものです。ってか、おっしゃるとおり、戦シーンに金かけられないんだったら、謀略面で魅せてほしいですよね。軍師が主役! と謳ってるなら余計に。。。
それと、狗神さまの舞台、中国地方っていうのは、本当にざっくばらんにです。あまり限定してしまうと、時代考証が色々あれなので(汗)(でも、里人たちの方言はちょっと地元のそれを意識していたり)陽日ちゃんはおっしゃるとおり、豆柴なイメージです(豆柴好きなんですよね)こんな子が人型になったら……月影の悶絶ぶりが目に浮かびます(笑)

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どうせなら、オリーブオイル一気飲みのほうが面白いとおm…略

愛姫が身ごもったことを知り、感極まってお姫様だっこしてはしゃぎ回る政宗かわえぇ!
ホント、あの夫婦の仲睦まじいシーンはいつもキュンキュンするわぁ。

と、伊達夫婦に萌え萌えしながらの今週大河。


今回は、竹中秀吉が非常に輝いておりました。

足元はおぼつかない、声はか細い掠れ声、そして独り縁側に座り込んだ後ろ姿はどこまでも悲しげで……これは竹中さんの演技の賜物ですね。

が、その分、他が見るに堪えなかった。

 例えば、三成。
耄碌した秀吉の姿を、官兵衛に向けるのと同じくらい冷ややかな眼差しで見ていました。
それを見て、ようやく気づく。
私は、この三成から秀吉への思慕がまるで感じられないから嫌いなのだと。

子供の頃から可愛がってくれた大恩人だろ? もう少し悲しそうな、やり切れないような素振りを見せたっていいじゃないか!

ついでに言うなら、官兵衛の秀吉を見る目も同じくらい冷たいし、黒田家中は言うに及ばず……確かに、今は変わってしまったけどさ。お前ら秀吉への恩義を忘れ過ぎや!
 
そんで極め付けが、そんな秀吉を労わるおねさんのシーンが一切なかったこと。
衰えていく己に嘆き、不安でいっぱいになっている夫を、おねさんは茶々に任せきりにしたの?
 
勝秀吉は色んな女つまみ食いして、やりたい放題だけど、本当に辛くなった時、弱みを曝け出すのはおねさんだけで、おねさんもそんな秀吉を母親のように包み込んでいたので、ああやはりこの二人は夫婦なのだと、強く感じたものですが……。。。

お漏らししてしまったことを、こともあろうに茶々に告白するシーンを見て、嗚呼、真に秀吉に寄り添い、心配する者は、この世界には誰もいないと思え、よりいっそう憐れに思ってしまいました。
 
と、秀吉に対しての態度があんまりだったわけですが、それ以外も相変わらずで。。。
 
まず、秀次が武装固めちゃってから、のこのこやって来る官兵衛にげんなり。
来るのが遅すぎる。こうなる前に止めとけよ! と、突っ込んでいたら、

官兵衛「太閤と関白が争ったら、世は再び乱世に逆戻り。天下のためにお鎮まりください!」

また「天下のため」かよ! お前の説得のネタはそれしかないのか!

で、二人が争ったら戦国に逆戻りとか絶対ないから! ってか、関白になったというのに、そうやって歯向かう力さえ持たせてもらえなかったことを、秀次は嘆いていたわけで、秀次の苦悩を何も分かってない。

そして、今回もがっつり関わったというのに、「殿下をお止め出来なかった」の一言で、秀次の件終了。
そのすぐ後、官兵衛、秀吉の申し出を受けて、軍師返り咲き。その後、秀次への言及一切なし。

公私ともに、秀次の存在軽過ぎワロタ。。。

で、もっと笑えるのが、なんでもう一度秀吉の軍師になったのだと聞く次男坊に対し(官兵衛、次男坊には優しいな。長政が聞いたら、絶対ガン飛ばしの舌打ちなのに)

「殿下を止められるのは、もはや天だけ」
「変わりゆく殿下をお止めできなかったから、せめておそばで最後まで見届けたい」

全てを天に丸投げし、秀吉がとち狂って死んでくのを見届ける?
見てるだけじゃ意味ねぇだろ! 働け、軍師!!!

前々から思ってましたが、この官兵衛は「三成が悪い」だ何だと、悪いところを列挙する割には、それをどうにかしようと動くことが一切ありませんよね。
悪いところが分かってるなら、改善するよう手を尽くせよ! 「こうなったのはあいつが悪い」と誰かのせいにして、愚痴ばっか言ってたって、何も解決しないぞ!

なんて、言っても……悪いことが起きても、この主人公はすぐに忘れてしまうんだから、無理ないのかもしれない。

と、高松城攻め、中国大返し、あの頃は楽しかった! などと……宗治さんのことをすっかり忘れてのたまう官兵衛様を見て思う。

そして、今週で退場の隆景さんに涙。
最近、すっかり「官兵衛の言う通りじゃ!」と官兵衛マンセー要員にされていましたが、知的で品のある風情や、鹿之助の首に手を合わせるお人柄が地味に好きでした。

今回も、「臨終の際は官兵衛を褒め称える」というノルマを押し付けられての最期でしたが、今までを懐かしむように遠くを見つめる目が印象的で……お疲れ様でした。

で、ラスト。あんな、雑兵に変装さえしていないもろ分かりな格好で、御曹司が船に乗れるとか、黒田家のセキュリティ体制はどうなってんだと盛大に突っ込んで終了。

さて、来週はとうとう秀吉も逝ってしまうようですが……どうなるかなぁ。。。



 


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10月27日 22:37 ペスカ様
コメント、ありがとうございます。そして、お手間を取らせてしまって、大変申し訳ありませんでした。でも、楽しんでいただけたようでよかったです! 兄上が人型になって嫁とイチャつく。そんなとこ見たら、今回の比ではないほどに狗神さまは身悶えるでしょうね(笑)二人のイチャこらはまた書きたいなと思ってはいるので、もしかしたらいつか、そのネタで書くことがあるかもしれません。その時にまた、お付き合いいただけますと幸いです!

 


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10月28日22:39 kou様 
いつもコメント……そして、新刊ご購入くださいまして、ありがとうございます! おっしゃるとおり、今回は両方素直で真っ直ぐな者同士のカプだったので、私が書いたカプの中では一番甘々になりました(いつもは片っぽが偏屈かツンデレで、甘々まではいかないんですよね)あと、幸之助を気に入っていただけたようで! 初めての花嫁ものだし、どうせなら理想的な嫁をと思って作ったキャラだったので、そう言っていただけると嬉しいです。旦那も最初は理想的なカッコイイ夫を目指したはずだったんですけどねぇ……どうしてこうなった(笑)ちなみに、この話の舞台になっている場所ですが、漠然とではありますが、中国山地のどこかというイメージです(長州藩は鉄砲鍛冶が盛んだったように思うので)また、確かに「イヌガミ」と聞くと、四国を思い出されると思うんですが、あの「犬神」は犬を殺して、それを人間が使役して云々……というものなので、神様系とは違うんですよね。だから、今回は差別化を図るために、難しいほうの「狗」を使っていたりします。さて、今週大河。岡田さんの坊主はなかなか様になっていましたが、そのお姿に相応しくない、あのお粗末極まりない謝罪(?)の数々……。秀次についても今更関わらせる意味が分からず……ホント、何なんでしょうね(遠い目)それと、ドリフターズ4巻! 実はまだ買えてないんですよね。でも、信長サイコ―と聞いてはぼやぼやしてられません。早速買いに行かなくては! 信長様の悪ーいドヤ顔、楽しみだなぁ。

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死神再び!

最近、三成の顔を見るだけでムカつくようになってしまいました。
あの、人を心底小ばかにした澄まし顔がねぇ、憎たらしいったらない。

これは、それだけ中の人の演技が素晴らしいってことなんですが……三成自身が嫌いじゃないだけに、こういう扱われ方なのが何とも悲しい。

確かに、人の心の機微に疎いとこあるけどさ……みっちゃんだって魅力的な人なんだぞ!

なんて……「これでお前も終わりだな、ざまぁwww」と、露骨に顔に出して去っていく、子悪党・三成を見つめながら今週大河スタート! したのですが……

秀吉「あいつは知恵があり過ぎる。ゆえに、こんな事態になった」

早速その言葉に噴く。

いえ、知恵がなさ過ぎたからこんな事態になったのです。

その証拠に、蟄居中、特に何の策を講じることもなく、「俺、なんか悪いことしたっけ?」と無駄なことばかりつらつら考えてるだけ。

その後も、「三成の罠に嵌っちゃったんだよ(TT)」「三成め、なんて卑怯な!」という、戦国武将とはとても思えない頭の悪い会話を善助としちゃって……ってか、善助。お前は何のために帰ってきた? 官兵衛の愚痴聞いて、秀吉と三成の悪口ほざくためだけに帰ったってか? 愛しの大殿助けたいなら、なんか動けよ。

で、それからもやっぱり何をすることもなく、最終的に考えたのが頭を丸めること。
(これ、岡田さん。本当に剃ったそうで……大河の主役を張ることへの覚悟がとても伝わってくるだけに、もっといい脚本のために剃っていただきたかった。。。)

んで、頭まで丸めたんだから殊勝に謝るんかと思えば、

「俺は間違ったことはしていない。だが、死にたくないから謝ってやる。ごめんなさい!(焼き土下座)」

まるで反省の色が窺えない……! ってか、謝罪にすらなってない!

おまけに、俺は間違ってない! とか、俺の心情! とか……俺俺俺って……んなこと、今はどうでもいいんだよ!

お前が気に喰わねぇから処罰するって言ってる天下人の心をどう動かして、許されるか。それが最重要事項のはずだろ!

死に装束みたいなパフォーマンスや、嘘っぱちな口上を丁々発止に語ったりなど、考えうる限りの知恵を絞り、天下人の心を動かして何度もピンチを切り抜けてきた政宗を見てきただけに思ってしまった。

ってか、「今日から、出家して如水と名を改めたい(キリッ)」と偉そうに言ってるけど、お前いつキリスト教辞めたんだよ。
史実じゃ伴天連追放令の時に辞めてると知ってるけど、このドラマじゃそのことに一切触れなかったよね?
あの時、あっさり辞めたことやったら感じ悪く映ると思ったから、スルーしたのかな? でも、官兵衛がキリスト教になったことを覚えてる視聴者は首捻るんじゃねぇの? あれ? こいつキリスト教徒じゃなかったっけ? と。

キリスト教徒になった経緯もかなり適当でしたが……こういうとこも適当過ぎて、ホントに萎える。
勿論、こんな訳の分からない釈明で許される展開もね!


なんて思ったら、今度は性懲りもなく、秀次のアドバイザーになったりするもんだから……死神・江を思い出してしまいました。

まぁ……さすがに、「いいですか? 絶対関白職を譲っちゃ駄目よ!」という悪魔の囁き以外の何物でもないことは言いませんでしたが、「官兵衛のおかげじゃ!」というこのドラマにおいてのノルマである、官兵衛ageをさせた挙げ句……

秀次「……お前、今負けたのはわざとか? 手を抜いてるなら、真剣にやってくれ。わしは真剣にやったお前に勝ちたいのだ!」

官兵衛「わざとだ? んなくだらねぇこと聞いてんじゃねぇよ。てめぇは天下人なんだから、勝ったら単純に喜んどきゃいいんだよ」

いまだに、接待の意味さえまるで分かっていない頭の悪さ。

接待は、相手をどれだけいい気持ちにさせてあげられるかです。
だからこの場合、悪いのはわざと負けていると秀次に悟られ、わざと負けられてもつまらないと思わせた官兵衛なわけで……ただ、負けてあげりゃいいわけじゃないんだよ!

さらにおまけに、

秀次「わしは……わしの力で何かを成し遂げたい」

官兵衛「んなこと、秀吉様は望んでねーよ」

ついさっき、天下人なんだから威張り腐ってろと言った舌の根の乾かぬ内に、こんなこと言って……じゃぁ俺、どうすりゃいいんだYO!(by秀次)

なんて思ってたら、二年ぶりに帰国した旦那に否定的なことしか言わない糸にげんなりし、

「秀吉&三成、ムカつく~!」「大殿が天下獲りゃいいんだよ~!」と喚きまくる黒田家家中を見て、誰かにこのこと密告されて、黒田家潰されりゃいいのに……とか、

あんなくっそ悪い顔してる家康に簡単に騙される長政ェ…とか、

思ったりしてる間に、秀次が謀反の疑いをかけられたことを知って、官兵衛ビックリ!! 

いや! それくらい想定しとけよ! ホントお前何も考えてねぇな! と盛大に突っ込んで今週大河終了。

……なんかねぇ、ここで官兵衛を秀次と絡ませる意味って何なの? 秀次は結局あんなことになるんだから、これだとまた官兵衛が無能だったってことになるだけでしょ?

長年見守ってきた親しみ深い相手ってんならまだしも、先週突然ふっと湧いて出てきただけの、何の愛着も糞もない奴なのに……マジで謎です。

で、もひとつ謎だと言えば……茶々はなんで、官兵衛の助命嘆願書を書いたんだろ? おねに言われたからって言っても、おねの言うことなんて聞くようなキャラじゃなかったし……不思議。

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三成「計画通り(ニヤリ)」

先週から、「軍師()官兵衛」と時系列が並んだ独眼竜。

今回は鶴松死亡→朝鮮出兵を決意する秀吉回だったわけですが……朝鮮出兵の動機が、「鶴松が死んだことからの憂さ晴らし」だなんて、ぶっちゃけ竹中秀吉より酷い理由ですが、それでも誰一人として文句が言えないという空気がヒシヒシと感じられる。

これはもう、勝さんの力ですよね。

鶴松の死を人目も憚らず号泣しながらの朝鮮出兵を決意のシーンも、
ねねと二人きりの時に、「なんで天下人になっても、こんな思いせにゃならんのや」と愚図り、子どものようにねねに寝かしつけられるシーンも、
BGMなんて一切ないのに、狂気とバイオレンス、そして、悲しさ、子どもっぽさのにじみ出る素晴らしいシーンでねぇ。

言ってること、やってることは滅茶苦茶なのに、どうしても嫌いになれない。やはり、勝秀吉ええわぁ。。。


と、しみじみしながらの現行大河。

「無謀!無謀!無謀!」と……お前はこれからスタープラチナでも出すつもりかと言いたくなるようなジョジョ的反論をするシーンと、
黒田が支えねば、豊臣は……いや、この国が滅びてしまう!」という、官兵衛渾身のギャグをご丁寧に回想してくれてからスタートして……

突如、何の前触れもなく湧いて出た秀次が、関白職に就くシーンが始まり、盛大に噴く。
おい! このタイミングで何食わぬ顔で出してんじゃねぇよ! 遅すぎるだろう、どう考えても!

しかも、そのシーン以降一切出てこないし(当然駒姫エピなどない)、拾もさくっとできちゃって……これ、もしかたら、来週切腹とか?

作るか? 豊臣家サイドの話でありながらの、秀次出演シーン5分伝説を!

……なんて、戦々恐々としたわけですが、そのあと延々と繰り返される竹中秀吉のダメダメっぷりにうんざり。

竹中さんの秀吉、本当は好きなはずなんです。でもね……これはないというかね……あれだ。昨日勝秀吉で同じシーン見ちゃったからいけないんだ。きっと、そう(遠い目)

まぁ、それ以上にうんざりしたのが、官兵衛なんですけどね。

何でか朝鮮出兵を阻止するために切腹した利休から、「後のことを頼む」と言われたくせに、あっさり朝鮮出兵に従い、「やりたくないけどぉ~俺がいなきゃ、この国が亡んじゃうし~」とかほざきながら名護屋城築城。
総大将はこれまた突然湧いて出た秀家なのに軍議にしゃしゃり出て、散々自分の策をくっちゃべった後で、「総大将は秀家だから」と秀家に振り、うんと言わせる。
そういうことは、事前に秀家に伝える何だりしとけ。それでなくても、三成に煙たがられてるのに、余計うざいと思わせてどうする!
(そういや、先週あんな大失態した小西行長が、なんであんな何食わぬ顔で堂々と列席してんの? 先週のことはどうなったの? もう皆忘れてしまったの??)
 
その後、現地の様子が気になるから、朝鮮行かせてと秀吉に頼んで朝鮮に行き、予想通り酷い惨状を目の当たりにしながら(ホント、ここの家臣たちは官兵衛がいないと何もできないな)も、特にそれらを打開する策を講じることも……てか、何もせず帰国。何しに来たんだ、お前!

(ってか、ここで「この戦には正当な大義がないから、皆の足並みがそろわない」という台詞に、またも噴く。お前の今までの戦に大義なんかあったっけ? 宇都宮とか宇都宮とか宇都宮とk…略)

で、秀吉に現状を報告して、和睦を成立させるため、またも朝鮮に舞い戻るわけですが……あんなに敵対心むき出しだった三成が突然不自然過ぎるほど殊勝な態度で、「官兵衛さん、僕と一緒に日本に帰って、今の戦況を殿下に説明してくれませんか? こんな仕事、軍師の官兵衛さんにしかできないから!」などと……「あ、こいつ何か企んでやがる」と中学生でも分かりそうな罠に全力で吊られて、帰国。

秀吉から、「誰が勝手に帰っていいと言ったっ?」と言われてようやく、嵌められたことに気づき、「俺を陥れるために、ここまでやるなんて!」と三成を詰るっていう。。

……あんな、長政が嵌った宇都宮の罠以上に稚拙な罠にかかったことにもげんなりですが、それ以上に……全力でこいつに尋ねたい。お前は本当に軍師かと。

軍師なんて、相手を嵌めてナンボでしょ? で、お前は今までたくさんの人間を不本意(笑)ながら嵌めてきたでしょ? 宗治さんとか、宇都宮とか、北条とかさぁ。

それなのに、自分が嵌められたら酷い! 最低! だ?


アカギ「こんな野郎嵌めちまえってことは、自分も嵌められても構わないってことだ……そうだろ?」

嵌められる覚悟もないくせに、軍師なんて名乗るんじゃねぇよ!


朝鮮での戦いの数々を全スルーしておいて描いた話がこれって……これじゃぁ、あの伝説の戦い、泗川の戦いも当然カットなんだろうなぁ(遠い目)




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10月15日23:10 kou様 
いつもコメントありがとうございます。稲刈り、おかげさまで何とか無事終わらせることができました。ホント、この時期の台風は勘弁してほしいです。新刊もまた出していただけました。もし気が向いたら、お手に取っていただけますと幸いです。SSは……おっしゃるとおり、ジイジ色んな扉を開きまくってしまいました。行為自体に関しては、二回に一回でもいい! ってくらい気に入ってしまったようですが、さてはて。。。そして今週大河、なんで独眼竜と時系列を合わせるようなことするんですかね。やめたほうがいいのに。。。と思った矢先の、秀吉の朝鮮出兵をやめさせられず、利休を無駄死させた挙げ句、言いなりになりながらの、「黒田が支えねば、国が滅びる」ときたもんだ! もはやギャグとしか思えません。本当に深い深い溜息が出てしまいます。「蜩ノ記」確か、書店でちらりと見たことがあります。とてもいい話だと本屋さんも勧めていましたが、映画になっていたのですね! 岡田さんの居合シーンが見事だったとのことですが、岡田さんは大河でも殺陣は非常に絵になっておられますよね。馬も上手に乗りこなしていますし……それを見ていると常々、私は岡田さんは官兵衛じゃなくて、幸村やったほうがよかったのにと思ってしまいます。これくらいアクションができる岡田さんなら、さぞかし見栄えのする一騎駆けができたんじゃないかなと。見てみたかったなぁ。

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